政治パーティーで裏金づくり 確信犯の自民党各派閥

　しんぶん赤旗のスクープ記事で、自民党岸田政権が大揺れ。

政治資金稼ぎのパーティーで一枚２万円のパーティー券を企業などに購入を依頼。その売り上げの一部を収支報告に記載せず、裏金作り。

自民党主要派閥がすべて疑惑の対象に。「うっかりミス」「記載漏れ」などというごまかしは通用しない。岸田政権のナンバー２である松野官房長官もその疑惑の一人。自らの説明もせず、「適切に処理している」と繰り返すのみ。

　日本共産党は参議院に「企業・団体献金禁止法案」を提出。

　政治資金パーティーも寄付とみなし、企業・団体によるパーティー券購入を禁止するというもの。政党、政治団体への寄付は個人に限るというのが原則。

団体が寄付行為をすれば、見返りに団体に有利な政策を依頼するのは当然。

　岸田政権の総辞職が必要に。自民党派閥の解体を。

市民文化祭で展示されていたひょうたんアート。ひょうたんを使った灯り。

見事な出来栄え。

真珠湾奇襲攻撃から８２年

　昨日、12月８日は旧日本軍がハワイ真珠湾のアメリカ太平洋艦隊に奇襲攻撃を

仕掛け、米英欄との全面戦争に突入した日。

日中戦争が泥沼化し、米英などの経済制裁で追い込まれていた日本。

活路を見出すために米英などとの戦争に踏み切る。

　この作戦を指揮した聯合艦隊司令長官、山本五十六は「最初の半年で戦果を挙げ早期の和平交渉で戦争の終結」を目指していたという。

海軍武官としてアメリカにも滞在していた山本は、日米の国力の違いを自覚しており、勝てる見込みのない米英との戦争の責任者を押し付けられていた。

　歴史は山本の予見したとおり、奇襲攻撃などで半年の戦果は確保したが、以後、ミッドウェイ海戦などでの大敗北で日本は破滅の道へ。

「二度と戦争しない」との思いを新たにする日。１２月８日。

真珠湾攻撃に先立ち、当時、フランス領だったベトナムへ日本軍は進駐。

フランスを追い払い、日本が占領。食料の強奪でベトナム人民数百万人が餓死した歴史も。