八潮の学校給食の提供方式「公設センター１ケ所」の見直しを求める議会決議

　６月定例市議会が６月１日に開会。
「学校給食を考える会」が「給食提供方式は公設センター１ケ所」とした
　市の学校給食ビジョン中間報告は保護者・関係者の声にこたえていないと
住民投票を求める請願を準備。
この動きに、自民クラブから「複数の公設センター設置を求める」議会決議を
提出したいとの提案あり。
　市長サイドに提供方式の変更を迫る議会決議。
それなりの目算があっての提案。
　給食を考える会は「それならば請願の提出は今議会は見送る」との判断をし、
市議会の決議の動きを注視することに。
　早速、１日の本会議終了後に、自民クラブから決議案が提案され、昨日、９日、
会派代表者会議が開かれ、各会派の修正意見、見解が表明。
　日本共産党議員団は「学校給食審議会答申6項に基づく提供体制を明記した学校給食ビジョンの策定を求める決議」とすることを提案。
　併せて決議の性格上、全会一致になるよう各会派の意見を集約、調整することを提案。
その方向で、修正、調整することを確認。
　給食を考える会の願いに沿った決議になるよう引き続き全力を挙げることに。

我が家のプランターに埋めた生ごみからかぼちゃの芽が出てたくさんの花が。
毎年、日陰になるグリーンカーテンとして蔓を伸ばしている。

LGBTQ理解増進法修正可決 当事者団体は「裏切られた」と批判

　性的少数者の権利を守り理解の推進を図る法律が、
修正されて衆議院内閣委員会で可決。
自民、公明党案に維新と国民が修正をかけたもの。
　日本共産党は、２年前に超党派で当事者の意見も取り入れた法案こそ
正当なもので、こうした骨抜きの修正案は賛成できないと反対討論。
　自民党は自らも合意した法案に対し、党内保守派の異論に応じた形。
少数者の権利保障ではなく多数者の目線からの法案になっているとの指摘。
　おりしも同性婚を求める裁判は４か所で「憲法違反」との判決。
政治の側が法律の整備を求められる流れになりつつある。
ジェンダー平等の社会へ、流れは止められない。

我が家の狭い庭に水引の花。赤と白の花が楚々と咲いている。

改悪入管難民法が成立 強制送還を強化

　日本に暮らす外国人の人権を無視し、命を危険にさらす
改悪入管法が９日の参議院本会議で成立。日本共産党は反対。
自民、公明、維新、国民民主などの賛成で可決成立。
　日本の入管難民の認定の根本に、人権尊重の意識が欠如。
本人からの申請を疑ってかかっているとのこと。
欧米先進国では、本人の申請をまずは尊重し、帰国させた場合の
命の危険、人権侵害を避けるために対応するとのこと。
　今回の改悪で、難民申請中でも強制送還ができることに。
外国籍でも日本で生まれ育った子どもたちも数多くいる現実。
親の強制送還で子どもたちはどうなるのか。
　問題は解決していない。
八潮市内では４０００人近い外国人が暮らしている。
「共生の未来　あきらめぬ」「つないだ手を絶対に離さない」
と理を尽くし正論を展開した日本共産党仁比聡平参議院議員。
闘いは続くことに。

狭い庭の片隅に百合の花。

八潮市内の豪雨災害（第２報） 床上浸水１１件 床下浸水３７件に

　６月２日～３日にかけて台風２号に伴う豪雨災害。
八潮市内の被害状況が更新された。
第２報ということで６月８日現在で床上浸水１１件、床下浸水３７件。
　床上浸水の内訳は八条地区４件、鶴ケ曽根地区５件、大曾根地区２件。
避難所１０か所を開設、２９９人が避難。
通行止め６か所。道路冠水、多数。
　県東部南地域では越谷市や松伏町はかなりひどい状況。
中川、綾瀬川の水位上昇に伴う避難指示が出されたが、
川の上流一帯に雨が降り続けば、
中流域にある八潮市境を流れる両川の水位の上昇は避けられない。
　これからも同様な事態があることは間違いない。
その時になって「どうしよう」ではなく、日頃の避難準備が必要。

東京都葛飾区との境を流れる大場川も満水になった。６月３日早朝。
画像の上の黒い筋は傘の柄？　被写体ではありません。