固定資産税

固定資産税について、実務経験を基に具体的にわかりやすく説明。

FAQ 鉄骨造と木造で施工された併用住宅の評価は?

2010-06-15 | 固定資産税

問 1階の倉庫部分が鉄骨造、2階の住宅部分が木造で施工されている家屋の評価はどの様になりますか?

答 一棟の家屋の主体構造部に木造部分と非木造部分がある場合は、別個に評点基準表を適用することになります。
 上記の様な家屋の場合は、1階部分(鉄骨造)は非木造家屋再建築費評点基準表の『工場・倉庫・市場用建物』を、2階部分(木造)は木造家屋再建築費評点基準表の『専用住宅用建物』を適用して評価することが適当と思われます。

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FAQ プレハブなどの簡易な建物への課税は?

2010-06-15 | 固定資産税

問 プレハブ方式の勉強部屋や物置などの建物は、家屋として課税されますか?
 また、課税される場合は、どの様な評価になりますか?

答 その建物が賦課期日(1月1日)現在において、次の家屋としての要件を満たしている場合で、永続性も認められる場合は家屋として認定され課税されます

  1. 土地定着性
  2. 外気遮断性
  3. 用途性
 また、その建物の評価については、木造家屋再建築費評点基準表の『専用住宅用建物』又は非木造家屋再建築費評点基準表の『軽量鉄骨造建物・住宅、アパート用建物』によることが適当と思われます。
 しかし、これらの評点基準表は、専用住宅用建物又は住宅・アパート用建物を基準に作成されているので、プレハブの物置等との相違を考慮し、適宜その実情に適合するよう補正して評価されることとなります。

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