固定資産税

固定資産税について、実務経験を基に具体的にわかりやすく説明。

住宅エコポイント

2010-12-26 | 固定資産税
■ 住宅エコポイント
 住宅エコポイントとは、2009年(平成21年)12月8日に閣議決定した『明日の安心と成長のための緊急経済対策』の中で、エコ住宅の建設、エコ住宅へのリフォームに対するインセンティブとして創設されました。
 いわゆる住宅版エコポイント制度です。
 このエコポイントは、様々な商品との交換や、追加工事の費用に充当することが出来ます。
 なお、住宅エコポイントの対象となる住宅とは、住宅品質確保法第2条の『人の居住の用に供する家屋又は家屋の部分』を言います。

● ポイント対象
 2010年(平成22年)1月28日以降に、原則として、工事が完了した住宅が対象となります。
エコ住宅の新築 2009年(平成21年)12月8日~2010年(平成22年)12月31日に建築着工した住宅
  • 省エネ法のトップランナー基準相当の住宅
  • 省エネ基準(平成11年基準)を満たす木造住宅
エコリフォーム 2010年(平成22年)1月1日~2010年(平成22年)12月31日に工事着工した住宅
  • 窓の断熱改修
  • 外壁、屋根・天井又は床の断熱改修

● ポイントの交換対象
  1. 省エネ・環境配慮商品等
  2. 商品券・プリペイドカード
  3. 地域産品
  4. 環境寄付
  5. エコ住宅の新築又はエコリフォームを行う工事施工者が追加的に実施する工事など
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セットバック(敷地後退)

2010-12-05 | 固定資産税
■ セットバック(敷地後退)
 セットバック(敷地後退)とは、土地に接する道路の幅員が4m未満の場合に、道路の中心線から2mの範囲内に建物を建築してはならないとの建築基準法第42条の2による規制を言います。
 この範囲内には、建物の他、門や塀なども建築することが出来ません。

 また、建ぺい率や容積率を算出する場合には、このセットバック(敷地後退)の部分は、敷地面積から除外されます。
 これは、敷地に対して大きな建物が建てられないなど、所有者に対して不利になります。

 なお、このセットバック(敷地後退)の部分は、一定の要件を満たす場合は非課税となります。
 基本的には、
  • セットバック(敷地後退)の部分に、構築物や植栽などが無いこと。
  • 公共用道路として、利用制限が無いこと。
  • 分筆されていること。
 などの要件を満たしていることが必要です(市町村によって取り扱いに差異があります)。
 詳細は、その土地が所在する市町村にお問合せ下さい。
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