固定資産税

固定資産税について、実務経験を基に具体的にわかりやすく説明。

住宅の省エネ化・支援強化

2023-11-10 | 固定資産税

住宅省エネ化支援強化

経済産業省国土交通省及び環境省は、住宅の省エネ化を支援する補助制度を創設し、3省に跨ぐ各事業をワンストップで利用可能にしました。

●趣旨
 『家庭に対しては、子育て世帯や若者夫婦世帯の省エネ住宅の取得の支援を行うとともに、省エネ改修、断熱窓への改修、高効率の給湯器の導入支援をワンストップの窓口を設置して進める。

この補助制度の対象者及び概要は、次のとおりです。

  1. 18歳未満の子供が居る世帯。
  2. 夫婦のいずれかが39歳以下の世帯。
  1. ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH(Zero Energy House)):80万円
  2. 長期優良住宅:100万円
 ※ いずれも11月2日(木)以降に着工した延べ床面積50㎡~240㎡の一戸建て住宅の場合。

経済産業省580億円
  • 高効率給湯器:定額支援。
  • 蓄熱暖房機や電気温水器を更新時に高効率給湯器を導入した場合の撤去費を加算補助。
  • 上記補助金は、消費者等に全額が還元されることを条件に事業者に交付。
185億円
    既存賃貸集合住宅向けエコジョーズ等取替
  • 追い焚き機能なしエコジョーズ/エコフィールへの取替:5万円/台
  • 追い焚き機能ありエコジョーズ/エコフィールへの取替:7万円/台
  • 上記補助金は、賃貸オーナー等に全額が還元されることを条件に事業者に交付。
国土交通省2,100億円住宅の開口部・壁等の断熱改修やエコ住宅設備の設置等を行う場合に定額支援。
  1. 子育て世帯又は若者夫婦世帯の場合
    • 既存住宅の購入を伴う場合:最大60万円/戸
    • 長期優良リフォームの場合:最大45万円/戸
    • 上記以外のリフォームを行う場合:最大30万円/戸
  2. その他の世帯の場合
    • 長期優良リフォームの場合:最大30万円/戸
    • 上記以外のリフォームを行う場合:最大20万円/戸
環境省1,350億円高断熱窓への改修工事
  • 補助率:1/2相当等
  • 最大:200万円/戸


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする