固定資産税

固定資産税について、実務経験を基に具体的にわかりやすく説明。

用語(井溝)

2010-06-02 | 固定資産税
用語
■ 井溝(せいこう)
 井溝とは、地目の一つで、雨水や湧き水などを排水する通水路を言います。
 なお、この地目とは、不動産登記規則第99条で規定されており、土地の主な用途により次の様なものがあります。
  • 宅地
  • 学校用地
  • 鉄道用地
  • 塩田
  • 鉱泉地
  • 池沼
  • 山林
  • 牧場
  • 原野
  • 墓地
  • 境内地
  • 運河用地
  • 水道用地
  • 用悪水路
  • ため池
  • 井溝
  • 保安林
  • 公衆用道路
  • 公園
  • 雑種地

■ 現況地目
 現況地目とは、実際に利用されている用途によって設定された地目を言います。
 地目は、不動産登記規則第99条により規定されており、1筆ごとに地積と合わせて登記簿に記載されます。
 この登記簿に記載されている地目を、登記地目或いは台帳地目と言います。
 なお、地方税法における地目の認定は、現況及び利用状況によって行われますので、登記地目と異なることがあります。
 これは、登記簿の地目変更は、所有者自身が変更申請が必要で、申請がない場合は現況が変わっていても登記簿の地目変更はなされないからです。
 したがって、現地調査による地目の照合等が行われる場合があります。
 しかし、農地(田及び畑)については、市街化区域内農地の場合は農地転用届出が、また市街化調整区域内農地の場合は農地転用許可申請が必要となります。