昔、あまりに日照り続きの天気だと、 踊ったり、たき火などをして 雨乞いの 祈りをした。
その「天気」の「気」という文字の「 气 (き) 」の部分と「雨乞い」の「 乞 (きつ) 」という文字は、どことなく似ている。実はこの「气」と「乞」は元々、同じ文字だったとか。
この「気」の 旧字 「氣」は「气」と「米」を合わせた形。「气」は雲の流れる形で、雲気( 雲状 のもの)を表している。
「气 . . . 本文を読む
薬師寺のお坊さんによる法話の一部。
自分に話をしてくれる人やその話の内容は自分自身には変えられません。その人や話が「面倒」と感じるか「面白い」と感じるかは、聞き手の心次第であるということです。心が下を向くと身体も下を向き「面倒」と感じ、心が上を向くと身体も上を向き「面白く」なります。
この話を聞いて、自分自身の受け止め方次第で今まで「面倒」と感じていたことも「面白く」なるという人生を楽しむコツが . . . 本文を読む
「リッパ」を立派と綴るが、どうして「立」と「派」が選ばれるにいたったのかを調べてみた。
【立派】 : [形動][文][ナリ]《一派を立てる意から。一説に「立破」の音から》
① 威厳があって美しいさま。堂々としているさま。また、非常にすぐれているさま。「・・な邸宅」「・・な業績」
② 十分に整っているさま。不足や欠点のないさま。「・・に生活を立てていく」「・・な大人」
[派生] りっぱさ[名]
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「衣食足りて礼節を知る」。生活が豊かになって初めて礼儀に心を向けることができる。つまり、人は金銭・・が残り・・少なくなると浅はか・・・なことをしがち。
前行末の文章に出てくる「金銭」「残り」「浅はか」の「銭」「残」「浅」の三つは右の形が同じ。これらは一つの関係性をもった字といえる。
「銭」「残」「浅」の旧字「錢」「殘」「淺」の右にある「戔(さん)」は、「戈(ほこ)」を重ねた形で、薄く小さいも . . . 本文を読む
iinaカテゴリー「ことば遊び」の中から、次にまとめてみました。
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2021年12月から2023年11月末日までの誤変換シリーズ14回目には早すぎる途中まとめの19本。
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[ スーパー銭湯順列じゃー、【スーパー戦闘 純烈ジャー】を誤変換。 ]
[ 生きた従兄弟全部うまく埋まったね、【行きたいとこ全部うまく埋まったね】を誤変換。 ]
[ 1℃+1℃+1℃=1 【サンドイッチ】 . . . 本文を読む
「誤変換」、「漢字の成り立ち」の他の 『ことば遊び』 を次にまとめました。
煩悩の数108
ふるさと
不審と不信の違い!
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間違い . . . 本文を読む
2014年10月以降2023年11月までの「漢字の成り立ち」を総まとめ。
「左右」
[王]
「鬼」
「師走」
「最」
「祭」
「神」
「犬」
「器」
「兄」
「止」
「誤」
「正」
「降」
「恋愛」
「行」
「衛」
「凶」
「徐」
「輸」
「医」
「屋」
「目」
「省」
「夢」
「臣」
「望」
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昔の国のあり方に律令国家がある。この「律」は犯罪と刑罰を決めた法律・刑法のこと、「令」は行政関係などの法律のことで、国家統一のための基本的な法を表す言葉。律令は中国では隋や唐のころに完成し、日本でも7世紀半ばから始まり、平安初期まで続いた。
その律令の「律」は筆の元の形である「聿(いつ)」をふくむ字。
古代中国では都の配置を定める際に、儀式を行う庭に「聿」(筆)を立て、方位や地層を占って決 . . . 本文を読む
「おおぜい」の漢字に、「多勢」を使いたい気にさせられる。「多くの人」という意味なのに「大勢」を使うのが正解だという。
「大勢」とは、人数が多く勢いがあることを表す言葉。
そのまゝ読むと「大きな勢い」という意味になるので「勢力」としてアドバンテージがあるというニュアンスがある。
英語では「many」や「great number of people」のような言い方なのだとか。
「多勢」とは
「多勢 . . . 本文を読む
五位どころか約2カ月ぶりの最下位に転落した。
ファンも多い新庄剛志監督日本ハム だが、アンチ派も「球界随一」とか。
【心情は惨いしんじょう むご 】と送ったつもりが誤変換
.
× . . . 本文を読む
新車が事故に遭って使い物になったことを「新車がオシャカになった」などという。
作り損ねて不良品になり製品がダメになったり、ものが使えなくなったりすることを「お釈迦になる」と使う。
どうしてありがたいお釈迦さまになるのに、駄目になることが重なったのか ❔
お釈迦になるの語源・由来
「お釈迦」は鋳物職人の隠語から出た言葉で、阿弥陀像を鋳るはずが、誤って釈迦像を鋳てしまったことからといわれる。
「 . . . 本文を読む
古代中国での裁判は神様の前で誓い、神の裁きを受ける神判というものだった。
その神判で敗れた者は殺されて、神への誓いの言葉を入れた器とともに捨てられて水に流された。
もちろん殺してしまう以外にもいろいろな刑があった。目を傷つける刑も、入れ墨を加える刑もあった。残酷
紀元前の中国の斉せいの国の王様があまりに足切りの刑が好きで、市場では普通の靴が安くなり、義足の値段が上がったという話すらあった。 . . . 本文を読む
「長」という字は「長髪」の人、「長老」の人のように使われる。今回は「長老」の「老」などを説明。
この「老」もまた「長髪」に関係した字。「老」の「匕(か)」以外の上の部分は長髪の人を横から見た形で、長髪の垂れている姿。
「匕」は「真」の旧字「眞」の上部にある形と同じで、人が転倒した姿で死者のこと。この場合は「死に近いこと」を表わす。つまり「老」とは、長髪の年老いた人の意味。
この「老」に似 . . . 本文を読む
ひさしぶりに漢字の成り立ちを再開。
まず、「方」という字は木につるされた死者の姿のこと。
それを異国との境である四方の辺境の地に置き、死者のもつ力で異民族の悪い霊が自分たちの世界に入ってこないようにまじないとした。
「予防接種」や「防音」などに使われる防ぐ意味の「防」は、「方」に「阝」を加えた字。
「阝」は神様が天と地を昇のぼり降りする階段(または梯子)。神が昇降する階段の前に、悪いものが入って . . . 本文を読む