三度のメシより…イタグレびっちゃん☆

イタリアングレーハウンド(イタグレ)わさび(♀)の大百科

びっちゃん改造計画 ~1:お散歩キライ…~

2011年06月07日 | びっちゃん改造計画♪(しつけ)
実はうちの近所に、イタグレオーナーの大先輩がいらっしゃいます。
今だから…ですが、ワタシは、ペットショップで初めてイタグレの姿を見たときには、『気持ち悪っ』と思っていました。
それが、近所を歩いていたたぶんこの方のイタグレさんのお散歩姿を見て、『なんてかっこいい歩き姿なんだろう』とそれまでのイメージが一変
それ以来、イタグレの虜になってしまい、現在に至っています。
そういう意味では、イタグレの魅力を教えてくださった恩人ともいえる方です。
びっちゃんと生活するようになって、そのうちその方ともお話する機会があるかしら…なんて、淡い期待を抱いておりました。
狭い範囲ですし、イタグレオーナーさんも多くないので、散歩の時間帯が合ったときには、何度かお話させていただく機会に恵まれ、たぶん顔も覚えてくださいました。
とてもとても経験豊富なオーナーさんですので、お話をうかがうだけでも、ホントに参考になりますし、ちょっとした相談をもちかけても、即座に回答してくださいます。
しかも、効果テキメンだったりするからもうオドロキ
もしかすると、同じようなことで悩んでらっしゃるオーナーさんもいらっしゃるかもしれないので、ちょっとカテゴライズして、ネタにしてみようかな、と思います。

(わ)え何?


第一回目は、『お散歩キライ…』の巻。


びっちゃんは、山など自然たっぷりな野山を歩くのが大好きですが、実は近所の散歩はニガテです
「お散歩行くよ」って言ったらテーブルの下に隠れてしまい、ちょっとした捕り物帳が始まるくらいです。

嫌々外に連れ出してもストレスになるだけなのかな…
外を歩く代わりに、家の中でいっぱい遊んであげたほうがびっちゃんにとってはうれしいのかな…


うちは「骨折した」という経験もあってか、どうしても過保護になりがちです。
びっちゃんが「コワい、行きたくないっ」ってしぐさをし始めると、無理をせず、「じゃ今日はここまでね…」って引き返すようになっていました。
そんなんなので、無事外に連れ出しても、満足に歩くことができず、日に日に距離が短くなる…という悪循環に陥っていました。


そんな折、ご相談させていただいて得られた回答は…


「『慣れ』ですよ。ママ(ワタシのこと)の顔色を見て、試してるんです。強引に引っ張ってでも連れて行けばいいんです。」
「イタグレ(特に女の子)は賢いから、相手の心を読むんです。ママを試してるんで、それに乗っかってはいけません。こうやったら言うことを聞いてもらえる、っていう術を持ってるんです。」



ちょっと無謀なように思えたアドバイスでしたが、さっそく次の日に実践…。
いつものように、いつもの場所で引き返そうとするびっちゃん。
いつもなら、「じゃ帰ろうか」というところですが、無視して、「行くで~」とリードを引っ張り、無理矢理歩かせました


すると…


ちょっと不思議そうな顔をしつつ、嫌がりながらも、案外歩いてくれるではありませんか
ちょっとびっくり…。


それ以降、近所散歩をきちんとこなせるようになりました
しっぽの加減から、緊張感は否めませんが、ワタシが思っている距離を歩けるようになったことは、大きな進歩でした。

イタグレはしつけしにくい、と言われるゆえんは、こういうところにあるのかもしれませんね


オーナーのみなさん、自信をもって、愛犬をリードしていきましょうね