三度のメシより…イタグレびっちゃん☆

イタリアングレーハウンド(イタグレ)わさび(♀)の大百科

おハゲ回復!

2010年06月14日 | わさびのおハゲ
培養検査時のおハゲ


先日検査した真菌培養の結果を聞きに、病院をたずねました

先生が持ってきてくださった検体は…

『カビ菌は、生えてないですね

のお言葉どおり、きれいなものでした

培養検査の結果、真菌陰性でしたので、リハビリ(プール)も開始できることに
早速、週末からリハビリを再開する予定です


おハゲの具合は…というと、大分回復傾向で、生えそろいつつあります。
検査結果は陰性でしたが、梅雨に入り、状況の悪化…もないとはいえません。
元気なカビはいなくなりましたが、まだ潜んでいるかもしれないカビ菌を復活させることのないよう、引き続き様子を見ていきたいと思います



コチラ、梅雨に入る目前の暑~い日の午後の一枚
『歩くのイヤ』というわさびを抱っこするびっpapa



なんとなしに、びっちゃんが満足げな表情に見えるのはワタシだけでしょうか…(笑)

甘えっ子びっちゃん健在デス

おハゲと食事療法

2010年05月05日 | わさびのおハゲ
 (わ)道のりはまだ険しいのね


わさびのおハゲは、やはり飛び火傾向にあるようです
5月5日のおハゲ


先日、先生に診ていただきましたが、状態は悪くはないものの、様子見の段階で悪化してしまったようです。
水虫なども同様ですが、カビは同心円状に広がりをみせます。
今のわさびの皮膚は、実際におハゲができている部分に気をとられていましたが、今、毛のある、おハゲまわりの部分も含めて、ケアしてやらねばならなかったようです。


感染症の治療は、抗生剤、抗真菌剤の投与でほとんど改善されるものの、再発する場合が多いんだそうです。
わさびも、改善傾向にありましたが、免疫力に頼って、ある意味、ケアを怠ったことで、再発してしまいました。
薬剤に頼らず、根本的に解決するためには、食事内容を改善することも大切なようです。
今は塗り薬が効いていますが、今後の状態によっては、内服薬…ということも視野にいれねばなりません。

できれば、塗り薬だけで改善してほしいので、手持ちの「手作り食の本」で、皮膚感染症のための食事療法について調べてみました。



ポイント
*核酸やリノール酸を多く含む食品を選ぶこと
→腸管からの栄養素の吸収を高める核酸を体内に取り入れる
(核酸の多く含まれている食品)納豆・チーズ・ヨーグルト・かつお節など
(リノール酸(必須脂肪酸)の多く含まれる食品)ラム肉・豆腐など

*肝臓や腎臓によい食品を取り入れること
→皮膚は体の毒素を排泄する重要な器官といわれており、排毒を促すために肝臓や腎臓に働く食品を与えるとよい。

*水分の多い食事を心がけること
→尿からの排泄を増やし、老廃物を溜め込ませない。

*免疫力を高めるビタミン・ミネラル類を積極的に取り入れる
→感染症にかかると非常に消耗しやすくなる。
(ビタミンA・C・B2・Eが特に重要)
ビタミンA(粘膜の強化):レバー・卵黄・ほうれん草・かぼちゃなど
ビタミンC(免疫力の強化):大根・ブロッコリー・さつまいもなど
ビタミンB2(皮膚・粘膜の健康をサポート):乳製品・緑黄色野菜・豆類・干ししいたけなど
ビタミンE(活性酸素を抑える):大豆・かつおなど
脂肪酸(免疫力を良好に保ち、炎症を抑える):青魚類・ごま・亜麻仁油など


参考図書
おいしい犬ごはん+おやつ 牛尾理恵著
愛犬のための症状・目的別食事百科 須崎恭彦著
愛犬のための症状・目的別栄養事典 須崎恭彦著




今日は、ラム肉たっぷりの具だくさんトマトリゾット風ごはん
 

まだ少し時間はかかるけど、体質改善で発毛していければなぁ、と思っています



生えてきてますが…

2010年04月28日 | わさびのおハゲ
3月半ばのおハゲ  3月末のおハゲ


4月16日のおハゲ 4月27日のおハゲ


薬と洗浄の頻度を控え目にして様子見をしておりましたが、また少し、皮膚の赤みとおハゲ加減が気になるようになってきました
免疫力にまかせるには、まだまだカビ菌のほうがウワテだったようです。


侮るなかれ…M.Canis…(←原因菌)


今週から再び、ほぼ毎日の洗浄と塗り薬の生活を再開しました。
おハゲの範囲が若干、広がっているような気がしなくもないので、注意して様子を見ています。
フケ状のものがボロボロと出てきていますので、完治にはやっぱり、まだしばらくかかりそうです。
このまま終息に向かってほしいところなのですが…。



でも、びっちゃんはとーっても元気です
 (わ)おハゲになんか負けないよ


ほぼ生えそろいました!

2010年04月18日 | わさびのおハゲ
3月半ばのおハゲ  3月末のおハゲ


4月16日のおハゲ



2月ごろからお尻の一部分にできていたおハゲ。
3月半ばに、カビが原因菌の『皮膚糸状菌症』であることが判明したのち、塗り薬と洗浄を続けること約1ヶ月。
わさびのおハゲ部分は、ほぼ毛が生えそろいました


先生にも診ていただきましたが、「おぉキレイに生えてきましたね」と、回復傾向を喜んでくださいました。

…が、お薬と洗浄は、もうしばらく続きます。


『水虫』と同様、表面上きれいになっても、菌糸が皮膚の奥に潜んでいた場合、またそこから発症、または飛び火する可能性があるんだそうです。
わさびの場合、まだ完全に生えそろってはいないですし、皮膚の荒れも少し残っていて(他の部分に比べてフケが目立ちます)、完治とはいえません。
薬と洗浄の頻度を落とし、わさび自身の『免疫力』で、この菌をやっつけてもらう段階に入ります。


びっちゃんには、もうしばらくがんばってもらいます
来月のオフ会には、フッサフサびっちゃんで登場しますよ~ 







発毛傾向アリ♪

2010年03月29日 | わさびのおハゲ
2週間前のおハゲ 現在のおハゲ

ヒジョーにわかりにくい写真で恐縮です
発毛傾向が実感できるようになりました


2週間前…
おハゲ部分は白くツルンツルンだったのに対し…

今…
うっすら全体がグレーがかってきています。
よーく見ると、細かい毛が生えてきているようです。

先日、先生にも診ていただきましたが、「生えてきてますね」と回復傾向を裏付けるお言葉を頂戴しました

患部の洗浄と塗り薬は継続で、引き続き様子をみていきます。


皮膚糸状菌症は、人獣共通感染症のひとつですが、今のところ、わさび自身の他の部分への感染、また飼い主への感染は、幸いにしてありません。
このまま終息してくれることを期待しつつ、ワタシは塗り薬の有効成分であるケトコナゾールの吸収にいいとされる『トマトジュース』を使って、せっせとびっちゃんのごはんをこしらえたいと思います

(わ)アタシがんばってるよぉ~


おハゲと食事

2010年03月17日 | わさびのおハゲ
びっちゃんの脱毛の原因は、Microsporum canisというカビが引き起こした『皮膚糸状菌症』です。
(糸状菌とはカビのことです)
 M.canisのコロニー


これは、人獣共通感染症といわれるもので、犬だけでなく、場合によっては飼い主も感染するかもしれない病気でもあります。

人獣共通感染症といわれるものには、ウイルス性のものから細菌、寄生虫によるもの、また、今回のような真菌(カビや酵母)が原因となるものなど、意外とたくさんあるようです。



先生から、皮膚糸状菌症についての資料をいただいたのですが、そのなかにこんな一文がありました。


『酸性の食物(トマトジュースを加える)によって、ケトコナゾールの吸収がよくなる』


ケトコナゾールとは、治療に用いられる薬剤の有効成分のひとつなのですが、わさびの外用薬の主成分も、この『ケトコナゾール』です。
この一文は内服薬の場合で、外用薬だとさほど影響はないんだとは思いましたが、でも、やらないよりは試してみたほうがよかろう、ということで、その日以来、びっちゃんはトマトジュース(食塩無添加)を少量摂ってもらうことにしています

最初こそ、初めての味に戸惑いながらペロペロしていましたが、今ではゴキゲンにペロリ。

この日は、ゴハンに混ぜてトマトリゾット風にアレンジしてみました。



効果のほどは…まだなんとも…ですが、毎日の患部洗浄効果もあってか、状態はよくなってきているような気がします。
(びっpapaには『気のせいや』と言われるほどのビミョーな程度です(笑))



先生には、治療に1ヶ月は要するだろう、と言われてますので、ぼちぼちと…、でもある意味、楽しみながら手作り食で療養していこうと思っています

(わ)一歩ずつね



お熱い2人♪

2010年03月12日 | わさびのおハゲ
角質をしっかり落とす、過酸化ベンゾイル配合のシャンプー『オキシデックスシャンプー』で患部を洗浄
カビ菌糸の栄養源となる角質をしっかり落とし、塗り薬を確実に浸透させることが目的です。
 原液を患部につけて、じっくり浸透させてから洗い流します



およそ5分ラブラブバスタイム~




たまにはそんな時間もいい…でしょ、びっちゃん

背中におハゲ…

2010年03月10日 | わさびのおハゲ
(わ)まだまだ寒いデス


ここ1ヶ月くらいの出来事になりますが、わさびの背中におハゲができています。
ポツッとした小さいものでしたが、念のため病院で診ていただき、ダニ等の虫由来の脱毛(毛包虫症)ではないことを確認しました。
それからは軟膏を塗って、様子見をしておりました。

快方に向かっている…と思っていたある日、ブラッシングしてやると、脱毛していた付近でフケ状の皮膚がボロボロ剥がれてきました。
…と同時に毛がごっそりと抜け落ちてしまいました

びっくりしてあわてて病院へ駆け込むも、やはり寄生虫などは確認されず…。
次はかびの検査をしていただいたので、先日結果を聞きに行ってまいりました。

結果はクロ…。


原因がよくわからないまま1ヶ月を過ごしましたが、カビが原因の脱毛だったようです(皮膚糸状菌症:コレについてはまた後日、ブログアップします)。


わさびの脱毛はそれ以降、広がることも飛び火することもなく、かといって、発毛してきている様子もありません。
心持ち小マシになったような気がしていましたが、それは、毎日見ている飼い主だからかもしれません。。。



原因がわかったわさびのおハゲ。
なんとなーく、ハート型っぽい形をしています。



そのおハゲにびっpapaはこんな名前をつけました。


「しあわせのおハゲ


おハゲはないに越したことはないですが、かわいらしい形のおハゲもまた、びっちゃんの一部です。
しっかり治療して、また発毛してもらおうと思います