日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

感受性豊かな建主さん達

2009-03-12 | 仕事・建物
子供の頃一番苦手な食べ物がおはぎだった。
家族がおはぎを食べている時はもち米の塩結びを作ってもらった。
今やおはぎは苦手食品ではなくなったが、進んで買う事は滅多にない
・・が、おやつに食べたおはぎの甘い事・・
つい、子供の頃を思い出してしまった。



一昨日NPO法人家づくりの会の理事会にお施主さんが参加された。
役員達が今後の会の方針を見極めるためにお願いしていた。

皆さん、出来た家が大のお気に入りの様子で
建築家の予測した以上の結果を感動的に話された。
「一晩中ハイサイドライト(高窓)から月の動きが見える」
「「光の入り方がステキ」
「少し散らかっても気にならない」・・などなど

建築家以上に感受性豊かなステキな建て主さん達に
巡り合えた仲間達に感動を覚えた。

「この人」と決めるまでに何らかのアドバイスが欲しい
「この人」と決めたら他の人に迷いは生じない
建てた後、これから建てる人達にアドバイスをしたい・・などなど
皆さん家づくりの会の素敵なファンになって下さり
その分、やきもきされる事があるらしい。

ギュウギュウ詰めの狭い事務局、酸欠になりそうなほどの空間に
温かい空気が漂い、有意義な理事会になった。

写真は6日の「アブラチャン」でなく
「ヒュウガミズキ(日向水木)」(たぶん)訂正いたします。
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超速・耐震診断グッズ

2009-03-11 | 仕事・建物
この前の日曜日は仕事だった。
マンションの大規模改修の設計監理のお手伝いをしていて
住人たちの修繕委員会の打合せに出席した。

「天井にひび割れ」心配そうな人のお部屋にお邪魔をした。
コンクリートスラブ(版)にそのままクロスを貼ってある。
確かに斜めにギザギザのクラックが走る
相方さんが打診棒でタタキ
クラックスケールでひび割れを測定

幸いな事に打診の音、ひび割れの深さが無く
平らに均すシゴキモルタルのクラックと判明し、事無きを得たが
どうやら、シゴキが完全に乾く間も無くクロスを貼り
表面にヒビ割れを起こしたようだ。
躯体に問題がない事で一安心した。



・・が、その打診棒とクラックスケールが欲しくなり
(今までは小さなトンカチで代用していた)
さっそくネットで探した。
月曜日に注文したところ、火曜日に送られてきた。
早さにはビックリ!

ネット注文が翌日に着く事は滅多に無い
「準備が出来ました」「発送しました」とメールが続き
その後にようやく受け取れる。
2日に注文した手袋はいまだに届かない・・

この耐震診断グッズは何時使う場面があるかは分からないが
何かと道具を手元に置く事が好きだ。
いつかは役に立つ事だろう・・
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黄色いオキザリス

2009-03-10 | 自然・風景
今日はNPO法人家づくりの会の理事会があった。
この所議題が山積して帰りが遅くなる。
今日はさらに、建築後3~4年の建て主さんにお出で頂き
いろんなお話を聞く事が出来た。

・ ・で、帰宅は10時過ぎ
昼間の暖かさとは裏腹、一気に冬へ逆戻り
震えながら帰ってきた。



写真はオキザリス(カタバミ)の黄色い品種
数年前から見かけるようになったが、公園にも咲いていた。
ベランダでは、紫オキザリスが蔓延って少々食傷気味
でもやはり見慣れた方がいいな・・

はしょったブログで失礼します。
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堂場瞬一「蝕罪」

2009-03-09 | 読書
打合せは2時間で終わる心積もりだった。
「では失礼します」外へ出るとすでに薄暗く
5時45分、1時間45分の延長!
他の用事は先送りし、そうそうに帰った。

今日の題材は先週読んだ本のこと
新聞に広告が載った日に本屋さんで探してもらった。
まだ書棚に並んでいず、奥の方から持ってきてくれた、
八重洲ブックセンターの店員さんありがとう!



堂場瞬一の新しいシリーズ
警視庁の窓際課(?)の「失踪課」に
酒浸りでよれよれの元敏腕刑事が赴任する
室長は上昇志向をみなぎらせた年上の女性
相方は前職で不運に陥った、元やる気満々の若い女性
他のスタッフは半端物ばかり
そんな失踪課に事件が起こる(起こす?)
結婚を目前に控えた男性の失踪届を婚約者と母親が出す。
行方不明者のリストを作成して終わりになるはずが
アル中の中年刑事が不思議を追及し
大きな事件の端緒をつかみ・・見事解決。

その間の上昇志向の上司と元やる気万々、今はどん底の若い女刑事
なかなか通じ合えず、すれ違いを重ねながら結果オーライ」になったし
アル中刑事も再生を果たせた。

次が楽しみではあるが解説に
あの刑事「鳴沢了」シリーズ10作目「久遠」で完結とあった。
やはり!

若くて不器用で、生まれながらの刑事が終わったのは寂しい。
それに変るのが元アル中、心に闇を抱えた刑事では
チト寂しいし、落差が大き過ぎるが
作者は視線を先に据えて
新たな書き下ろしを進めているらしい。
4月25日シリーズ第2段「相剋」(仮)刊行予定
帯に発表されていた。
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徒歩20分・バス7分・徒歩7分

2009-03-07 | 仕事・建物
春ウララの今日は徒歩20分・バス7分・徒歩7分の所へ行った。
お施主さんは「不便な所です」とおっしゃる
確かに、最寄り駅には自転車で行かなければならないし
バスでも不便な住宅地だ。

しかし、善福寺川緑地公園はすぐ近くだし、住宅地の横は畑が多い。
とても都内とは言えない牧歌的な地域
生け垣に囲まれた敷地には大きなケヤキが何本もそびえ
真っ白い蔵の横には近代的な住まい・・
これぞ正真正銘の「お屋敷」



公園では午前中からジョギングの人や
空に向かって深呼吸の人
青空で気持ちいい・・



大木のコブシの花が開き出して



春は駆け足の気配。

打ち合せが終わり「帰りは歩きですか?」聞かれたが
残念ながら次の用事があって
また徒歩7分・バス7分・歩き20分で帰った。
こんな陽気の日は公園をぶらつきたかった・・
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不確かな「アブラチャン」

2009-03-06 | 自然・風景
今日は一日中降り続いた。
明日と明後日の打合せ資料の作成に追われて
一日中パソコンとにらめっこをしていた。
そこでまた、桃園緑地の話題で失礼します。

行き慣れた和田堀公園とは違った花が咲いていた。
「サンシュウ」



黄色い可憐な花が点々と咲くが、まだ早いのか
蕾がほとんどだった。

少し先には見慣れぬ木花がぶら下がっている。
何事も名前が分かると調べるのはラクチンだが
姿形から名前を調べるのはムズカシイ
「木の花・春・黄色」で検索して近いのが



「アブラチャン」初めてきく名前だ。
今一つ確信が持てないが、芽の出る先のトンガリ具合が似ている。
どなたか教えて下さい。

先には、今を盛りの「馬酔木・アセビ」
地味な花だけれど、花の少ないこの季節、
公園の花形になっている。
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国交省の早とちり?

2009-03-05 | 仕事・建物
母は子供の私を「早のみ込みの早とちり」と評していた。
いまだこの性格は直らなくて失敗は多々ある。
個人の失敗ならココに責任を負えばいい。

ところが、福田前前総理がぶち上げた「200年住宅」が早くも禁句になっているらしい。
「ケンプランツ」
「分かりやすい」「100年住宅は民間のキャッチコピーとしてある」などだが
いくら禁句にした所で「200年住宅」はすでに一人歩きをしている
一般受けねらいで早とちりをした後始末はどうしてくれる。
責任の所在は辞任したからと免罪符になっていないか?
(200年と言いだしたのはだあれ?)



昨年10月24日のブログでかみついた事が現実味を帯びてきた。
いちよう「日々好日」
受けねらいは民間に任せて、確実な路線を進むはずの中央官庁が
一緒にはしゃいでどうするの?

消費者保護のための10月から実施される
保険料は1軒で6~7万円かかるが
「ケンプランツ・瑕疵担保保険」
“住宅瑕疵担保履行法によって義務付けられる瑕疵保険が対象とするのは
「構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分」。
原則として地盤は対象外だし、施工不良や不具合のすべてをカバーするわけではない。”

こちらも、当初の期待感とは距離がありそうだ。

ココ10年位中央官庁と地方自治体・民間消費者との隔たりが増すばかり・・
と感じるのは私だけではないはず。

写真は昨日の桃園緑道の「クリスマスローズ」
花の大好きな私はこの花を「間抜け」と思っている(愛好家の皆さん失礼)
クリスマスには咲かずに、暖かくなると茎が伸びて間抜けになる。
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桃園川緑道

2009-03-04 | 自然・風景
今日は出先で時間を持て余し、
高円寺で昼食後ブラブラと桃園川緑道を歩いた。
小川を暗渠にしたのだろうか
4~5mの狭い帯状の公園が続いている。



ところどころに川の生物の彫刻が点在する。
カッパが寝そべり



カワウソの親子が戯れ



魚を捕獲し(捕られたお魚がアッケラカン)



チラホラ咲き出した花の写真を撮りながら進むと
今度は抽象的な彫刻のてっぺんに鳥・・
よく見ると実物のヒヨドリ



近づき過ぎたのかパッと行ってしまった。

後ろは人気者の石川遼君の学校・杉並学院高校
中央線の高架のすぐ近くだ。
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何が起こるか分からない日

2009-03-03 | その他
この5日間は打合せ室が大活躍だ。
3軒の打合せにお客様がいらした。
日頃は散らかしっぱなしの部屋を奇麗に保つと
他の部屋に雑多なものが移動する。
今日は特に日曜日に古い資料をゴミにしたので
ゴミ袋がその辺に転がりひどい有り様。

その上朝8時前に出かける日が3日
朝に弱い私には結構つらい5日間だった。



早朝の仕事や打合せ室の面会も一段落の午後
お施主さんを送り出してホッとしたのもつかの間
テーブルには大事な眼鏡と資料が置きっぱなし
あわてて電話をし、環七に向かう坂道を駆け登りあと少しの所で、
「建物の前に戻りました」と電話、
また坂を駆け下り、息も絶え絶えに忘れ物をお返しした。

そんなコンナデ、一息ついてお菓子をほお張るとたん
お施主さんからお詫びの電話がはいり
また目を白黒・・
何が起こるか分からない日となった。

昨日の天気予報ではこれから「大雪」
暗くなった外は何事もなく湿った空気だけ・・
何が起こるか分からない夜になるか・ならないか??

写真はご近所のお庭の沈丁花
毎年何事も無きかのように辺りにふくいくたる香りを漂わせてくれる。
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春はすぐそこのはずが

2009-03-02 | 自然・風景
今日は久しぶりに晴れた。
冬は晴天が当たり前のはずが、今年は雨や雲の多い日が続いた。



春はすぐそこ・・のはずが

南に面したベランダは春そのもの
穏やかな日だまりで水仙が咲き出したが
スギ花粉が飛び交い、クシャミの連発
北側の廊下は北風びゅ~~びゅ~~
ドアを閉めるのに風と格闘するありさま

明日お天気は、また下り坂
明後日は雪だるまマーク
おいそれとは春が来そうもない。
貴重な青空だったみたい・・
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