日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

映画「チェンジリング 」

2009-03-28 | 趣味・遊び
方南町と新宿の中間地点に打合せに行った。
その後、新宿で映画「チェンジリング」を見る事にする。
アカデミー主演女優賞を受賞しながら上映館は少なくなっている。
新宿では歌舞伎町の東急ミラノ座1館だけ
しかも、午前の部と午後1時半からの2回だけ。
平日の白昼堂々(?)と映画を見るのは気が引けるが
土曜の午後なら誰も文句はないはず・・



人気が無いのか絵看板はなし
画面の大きさを心配したが普通サイズでホッ・・
通路の角の人の気配の少ない場所に腰を下ろしたが、
予告編が終わっていざ本編で、前の席に人が座る。
丁度字幕の辺りに頭
頭が右によると私は左へ、左によると右へ・・
しびれを切らして席替えを考え出した頃頭は出てゆきホッ

アクション女優だったはずのアンジェリーナ・ジョリーが押さえた演技で進行する。

行方不明になった息子を探すシングルマザー
警察力で事実をねじ曲げようとする所長
シングルマザーを助ける牧師達
市民に大きなムーブメントが起こり警察のチェンジがなる。
結局誘拐した犯人は捕まるものの息子の生死は不明で
犯人の処刑に立ち合う関係者達大勢(1920~30年代の映画)
予告編でサンザン怖い思いをしたので「この場面は見たくない」の
思いを置去りにして、無理やり首に縄をかける

「死刑は刑罰でなく殺人」

監督のクリントイーストウッドは
この事を一番言いたかったのではないだろうか?
そんな思いとは別に淡々と死刑場面は進み、終る。
最後のアンジェリーナ・ジョリーの「ホープ」の一言で終了。

起こっている事が事実でなく、訴えても訴えても聞いてもらえないもどかしさ
今では考えられない・と思いつつ
何処かで起こりうる事という気もする。
チェンジリング - goo 映画



2時間半の長い映画ながら、外はまだ明るい4時
午後の映画も良いものだ。
昨年閉まったコマ劇場は外は変わりなし
中では解体が進んでいるのだろうか?
そもそも華やかな劇場をこんな真っ黒にした事自体が間違い
変りようを始めてみた時に感じた
「アンダーグラウンドシアター」みたい
と思ったのを思い出した。

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