日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

川越吟遊

2005-04-30 | 趣味・遊び
 昨日は一日、川越で遊んでいました。
家づくりの会の仲間の俳句の会です。
友達からは「え!俳句をしているの?」と驚かれますが、1年にたった一日の俳人。
先達は俳句が趣味の車椅子の仲間。
余り外にでられなくなった彼の顔を見に行くのが第一目的。
動機が不純です。

まずは、川越から江戸まで船でお米や炭を運んだ船着き場跡の仙波岸史跡公園。
堀が残された自然の公園になっています。
師匠以外の仲間が8人、皆主目的は一緒、全くほうけて気合いが入りません。
公園の中をうろうろ木々を眺めたり、おしゃべりをしたり。
所々、師匠からこの季節の季語の説明やゴロ回し(?)を教えてもらいます。
「こんなにのんびりしていていいの?」
と言いつつ時にはノート片手に指を折ります。

ゆるんだ空気に早々と昼食。
師匠のお友達のうどん屋さん「もみじ庵」
しこしことしたうどんは絶品、それにもまして素晴しいのが、何気ない庭の木々。
空が透けそうな若葉が揺れて影が斑(まだら)「陽のふ」師匠に教わりました。

午後は川越の名刹「喜多院」周辺。
中院はツツジが真っ盛り、鐘楼周辺が華やかで、骨太の門とマッチして丁度見ごろ。
喜多院の春日の局は眺めたであろうメインのお庭は、大きな石が立ち並び「癒しの庭とは言えないね」に、友達が「権威の象徴」と斬り結びます。
本堂をつなぐ太鼓の廊下は紅葉の若葉が目を洗います。
30度を越えたお天気で、風が御馳走でした。

500羅漢さんを見て、師匠宅で投句、添削をされます。
無理やりまとめた句、一つだけ褒められました。
「はらはらと
    しがらみ落とす
         竹の秋」 竹の秋は春の季語(師匠に教わったのを早速使用)
お粗末でした・・
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