昨日のつづき
阿佐ケ谷駅から中杉通りをさかのぼる事10分、
早稲田通りを越え中野区との境の住宅街にあるルーテルむさしの教会
こじんまりとした外観にかすかに見える十字架
信者さんだろうか優しい声で案内や名刺を下さる。
教会の中はアットホームな雰囲気にグランドピアノと譜面台が並び
普段は敬けんな信者達のベンチは6割方の人々。
程なく始まったトリオ・DoT(ドット)は異色の組合せ
尺八・ピアノ(谷川賢作・写真中)・エレキベース(福田亮・写真左)
尺八(写真左)の土井啓輔さん、首を振り振り
竹の音だけでなく、呼吸音、時に声を交えての熱演
尺八の可能性を披露してくれる。
が、リンゴ追い分けなどコテコテの日本歌謡で、
ジャズより日本色が濃すぎる気がした。
(写真は演奏・挨拶終了後撮影)
まだ明るい中を阿佐ケ谷駅方向に戻り神名宮にまわる。
開演1時間前というのに行列は7~8m
薄暗くなり出した頃に前庭の能舞台前に進む。
地面にゴザが敷かれ、後方には椅子が並ぶが既に満席。
友人とゴザの二列目に位置取りして開演を待つ。
境内のケヤキが黒々となり後ろには三日月
程なく山田杉並区長と、石原衆議院議員(選挙区なんです)
区長は15年前のジャズストリートのきっかけから
チケットが売れず実行委員のカンパで続けた年
雨天の苦労などありながらも区の補助金はゼロ
あくまでも独立性・ボランティア精神の阿佐ケ谷ジャズストリートを誉めたたえる。
毎年前売り券の手配をしてくれる友人も「全くのボランティ」といい
「一度も聞いた事が無いので、会場の事は分からないの」
楽しむだけの私には感謝・感謝です。
さて山下洋輔の演奏
こけら落としの最初は「越天楽」
(実は「能」でホントのこけら落としは実施済みだそう)
こちらは前会場と違い、ジャズそのもの
次から次へと繰り出す身体を使ったジャズピアノ
途中から若い新進サックスプレイヤーの米田裕也
気負わず自然体で高度なテクニックを披露
あわせる山下洋輔はピアノ演奏というより打楽器奏者の激しさ
涼しいより寒い風が通るまっさらな能舞台
時折檜の香りが漂い、音に目に鼻にしびれる夕暮れ
座っていなければ踊り出しそうな演奏でした。
「今夜はこれで最後ね」と
向かった路地奥のラピュタ阿佐ケ谷の地下ザ厶ザ阿佐ケ谷
普段は芝居などに使っている会場の客席は階段座席
アップライトピアノとベース・ドラムスの鳥尾さん
ノリノリの中嶋弘恵のピアノ・細い指でかき鳴らす伊東理栄子
ビジネスウーマンの風貌の安永春美之ドラムスに
ベテランゲストのギター光井靖・テナーサックスの高橋康弘
ボーカルは愛くるしい顔にふくよかな身体のティファニー
高い歌声でソウルフルになりすぎない澄んだジャズボーカル
突然情感たっぷりな「五木の子守歌」が出て、続くはサマータイム
思わず「そうきたか!」胸の中でつぶやいてしまった。
ノリノリになった観客からアンコールの拍手
イヤな顔もせずに続けてくれるが、奥では背広さんが時計とにらめっこ。
帰りがけにサイン付きのCDを買ったが、お気に入りの一枚になりそうだ。
そんなこんなで、ジャズ漬けの金曜日だったが
「また来年も・・」友人と約束した。
土曜の今日も阿佐ケ谷中でジャズの音がしている筈。
今日は何回もティファニーのCDを聞く事になりそうだ。
土井啓輔
山下洋輔
ティファニー
阿佐ケ谷駅から中杉通りをさかのぼる事10分、
早稲田通りを越え中野区との境の住宅街にあるルーテルむさしの教会
こじんまりとした外観にかすかに見える十字架
信者さんだろうか優しい声で案内や名刺を下さる。
教会の中はアットホームな雰囲気にグランドピアノと譜面台が並び
普段は敬けんな信者達のベンチは6割方の人々。
程なく始まったトリオ・DoT(ドット)は異色の組合せ
尺八・ピアノ(谷川賢作・写真中)・エレキベース(福田亮・写真左)
尺八(写真左)の土井啓輔さん、首を振り振り
竹の音だけでなく、呼吸音、時に声を交えての熱演
尺八の可能性を披露してくれる。
が、リンゴ追い分けなどコテコテの日本歌謡で、
ジャズより日本色が濃すぎる気がした。
(写真は演奏・挨拶終了後撮影)
まだ明るい中を阿佐ケ谷駅方向に戻り神名宮にまわる。
開演1時間前というのに行列は7~8m
薄暗くなり出した頃に前庭の能舞台前に進む。
地面にゴザが敷かれ、後方には椅子が並ぶが既に満席。
友人とゴザの二列目に位置取りして開演を待つ。
境内のケヤキが黒々となり後ろには三日月
程なく山田杉並区長と、石原衆議院議員(選挙区なんです)
区長は15年前のジャズストリートのきっかけから
チケットが売れず実行委員のカンパで続けた年
雨天の苦労などありながらも区の補助金はゼロ
あくまでも独立性・ボランティア精神の阿佐ケ谷ジャズストリートを誉めたたえる。
毎年前売り券の手配をしてくれる友人も「全くのボランティ」といい
「一度も聞いた事が無いので、会場の事は分からないの」
楽しむだけの私には感謝・感謝です。
さて山下洋輔の演奏
こけら落としの最初は「越天楽」
(実は「能」でホントのこけら落としは実施済みだそう)
こちらは前会場と違い、ジャズそのもの
次から次へと繰り出す身体を使ったジャズピアノ
途中から若い新進サックスプレイヤーの米田裕也
気負わず自然体で高度なテクニックを披露
あわせる山下洋輔はピアノ演奏というより打楽器奏者の激しさ
涼しいより寒い風が通るまっさらな能舞台
時折檜の香りが漂い、音に目に鼻にしびれる夕暮れ
座っていなければ踊り出しそうな演奏でした。
「今夜はこれで最後ね」と
向かった路地奥のラピュタ阿佐ケ谷の地下ザ厶ザ阿佐ケ谷
普段は芝居などに使っている会場の客席は階段座席
アップライトピアノとベース・ドラムスの鳥尾さん
ノリノリの中嶋弘恵のピアノ・細い指でかき鳴らす伊東理栄子
ビジネスウーマンの風貌の安永春美之ドラムスに
ベテランゲストのギター光井靖・テナーサックスの高橋康弘
ボーカルは愛くるしい顔にふくよかな身体のティファニー
高い歌声でソウルフルになりすぎない澄んだジャズボーカル
突然情感たっぷりな「五木の子守歌」が出て、続くはサマータイム
思わず「そうきたか!」胸の中でつぶやいてしまった。
ノリノリになった観客からアンコールの拍手
イヤな顔もせずに続けてくれるが、奥では背広さんが時計とにらめっこ。
帰りがけにサイン付きのCDを買ったが、お気に入りの一枚になりそうだ。
そんなこんなで、ジャズ漬けの金曜日だったが
「また来年も・・」友人と約束した。
土曜の今日も阿佐ケ谷中でジャズの音がしている筈。
今日は何回もティファニーのCDを聞く事になりそうだ。
土井啓輔
山下洋輔
ティファニー
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