2007年8月8日午前 マイエンフェルト

早朝、小雨の降るサンモリッツを後にし、ハイジの里、マイエンフェルトに向かいます。
クールまでは氷河急行のルート。但し今回は、パノラマ列車でない普通列車です。空いているし窓も開くので普通列車の旅もなかなか快適です。


ランドバッサー橋も窓を開けて誰にも邪魔されず撮ることができます。でも天気が悪いとやっぱり盛り上がりがいまひとつ、、


クールで乗り換えて15分ほどでマイエンフェルトに到着します。駅員もいない小さな駅です。ここで困ったことが。コインローカーが小さすぎてYちゃんのスーツケースが入らない！しかも2人とも小銭がなく私の荷物も入れることができません。近くに売店はおろかお店もなし。これといったトラブルの少なかった旅で最後の最後に問題発生。目的のハイジの家まではだいぶ歩きそうなのでこの荷物は大変。とりあえずインフォメーションに行くことにします。駅から5分ぐらいのところにお土産屋を兼ねたインフォーメーションがあり、だめもとで荷物を預かってくれないかと頼んだところ快く預かってくれました。ほっ。

まずは、ハイジの泉を目指します。あたりは一面葡萄畑。


ちょうど葡萄がたわわに実ってます。


ところが、、どこまで行ってもハイジの泉がない！どこまで行っても葡萄畑が広がるのみ、あきらめて一旦スタート地点に戻ります。
途中、行きに気になっていたワイナリーのワインショップ。本当はハイジの家の帰りに寄りたいところだけど、旅行中は行きたい時に行かないとなんらかの原因によって？二度と行けなくなるパターンがよくあることを思い出し、思い切ってこのタイミングでワインをゲットすることにします。


お店はワインはもちろんいろいろな果実酒が可愛らしくディスプレイされています。


お奨めの白ワインください、、とお願いしたかっただけなのに通じない。ドイツ語圏ではWは発音しないんですね。。居合わせたアメリカ人旅行者に通訳してもらいました；；そしてお奨めされたのがこのシャルドネ。スイスに行く前にスイスワインはいまひとつだよって云われてたのですが、どうしてどうして。すっきり爽やかな美味しいシャルドネでした！


ハイジの泉にはたどり着けなかった代わりに素敵な街の泉に遭遇。


いい感じに崩れた石壁。本当は背景に美しい山が広がっているんでしょう、ちょっと残念な天気です。


そして今度はハイジの家が見つらない。。もちろん地図はみてるのだけど。さすがにここはあきらめるわけにもいかずに途方にくれたとき見かけたわんこ。実はこのワンコがいるお家から細い坂道を上がって行くのが正解でした。。教えてくれよぉ。。


ようこそハイジの家への看板です。日本語なのでわかりやすい！


高台にあるので町がきれいにみえます。


まずはゆきちゃん達のお出迎え。


こちらがハイジの家。


そしてハイジの家の入り口。なかなかハイテク？です。


ハイジとペーターと。意外と大人顔のハイジです。。


窓からは美しい田園風景が広がります。


帰りはあのワンコがちゃんと見送ってくれました。


マイエンフェルトはハイジだけでなく町並自体も素敵です。こんな屋根の雰囲気のある家。カーヴ？


こちらは教会でしょうか。落ち着いた佇まいが魅力的です。


エンガディンとも違う可愛らしい家々。


荷物を預けていたお店でお土産を購入したあとお礼を言って駅へ向かいます。
駅周辺にはランチをとるような店もなく、ベーカリーで買ったパンをホームで食べながらチューリッヒに向かう列車を待ちます。