シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2008年6月18日午後 アグリジェント

2009-05-11 22:19:28 | 旅行
ラグーサからアグリジェントへ。とにかく強い日差しの中、車は荒涼とした赤い大地を走る。暑さにかなりぐったり。。やがて海が見えてきて若干気分転換、17時近くになってやっとアグリジェントに到着。車の中からヘラ神殿が見える。やっぱり感動。
そして、この日の宿泊ホテル、ヴィラ・アテネに到着。ここでドライバーさんとさようなら。(良いお兄さんで良かった!)ヴィラ・アテネは「アグリジェント」を知ったときから泊まりたかったホテル。コンコルディア神殿がみえるホテルなのです。
早速チェックイン。覚悟はしていたけど、やっぱり最安値で予約しただけあって神殿とは逆側。しかもフロント近くの1F。ホテルの入り口からから室内丸見え、そんな混んでないみたいなのに、、しかも部屋は小さめ。埃くさい感じと星の数と考えると、、それでもテンション上げ直して、着替えて神殿の谷へ出発。
神殿までは歩いて20分ぐらい。だいぶ日差しも弱くなってきたのと楽しみなので足取りは軽い。

現地に到着していきなりショック、なんと今日は19時までだった。既に18時過ぎてる!!焦って入り口でチケットを買おうとしてダメ出しをされる。チケットは売店で売っているのです。気をつけましょう。
神殿の谷は道路を挟んだ遺跡は2箇所に分かれています。コンコルディア神殿をみたくてはやる気持ちをおさえて、まずは逆側。ディオスクロイを急いで見てまわります。


すごい早歩き。なのに迷子になって遠回りしてしまう。。
そして微妙なテラモーネのレプリカ。


急いでコンコルディア神殿へ。夕日を浴びて本当に美しい!閉園間近なため人も少なくて独りいじめ気分。


こちらが正面です。


アップショット。


正面からみて左側は海が広がります。


荒涼としてます。


右側は丘になっていて、びっくりするぐらいビルが林立する都会です。


見えにくいかな。丘みたいなところは都会?です。


十分堪能したあと、エルコレ神殿へ。巨大です。


結局、閉園時間すぎても追い出されることなく十分楽しむことできました。

ホテルの入り口からはこんな風に見えました。


夜はライトアップされたコンコルディア神殿が見えるガーデンレストランでワイン。




ただ、ここのサービスがめちゃくちゃ悪い。がっかりです。他のホテルのスタッフがよかったせいか正直ひどいものでした。一番奮発したホテルなのにこの旅で唯一お奨めできないホテルでした。
翌朝の朝食も時間になっても全然用意される気配なし。
1枚写真をとって、とっととホテルを後にしたのでした。












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2008年6月18日午前 ラグーサ

2009-05-10 15:35:32 | 旅行
B&Bのバルコニーからの朝一番の一枚。今日もエトナ山がくっきり。


ここがホテルの階段。本当にアパートメントみたいなとこでした。


朝食はこんな感じ。大きなテーブルを囲んでゲストみんなで食べます。パウンドケーキ美味しかった♪


きょうの大人オプション、シラクーサからラグーサを経由してアグリジェントまで専用車で移動します。
#シチリアクラブで手配しました。コースについてもいろいろ親切に相談にのってくれますよ。

チェックアウト終わって約束の時間になったのにお迎えがこない。B&Bがわかりにくいかなぁ。スタッフの方も心配してくれる。10分遅れてピカピカの専用車が到着!運転手は若いスマートなお兄さん。
荷物を積んで楽々な旅のスタート!
いろいろな街を通ってラグーサへ。ここで、、車の中が暑い、、勿論冷房あるのだけど容赦ない陽射しが、、

街はなかなか大きく、道もわかりにくそう。まずは、大聖堂に到着。ここも大きい。


運転手さんと待ち合わせ場所を確認してしばし散策。
インフォメーションで情報収集、熱血?係員に地図やポストカード、ポスターまでもらっちゃいました。。

運転手さんにピックアップしてもらってこの旅一番楽しみにしていたスペリオーレ地区からイブラ地区への階段へ。


サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会、内部は残念ながら撮影禁止なのですが、可愛らしくなかなかよい雰囲気のところです。
残念ながら修復工事中の箇所が多く、あの「シチリアに行きたい」という本の表紙のような素敵な写真は撮れなかったのですが想像以上に素敵なところでした。できれば、今度来るときには一泊して夕方や夜、いろいろな時間を過ごしたいものです。
イプラ地区


もう一枚(ほんとうはもっといっぱいとってます。。)写真より実際の場所は数倍素敵です。


また車に乗って今度はイプラ地区のサン・ジョルジョ大聖堂へ。本当に絵になるところです。


ここでランチタイムとしばらくフリータイム。
散策中出会った鳥さん。


サン・ジョルジョ大聖堂近くの可愛いものだらけのおみやげやさん。


おみやげにオリーブの石鹸。ラッピングもおしゃれです。


ランチはサン・ジョルジョ通りの素敵なオープンレストランで。


またまたコクあり白ワイン。明るい外で飲むとなんでこんなに美味しいんだろう、、


メニューにはなかったけど頼んだら大丈夫っていってでてきたからすみのパスタ。


食後はイプレオ庭園へ。南国な緑いっぱいの公園です。


中には屋根の可愛い教会も。


公園近くの荘厳な教会。残念ながら名前がわかりません。


道沿いにはこんな雰囲気のよいレストランも。本当にベストショットポイントだらけです。。


待ち合わせ時間になってしまって焦って戻る二人をなーんの問題もないよーって感じでにっこり迎えてくれる運転手さんの車に乗り込み、名残惜しいラグーサを後にしました。
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2008年6月17日午後 ノート、シラクーサ

2009-05-09 13:52:34 | 旅行
午後は待望の世界遺産「後期バロック都市」のひとつ、ノートへ。
すべての街へ行きたいぐらいだったのだけど、検討に検討を重ね?ノートと明日行くラグーサにどうにか絞込。

ノートへはシラクーサ駅前のバスターミナルから1時間に1本ぐらいあるINTERBUSを利用。サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会からシラクーサ駅までは20分ぐらいだったのかもしれないけど、気温はおそらく40度近く、、暑さのせいかしっかり迷子に。。親切な修理屋さんに道を教えてもらってどうにか到着。そしてバスに乗って走る道は、、あれ、さっき迷いながら歩いた道!!
・・・サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会からノートに行く場合は大通り沿いにバス停がありますのでそちらを利用してください。。

ノートへは1時間ぐらいなのだけどバスの中がかなり暑くて大変、、冷房はいっていたようなんだけどとにかく陽射しが強すぎて。ちょっと不便でも列車にすればよかった。しかもバス停から、有名なドォーモとかのある場所がわからない。(本当はものすごく近かったんだけど、公園に沿ってあるくだけです。。)

なんとかレアーレ門に到着。とにかく大きくて写真に入りきらない。かなりの風格です。


まずひとつめの大きな建物。ん?これドォーモ?なんかイメージと違うぞ。古めかしい、、と思ったらサンフランチェスコ教会でした。ここはここで趣ありです。


この近くのカフェで遅めのランチ。あまりの暑さに軽めのパンが精一杯。
にしても人がいない。ここは過疎の街なんだねとRちゃんと話す。

トリオ・エマヌエーレ通りをそのまま行くと広い階段が広がるオレンジに近い石でできた大きなドォーモ。青空に映えて本当に美しい。。(語彙が少なくて残念)
しばし向かいの市庁舎に座って眺める。みんな圧倒されてそんな感じ(暑いさのせいもあります、、はい)


ドォーモ別角度。



市庁舎はこちら。


こちらはバルコニー装飾で有名なニコラチ通り。可愛いのから不気味なものまでいろいろ。


有名どころ、お土産やをひととおり覘いたあと、有名なカフェ・シチリアへ。


雰囲気も素敵だけど、このグラニータがとにかく美味しい!私はアーモンド、Rちゃんはブラッドオレンジ。アーモンドは濃厚なんだけど後味すっきりで本当に美味しい。ブラッドオレンジも。ちょっと多い~と止めてしまった3種類のセットのほうにすればよかったと大後悔。。


16時ぐらいになってきたので、そろそろ出発。もう一度ドォーモをみて、名前がわからないけど白くてきれな教会を見学。


ここは市立劇場!?


この頃から人が多い、、昼間は暑いので外にでてなかっただけのようでした。

帰りはスムーズにバス停にたどり着いて(本当に近いし、迷う要素ありません、、)まだまだ暑いバスに揺られてシラクーサへ。シラクーサからオルティージャまでは無料バスにちゃんと乗りました。(学習効果)

一旦ホテルに帰ってシャワーを浴びてさて夕飯。
街は妙な賑わい。なんとユーロカップでイタリア対フランス戦があったのです。
ここで衝撃。「la Cambusa」がお休み。。(あとで知ったのですが、ユーロカップのためお休みにしたそうでした;;)スポーツバーはものすごい盛り上がり、家々の窓にはイタリア国旗が飾られ応援の大声が飛び交う。

どこにしようか、、ワイン好きの2人なのでエノテカを体験しよう!ということで雑誌に載ってた「SOLARIA」へ行くことに。ドォーモの裏あたりにあるはずなのに見つからない。わりとすぐあきらめてしまう私にRちゃんがあきらめずに探そう!って頑張ってくれて見つけました。


お店に入ると、、地元の人っぽい人とマスターがテレビ観戦に夢中。
ハーフタイムで相手にしてくれる。
まずはワインを買おうとワインをみてみる。
「××(有名なシチリアのワイン)あります?」
「ない、あれはだめ、美味しくない」(きっぱり)
「プラネタは?」
「ある。これはいい」
かなりマスターの趣味が反映されいてるお店のようです。
おすすめのグラスワインとおつまみを頼む。



白は「IL CORO di Fondo Antico Sicilia」シャルドネです。シチリアの白を何回か飲んだんだけど黄金色、重めコクあり、若干エキゾチック系で本当に美味しい。かなりはまってしまった。
赤は「TRIPDIUM」ネロ・ダヴォラ。これもなかなか。

試合はイタリアが無事勝利(負けていたら帰り道こわい、、)
マスターにおめでとう!っていったらすごいフレンドリーにいろいろお話してくれました。

#知り合いの日本人シェフの池尻大橋のソラリアも紹介してくれました。(というか絶対行くようにと念押しされた、、)帰国後、訪れたら美味しくて居心地のいいお店でした。また行きたい!

お土産に買ったプラネタのコメータを手に楽しい気分全快でホテルに戻りました。

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2008年6月17日午前 シラクーサ

2009-05-06 22:21:07 | 旅行
朝のドォーモ広場を抜け、市場へ。昨日とは違って風は弱く過ごしやすい。


市場はみたことのない大きな色とりどりな野菜や魚、チーズ、雑貨と本当に賑やか。お店の人は売ることよりおしゃべりに夢中っぽい。


今日はタクシーに乗って一気にネアポリ考古学公園へ。さすか観光メッカだけあって人も多い。
ここも花がいっぱい。


ブーゲンビリアはもちろん、夾竹桃に似た花。。


石切り場(たしか、、ちょっと自信なし)


ギリシャ劇場近くの趣のある小屋。


ギリシャ劇場。ギリシャ劇をやっているらしく舞台装置が設置されてました。
写真だとわかりにくいけど、ここも背景に海が広がり見事。。


遺跡に寝転ぶ美猫。マッチしすぎ。


ここまで順調に観光してきたのに、どうしても「ディオニュシオスの耳」がみつからない。この頃にはたぶん気温は35度以上、あきらめかけかけたところどうにかたどり着く。思ったより大きく神秘的で更に中が涼しい!!たどりつけて良かった!


公園の外はおみやげやが並びます。
いろいろ不思議なものも売っていて、、この猫は20ユーロでした(笑)


絞りたてのブラッドオレンジジュースが美味しかった!

次にどうしても行きたかったのがサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会。地図で見るには近かったのだけど。。やっぱり気温のせいかまったく着かない。
でも、この姿をみたらそんなのが吹っ飛ぶぐらい胸をゆさぶられました。どんな歴史をたどってきたんだろう、、


ここはカタコンベが有名でぎりぎり見ることも可能な時間だったのだけど、なんか踏ん切りがつかず見送るころに。思ったよりこわがりな自分を発見。



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2008年6月16日午後 シラクーサ

2009-05-06 20:13:25 | 旅行
部屋に荷物を置いて早速シラクーサの街へ。
B&Bから細い路地を通っていくと急に開けた場所、ドォーモ広場に。


青空を背景にした白いドォーモは本当に荘厳で美しい。


シラクーサに来たかったのはFIGAROの表紙のドォーモ広場。写真以上の優しい白色の広場は
本当に来てよかったとおもわせてくれる。駅からの辛い徒歩も吹き飛ぶ感じ!
かなり風が強かったのでカフェでお茶するのはお預け(パラソル飛ばされそう)


ドォーモの中は外観にもまけず荘厳で美しい。


ドォーモの天井


特にこの壮麗なゴシック模様のほどこされた出口に心を奪われてしまいました。


そしてアレトゥーザの泉へ。不思議な空間でした。


近くのお店で遅めのお昼、念願のアランチーノを。ライスコロッケみたいで美味しい。


アランチーノ内部。


その後、街をお散歩。タオルミーナに比べると、広いのでなかなかお店もみつからないし、狭くて暗めの路地裏のせいでなんかシラクーサっていまひとつっていうのが初めの印象。ところがモディカのチョコなど美味しいものを売っているお土産屋さんやいつのまにか出た大通りのお店を楽しんでいるうちのすぐに印象は向上!御土産もついついいっぱい買ってしまいました。
おみやげの1つ。いろんなフルーツやナッツがはいったお菓子。甘さも控えめで美味しい!


夕方もまた美しいドォーモ。


暑さをシャワーで落とし、ホテルの窓から楽しんだ夕暮れ。エトナ山もきれいに見えました。。


夜は、日本で予約したDon Camillo (このサイトで直接予約しました。英語で大丈夫!)行く途中、出発前、情報収集をしていたブログを書かれている日本人女性のレストラン、「la Cambusa」を発見。予想以上(ごめんなさい)素敵なお店、そして看板犬のアントくん。明日来ようと心に決め、とりあえず後に。


途中、迷子になりつつも親切なおじさんに教えてもらいながらお店に到着。
シラクーサで一番人気?のお店ということもあり、平日の夜というのにお店はかなりの賑わい。


お目当てはミーハーなのですがウニと小エビのスパゲッティー"spagetti delle sirene" (人魚のスパゲッティー)思ったより濃厚で大人な味。ワインは飲みたかったプラネタの「コメータ」、完璧なマリアージュでした。(自画自賛)


メインのマグロのピーマンソース?もおしゃれで美味しかった!(シェアしてしまったので写真ではちょっとかみしい感じですが)以前、イタリア旅行したときは、イタリアンはやっぱり日本に限ると思ったのですが、やっぱり本場!と感じさせてくれるお店でした。


そして気持ちよくお散歩。


夜のドォーモ。神秘的な美しさ。


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