シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2012年6月6日午後 ポンテシエーベ ~アグリツーリズモ~

2012-09-08 15:33:56 | 旅行
満腹の午後はプールサイドでまったりと。美しいトスカーナの丘陵と青空にぽっこり浮かぶ雲はほっこりさせてくれます。非日常な極楽。


読書はオリーブ畑の中で。


ついつい本より空を見てウトウト。。


一旦部屋に戻り、18時からのアグリのワイナリーを案内してもらうツアーに参加するため再度出発。部屋へ続く階段の前でゾーイとニャンコがお出迎えしてくれます。相変わらず微妙な距離感。


母屋カサベラで案内してくれるナオミさんと待ち合わせ。日本語が話せる「ナオミさん」とお聞きしていたので、日本人の方とばっかりおもっていたら、外見上はどこからみてもイタリア人。イタリアと日本のハーフの方でした。とくにかくざっくばらんな話し方でとてもフレンドリー。すっかりファンになってしまいました。


はじめに葡萄畑で葡萄の説明をしてくれます。すごいスムーズな説明ですが、初めの頃は「日本語めちゃくちゃで発酵を腐らせるっていってた~ゲラゲラ」とすごい明るいくて楽しい方でした。


いろいろしていただいた話の中で、ビオワインの認定を受ける難しさはかなり興味深かったです。ビオというと単に農薬を使わないとか酸化防止剤とか使わないということと考えていたのですが(といってもそれも大変なことですが)、自然の要素でも酸化防止させてしまう成分もあり、そこの対策も大切だとか。ですので、ここのワイナリーでいろいろ工夫してどうにかビオワインに成功、でもがその話が広がると近所のワイナリーからそんなわけがない抗議?やチクリ(口文まま)がビオ認定をする協会に寄せられるそうです。イタリア人というと陽気でおおらかなイメージだったのですが、めちゃくちゃ嫉妬深い面もあるそうです。
さていよいよワイナリー見学。


ステンレスタンクと樽を使い分けていました。


めずらしい四角の樽とナオミさん(ボケちゃっていますが^^;)
お子さんもいるとは信じらられないスリム&若々しさ。お子さんたちは日本食が大好きだそうで「でも高いから大変よぉ!味の違いにもうるさいしいぃ(笑)」


歴史のありそうな古いカーヴ。


樽にはここのシンボルのレバノン杉。


ワイナリーの片隅にはバルサミコの樽も。バルサミコも葡萄からですものね。


外にはステンレスタンクが並んでいました。


続いて風車へ。風車までのは道のりでナオミさんの楽しいトーク。このアグリ周辺の山ではトリュフもとれるそうでトリュフ犬の話に。ちなみに「ゾーイは?」「あの犬はほんと全くなーんの役にたたないよぉー。」とバッサリ。


風車の内部。イタリアで稼働している数少ない風車だそうです。
「でもオランダ人に小さいぃーって笑われちゃったんだよねーー」


風車の上の歯車。なぜかここで使わないときの風車の回転を止める仕組みが外れれていることが発覚。急いで同僚に電話するナオミさん。
「えー私やるのやだよぉー。私の責任になっちゃうもん」なんかすごーく親近感。


謎の風車事件とみんなでケラケラ笑いながら風車を後にします。


さて、今夜のディナーはピザナイト!このピザ窯で焼くそうです♪


準備ができるまでロゼ。もちろん見学した葡萄畑やワイナリーでできたもの。そう考えると美味しさが倍になります。


野菜たっぷりの前菜ビュッフェ。


出来たてのピザをワイナリーの白や赤ワインと堪能します。いろんな種類を次々と焼いてくれるのですが、さすがにそんなには食べれない、、また満腹になってしまう夜でした。。



コメント
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