高市少子化相、下村副長官の子育て関連発言に反発 2006年11月07日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/life/update/1107/009.html
「女性が仕事を続けられないことを理由に子供を産めない、という話になったらとても残念だ」
高市少子化担当相は7日の記者会見で、下村博文官房副長官の母親による子育てに触れた発言に反論した。
下村副長官は5日、静岡県熱海市内の自民党主催の会合で、0歳児を保育所に預けて働く母親について「無理に働かなくても、家庭で教育をやって、きちっと子どもを育てていく方向に移っていくのが本来は望ましい」と語った。その上で、保育所の待機児童解消を目指す政策の見直しに言及し、「人間社会の原点の家庭を再構築していく政策」の必要性を訴えた。
高市氏は「新聞報道でしか拝見していない」と前置きした上で「女性も生活のために働いている人もいる、歯を食いしばってキャリアを確立したい人もいる。いろいろな暮らし方がある中で一律に決められる問題ではない」とくぎを刺した。
一方、下村氏は7日、記者団に「一定期間、育児をした後で職場に復帰できるシステムを作るべきだという趣旨の発言だ」と説明した。
私も高市さんの発言に大賛成です。そもそも女性が子供を産んでからも仕事を続けるかどうかは当の女性本人に選択権があるはず。国の待機児童対策が不十分なのを棚上げして、女性は家庭に入るべきと決めつけるのは、妻の側に育児を押し付けることに過ぎませんし、本気で少子化対策を議論するのならば、あらゆる障害を取り除く努力が国の側にも働く側にも不可欠です!!!
下村氏は「一定期間、育児をした後で職場に復帰できるシステムを作るべきだという趣旨の発言だ」と言い訳しているようですが、副長官ともあろう人が私情を政治にはさむのは、副長官としての自覚があまりにも足りませんし、今後は発言には十分注意して欲しいものです。
http://www.asahi.com/life/update/1107/009.html
「女性が仕事を続けられないことを理由に子供を産めない、という話になったらとても残念だ」
高市少子化担当相は7日の記者会見で、下村博文官房副長官の母親による子育てに触れた発言に反論した。
下村副長官は5日、静岡県熱海市内の自民党主催の会合で、0歳児を保育所に預けて働く母親について「無理に働かなくても、家庭で教育をやって、きちっと子どもを育てていく方向に移っていくのが本来は望ましい」と語った。その上で、保育所の待機児童解消を目指す政策の見直しに言及し、「人間社会の原点の家庭を再構築していく政策」の必要性を訴えた。
高市氏は「新聞報道でしか拝見していない」と前置きした上で「女性も生活のために働いている人もいる、歯を食いしばってキャリアを確立したい人もいる。いろいろな暮らし方がある中で一律に決められる問題ではない」とくぎを刺した。
一方、下村氏は7日、記者団に「一定期間、育児をした後で職場に復帰できるシステムを作るべきだという趣旨の発言だ」と説明した。
私も高市さんの発言に大賛成です。そもそも女性が子供を産んでからも仕事を続けるかどうかは当の女性本人に選択権があるはず。国の待機児童対策が不十分なのを棚上げして、女性は家庭に入るべきと決めつけるのは、妻の側に育児を押し付けることに過ぎませんし、本気で少子化対策を議論するのならば、あらゆる障害を取り除く努力が国の側にも働く側にも不可欠です!!!
下村氏は「一定期間、育児をした後で職場に復帰できるシステムを作るべきだという趣旨の発言だ」と言い訳しているようですが、副長官ともあろう人が私情を政治にはさむのは、副長官としての自覚があまりにも足りませんし、今後は発言には十分注意して欲しいものです。