倉敷市の「長期休暇」職員、人事課が特別枠で異動依頼 2006年11月2日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061102i307.htm
岡山県倉敷市の職員が5年間で26日間しか出勤していなかった問題で、この職員が約10年前から病気を理由に休職と出勤を繰り返していたにもかかわらず、市が2000年4月、定員外の“特別枠”扱いで異動させていたことがわかった。
市によると、この職員(10月1日付で人事課付)は1991年に病気を訴え始め、96年5月から休みが目立つようになった。しかし2000年4月、市人事課が異動先の課の上司に「人事課が責任を持つから籍だけ置いてくれ」と頼んで配属。代わりに臨時職員を特別雇用し、この課の定員(約20人)を確保していた。
職員は辞令交付日に出勤した後、心身症を理由に今年1月に26日間出勤するまで1日も出勤せずに、給与は満額受給していた。当時の人事課幹部は「本人の希望だった。負担に感じず出勤できるようにと、定員外で配置した」としている。
これは組織ぐるみの隠蔽と言われてもおかしくないでしょうし、なぜこのような特別扱いをしたのか、厳しく調査する必要があるのではないかと思います。
しかもこの職員 10年も前から休職を繰り返すような行為を繰り返していたようですね。民間の休職は大概が無給ですし、これだけ休職期間が長期間に渡れば、いくら断続的に休んでいても、事実上の肩たたきにあってしまうのに、どうして公務員の休職だけこんなに手当や処遇が厚いのでしょうか?
休職手当を失くせとは言いませんが、不正が起きないような適正な水準への見直しは必要かと思いますし、このような事例は全国の市町村を洗い出したら他にも出てくる可能性があるのではないかと危惧しています。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061102i307.htm
岡山県倉敷市の職員が5年間で26日間しか出勤していなかった問題で、この職員が約10年前から病気を理由に休職と出勤を繰り返していたにもかかわらず、市が2000年4月、定員外の“特別枠”扱いで異動させていたことがわかった。
市によると、この職員(10月1日付で人事課付)は1991年に病気を訴え始め、96年5月から休みが目立つようになった。しかし2000年4月、市人事課が異動先の課の上司に「人事課が責任を持つから籍だけ置いてくれ」と頼んで配属。代わりに臨時職員を特別雇用し、この課の定員(約20人)を確保していた。
職員は辞令交付日に出勤した後、心身症を理由に今年1月に26日間出勤するまで1日も出勤せずに、給与は満額受給していた。当時の人事課幹部は「本人の希望だった。負担に感じず出勤できるようにと、定員外で配置した」としている。
これは組織ぐるみの隠蔽と言われてもおかしくないでしょうし、なぜこのような特別扱いをしたのか、厳しく調査する必要があるのではないかと思います。
しかもこの職員 10年も前から休職を繰り返すような行為を繰り返していたようですね。民間の休職は大概が無給ですし、これだけ休職期間が長期間に渡れば、いくら断続的に休んでいても、事実上の肩たたきにあってしまうのに、どうして公務員の休職だけこんなに手当や処遇が厚いのでしょうか?
休職手当を失くせとは言いませんが、不正が起きないような適正な水準への見直しは必要かと思いますし、このような事例は全国の市町村を洗い出したら他にも出てくる可能性があるのではないかと危惧しています。