ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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平安装束まとい 優雅に歌遊び 城南宮で「曲水の宴」

2006-11-05 18:14:12 | Weblog
平安装束まとい 優雅に歌遊び 城南宮で「曲水の宴」2006年11月3日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006110300084&genre=J1&area=K1I
 平安時代の貴族による歌会を再現した「曲水の宴」が3日、京都市伏見区の城南宮で催された。秋晴れの下、平安装束をまとった男女が庭園の小川沿いで歌を詠む優雅な様子に、観光客約3000人が見入っていた。
 曲水の宴は、遣水(やりみず)と呼ばれる小川に酒杯を流しながら和歌を楽しむ遊び。今回の歌題は、旧暦にちなんだ「9月9日(ながつきのここのか)」。狩衣(かりぎぬ)や小袿(こうちき)姿の歌人7人がそれぞれ、見ごろを迎えた菊などを詠み、短冊に筆をはしらせた。
 詰め掛けた観光客は、目の前に流れてきた酒杯を飲み干す歌人や、今様に合わせて舞う白拍子を熱心に撮影していた。


 で、私も今回初めてこの『曲水の宴』なるものを見に行ってきました。この『曲水の宴』毎年4月29日と11月3日に開催され、年に2回見に行くチャンスがあるのですが、今までは何かと用事が入り、今年こそと思っていたのですが、春は体調を崩して見にいけず…。今回ようやく見ることができました。
 ところで、私 この『曲水の宴』というのは、てっきり歌人が歌を書き上げた時点で杯を取り、その場で歌人自らが読み上げるのかと思っていたのですが、実は7人全員が書き上げたところで、童(わらし)が受け取りに行き、別にいる朗詠者が読み上げるものだったんですね…。某有名作家の本から勝手にイメージを想像していたのですが、いろいろな意味で新鮮でした。

「天の使い」、夫婦で寄付300回 毎月千円を24年

2006-11-05 18:09:05 | Weblog
「天の使い」、夫婦で寄付300回 毎月千円を24年 2006年11月04日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/1104/TKY200611030421.html
 封筒の差出人名は「天の使い」。83年から毎月1000円、栃木県鹿沼市社会福祉協議会に郵送される寄付が300回になった。「誰なんだろう」。24年間、差出人は分からないままだったが、この10月、同市内の女性が名乗り出た。病床の夫を励ますための妻の決断だった。
 83年1月、同協議会の事務局に一通の封筒が届いた。「天の使い」と書かれた封筒に1000円札が1枚。以後毎月、「春めいてきましたね」「係の人も頑張って下さい」とつづられた手紙と、1000円札1枚が届くようになる。今年8月で278回を数えた。障害者や高齢者のためのボランティア援助金や、中越地震の被災地への支援金にもなった。
 「私が送っていました」。10月半ば、「天の使い」が初めて事務局に姿を現した。同市上材木町の小林美恵子さん(74)。300回目までの残り22回分、2万2000円をそっと差し出して「続けたいけれど今回で終わりにします」。
 経営する理髪店を改築した時の喜びから、「社会に恩返しがしたい」と始めた。夫の秀雄さん(76)にも秘密だったが、約1年後に打ち明けると「ぜひ続けよう」と言ってくれた。以来、二人三脚で続けてきた。
 だが、99年に後継ぎの長男を白血病で失い、昨年には秀雄さんも手足の神経障害で入院。4代続いた老舗(しにせ)理髪店を閉店せざるを得なくなった。収入が絶え、寄付を続けることは出来なくなった。
 「200回目の直前に息子が亡くなり、『もうやめる』と言った時、夫は『せっかく続けてきたんじゃないか』と励ましてくれた。やめるにしても300回まで続ければ夫は喜んでくれると」。300回まであと22回。だが、さらに2年続ける自信はなく、その額の全納を決めた。それには名乗り出るしかなかった。
 事務局から手渡された300回分の預託証には、秀雄さんの名前も記してもらった。秀雄さんは「やってきたのはお前だろ」。照れながら喜んでくれたという。


 いい話ですね…。最近殺伐とした事件ばかり起こるだけに、こういったほのぼのした話を聞くと『ほっ』とします。
 額とすれば、30万円。もっと多額の額を寄付してきた人も決して少なくないと思いますが、24年間もこの行為を続けてきたことにこそ、意味があると思いますし、世の中捨てたものでもないなという思いを伝えたくて、このブログでも紹介することにしました。

中学で毛筆「必修逃れ」、通常の国語に…大阪・枚方

2006-11-05 18:05:06 | Weblog
中学で毛筆「必修逃れ」、通常の国語に…大阪・枚方 2006年11月5日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061104i205.htm?from=main2
 大阪府枚方市立中学で、学習指導要領で義務づけられている「国語」の書写の授業のうち、毛筆をまったくしていなかったり、標準時間数を大幅に下回ったりしている学校が全19校のうち14校に上ることが、同市教委の調べでわかった。
 書写は毛筆と硬筆で構成され、学習指導要領では、1年生で年間の国語の授業時間の10分の2程度(約28回)、2、3年生で各10分の1程度(約10回)と定められている。ところが、同市教委が今月2日に行った調査によると、毛筆の授業をまったくしていないのが7校、2、3年でしていないのが6校、3年でしていないのが1校あった。
 多くの学校が毛筆の時間を通常の国語の授業に振り替えていた。硬筆については履修漏れは確認されていないが、実際には漢字の書き取りをさせているだけのケースもある、という。
 毛筆をしていなかったある中学の校長は、「週5日制が導入された2002年度に国語教諭が話し合って決めた。国語の授業時間を十分に確保するためだった」と釈明している。
 卒業の可否は校長の裁量に委ねられ、現状でも卒業できないなどの不都合は生じないが、市教委は「明らかな学習指導要領違反」と指摘している。各中学に対し、書写の授業を行うよう、緊急の通達を出す。


 そういえば、私達の時代にも書道という授業がありましたが、今は毛筆って言うんですね。確かにこの毛筆は社会で出て活用できる人は少ないと思いますし、確率論だけで言えば、あまり効率の良い科目ではないということで、真っ先に削減の対象になったようですが、これもどうなんでしょうねぇ? 高校ならまだしも中学の授業まで選別するのでは、一部の生徒の能力を鍛える機会を奪うことにならないか心配です。

新駅周辺用地、凍結なら23億円に下落 栗東市会特別委 市の損害、総額150億円

2006-11-05 18:00:29 | Weblog
新駅周辺用地、凍結なら23億円に下落 栗東市会特別委 市の損害、総額150億円
2006年11月3日 京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061102-00000059-kyt-l25
 栗東市議会の新幹線新駅設置対策特別委が2日開かれ、建設が凍結された場合、市は新駅周辺で先行取得した用地の価格が23億円にまで下落すると見込んでいることが、明らかになった。
 市が土地区画整理事業で先行取得した用地は約5ヘクタールで、本年度期首の簿価は金利などを含め112億9000万円としている。特別委で市は、建設が凍結された場合の地価の算出について「鑑定による」と説明するにとどまり、具体的な根拠は示さなかったという。
 これに対し、委員からは「もともと23億円相当の土地を高額で買ったのではないか」などと批判する声もあがった。
 さらに市は、凍結によって一般会計関連で29億4600万円、区画整理事業にかかわる特別会計関連で29億6500万円がむだになるなど、現時点では総額150億1800万円が市の「損害」になると説明したという。
 用地の先行取得の価格や経過について、一部の委員が「百条委員会に切り替えて証人を呼んでほしい」と徹底的な調査を求め、同特別委は12月定例会までに検討することにした。


 栗東市の議会がなぜこんなに新幹線の新駅建設に拘るのか不思議でならなかったのですが、実はこういった裏の事情もあるようですね。ちなみに県都の大津から京都へは普通でも11分、新快速ならば9分で運賃はわずか190円。大阪まででも、新快速なら40分で運賃950円と、仕事で移動するにしても、新幹線を使わなくても支障は全くないものと思われます。
 地元の住民の方が『要らない!』というのもわからなくもありませんし、すぐ近くに『のぞみ』が停車する京都駅があるのに、わざわざ『こだましか止まらない?』 栗東駅を利用する人間がどれだけいるのでしょうか?

振込詐欺事件 × 2

2006-11-05 17:40:33 | Weblog
横浜で振り込め詐欺、二男と信じ6390万円 2006年11月4日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061103i415.htm
 横浜市戸塚区の無職男性(68)が今年6月から10月までの間に二男(37)を名乗る男から「ギャンブルでできた借金を返済したい」との電話を受け、6390万円をだましとられていたことが3日、わかった。戸塚署は、振り込め詐欺とみて捜査している。
 調べによると、最初に男性宅に電話があったのは6月5日。男性は、声の特徴から男を二男と思い込み、指定された口座に100万円を振り込んだ。その後も10月27日までに同様の電話が数十回あり、男性はその都度、指定された複数の口座に30万~200万円を振り込んでいた。
 男性は妻と2人暮らし。二男が3日夕、男性方を訪れ、初めて被害に気づいたが、振り込んだ金はすべて引き出されていたという。
 二男とは、それまでに数回、電話で話をしていたが、現金の振り込みについては話題にならなかったという。


振り込め詐欺:「息子が強制わいせつ逮捕された」 母親が被害--さいたま /埼玉
2006年11月2日 毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061102-00000188-mailo-l11
◇1150万、振り込め詐欺被害
 さいたま市緑区の無職女性(65)が振り込め詐欺の被害に遭い、計1150万円をだまし取られていたことが1日分かった。浦和東署は詐欺事件として捜査している。
 調べでは、10月31日午後1時ごろ、女性方に警視庁の警察官や弁護士などを装う男から電話があり、「息子が強制わいせつで逮捕された。和解金や保釈金で200万~400万円必要」などと要求された。女性は長野県に住む長男(31)のトラブルと思いこみ、指定された銀行口座に計300万円を振り込んだ。さらに1日にも電話で保釈金を要求され、計850万円を振り込んだ。同日午後4時ごろ、長男と連絡が取れ、だまされたことに気づいた。


 普通、これだけ多額の現金を渡すつもりならば、問答無用で本人を呼び出すなり、すぐに本人をとっちめるのが筋だと思いますが、あまりにも簡単に多額の現金を振り込みすぎですね。
 振込詐欺は犯人の顔が見えないだけに、他の犯罪と比べると検挙率が極端に悪いですし、犯人が口座の使用を事実上ストップさせて証拠を消せば、追跡は困難。(そういった口座は他人名義のものを買い取るのが常道です)
 被害者達はパートナーである夫や妻には相談しなかったのでしょうか? お気の毒といえばお気の毒ですが、あまりにも危機意識に欠けているとしかいいようがありませんね。

中学でも必修科目の時間不足・愛媛

2006-11-05 17:32:48 | Weblog
中学でも必修科目の時間不足・愛媛 2006年11月4日 
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061103STXKF025303112006.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061103i314.htm?from=main3
 松山市の愛光学園が経営する愛光中学(五百木誠也校長)は、必修科目「技術・家庭」の授業が、学習指導要領で3年間に175時間とする標準時間数を大幅に下回り、82時間になっていることが3日、分かった。
 五百木校長は、履修内容が重複する部分は理科の授業で補うなどしたと説明。県に実際より履修時間を多くした虚偽のカリキュラムを報告したことを認め「標準時間は参考に示されているだけ。校長の裁量が認められており問題ないと考えている」と話した。
 愛光高校も家庭科など必修科目の未履修が判明。愛媛県私学文書課は、同中に詳しい報告を求め、実態を調査する方針。
 五百木校長によると、同中は技術・家庭のうちパソコン操作などを習う「情報」は通常に授業。介助や調理などは夏休みに実習するなどしたが、電気の知識などは技術・家庭で授業をしていなかった。
 小中学校の必修科目履修状況について、伊吹文明文部科学相は2日「万が一にもあるかないか、いずれ当たりたい」と、調査する考えを示していた。


 履修漏れ問題は高校だけにとどまらず、とうとう中学にまで広まってきましたね。3年生についてはもはやどうしようもありませんが、1年生や2年生については、生徒の負担にならない程度に技術・家庭科の授業を進めるべきではないでしょうか。
 手先の器用さを鍛えることは重要なことですし、性別役割分担意識の固定化も若い時程、修正可能なことを考えれば、何も中学生の段階で授業を過度に選別する必要性は低いと個人的には思うのですが、いつから日本の教育制度はこんなに偏りのあるものになってしまったのでしょうか? 安倍政権の教育制度改革は重要な局面を迎えていますね。

関連ニュース
焦点は教育委員会改革、“機能不全”に批判相次ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061103it15.htm

外国人労働者の雇用報告を義務化、罰則も 厚労省方針 

2006-11-05 17:25:48 | Weblog
外国人労働者の雇用報告を義務化、罰則も 厚労省方針 2006年11月03日 
http://www.asahi.com/life/update/1102/013.html
 厚生労働省は2日、これまで任意だった外国人労働者の雇用状況の報告を全企業に義務づける方針を固めた。内容も従来の人数や性別だけでなく、名前や年齢、国籍、在留資格や期限などに広げる。違反した場合は罰金を科す。外国人の不法就労や劣悪な雇用環境が問題化するなかで、企業側の責任を明確化し、雇用改善につなげるのがねらいだ。雇用対策法の改正案に盛り込み、来年の通常国会に提出する。
 これまで外国人労働者の雇用報告は、職業安定法の省令を根拠に、従業員50人以上の事業所に対し、雇用人数や男女別などの報告を年1回、任意で求めるだけだった。
 今後は、採用時と離職時に、ハローワークへの雇用保険の資格取得や喪失届と併せて報告することを義務づける。報告をしなかったり、虚偽報告をしたりした場合は、30万円以下の罰金を科す。


 とうとう外国人労働者を雇った事業所は全て報告を義務付けるようですね。新聞報道では大企業の違法就労ばかりが取り上げられがちですが、実態は新人や若い人が見向きもしない零細企業にこそ、外国人の違法就労が数多くあるのも現実ですし、正規ルートで入国した外国人が違法な分野(風俗営業など)に走ることを防止する仕組も必要でしょう。そのための抜け道を防ぐ意味でも今回の改正は(50人以下の中小企業の事務負担増加による反対があったとしても)妥当ではないかと思います。

日本の所得格差、国際比較では中位・総務省 

2006-11-05 17:18:26 | Weblog
日本の所得格差、国際比較では中位・総務省 2006年11月3日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061102AT3S0202602112006.html
 総務省は2日、所得格差を示す代表的な指標である「ジニ係数」を経済協力開発機構(OECD)加盟国で比べると、日本は中位に位置するとの調査結果をまとめた。日本のジニ係数は緩やかに上昇しているものの、国際比較上は所得格差の度合いが大きいとは必ずしもいえないとの見解を示した格好だ。
 同日発表の2004年の全国消費実態調査の中で分析した。ジニ係数は所得分配の偏りを示す指標で、係数が1に近づくほど所得格差が大きいことを示す。総務省は国際比較を可能にするため、収入から税金や社会保険料を除いた可処分所得ベースで係数を算出し直した。
 04年のジニ係数は0.278と、1999年の前回調査時点より0.005ポイント上昇した。各国によって調査年に違いはあるものの、日本はドイツやスウェーデンよりは所得格差が大きく、米英などよりは小さい。総務省によると、OECD加盟国のうち比較可能な24カ国の中で日本は上から12番目で、フランスと同順位という。


 一昔前までは日本というのは所得格差の少ない国というイメージが強かったのですが、最近は非正規社員の比率が大幅に増えて(たとえそれが稼ぎ手であっても)、そうでもなくなってきたようです。
 当人にやる気がない 長い間家庭に入っていたのでブランクが長いといったケースではいきなり正社員になるのは難しいかもしれませんが、非正規社員のままだと、勤続年数が経過するごとに、一般的には正社員との格差が広まりつつあるのも現実。今後は頑張った人が報われる仕組作りが不可欠かと思います。

採血し効果強調、“ブレスレット商法”注意呼びかけ

2006-11-05 17:10:38 | Weblog
採血し効果強調、“ブレスレット商法”注意呼びかけ 2006年11月5日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061104it07.htm
 「腕にはめるだけで血液がさらさらになる」などと勧誘し、ブレスレットなどを売る詐欺的商法にまつわる相談が、全国の消費生活センターに相次いでいる。
 客に血液を採取させ、それを顕微鏡でのぞかせて「使用前・使用後」の“効果”を強調する手口が多いが、専門家は「顕微鏡では、血液の状態は分からない」と指摘しており、国民生活センター(東京)などが注意を呼びかけている。
 こうした商法に関する相談は2004年ごろから増加。読売新聞の集計では、今年だけで12都道府県の消費生活センターに少なくとも計79件の相談が寄せられている。このうち岩手県内の無職男性(77)は8月下旬、同県滝沢村で開かれた古美術品などの展示即売会場で、ブレスレットを販売していた業者から「血液の検診をやってみませんか」と声をかけられた。
 業者は針を渡し、ブレスレット着用前後に計2回、血液を男性に採取させ顕微鏡でのぞかせた。男性には、装着後の血液の方がさらさらに見えたことから、その場で20万円のステンレス製ブレスレットを買う契約を結んだ。
 しかし、後日、不審に思って盛岡市消費生活センターに相談。交渉の末、商品を返品し代金は戻った。
 男性は「『血管がボロボロ』と繰り返し言われ、怪しいと思いつつも買ってしまった」と話す。一方、この業者は読売新聞の取材に対し、「法律的な問題はないが、誤解を与えるといけないので、血液検査はやめた」としている。
 ほとんどの業者は、顕微鏡で自分の血液を見させるなどした上で、20万~30万円のブレスレットや、数十万円の布団などを買わせている。
 しかし東大医学教育国際協力研究センターの北村聖教授(血液学)は「ブレスレットや寝具によって短時間に血液循環が良くなる効果は実証されていない」と指摘。さらに、「2枚のガラス板に血液を挟み、強く押しつけるとさらさらに見える。血液の状態を正確に測定するのは顕微鏡では不可能」と話す。
 中には業者自身が販売に際し、客から採血しているケースもある。客自身が血液を採るのは問題ないが、医師や看護師の資格がない業者が採取すると医師法に触れる疑いが強い。
 悪質商法に詳しい弁護士の村千鶴子・東京経済大教授は、「健康効果は確認できず、詐欺的な商法と言わざるを得ない。医師以外が販売している『健康器具』は基本的に信用しない方がいい」と呼びかけている。


 この手口 内閣府メルマガ見守り新鮮情報(いわゆる悪徳商法対策メルマガ) 
http://www.consumer.go.jp/shinsen/mima2.htm#0 の第四号でも紹介されたのですが、東北地方から全国に広まりつつある手口のようです。
 血液をさらさらにしたいと思えば、食生活を変える以外に方法はありませんし、一度固くなってしまった血管を若い頃の丈夫な血管に戻すことは不可能。他にも医師や看護師の資格を持たないものが採血して、万が一にも感染行為を起こしたら…と考えるとあまりにも危険な行為ではないかと思います。
 もし心配なら医師の診査を受け食事療養指導を受けることをお勧めします。