阿久根市長独断、職員・市議・市長のボーナス半減 2010年5月29日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100529-OYT1T00028.htm
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が独断で、一般職員211人や市議16人、市長のボーナスをほぼ半額にする条例改正の専決処分を28日に行ったことが分かった。
市職員労働組合や市議会に説明をしておらず、対立激化は必至とみられる。
市によると、職員のボーナスは、期末手当に勤務評価を反映した勤勉手当を加え、年2回支給している。
今回、竹原市長がカットしたのは期末手当。給料月額に一定の乗率を掛けて算出しているが、改正後の条例(夏季)は、職員の乗率を1・25倍から約7割減の0・34倍に引き下げた。勤勉手当は現状維持だが、市は「実際のボーナス支給額は約半分になる見込み」と説明している。
地方自治法によると、専決処分は議会で議決すべき事項などについて首長が決定する行為で、災害発生時のような議会を招集する時間的余裕がない場合などにできる、と定めている。
一方、阿久根市民の気持ちなどどこ吹く風かのように、当事者の阿久根市の竹原市長は今度は職員や市議のボーナスを半減する条例改正の専決処分(あんたは小沢民主党代表か!!!)を下してしまったようです。
で、この輩。一通り人件費を削減したら、その後は新たなる犠牲者を見つけて、魔女狩りでも行うつもりしょうかねぇ…(呆れ
自治体財政(企業経営)が赤字だからという理由で安易に人件費に手をつけたがる素人首長(経営者)はそれこそ吐いて捨てる程いますし、1期4年の任期の後再選を目指すも落選した現職が『財政が苦しいから職員(社員)の給料や賞与をカットして痛みを共有してもらったが、市民(職員)には私の思いは伝わらなかったようだ』といった内容の敗戦の弁を述べる光景もいい加減見飽きましたが、問題は職員にとって酷とも言える厳しいリストラを行った後、どうモラルを回復する軌道修正を行うか…。この軌道修正の部分が一番大切だというのに、その当たり前のことがわかっておらず、一番大切な部分をないがしろにするワンマン首長が(竹原氏に限らず)あまりにも多過ぎると思います。
残念ながら今の竹原市長には、『経営が苦しいから人件費削減ありき』で、その後どうしたいのが全く見えません(この輩 市長就任以前は零細建設会社の社長だったはずですが、どうせ『嫌なら辞めろ』方式で、どう職員の労働意欲を高めるかなど考えもしなかったんでしょうね…)し、今後恐怖政治に怯えきっている職員のモラルをどう高めていくのかという戦略というものが全くと言っていい程感じられません。
まあ、仮にリコールが成立したとしても、竹原氏は当然出馬するでしょうし、今度誰が市長になるにせよ、委縮しきった組織を正常な状態に戻すには大変な苦労が伴うことになることだけは確実ではないでしょうか…。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100529-OYT1T00028.htm
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が独断で、一般職員211人や市議16人、市長のボーナスをほぼ半額にする条例改正の専決処分を28日に行ったことが分かった。
市職員労働組合や市議会に説明をしておらず、対立激化は必至とみられる。
市によると、職員のボーナスは、期末手当に勤務評価を反映した勤勉手当を加え、年2回支給している。
今回、竹原市長がカットしたのは期末手当。給料月額に一定の乗率を掛けて算出しているが、改正後の条例(夏季)は、職員の乗率を1・25倍から約7割減の0・34倍に引き下げた。勤勉手当は現状維持だが、市は「実際のボーナス支給額は約半分になる見込み」と説明している。
地方自治法によると、専決処分は議会で議決すべき事項などについて首長が決定する行為で、災害発生時のような議会を招集する時間的余裕がない場合などにできる、と定めている。
一方、阿久根市民の気持ちなどどこ吹く風かのように、当事者の阿久根市の竹原市長は今度は職員や市議のボーナスを半減する条例改正の専決処分(あんたは小沢民主党代表か!!!)を下してしまったようです。
で、この輩。一通り人件費を削減したら、その後は新たなる犠牲者を見つけて、魔女狩りでも行うつもりしょうかねぇ…(呆れ
自治体財政(企業経営)が赤字だからという理由で安易に人件費に手をつけたがる素人首長(経営者)はそれこそ吐いて捨てる程いますし、1期4年の任期の後再選を目指すも落選した現職が『財政が苦しいから職員(社員)の給料や賞与をカットして痛みを共有してもらったが、市民(職員)には私の思いは伝わらなかったようだ』といった内容の敗戦の弁を述べる光景もいい加減見飽きましたが、問題は職員にとって酷とも言える厳しいリストラを行った後、どうモラルを回復する軌道修正を行うか…。この軌道修正の部分が一番大切だというのに、その当たり前のことがわかっておらず、一番大切な部分をないがしろにするワンマン首長が(竹原氏に限らず)あまりにも多過ぎると思います。
残念ながら今の竹原市長には、『経営が苦しいから人件費削減ありき』で、その後どうしたいのが全く見えません(この輩 市長就任以前は零細建設会社の社長だったはずですが、どうせ『嫌なら辞めろ』方式で、どう職員の労働意欲を高めるかなど考えもしなかったんでしょうね…)し、今後恐怖政治に怯えきっている職員のモラルをどう高めていくのかという戦略というものが全くと言っていい程感じられません。
まあ、仮にリコールが成立したとしても、竹原氏は当然出馬するでしょうし、今度誰が市長になるにせよ、委縮しきった組織を正常な状態に戻すには大変な苦労が伴うことになることだけは確実ではないでしょうか…。