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戦後最長景気「実感なし」77%・企業意識、民間調べ

2006-11-08 08:16:02 | Weblog
戦後最長景気「実感なし」77%・企業意識、民間調べ 2006年11月8日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061107AT2C0702S07112006.html
 戦後最長の景気拡大も約8割の企業が「実感なし」――。景気の拡大期間が今月で戦後最長の「いざなぎ景気」を超える見通しとなる中、帝国データバンクが企業を対象に実施した意識調査によると、77.4%が景気拡大の「実感がない」と回答した。景気拡大の「実感がある」と答えた企業は3.7%にとどまった。
 調査は10月下旬に全国の2万72社を対象に実施し、9799社から回答を得た。
 景気拡大の「実感がない」と答えた割合を規模別に見ると中小企業が78.7%で、大企業(73.2%)を5.5ポイント上回った。地域別では景気回復が全国と比べて遅れ気味の北海道が86.6%と最も高く、全国を大きく上回った。


 これはよく言われる大企業と中小企業との景気循環の差(景気が悪くなる時は中小企業から景気が悪くなり、景気が良くなる時は大企業が回復した後、最期に中小企業が回復し始める)や地域による景気状況の差(東海地域などでは人手不足傾向さえ見られますが、北海道では未だに景気が回復し切っていません)もあると思いますし、他にも心理的には不況は感じやすく、好況は感じにくいという面もあるのではないかと思います。
 まあ、全ての人が景気が良いと感じるようならば、それはバブルの危険水域に突入しているということでしょうし、それはそれで怖いかも…。


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