ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

都内最大級SCが開業・三越も出店 

2006-11-20 14:47:56 | Weblog
都内最大級SCが開業・三越も出店 2006年11月18日
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061118AT1D1708X18112006.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20061118i111.htm?from=main1
 2003年に閉鎖した東京・武蔵村山市の日産自動車村山工場跡地に都内最大級の郊外型ショッピングセンター(SC)、「ダイヤモンドシティ・ミュー」が18日午前、開業した。核テナントとして老舗百貨店の三越がSCに初めて出店することでも話題を呼び、午前9時の開店時には約4200人の買い物客の行列ができた。
 同SCの敷地面積は13万7000平方メートル、店舗面積は8万4000平方メートル。三越のほか、総合スーパーのジャスコが入居。アパレルメーカーのワールドが手がける大型衣料・雑貨店「フラクサス」など180の専門店も入る。主に自動車での来店を想定しており、4000台分の駐車場を設けた。
 半径10キロメートルに住む約105万人を主要顧客と想定、1年間で1600万―2000万人の来場客を見込んでいる。


 ダイヤモンドシティ・ミューの所在地はすぐ近くを新青海街道が走り、近くをJRや西武線が走るなど、工場跡地といっても立地条件もまあまあですし、三越やジャスコのほかにもシネマコンプレックス(大型複合映画館)も併設するなど、中々本格的なもののようですね。ただ西武ドームがすぐ近くにあるというのに、中核デパートが西武ではなく三越というのもなんだか…(汗
 隣県の埼玉所沢に西武の店舗があるので、今回は出店を見合わせたのかもしれませんが、西武所沢店とこのダイヤモンドシティ・ミューはそれ程距離が離れているわけでもありませんし、モロに競合しそうな気がしますね。

ダイヤモンドシティ・ミューのHPはこちら http://mu.diamondcity.co.jp/

米国でも「プレステ3」発売、行列客狙い強盗・発砲も

2006-11-20 14:37:43 | Weblog
米国でも「プレステ3」発売、行列客狙い強盗・発砲も 2006年11月18日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20061118i204.htm
 ソニーの新型ゲーム機「プレイステーション(PS)3」が17日、米国でも発売された。
 ソニーが用意できた台数が40万台に限られたため、各地の家電量販店では数日前から販売開始を待つ列ができた。商品や客の現金を狙った強盗も現れた。
 AP通信によると、米東部コネティカット州の大型量販店では、開店を待つ客に2人組が現金を要求、断った21歳の男性に発砲し負傷させた。カリフォルニア州の大型量販店では15日夜に列に並ぶ客同士のけんかが始まり、閉店を迫られたという。
 PS3はインターネット上の競売サイトでは、店頭販売価格(500~600ドル)を大きく上回る3000ドルの値も付いている。


 このプレステ3騒ぎ。11日の発売日には福岡では、転売目的の業者が中国人を大量に雇い買い占めるなどの見苦しい光景が見られたようですが、アメリカでは商品や客の現金狙いの強盗まで現れましたか…(吃驚
 このプレステ3 定価でも5万円~6万円なので、銃社会のアメリカで、購入しようとする人の現金や転売すると30万円を超えるゲーム機を狙おうと強盗が出てきても別に不思議はないようにも思えますが、お店はガードマンを雇うなり対策はとらなかったのでしょうか。
 『たかだかゲーム』なんて言ったらプレステ3を買おうと並んでいた人に怒られそうですが、ゲーム機のためだけに命を狙われるなんて、割が合いませんし、そういう意味では日本は平和なんだな…なんて改めて感じてしまいます。

 そうそう、プレステ3といえば、『ウォルマートが前副大統領候補のジョン・エドワーズ氏(民主党)のスタッフから、PS3の入手に便宜を図るように働きかけられたとされ、エドワーズ氏も、自分の妻が「PS3がほしい」と漏らしたことが原因だったようだと認めた』というニュースも…。いい大人が何やってんだか…(呆

関連ニュース
政界関係者のズル… PS3めぐり米で混乱続発
http://www.sankei.co.jp/news/061118/kok002.htm

「バイキンうつるから近づくな」野球部監督、部員に繰り返す 

2006-11-20 14:30:34 | Weblog
「バイキンうつるから近づくな」野球部監督、部員に繰り返す 2006年11月19日 産経
http://www.sankei.co.jp/news/061118/sha012.htm
 東京学館高(千葉県酒々井町)の男性教諭(41)が、監督を務めていた野球部で「黴菌(ばいきん)がうつるから新入生に近づくな」などと部員にいじめとも取れる発言を繰り返していたことが18日、分かった。
 この教諭は今年6月、部員を殴ったとして日本高野連から謹慎処分を受けたが、復帰後に中学生を練習に参加させていた事実が発覚。高野連は、日本学生野球協会審査室に指導者復帰を認めないよう上申する方針。
 関係者によると、教諭は監督だった昨年9月ごろから、当時の1年生部員に「黴菌」発言を繰り返した。ほかにも「ばかでへたくそばかりだから、次の新入生が入ってくれば試合に出さない」などと発言。苦にした部員が「死にたい」と親に漏らし、保護者らが高野連に通報した。
 同校の渋江俊雄校長(58)は「監督の発言は保護者から聞き初めて知った。暴力事件では減給処分にした」と話している。


 YES係の教師の次は『ばいきん』発言教師ですか…。子供同士のイジメでは時にはこういった発言が出ることもあるかと思いますが、大の大人が教え子にするような発言ではありませんし、教師としての適性を著しく疑いたくなりますね。
 野球部の監督を務める教師の場合は、部員の発奮を促すためにあえて汚い言葉遣いをする人もいると思いますが、さすがにここまで人格を侮辱するような発言は行き過ぎですし、高野連が指導者復帰を認めないように要求するのも当然ではないでしょうか。

教材販売詐欺:元副社長ら3人逮捕--県警 /岡山 

2006-11-20 14:25:08 | Weblog
教材販売詐欺:元副社長ら3人逮捕--県警 /岡山 2006年11月17日 毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000297-mailo-l33
 東京の教材販売会社「エイブル」(解散)社員が虚偽の勧誘トークでビジネスマナーや語学の教材を販売した事件で、県警生活環境課と玉島署は16日、元同社副社長で東京都練馬区東大泉6、無職、山下健一容疑者(38)ら元幹部3人を詐欺容疑で逮捕した。
 他の2人は元第1事業部部長で中野区本町2、無職、中山尚(34)と元第1事業部課長で稲城市矢野口、アルバイト店員、佐藤直也(25)の両容疑者。佐藤容疑者は容疑を認めているが、他の2容疑者は否認しているという。
 調べでは3人は既に同容疑で逮捕・起訴されている元社員3人と共謀。05年10月~06年5月、備前市や福井県などに住む男性会社員4人を「あなたは特別に推薦された」「教材を買えば米国の大学の卒業資格が取れて給料もアップ」などと電話で勧誘し、代金計255万円をだまし取った疑い。3人の元幹部も電話で勧誘するほか、トークマニュアルをアレンジするなどして社員に指導していたという。
 同社は03年末から今年7月初めまでの間、全国の2500人に教材を販売し、約15億円を売り上げていることから、同課などでは会社ぐるみの犯行と見て調べている。


 エイブルというと、人材派遣会社や賃貸住宅の斡旋業者を連想する方が多いと思いますが、紛らわしい社名ですね。両社の従業員の方はさぞかし迷惑しているかと思います。

 それにしても「あなたは特別に推薦された」「教材を買えば米国の大学の卒業資格が取れて給料もアップ」なんてかなり使い古された手口なんですが、未だにこんなのにひっかかる人もいるようで…。

 ちなみに
・「あなたは特別に推薦された」→ 誰に推薦されたか聞きましょう 会社の指示ならば、上司から事前に話があるはずです。
・「教材を買えば米国の大学の卒業資格が取れて給料もアップ」→ アメリカの大学は入学するより卒業する方が難しいです。それ以前に入社してから通信教育でとった学歴を増やしても、会社にはお給料を上げるメリットがありませんしね…。

 まあ、こんなところでしょうか。皆様もこの手の悪徳資格商法の業者にはひっかからないように気をつけて下さいね。

出産時事故:「無過失補償」導入へ 民間保険活用、医師が費用負担 

2006-11-20 14:17:28 | Weblog
出産時事故:「無過失補償」導入へ 民間保険活用、医師が費用負担 2006年11月17日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20061117dde001010012000c.html
 政府・与党は17日、新生児が脳性まひで生まれてくるなど出産時の事故に関し、医師の過失を立証できなくとも患者に金銭補償する「無過失補償」制度を、07年度に創設する方針を固めた。民間保険を活用、保険料負担は医師に求めるが、負担増対策として健康保険から支払う、現在35万円の出産育児一時金を2~3万円増額する。新生児1人につき2000万~3000万円の一時金を補償する方向で調整する。
 財源に関し、日本医師会は税負担を求めているが、与党は「国が直接かかわる話ではない」として、親に支払う出産育児一時金を活用することにした。一時金を増やせば、やがて出産費がアップし、その分医師の収入増につながるため、医師に保険料を負担してもらう構想だ。
 民間保険会社に新たに「無過失補償」の商品を企画してもらい、産科医が任意加入する形をとる。保険料の決め方などの詳細は今後詰める。先天性異常の場合は、補償対象としない。将来的には、自動車損害賠償責任保険のような強制加入の制度に移行することを想定している。
 政府は、出産育児一時金を37万円にアップすれば、医師全体で約200億円程度の増収となり、事故一件につき2000万円の補償が可能になるとみている。
 政府は補償金に税投入はしないが、民間保険会社の支払い審査、原因分析といった事務費の半額、数億円を「少子化・医師不足対策」名目で税負担する。
 医療事故に絡む民事訴訟件数は年々増えており、04年は1110件と10年前に比べ倍増している。なかでも産科(143件)は、件数こそ内科などに次ぐ4位だが、医師1000人当たりでは11・8件と最も多い。このことが産科医のなり手不足を招いている、との指摘がある。


 出産時の無過失補償制度については、以前から誰が保険の費用を負担するかで議論されていたことですが、結局出産一時金を2~3万円増額して、その分出産費用も増額してもらい、その上乗せした分で保険料を払ってもらうという形を取るようですね。
 確かにこの制度ならば、出産する側の自己負担が増えることもなく、産婦人科医も保険制度により訴訟リスクを軽減することができ、その費用は事実上の国庫負担(巡り巡って広く薄く我々の税金で)になり、いいことづくめのようですが、透明性を高めるのならば、やはり税方式でかかった費用を直接負担する方が不正行為が入り込む余地がない分、よりすっきりすると思うのですが…。
 まあ、制度がスタートすることが決まっただけでも朗報かと思います。

高校生死亡のシ社エレベーター、別メーカー製に替わる

2006-11-20 14:11:49 | Weblog
高校生死亡のシ社エレベーター、別メーカー製に替わる 2006年11月20日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061120i205.htm?from=main2
 高校生が6月にシンドラーエレベータ社製のエレベーターに挟まれ死亡する事故があった東京・港区の区民向け住宅「シティハイツ竹芝」で20日、事故機を別メーカーのエレベーターに交換する作業が完了した。昼過ぎに、武井雅昭・港区長が試乗した後、一般の住民向けに稼働を始めた。
 事故機は事故後停止したままで、9月から他社製への交換作業が行われていた。区では、最近も閉じ込めや段差が生じるなどのトラブルが相次いでいる隣のエレベーターも含め、同住宅が入る建物内にあるシ社製の5基すべてを約4億円かけて来春までに交換する予定。
 武井区長は1階と最上階の23階の間を昇降した後、「これで、住民の方々の不安が少しでも解消されることを願っている」と語った。同住宅21階に住む女性(43)は「原因が究明されない限り、解決にはならない」と話していた。


 まあ、こちらについては、事故機のすぐ隣のエレベーターまで故障が続発して、住民の中には怖くてエレベーターが使えないという方まで出てきている以上、全面的な切替も致し方ないかと思います。
 シンドラー社は一応安全宣言を出したようですが、住民から見れば制御ミスで死亡事故を起こしたエレベーターと同じ会社が提供しているエレベーターなんて使いたくないでしょうし、シンドラー社の事故後の対応も不誠実。
 他の地域でもお役所系の建物を中心に、他社への切替が進んでいるようですが、企業のリスク管理という視点からみると、会社の勝手な論理で利己的な判断をすると市場の報復を受ける格好の危機管理事例になったのではないかと思います。

「諒介ちゃん殺害指示していない」接見で畠山容疑者 

2006-11-20 00:49:08 | Weblog
「諒介ちゃん殺害指示していない」接見で畠山容疑者 2006年11月18日 読売夕刊
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061118i105.htm?from=main1
朝日 http://www.asahi.com/national/update/1118/TKY200611180142.html
 秋田県大仙市の保育園児進藤諒介(りょうすけ)ちゃん(4)殺害事件で、母親の無職進藤美香容疑者(31)とともに殺人容疑で逮捕された高校非常勤技師畠山博容疑者(43)が「諒介ちゃんを数回殴ったが、殺害を進藤容疑者に指示したことはなかった」と弁護人に接見で話し、殺意を否認していることが18日わかった。
 弁護人によると、畠山容疑者は「諒介ちゃんが激しく泣き叫んだので、数回頭をなぐったが、泣き声が低くなった程度だった」「進藤容疑者が諒介ちゃんの口をふさぐように覆いかぶさり、ぐったりした。驚いたので止めることはできなかった」と話しており、県警にも同様の供述をしたとしている。
 県警は逮捕後の発表で、「両容疑者は大筋で容疑を認めている」としており、さらに両容疑者を調べている。


 どうやら畠山容疑者は『捨てて置け!』発言は否定しているようで、『驚いて、止めることができなかった 「殴れ」とか「捨ててしまえ」とは指示していない』と言い訳しているようですが、法律の世界では『未必の故意』という考え方もありますし、起訴は間逃れないものかと思います。
 それにしても大の大人がこの期に及んで責任の擦り付け合いですか…。1人の幼い命が失われたというのに、それを悔やむどころか、自分の罪を少しでも軽くしようと往生際が悪いというか、こんな大人の身勝手な理由で小さい命が奪われたと思うと悲しくてなりません…。彼らが諒介ちゃんの冥福を祈る日が来る事はあるのでしょうか。

総額規制導入で800万口座に影響・衆院委でプロミス社長 

2006-11-20 00:43:39 | Weblog
総額規制導入で800万口座に影響・衆院委でプロミス社長 2006年11月18日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20061118AT2C1702Z17112006.html
 17日の衆院財務金融委員会で、参考人招致されたプロミスの神内博喜社長は貸金業法案の貸付総額規制について「導入により消費者金融大手7社が融資する約900万口座のうち、約800万口座に影響が出る」と述べた。債務者向けの相談体制や安全網の充実が今後の焦点となりそうだ。
 貸金業法案は貸金業者からの借入総額が年収の3分の1を超えると、原則的に追加融資できなくなる総額規制を盛り込んでいる。多重債務の元凶とされる「貸し過ぎ」の防止に一定の効果がある見通しだが「貸し渋り」は避けられないとの指摘も多い。


 初めて消費者金融を利用しようとする人は、大概は大手など知名度の高い業者を利用することが予想されますが、900万口座のうち、800万口座が貸付総額規制の影響を受けるということは、いかに今の消費者金融市場が安易にお金を貸し出しているかを立証しているようなものですね。
 借金漬けの人からいきなり融資を引き上げるわけにも行きませんが、今後はこういった悲劇的な状況を作らないためにも、学生の頃から、そして社会人にはいってからも継続的な金銭教育の必要性を強く感じてしまいますね。

破たん・夕張再建:市民負担増の試算結果 新天地探すしか… /北海道

2006-11-20 00:38:48 | Weblog
破たん・夕張再建:市民負担増の試算結果 新天地探すしか… /北海道 2006年11月18日 毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061118-00000127-mailo-hok
◇「問題は出て行けない人」
 「もう夕張を出て行くしかない」。17日、夕張市は市税や公共料金、手数料の引き上げによる市民負担増の試算結果を明らかにした。子育て世帯を中心に全市民に重い負担を課す内容で、収入が増えない年金暮らしの高齢者世帯にもずしりとのしかかる。財政再建団体下での生活へ不安が住民に高まっている。
 市の男性職員(37)は妻(37)と小学2年(8)と保育所(無認可)に通う6歳と4歳の3人の子どもの5人家族。保育所への市の補助が打ち切られるため、保育料は2人で年間7万2000円、そのほか下水料金や市民税のアップなどで年間約10万円負担が増えることになる。「再建計画で年収が4割減となり約300万円になる。10万円の負担増もきついが、年収減に比べたら微々たるもの。夕張市は好きなまちだが、子ども3人を育てるには、市役所を辞めて新天地を探すしかないかもしれない」と話す。
 同市本町で玩具店を経営する酒井幸範さん(61)は「住民負担に反対の人は夕張市から出て行くだろう。問題は出て行けない人だ」と話す。
 常盤地区に住む下山民夫さん(78)は妻と2人暮らし。年金生活の中で年間の3万円の負担増は厳しい。「一方的に自治体の都合であれも上げる、これも上げるといわれても、とても承服できない」
 同じく年金生活の元北炭夕張新鉱坑内員の強力道信さん(72)は「おれたちは何ら悪いことをしていないのに市役所はツケを押しつけてくるんだろう」と不満をぶつける。強力さんは、かつて炭住だった市営住宅で暮らしており、家賃は共益費を含めて3万円弱。毎月手にする年金は大半が生活のために消え、手元にはほとんど残らない。「市は家賃や水道料について今は値上げしないというが、いずれ上がるのではないか。このままだと夕張に殺される」と話した。


 夕張市関連の記事をもう一つ。財政再建団体の指定を受け、住民の負担増は避けられないところですが、公共料金だけでなく保育料の値上げや市民税のアップなど、ごくごく身近なところにまで影響してくるだけに市民への影響は深刻かと思います。低所得者が多く住む市営住宅の値上げについても、かって財政再建団体の指定を受けた、旧赤池町で約23%の値上げになりましたし、財政状況が当時の赤池町以上に悪い夕張市の場合、それ以上の値上げになることもありうると思いますが、状況が状況だけに激変緩和措置も見込みにくいでしょうし、去るも地獄、残るも地獄でしょうか…。とはいうものの市の人口が激減すれば、ますます残された住民の負担が増える悪循環に陥りかねないだけに、市は難しい舵取りを迫られそうです。

関連ニュース
財政破綻の夕張市、住民説明会が紛糾
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1G18027 18112006&g=MH&d=20061118

財政破綻の夕張市、老人ホーム閉鎖へ 市内唯一

2006-11-20 00:33:32 | Weblog
財政破綻の夕張市、老人ホーム閉鎖へ 市内唯一 2006年11月18日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/1117/TKY200611170365.html
 財政再建団体に移行する北海道夕張市は17日、財政再建の一環として、市営の養護老人ホームを08年度末に閉鎖すると発表した。要介護者以外が入れる市内で唯一の老人ホームで、65~96歳の47人が入居している。今後、他施設への入居や自活を促していくという。
 施設は築33年で老朽化が著しく、改築か社会福祉法人による新設を検討していたが、財政再建を考えると、改築費も法人への助成も捻出(ねんしゅつ)できず、存続を断念したという。ホームの管理費や人件費は05年度で約1億3000万円だった。
 市内には民間の特別養護老人施設もあるが、要介護者が対象となり、同ホーム入居者の受け入れは難しい。
 市は老人ホームのほか、図書館や美術館、市民会館など17の公共施設の休止・廃止も決めた。


 財政再建団体の指定を受けて、可能な限りリストラしなければならないのはわからなくもありませんが、老人ホームまでリストラしてしまうんですね。
 ずっと夕張市に住んできた方にとっては今更 他の地域へ移り住むのも気が進まないでしょうし、かといって特老は要介護度の関係で入れない。市営住宅に移り住むとしても、こちらも大幅な値上げが予想される(旧赤池町では約23%の値上げになりました)だけに、入所者は新しい生活の場を探すのにも苦労するのではないかと思います。

福岡市長に吉田氏当確、民主推薦の新人 

2006-11-20 00:28:45 | Weblog
福岡市長に吉田氏当確、民主推薦の新人 2006年11月20日
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061119AT6C1900619112006.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061119i314.htm?from=main3
朝日 http://www.asahi.com/politics/update/1119/008.html
毎日 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061120k0000m010125000c.html
 任期満了に伴う福岡市長選は19日投票、即日開票の結果、無所属新人で元新聞記者の吉田宏氏(50)=民主推薦、社民支持=が、いずれも無所属で、現職の山崎広太郎氏(65)=自民推薦=と、新人で元市議の高山博光氏(66)、新人で共産党県副委員長の清水とし子氏(57)=共産推薦、新人で元市部長の山口敬之氏(58)、新人で技術コンサルタントの上田光彦氏(61)を破り、初当選を確実にした。
 今回の市長選は現職に相乗りした前回選挙から一転し、民主推薦の吉田氏と、公明党地方組織の推薦も得た山崎氏の激しい競り合いに。財政健全化路線を引いたと強調する山崎氏に対し、吉田氏は総額2兆6700億円に上る市債残高を批判。「市民派」を看板に掲げて浮動票獲得に成功し、現職の3選を阻んだ。


 一方福岡市長戦は民主・社民が推す新人の吉田氏が初当選したようです。巨額の市債残高を抱えながら五輪誘致に乗り出すなど初当選時の公約と乖離が目立ち始めた山崎氏に、有権者は不信任を突きつけた(毎日記事)形になりました。
 新市長に決まった吉田氏は、新聞記者出身で行動力は期待できそうですし、新市長の改革に期待したいところですね。

沖縄知事に仲井真氏が当確、基地問題で政府と協議重視 

2006-11-20 00:16:44 | Weblog
沖縄知事に仲井真氏が当確、基地問題で政府と協議重視 2006年11月20日
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061119AT6C1900319112006.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061119it14.htm
朝日 http://www.asahi.com/politics/update/1119/009.html
産経 http://www.sankei.co.jp/news/061119/sei004.htm
毎日 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061120k0000m010123000c.html
 米軍普天間基地の移設問題が争点となった沖縄県知事選は19日投票、即日開票の結果、政府との協議を重視する無所属新人で元沖縄電力会長の仲井真弘多氏(67)=自民、公明推薦=が、「国外移設」を訴えた無所属新人で元参院議員の糸数慶子氏(59)=民主、共産、社民、国民新、新党日本、沖縄社大推薦=、諸派の衣料品販売業、屋良朝助氏(54)を破り、初当選を確実にした。
 安倍政権にとっては福島県知事選での敗北を取り返した形。選挙結果を受けて政府は、移設や振興策について話し合う協議会を再開、暗礁に乗り上げている名護市沿岸部への移設計画を進めたい考えだ。


 この選挙 基地問題が絡むだけに、最期の最期までどちらに転ぶかわからないと言われ、集計結果は翌日にならないとわからないかな…とも思いましたが、日曜日の深夜には自民・公明が推す仲井氏の当選が決まったようですね。
 糸数氏は基地問題を抱える本島中部では健闘したようですが、序盤戦の出遅れもあり一歩及ばず、一方仲井氏は那覇市など都市部で着実に票を獲得したようです。
 失業率の改善や県民感情の絡む基地問題に取り組む仲井氏のお手並みを拝見したいと思います。

琉球新報 号外記事はこちら http://ryukyushimpo.jp/pdf/20061119.pdf