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並木氏が3選 羽村市長選 投票率は41・69%  東京

2009-03-30 17:57:20 | Weblog
並木氏が3選 羽村市長選 投票率は41・69% 2009年3月30日 東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20090330/CK2009033002000098.html
 羽村市長選は二十九日投開票され、無所属で現職の並木心氏(64)=自民、民主、公明推薦=が、無所属新人で会社社長の山下義基氏(45)を破り、三選を果たした。八年ぶりの選挙だったが、投票率は前々回の44・41%(前回は無投票)を下回って41・69%となり、伸び悩んだ。
 同市五ノ神の並木氏の選挙事務所に当確の報が伝わったのは午後十時二十分ごろ。ケーブルテレビでの速報を支援者らと見守っていて吉報を知った並木氏は、支援者ら一人一人に握手を求め、当選の喜びをかみしめた。
 並木氏は「三期目は試行錯誤は許されず、さらなる結果を出していかなければならない」と決意を話した。その上で「今の経済状況は楽観視できない。ここ一、二年で羽村の未来が決まってくる。市民の皆さまの声をよく聞いて、市政に臨みたい」と話した。
 並木氏は市議十八人中、十二人の支持を取り付け、終始有利に選挙戦を進めた。
 対立候補の山下氏は若さと、しがらみのなさをアピール。争点となっていた区画整理事業の見直しを訴えたが、出馬表明の遅れによる準備不足が最後まで響いた。
◆開票結果
当 11,710 並木心 無 現<3>
  6,455 山下義基 無 新 


 東京都羽村市は、東京都の北西に位置する人口5.7万人の市で、現職の並木心氏に、自営業の山下義基氏が挑む一騎打ちとなったのですが、現職の並木氏が11710票を獲得して、山下氏(同6455票)に圧勝して3選を決めています。

音更町長に新人寺山氏  北海道

2009-03-30 17:54:52 | Weblog
音更町長に新人寺山氏 2009年3月30日 北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/155835.html?_nva=10
 任期満了に伴う十勝管内音更町長選は二十九日投票、即日開票の結果、新人で前副町長の寺山憲二氏(58)=無所属=が、同じく新人で前町議会副議長の佐藤英氏(47)=同=を三千七百七十六票差で破り、初当選を果たした。
 当日有権者数は三万五千六十八人、投票者数は二万四千三百四十人で投票率は69・41%。無効票は一四二。同町長選は前回二〇〇五年が無投票。投票率は、今回三期目で勇退する山口武敏氏と共産党などが推す新人が戦った〇一年に比べ、8・58ポイント上回った。
 四万五千人の人口を抱え、道内市町村では滝川市(約四万四千三百人)を上回る十八位と道内最大の町で、帯広市のベッドタウンとして人口増を続ける活力を、中長期的にどう維持するかが選挙の争点になった。
 寺山氏は町政継承と、農業の特産品づくりによる産業振興と雇用増などを訴え、建設業協会や労組、民主、共産両党の音更支部などの支持を受け、無党派層も取り込んだ。佐藤氏は十二年前に続く町長選再挑戦で、自民党音更支部の支持を受け中堅商工業者などに浸透したが及ばなかった。



 北海道音更町(おとふけちょう)は、帯広市の北に位置する町と言っても人口4.5万人を抱える 市とそう変わらない規模の自治体ですが、3期12年勤めた山口武敏氏が出馬を見送ったため、元副町長の寺山憲二氏と12年振りに出馬した元町議会副議長の佐藤英氏の新人同士の一騎打ちとなったのですが、寺山氏が13987票を獲得し、10211票に留まった佐藤氏を破り初当選しています。

鬼北町長に甲岡氏が初当選 愛媛 

2009-03-30 17:54:17 | Weblog
鬼北町長に甲岡氏が初当選 愛媛 2009年3月30日 産経
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/090330/ehm0903300237002-n1.htm
 任期満了に伴う愛媛県鬼北町長選と町議選(定数14)が29日投開票され、無所属新人同士の争いとなった町長選は、元町総務課長の甲岡秀文氏(61)が、前副町長の浦田賢三氏(59)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は1万49人、投票率は85・74%(前回は無投票)だった。
 老朽化した庁舎の建て替えが焦点となり、甲岡氏は財政の健全化のために分庁舎方式導入による現庁舎の活用を強調。災害時対応の備えなどのため、新庁舎の必要性を訴えた浦田氏を退けた。


 愛媛県鬼北町は2005年2月に広見町と日吉村が合併して誕生した愛媛県境の人口1.1万人の町ですが、前回無投票当選した、旧広見町長出身の松浦甚一氏が不出馬のため、元副町長の浦田賢三氏と元町総務課長の甲岡(こうおか)秀文氏との一騎打ちとなったのですが、5422票を獲得した甲岡秀文氏が3040票を獲得した浦田賢三氏を破り初当選を決めています。

小松市長に新人和田氏 現職西村氏に7425票差 投票率72.1%

2009-03-30 17:48:02 | Weblog
小松市長に新人和田氏 現職西村氏に7425票差 投票率72.1% 2009年3月30日 北國
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20090330101.htm
 市政の継続か刷新かを争点にした小松市長選は二十九日、投票が行われ、即日開票の結果、新人の和田慎司氏(57)=無所属、同市有明町=が三万四千六百四十六票を獲得、四選を目指した現職の西村徹氏(69)=無所属、三期、同市八幡=に七千四百二十五票差をつけ、初当選を果たした。前回選に続く出馬となった和田氏は、市政刷新と民間の発想を取り入れた行財政改革の推進を唱えて支持を集め、前回の雪辱を果たした。同氏の任期は四月十三日から四年間。
 和田氏は初代公選小松市長の和田伝四郎氏の孫で、元コマツ産機事業本部副本部長。民間出身の小松市長の誕生は一九六七(昭和四十二)年に初当選した佐竹弘造氏以来。
 投票率は72・1%で、三つどもえの戦いだった前回選の73・75%を下回った。
 和田氏は当選が確実になった午後九時半すぎ、同市宝町の選挙事務所で支持者の祝福を受け、「市民の皆さんの勝利だ。命をかけ、身を粉にして小松を再生する。にぎわいを取り戻し、躍動的な街にする」と市政の舵取(かじと)りの決意を語った。
 和田氏は昨年十一月二十八日に出馬を表明、県議二氏や市議六氏、コマツOB、小松高同期生らの支持を受けた。首長の交代による停滞打破、企業の経営感覚を取り入れた市役所改革、定住・交流人口の拡大などを訴え、市内全域で支持を集めた。
 西村氏は昨年十二月の市議会定例会で出馬を表明。県議二氏や市議十七氏、小松高同期生らの支持を受け、三期十二年の実績に基づく市政の安定的発展を唱えたが、及ばなかった。
 和田氏への当選証書付与式は三十一日に市役所で行われる。



 小松市は石川県南部に位置する人口10.9万人の市ですが、市長選は、現職の西村徹氏に、新人で無職(初代公選小松市長の和田伝四郎氏の孫で、元コマツ産機事業本部副本部長)の和田慎司氏が挑む一騎打ちとなったのですが、前回の三つ巴選挙が一騎打ちとなり、その分の票が流れたのか、和田氏が34646票を獲得し、西村氏の27221票を上回り、現職が敗れる波乱がありました。
 まあ、前々回選挙は、3万7千対5600票で西村氏が他の候補に圧勝したのに対して、前回選挙では西村氏の2万8000票に対して和田氏も2万6000票を獲得して善戦しただけに、ちょっとわからないかな…といった状況ではありましたが、新人とはいえやはり知名度が高かったことが勝利につながったのでしょうか…。
 とはいえ、3期努めた現職がこれだけの大差で敗れるとは吃驚ですね。

岡山 赤磐市長選は井上氏が現職打破、鏡野町では現職の山崎氏が再選

2009-03-30 17:40:41 | Weblog
井上氏が初当選 赤磐市長選 荒嶋氏の再選阻む 2009年3月30日 山陽
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/03/30/2009033000035011000.html
 任期満了に伴う赤磐市長・市議選は29日、投票が行われ、即日開票の結果、市長選は無所属新人で前市議会議長の井上稔朗氏(57)が、再選を目指した無所属現職の荒嶋龍一氏(70)を制し、初当選を果たした。
 山陽、赤坂、熊山、吉井の4町合併(2005年3月)で誕生した新市のまちづくりの評価、行財政改革や産業振興の方向性などが争点になった。
 告示2カ月前の1月下旬に出馬表明した井上氏は、現市政が市の閉塞(へいそく)感を招いていると批判。「われわれの手で赤磐市を変えよう」と訴え、市政刷新を求める市議や企業の支援も受け、短期間で支持を広げた。
 荒嶋氏は民主党と連合岡山の推薦を受け、旧吉井町長時代からの豊富な行政経験と4年間の実績を強調したが届かなかった。
 投票率は67・64%(男66・52%、女68・65%)で、前回(75・24%)を7・60%下回った。当日有権者数は3万6198人(男1万7087人、女1万9111人)。

「赤磐市民の信頼に応えたい」 市長選初当選の井上さん  2009年3月30日 山陽
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/03/30/2009033011342889009.html
 29日投開票された赤磐市長選で初当選した井上稔朗さん(57)は一夜明けた30日朝、同市沼田の後援会事務所で「市民の安心安全に必要な事業を行い、信頼に応えたい」と新市長としての決意を新たにした。
 当選後、マスコミ各社の取材などに応じ、就寝したのは30日午前2時すぎ。午前6時前に起床し、疲れた様子も見せず、同7時から同事務所前で支援者とともに通勤途中の車に手を振った。
 初当選を報じた新聞に笑顔で目を通した井上さんは「新市長の責任を感じ、身が引き締まる思い」と心境を述べた。選挙結果について「公平性、透明性のある市政に変革するとの訴えが受け入れられたのでは」と振り返り、「中学生までの医療費無料化や地場産業の育成、学校教育の充実などに取り組みたい」と抱負を語った

山崎氏が再選、鏡野町長選 安定した町政を未来に引き継ぎたい」  2009年3月30日 山陽
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/03/29/2009032922003915000.html
 任期満了に伴う鏡野町長選は29日投票、即日開票の結果、無所属現職の山崎親男氏(55)が、無所属新人で会社役員の杉山義和氏(75)を破り、再選を果たした。
 午後8時20分ごろ、山崎氏の選挙事務所(同町円宗寺)に当選確実の報が入ると、詰め掛けた支持者が一斉に拍手し、万歳を繰り返した。山崎氏は「(合併前の)旧4町村のカラーを生かし、育ててきた町政を認めていただいた。安定した町政を実現し、未来へ引き継ぎたい」と2期目への抱負を語った。
 鏡野町は2005年3月、鏡野、奥津町、富、上斎原村が合併して発足。選挙では合併後のまちづくりに加えて、過疎高齢化や雇用対策、財政再建などが主な争点となった。
 杉山氏は「農林畜産業を興し、就農者を呼び込んで過疎高齢化に歯止めをかける」などと訴えたが、及ばなかった。
 投票者数は9703人(男4563人、女5140人)。投票率は80・66%(男80・92%、女80・43%)で、前回(85・95%)を下回った。



 野党系候補が敗れたといえば、岡山県の赤磐市でも現職が敗れる波乱がありました。
 赤磐市は岡山県中南部に位置する人口4.3万人の市で、現職で野党系市長の荒島龍一氏に新人で前赤磐市議の井上稔朗氏が挑む形になったのですが、新人の井上氏が14024票を獲得し、10035票に留まった現職の荒島氏を破り初当選。
 前回選挙では新人同士の三つ巴で荒島氏が一歩抜け出しましたが、やはりここでも民主党小沢代表の秘書の逮捕と献金問題が少なからず影響したのでしょうか…。

一方、岡山県鏡野町は、2005年1月に鏡野町に奥津町・富村・上斎原村が新設合併してできた人口1.3万人の町ですが、現職町長の山崎親男氏に会社役員の杉山義和氏が挑んだものの、こちらは現職の山崎氏が8377票を獲得し、1120票を獲得した杉山氏に圧勝。こちらは自民・民主相乗りですし、妥当な結果でしょうか。

岡野市長が失職 銚子でリコール投票 病院休止に市民「ノー」

2009-03-30 17:36:47 | Weblog
岡野市長が失職 銚子でリコール投票 病院休止に市民「ノー」 2009年03月30日 千葉日報
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/society_kiji.php?i=nesp1238379559
 銚子市立総合病院の診療休止を決めた岡野俊昭市長のリコール(解職請求)の是非を問う住民投票が二十九日行われ、市体育館で即日開票された結果、解職に賛成の投票数が有効投票の過半数に達し、リコールが成立、同市長の失職が決まった。三十日からの起算で五十日以内に出直し市長選挙が行われる。当日有権者数は五万九千八百四人(男二万八千四百六十一人、女三万一千三百四十三人)、投票率は56・32%だった。
 「休止を強行し、医療と雇用の空白をつくった岡野市長のもとで地域医療の再生は不可能」とリコールに踏み切った「『何とかしよう銚子市政』市民の会」。茂木薫代表は同日午後九時すぎ、解職濃厚と流れたテレビ報道を受け、唐子町の事務所で会見を開き「市民の声を適切に聞いていればこんなことにならなかった。市民の力で銚子を復活させられると思う」などと語った。
 一方、中央町の「真実を知らせる市民の会」事務所で開票の行方を見守っていた岡野市長は「住民が出した結論。粛々と受け止めるしかない。こちらの気持ちが通じなかった」などと敗戦の弁。
 市民生活に大きな影響を与え、ほぼ一年間、市内の話題をさらった同病院問題。全国が注目した住民投票では市長失職という結果が出たが、「『何とかしよう銚子市政』市民の会」は肝心な市長選を控え、これから候補選びを本格化させる。
◆リコール投票結果
 賛成20958
 反対11590


 一方、千葉県知事選と同日に行われた千葉県銚子市の銚子市立総合病院の診療休止を巡る岡野市長のリコール投票は、集まった署名の2万3千票には及ばないものの、リコール賛成が20958票となり、リコール反対の11590票の2倍弱の票を獲得して、これで市長の失職が成立し、出直し選挙戦となることが確定。
 全国的に医師が不足していることや病院自体が巨額の赤字を垂れ流していることから、市で支え続けるにしても、民営化するにしても、どんな形を取るにせよ問題の解決は簡単ではありませんが、一刻も早く銚子市民が地元で医療を受けられるように1日も早い病院の再開という実益を生み出して欲しいものだと思います。

千葉県知事選は森田健作氏が初当選 民主吉田氏敗れる

2009-03-30 17:32:07 | Weblog
新知事に森田氏 2度目の挑戦 民主推薦吉田氏の追撃及ばず 2009年03月30日 千葉日報
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1238378246
 任期満了に伴う知事選は二十九日投票され、即日開票の結果、俳優で元衆院議員の森田健作氏(59)=無所属・新=が県内各地域、各世代から幅広い支持を集め、元いすみ鉄道社長の吉田平氏(49)=民主・社民・国民新・新党日本推薦=ら、四新人に大差をつけ初当選した。前回(二〇〇五年)堂本暁子知事に約六千票差で敗れた森田氏は「脱政党」を掲げ、政党推薦を受けず再挑戦。抜群の知名度と明るいキャラクターで主要各政党の支持者や無党派層の心を揺り動かし、他候補を寄せ付けなかった。堂本知事の後継候補として出馬した吉田氏は民主党など四党の支援を受けたが巨額献金事件の影響もあり票を伸ばすことができなかった。投票率は45・56%で前回(43・28%)を2・28ポイント上回った。
 西松建設の巨額献金事件をめぐり、小沢一郎民主党代表の公設第一秘書が告示後の二十四日に起訴されたため、選挙戦への影響が懸念されていた。
 森田氏は「中央の政争の具になってはいけない。自分がなくなる。政党よりも県民第一の政治をする」と繰り返し訴え、政党や政策協定にしばられない候補者をアピール。自主投票を決めた自民党県議の約半数に当たる約三十人は、森田氏のスタンスに賛同する形で応援組織を立ち上げ、陣営を盛り上げた。選挙戦では、県議らがそれぞれの地元で基礎票を固める一方、森田氏は大票田の京葉・東葛地域を精力的に遊説。街頭を数時間にわたり練り歩き、握手を重ねる触れ合い重視の作戦で、無党派層を引き込んだ。
 二月に出馬表明し出遅れた吉田氏は、「知事選から政権交代へ」を合言葉に、党幹部を続々と応援弁士に招き知名度アップを図ったが、献金事件が直撃。自民党の閣僚の支援や、堂本知事と民主党の連携は、有権者に矛盾や不信感を与える結果にもなり、民主党票の受け皿としての役割を十分に果たせなかった。
 関西大学教授の白石真澄氏(50)は自民県議の一部グループや公明党の支援を受け戦ったが、一方で民主党県連が推薦を白紙に戻した混乱イメージが最後まで付きまとい、伸び悩んだ。
 共産党推薦の八田英之氏(64)は献金事件を追い風に戦ったが、支持が広がらなかった。元県議の西尾憲一氏(58)は力不足だった。
 次期衆院選の動向を占う選挙としても注目されていただけに、民主党推薦候補の敗戦を受け、続投表明した小沢代表への風当たりは一層強まりそうだ。
◆県知事選開票結果
当1015978 森田健作 59無新
  636991 吉田平  49無新
  346002 白石真澄 50無新
  136551 八田英之 64無新
   95228 西尾憲一 58無新

森田健作氏:自民党支部献金の一部を自身の団体に寄付 2009年03月30日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090330k0000e010071000c.html
 千葉県知事選で政党色を出さない選挙運動で初当選した森田健作氏が、自民党の政党支部「自民党東京都衆院選挙区第2支部」の代表を現在も務め、この支部が受けた企業献金の一部を森田氏の資金管理団体に寄付していたことが分かった。森田氏は「選挙資金には使っていない」と述べた。
 都選管に提出された07年分の政治資金収支報告書によると、代表は「鈴木栄治」(森田氏の本名)で、所在地は中央区京橋2の森田氏の東京の事務所にある。同支部は07年、都内や千葉県内の企業・団体から1852万円の献金を受け、その一部1168万円を森田氏の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していた。
 森田氏は「(知事選に)無所属で出ると決めた途端にすべて(支部の活動を)停止した」と釈明した。

千葉県知事選:違法献金事件が敗因…民主幹事長 2009年03月30日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090330k0000e010075000c.html
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は30日午前、千葉県知事選で推薦候補が敗れたことについて「知名度の差と、小沢一郎代表の秘書問題があっただけに、つらい選挙になった。選挙に影響がなかったとは言えない」と述べ、小沢氏の公設第1秘書が政治資金規正法違反の罪で起訴された事件が敗因となったことを認めた。東京都内で記者団の質問に答えた。
 また鳩山氏は、事件に関し、外部の有識者などを入れた調査チームを設置する意向を表明。「小沢代表自身が必ずしも説明しきれていない部分がある」と述べた。




 う~ん…(滝汗
 前回の千葉知事選も、堂本暁子氏が960125票に対して、今回初当選した森田健作氏は954089票を獲得する大接戦だったことに加えて、今回は民主支持層の票が(出馬表明が2月と遅れた)吉田平氏と(当初自民・民主・公明の相乗りとなると思われた)白石真澄氏の2人に分離してしまったこと、共産党は八田秀之氏を支持したため、アンチ自民でまとまり切れなかったこと、他の候補と森田健作氏との知名度の差を考えれば、どうしても森田氏が有利だろうな…とは思っていましたが、てっきり森田氏と吉田氏の接戦になると思っていただけに、森田氏の得票数が吉田氏と白石氏の得票数を合計したものを超える程の大差がついたのは正直予想外でしたね…。
 まあ、(共産党を除いた)野党が分裂していたのでは、もともと与党(自民・公明)が応援する候補に勝つことなど限りなく困難ですが、今回はそのことに加えて民主党小沢代表秘書の逮捕とその後の小沢氏の対応への不信感も強まっていたのでしょうし、岡山県の赤磐市長選でも野党系市長が敗れているだけに、民主党に逆風が吹き出したと言っても決して言い過ぎではないでしょうし、(森田氏の側にも早速献金の一部を自身の団体に寄付したという報道も入ってきていますが)民主惨敗もあり、民主党小沢代表の進退問題はますます厳しい状況に追い込まれそうな気がします。

日経平均、大幅続落 終値390円安の8236円

2009-03-30 17:04:52 | Weblog
日経平均、大幅続落 終値390円安の8236円 2009年3月30日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090330NT001Y07130032009.html
 30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落。終値は前週末比390円89銭(4.53%)安の8236円08銭で、下げ幅は1月15日(415円安)以来の大きさ。
 23日(8215円)以来、1週間ぶりの安い水準で終えた。過熱感を背景にした利益確定売りのほか、地合い悪化を懸念した手じまい売りも膨らんで一段安となり、きょうの安値圏で終えた。大手銀行や不動産、ハイテク、自動車などこのところ上昇をけん引してきた銘柄が軒並み大幅安となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落し、節目の800割れ。
 東証1部の売買代金は概算で1兆4099億円、売買高は同21億9106万株。東証1部の値下がり銘柄数は1358、値上がり銘柄数は259、変わらずは87だった。


 ん…。先週末はNYダウが148ドル下げるなど、アメリカ主要3指標が1.87~2.63%下げていたこと。日経平均も3月10日の7054円からほぼ一本調子で上昇し続けていた事から格好の利食い売り局面になるのではないかな…と思っていたのですが、開始直後こそ前日終値近辺で推移したものの、一旦下落を始めるとその後は徐々に下値を切り下げる嫌な値動きとなり、終値もほぼ下値となる、前週末比390円89銭安の8236円08銭で終了し、下落率も4.53%と大幅下落となってしまったようですね。
 ちなみに、トピックスも4.24%の下落、ジャスダックは0.46%の下落。アジア各国も韓国・タイ・インドネシア・台湾・インドなど主要市場は中国を除いて大幅下落のようです。

自動車国内販売、429万台 09年度8%減予測、32年ぶり低水準

2009-03-29 16:16:26 | Weblog
自動車国内販売、429万台 09年度8%減予測、32年ぶり低水準 2009年3月24日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090324AT1D2401724032009.html
 日本自動車工業会(自工会)は24日、2009年度の自動車の国内販売台数(軽自動車含む)が08年度見込み比8%減の約429万7000台になるとの見通しを発表した。1977年度(423万台)以来、32年ぶりの低水準となる。4月に導入予定の環境対応車向け優遇税制による一定の押し上げ効果は見込むものの、消費者の買い控えは長期化すると予測している。
 国内販売台数は4年連続の前年度比マイナスで、ピークだった90年度(780万3000台)の半分強に減少する。特に登録車(排気量660cc超)は同9.7%減の約257万7000台と大きく減少する。
 08年度の販売台数は前年度比12%減の466万9000台に落ち込む見通し。年度として500万台を割り込むのは80年度以来28年ぶりとなる。青木哲会長は会見で「足元の販売の落ち込みも想定以上だ」と悲観的な見方を示した。


 日本の軽自動車も含めた自動車販売台数が32年ぶりの低水準となる、429万台まで減少するようです。
 軽自動車と比べると一般車の落ち込み幅はより大きいですし、しばらくはトヨタ・日産・マツダといった自動車メーカーの業績にも大きく影響しそうですね。

路上に寝ていた男性「予測は無理」…運転手の処分取り消し

2009-03-29 16:13:28 | Weblog
路上に寝ていた男性「予測は無理」…運転手の処分取り消し 2009年3月27日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090327-OYT1T00437.htm
 深夜に路上で横になっていた男性をタクシーでひいて死亡させた男性運転手が、安全運転義務違反はなく、運転免許の取り消しは違法だとして、東京都に処分の取り消しを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。
 定塚誠裁判長は、「深夜、路上に人が横になっていることは通常の予測を超えており、安全運転義務違反があったとは言えない」と述べ、処分を取り消した。
 判決によると、運転手は2007年8月25日午前2時30分ごろ、東京都大田区の路上で横になっていた男性をひいて死亡させた。
 東京都公安委員会は同年10月12日、運転手の免許を1年間取り消す処分をしたが、東京地検は同月30日、運転手を不起訴処分(起訴猶予)とした。



 う~ん。こちらも、車を運転する側から見れば、深夜の運転は視界が狭くなるため、歩行者や他の車の動きに注意するのが精一杯でしょうし、お亡くなりになられた方にはお気の毒だとは思いますが、さすがに運転免許の取消処分は、厳しすぎると思いますね。
 まあ、1年間の免停と言っても、車の運転をしない仕事をされている方ならば、お亡くなりになられた方の冥福を祈る意味でも運転を自粛してもらうというのもありなのかな…とも思いますが、タクシー運転手が車の運転ができず内勤に回ったり転職せざるを得ないとなれば、かなりの収入減になる可能性が高いでしょうし、日常的に車の運転をする方にとっては、この裁判も決して他人事ではないと感じさせられたのではないでしょうか…。

催涙スプレー携帯の男、最高裁で逆転無罪 「正当な理由あった」

2009-03-29 16:10:22 | Weblog
催涙スプレー携帯の男、最高裁で逆転無罪 「正当な理由あった」 2009年3月27日
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090327AT1G2602Z26032009.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090326-OYT1T00938.htm
 深夜の路上で催涙スプレーをポケットに入れていたとして、軽犯罪法違反(凶器携帯)罪に問われた男性会社員(28)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(甲斐中辰夫裁判長)は26日、「携帯には正当な理由があった」などとして、科料9000円とした一、二審判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。男性の無罪が確定する。
 同小法廷は、催涙スプレーについて「軽犯罪法が規定する『人の生命を害し、身体に重大な害を加える器具』に当たる」と認定。正当な理由なく隠し持っていれば同法違反に当たると述べた。
 そのうえで、男性が勤務先で経理を担当し仕事で現金を運ぶことが多いため護身用にスプレーを購入した経緯や、医師から健康上の理由でサイクリングなどを勧められていたことなどを考慮し、携帯には正当な理由があったと判断した。


 この裁判の内容を聞いて、一番最初に感じたことなのですが、もし催涙スプレーを持ち合わせていた方が男性ではなく女性だったとしても、警察は同様に取り締まっていたんでしょうかねぇ…???
 私自身、海外の治安の悪い某駅を通ったときは、『一見催涙スプレーに見える唯のスプレーを手に持ちながら、荷物をガードして急いで移動した』経験がありますし、いくら治安が良いと言われる日本でも、時間帯や場所によっては物騒な場所もあるはず。
 確かに催涙スプレーを悪用した犯罪も多発しているだけに、職務質問をするところまでは許容範囲かと思いますが、保有目的も問わずに過料(罰金)に課すのは、やはり行き過ぎかと思いますし、逆転判決もおそらくは、こういった実態が考慮されたのではないかと思います。

免許返納者は町営バス無料に 河北町が1年間のサービス

2009-03-29 16:08:16 | Weblog
免許返納者は町営バス無料に 河北町が1年間のサービス 2009年03月29日 山形
http://yamagata-np.jp/news/200903/28/kj_2009032800468.php
 高齢者の交通事故防止につなげようと、河北町は4月から、運転免許証を自主返納した65歳以上の町民に、町営バスの1年間無料乗車券と、住民基本台帳カード(住基カード)を無料交付するサービスを開始する。
 車に代わる交通手段と身分証明書を提供することで、自主返納を促したい考えだ。町営バスは町役場や県立河北病院、サハトべに花など町内の主要施設を網羅しており、乗車料金は大人200円。返納者はこの乗車料金のほか、住基カードの発行手数料500円も無料になる。
 サービスの対象は4月1日以降に返納した高齢ドライバー。希望者は寒河江警察署か県総合交通安全センター(天童市)で返納手続きを行って「申請による運転免許の取消通知書」を発行してもらい、町環境防災課の窓口に持参する。
 無料乗車券は翌日、住基カードは約10日後に発行される。住基カードの有効期限は10年間。交付は両方とも1人1回のみ。町の担当者は「自主返納を考えるきっかけになれば」と話す。問い合わせは町環境防災課0237(73)2116。


 う~ん。高齢者の免許返上の代償に1年間の町営バス無料+住民基本台帳カード(住基カード)を無料交付ですか…(汗
 ちなみに、この河北町は山形県中部に位置し、隣接する東根市には山形空港もあるものの 町内に鉄道の駅はなく、近くに大型商業施設もないだけに、これまで車に乗っていた人がいきなり車無しの生活を送るのは結構つらいかも…。
 せめて町営バスの無料期間が1年間ではなく5年程度ならば、結構真剣に考える方もいると思うのですが『無料と言っても1年間ぽっきりじゃなぁ…』というのが車利用者の本音かと思います。

第2幕は市長の“敗北”…迷走「ブログ選挙」でみえた理想と現実

2009-03-29 15:54:43 | Weblog
第2幕は市長の“敗北”…迷走「ブログ選挙」でみえた理想と現実 2009年3月29日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090329/lcl0903290801000-n1.htm
 自身のブログで物議を醸し、不信任決議を受けた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が議会を解散したことに伴う、出直し市議選(定数16)が実施された。「不信任」対「解散」の第1幕に続き、「市長派」と「反市長派」の候補者が激突した第2幕では、市長もネット上で有権者に訴えかける次世代型選挙手法で積極参戦。ただ、「市長のブログなんて見たことがない」という有権者も多く、むしろ影響力はビラが勝っていたとの見方も。“最終決戦”となる市長選が控える中、地方で繰り広げられた「ブログ選挙」の内幕を追った。

小都市を二分…市長も“空中戦”
 「あなたは市長派か、それとも反市長派なのか」
 3月21日午後、鹿児島県北西部にある阿久根市。市議選の投開票を翌日に控えた人口約2万4000人の町は、「市長派」と「反市長派」に分断され、最後のお願いに声をからす候補者に対し、有権者が“所属派閥”を確認する場面が各地でみられた。
 竹原市長が今年1月に自身のブログ「阿久根時事報」で呼びかけた市議の不人気投票がきっかけとなった今回の出直し市議選には、定数16に対し前回より5人多い計23人が立候補した。内訳は議員報酬の日当制の導入など市長の改革路線を支持する7人、ブログ問題や急激な改革に批判的な反市長派15人、態度保留の1人-だ。
 自らの政治手法の是非が問われた竹原市長もブログで“参戦”した。
 先制パンチは、告示前の2月23日付で公開した全市職員の1円単位での給与明細一覧だった。年収700万円以上の職員が半数を占める実態を暴露したのだ。
 地元の平均的な年収とされる約200万円を大幅に上回る高給ぶりについて、「良心の破綻(はたん)した無能な人間が選挙で選ばれた結果だろう」と、反市長派が長年牛耳ってきた議会をこき下ろした。
 市議選が近づくと、書き込みの過激さはエスカレートした。
 〈お掃除選挙〉と題した3月13日付では、「議員選挙に出る人間で、当選したら税金未納で議員報酬の差し押さえを受ける人間が複数」と“内部告発”した。
 告示日の15日付には、自らの財政改革路線に共鳴する4人の候補者を実名で紹介。その一方、反市長派候の政務調査費問題を追及した地元テレビ局の番組映像が観られるように無断でリンクし、「サイテイの連中」と批判したのだ。
 市選挙管理委員会は候補者の実名紹介について、公職選挙法(文書図画の頒布)に抵触する恐れがあるとして、自重するよう注意。無断リンクの件では「張り付けただけで、記述はしていない」として注意を見送ったが、地元テレビ局からの抗議でリンクを削除する結果となった。
 一方、こうしたブログ上での言動について、竹原市長は産経新聞の取材に「有権者に議員の実態を知らせようと思ってやっただけ」と述べるにとどめた。
 
「1度も見たことねえ」
 物議を醸す書き込みで全国的にも知られるようになった竹原市長のブログは、平成15年にスタート。建設会社に勤務していた当時、仕事で訪れた市役所職員の対応が横柄だったことに立腹し、役所批判のビラを各家庭に配りながらブログも始めたという。
 当初は1日200~300件のアクセスに留まっていたが、昨年8月末の市長選で初当選すると、1000件を突破。今年1月に市議の不人気投票を呼びかけた際には2万件に急伸し、今回の選挙期間中も4000件前後をキープしている。
 では、竹原市長の今回の市議選に関するブログについて、地元有権者はどう受け止めているのか。
 「パソコンは持っているけど、市長のブログなんて1度も見たことねえ。そもそもブログというものがよくわからないし、関心もない」
 こう話すのは自営業の男性(65)だ。
 40代の主婦は「新聞やテレビのニュースでブログが話題になったときに、どんなものか1度閲覧したことがあるだけ。好き放題書いているだけで、毎日読もうとは思わない」。
 総務省の統計によると、平成18年の都道府県別インターネット人口普及率で、鹿児島県は全国42位の47・2%。阿久根市の担当者は「具体的データはないが、高齢者の割合が県平均より高いので、インターネット人口普及率はもっと低いだろう」(同市担当者)としている。
 ネット選挙時代に効力を発揮するとされる、双方向のコミュニケーション機能を持つブログ。肝心の地元で関心が低いことについて、竹原市長は産経新聞にこう答えた。
 「高齢者の多い阿久根ではパソコンを持っている人がそれほど多くないため、アクセスの少なさは初めから想定している。ただ、市や議会のひどい実態を伝えるために自分が何もしないのもむなしいので、ブログで訴えているだけです」

ビラ攻撃が奏功?…不信任後には最終決戦
 22日の開票の結果、議会の新たな構図は、市長派5人、反市長派10人、態度保留の1人-となった。
 「選挙前の1人から大幅に増えた市長派は、大健闘した」(議会関係者)
 地元ではこうした見方が広がっているが、その要因は得票数にも表れている。当選した16人のうち上位5人はいずれも市長派で、合計得票数は5304票。一方、反市長派は10人で6975票。当選者1人当たりの平均得票数でみると、市長派が約1060票で反市長派を約363票も上回った計算になる。
 市長ブログへの関心が低い割に、なぜ反市長派に迫る得票数を獲得できたのだろうか。
 「市長のブログよりも、あのビラが効いたんだよ」
 議会関係者が市長派の拡大要因として指摘したビラとは、竹原市長が2月のブログで紹介し、全国的に話題を呼んだ市職員全員の給与明細に関するものだった。
 「ブログで紹介された内容について、文字を大きくして、よりわかりやすくまとめたビラを選挙前の3月上旬に各家庭に2000部配った。地元ではブログよりも、紙ビラの方が影響力があるからね」
 竹原市長の政治理念を支持する政治団体「阿想会」の松岡徳博会長(54)はこう話し、ブログ選挙の裏側を明らかにした。
 実際、ビラをみた50代の女性は「市職員の給与レベルについてはニュースで知っていたけど、ビラを見て改めて怒りがわいてきた。公務員の給与削減を訴えていた市長派に1票入れた」と話した。
 ただ、紙ビラ作戦で健闘したとはいえ、改選後の臨時議会では市長対議会の第3幕が控えている。
 反市長派は2度目の市長不信任案を提出する構えで、議員の3分の2以上が出席し、その過半数が賛成すれば市長は自動失職し、50日以内に市長選が行われるのだ。
 仮に市長派5人と態度保留の1人が欠席すれば、不信任案の審議に必要な11人が確保されないため不成立となるが、市長派は全員出席して「不信任案に正々堂々と反対討論で挑む」(牛之浜由美議員)ことにしており、過半数を確保した反市長派による不信任決議が成立する公算が高い。
 竹原市長は開票翌日の23日の記者会見で、2度目の不信任決議が行われて失職した場合について、「議会の不信任と市民の不信任は違う。もう1度出て市民に改革を訴える」と出馬の意向を表明している。
 竹原市長が再選された場合、今度は議会側が窮地に立たされる。
 地方自治法の規定で、不信任決議のハードルは高くなり、「議員の3分の2以上が出席し、4分の3以上の賛成」が必要となるからだ。阿久根市議会では全員出席した場合、12人以上の賛成が必要条件となるため、10人の反市長派は態度保留の1人を含めても不信任決議は成立しないことになる。
 ブログ問題で対立を強めた市長対議会の泥仕合は、次期市長選でついに最終決着がつく見通しだが、有権者には厭戦(えんせん)ムードも漂い始めている。40代の女性はこう言って嘆いた。
 「市長も議会も感情レベルのケンカはやめて、若者の雇用対策など市の未来につながる、もっと大切な仕事に協力してあたってほしい」




 一方、先週に行われた鹿児島県阿久根市(ブログでの他候補批判で有名な竹原市長のいるあの自治体です)の市議会選挙について書かれた記事があったので、当ブログでも紹介したいと思います。
 そうですか…。職員の給与詳細はブログだけでなく、ビラでも撒いてしまったんですね…(吃驚
 まあ、明らかに高額所得の方については、所得を公開するというのも心情的には理解できなくもないのですがネット上に公開されたのは、年収200万円に満たない、おそらくはパート勤務の方と思われる方の、それも年収総額だけでなく、児童手当の有無や各種手当ての額まで細かく開示していて、氏名こそ匿名としているものの、地元の方が見たら、誰のことかピーンと来る代物だったんですよね…(滝汗
 市民に奉仕する公務員なので、ある程度の情報公開は理解できるものの、彼らにだってプライバシーもあるでしょうし、ごくごく個人的には少しやり過ぎたのではないかと思うのですが、市民は今後どのような選択肢を選ぶのでしょうか…。
 市長賛成派も反対派も、一体誰のために働いているのかという視点を最重視した上で、早急に混乱を収拾した上で本業に戻ってきて欲しいものだと思います。

銚子市長リコール投票始まる 市立病院休止が争点

2009-03-29 15:52:07 | Weblog
銚子市長リコール投票始まる 市立病院休止が争点 2009年3月29日 共同通信
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032901000155.html
 千葉県銚子市の市立総合病院の休止問題を争点に、岡野俊昭市長(63)のリコール(解職請求)の是非を問う住民投票は29日午前、市内30カ所の投票所で始まった。即日開票され、深夜に大勢が判明する見通し。有効投票の過半数が賛成すると、岡野市長は失職する。
 市立病院の存続を求めてリコールを請求した市民団体「『何とかしよう銚子市政』市民の会」(茂木薫代表)と、岡野市長を支持するグループが市を二分。9日の告示以降、市民の会は宣伝カーを駅前などに繰り出し「突然の休止で6000人を超える“医療難民”が出た」と主張。一方の市長派は街頭演説などで「市の厳しい財政事情から(市営の)病院存続は困難だったが“公設民営”で再開させる」と訴え、激しい舌戦を繰り広げた。

千葉県知事選の投票始まる 夜に大勢判明  2009年3月29日 共同通信
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032901000160.html
 任期満了に伴う千葉県知事選は、29日午前7時から県内1574カ所の投票所で投票が始まった。即日開票で、同日夜に大勢判明の見通し。
 立候補しているのは、俳優の森田健作元衆院議員(59)、社会福祉法人理事長八田英之氏(64)=共産推薦、西尾憲一元県議(58)、白石真澄関西大教授(50)、第三セクター元社長吉田平氏(49)=民主、社民、国民新、日本推薦=の無所属新人5人。
 西松建設の巨額献金事件で民主党の小沢一郎代表の公設第1秘書が起訴されて以降、初の大型選挙で、結果が小沢氏の進退に影響する可能性もある。次期衆院選の首都圏の動向を占う点でも注目される。
 千葉県内は朝から曇りで、県選挙管理委員会によると、午前11時現在の投票率は9・13%で、前回同時刻を0・51ポイント上回っている。
 深刻化する医師不足の解消や雇用情勢の改善、財政再建などが主な争点。


 今日の選挙といえば、世間的には堂本暁子氏が出馬を見送り、自民も民主も支持が分裂したことで5人も立候補した千葉県知事選が一番注目されていると思いますが、実は千葉県銚子市で病職員を全員解雇して病院を休院に追い込んだ責任を問われた岡野市長(注:岡野氏は市民病院の存続を訴えて当選しています)のリコール投票も行われるんですね…。
 いつまでも近隣市町村に医療難民が流出する状態を放置すれば、今度は近隣市町村(とりわけ旭市)との関係が悪化しかねませんし、どんな形で病院を存続するにせよ、一刻も早くこの問題が解決して欲しいものですが市民はどのような決断を下すのでしょうか…。

JR西が2日間乗り放題パス発売へ、高速大幅割引に対抗

2009-03-28 17:11:20 | Weblog
JR西が2日間乗り放題パス発売へ、高速大幅割引に対抗 2009年3月26日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090326-OYT1T00114.htm
 JR西日本は25日、山陽新幹線とJR西、四国の全線、九州の一部の在来線特急の自由席などが連続2日間、乗り放題になる特別切符「西日本パス」を4月8日から発売すると発表した。
 価格は定額給付金に合わせて1万2000円。利用期間は5月8日~6月29日の金、土、日、月曜。28日から始まる高速道路の大幅割引などに対抗し、鉄道の利用拡大を図る狙いだ。
 JR九州とJR四国との共同企画。在来線と新幹線の特急料金も含まれるほか、普通車指定席も計4回利用できる。新幹線と特急の指定席を利用し、2日間で大阪―長崎を往復すれば、通常より2万520円安く、割引率は63%となる。
 乗車日の1か月前から7日前までに、2人以上で購入することなどが条件。3日間用(1万6000円)やグリーン車用(2日間=1万6000円、3日間=2万円)の乗り放題パスも同時に発売される。
 JR西によると、最近の不況で特急利用が落ち込んでおり、2月の乗客数は、山陽新幹線で前年同月比約10%、在来線特急も約12%減少したという。


 ほぉ…。こちらは在来線特急だけでなく山陽新幹線も使えるだけに、勿論旅行にも使えますが、福岡から関西の大学に進学した方の帰省(あるいは親が子供のところに遊びに行く)などにも使えそうですね。
 それにしても新幹線料金まで対象にするとは随分太っ腹というか…(吃驚
 若干の利用制限はあるものの、かなり使い勝手が良さそうですし、この時期に旅行を考えている方は利用を検討してもよいのではないでしょうか…。