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大丸浦和パルコ店閉店へ 「デパ地下」路線で苦戦

2016-12-30 06:54:16 | Weblog
大丸浦和パルコ店閉店へ 「デパ地下」路線で苦戦 2016年12月29日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/articles/ASJDX4GHYJDXUTNB009.html?iref=comtop_8_04
 
 うん? パルコというとファッションビルのイメージがあまりにも強いですし、浦和パルコの売り上げも、名古屋パルコ、池袋パルコに次ぐ位置づけ。
 何で地下1階のワンフロアだけとはいえ食品専門店を誘致したのかそもそも不思議ですし、客層的にも百貨店が取り扱う高額価格帯の食品を取り扱ってもあまり売れないのではないかという気がしてならないのですが、出店して10年足らずの撤退はあまりにも早すぎますし、後継テナントをどうするのか(引き続き食品スーパー等を誘致するのか、地下1階もファッション分野などのテナントに入れ替えるのか)も悩ましい問題でしょうね。
 松坂屋は元々が名古屋が中心拠点で埼玉とは縁がありませんし、大丸は元々は関西が中心で町田や八王子は閉店済。
 東京店のサテライトショップ的位置づけだったようですが、東京店に経営資源を集中させて同店を死守するパターンになりそうですね。

東京 国立市長に永見氏初当選 市政継承、支持集める

2016-12-26 17:07:07 | Weblog
東京 国立市長に永見氏初当選 市政継承、支持集める 2016年12月26日 産経
http://www.sankei.com/region/news/161226/rgn1612260043-n1.html
 佐藤一夫前市長の死去に伴う国立市長選は25日、投開票され、いずれも無所属の新人で、元副市長の永見理夫氏(67)=自民、公明推薦=が、元市議の小川宏美氏(53)=共産、自由、社民推薦=を大差で破って初当選を果たした。当日有権者数は6万2380人。投票率は、過去最低の41・13%(前回55・14%)だった。
 永見氏は午後10時半すぎに同市中の選挙事務所に入り、支持者らと握手を交わした後、「厳しい戦いで心配したが、当選できほっとした。同時に責任の重さを痛感している」とあいさつ。「まず、職員に佐藤市政を引き継ぐことを伝え、丁寧な行政を行う」などと抱負を語った。
 永見氏は副市長として支えた佐藤前市長の市政継承と発展を掲げ、ベテラン行政マンならではの具体的な政策を前面に打ち出して「未来に責任を持てる、持続可能な市政を実現する」と訴えて勝ちを収めた。

★東京都国立市 市長選挙結果(投票率41.13%)
当 15462 永見理夫 無新
  9907 小川宏美 無新

 東京都国立市は多摩地区の人口約7.3万人程の市で、市長選は前市長の死去に伴い、元副市長で自民・公明が推薦する67歳の永見理夫氏と、元市議で共産・自由・社民が推薦する53歳の小川宏美氏の新人同士の争いとなりましたが、
 「佐藤前市長の遺志を受け継ぐ」と市政の継続を訴えた永見理夫氏が15462票を獲得して
 「5つのゼロ」として「貧困の連鎖」「待機児童」「介護難民」「災害弱者」「環境破壊」をなくすと訴え9907票を獲得した小川宏美氏を退けて新人同士の争いを制しました。

岡山 新見市長に池田一二三氏初当選 女性初、新人対決制す

2016-12-26 17:01:40 | Weblog
岡山 新見市長に池田一二三氏初当選 女性初、新人対決制す 2016年12月26日 山陽
http://www.sanyonews.jp/article/465929/1/
 現職死去に伴う新見市長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、前市議会議長の池田一二三氏(63)が、前副市長の戎斉氏(60)との無所属新人同士の対決を制し、初当選した。女性市長は新見市初、岡山県内では伊東香織倉敷市長に続いて2人目。
 池田氏は今月5日に出馬表明し、情報公開と市民協働によるまちづくりを進めて市政の流れを変えると主張。市議3期で議長も務めた知名度を武器に草の根運動で支持を広げた。
 当選の知らせを受けた池田氏は「市政の見える化と、しがらみのない公平公正な開かれた市政を実現する。市民との協働のまちづくりに取り組み、人や地域、産業が元気なまちを目指す」と抱負を語った。
 選挙戦は旧市時代の1994年から22年間にわたり市長を務めた石垣正夫氏が11月に死去したのを受け、今後の市政の在り方や人口減少が進む中での地域活性化策などが争点となった。ともに石垣市政を支えた両氏の一騎打ちで支持層が重なり合い、自民、公明両党は自主投票で臨んだ。連合岡山は戎氏を推薦した。
 戎氏は石垣氏の後継を前面にアピールし、「安定した市政の継続を」と訴えたが及ばなかった。
 投票率は72・14%(男72・17%、女72・11%)。2005年の新市発足後、最低となった前回13年(80・46%)を8・32ポイント下回った。
 当日有権者数は2万6511人(男1万2501人、女1万4010人)。
★岡山県新見市 市長選挙結果(投票率72.14%)
当 9911 池田一二三 無新
  9134 戎斉    無新


 岡山県新見市は、鳥取県と広島県と県境を接する2005年3月に旧新見市と大佐町・神郷町・哲多町・哲西町が合併して発足した人口約3万人の市で、市長選は2005年4月から就任した石垣正夫氏が3期目途中の2016年11月9日に75歳で死去したことから、副市長の戎斉氏と市議会議長も務めたことのある元市議の池田一二三氏の新人同士の争いとなりましたが、
 急逝した石垣正夫前市長の市政を引き継ぎつつ、女性の感性を生かす。少子化対策と若者の人材育成に力を入れたいとして、これまでの石垣市政の踏襲に加えて、女性の感性を生かしていきたいと抱負を語った池田一二三氏が9911票を獲得して
 「今回は非常事態。これを受けなければ前市長に申し訳ないとの思いで立候補を決心した」。政策としては石垣市政を引き継ぎ、「給食費無料化」「出張市長室解説」「人口減少対策」などを実行していくと語り9134票を獲得した戎斉氏 を退けて新人同士の争いを制しました。
 市政初の女性市長誕生らしいですが、前職の市政を引き継ぐ方針は両者とも一緒で正直あまり大きな争点はなかったように思いますが、まずは最初の1期4年どれだけの実績を打ち出すことができるかでしょうね。

糸魚川で140棟焼く大火 10時間半後にほぼ鎮火

2016-12-23 08:44:35 | Weblog
糸魚川で140棟焼く大火 10時間半後にほぼ鎮火 2016年12月23日 共同
 22日午前10時半ごろ、新潟県糸魚川市中心部にある中国料理店から出火、強風にあおられ商店や住宅などへ次々燃え移り、同日夜までに約140棟に延焼した。糸魚川市は付近の約360世帯(約740人)に避難勧告を出した。県内の自治体や富山県からの応援の消防隊が消火に当たり、約10時間半後の午後9時前、火災はほぼ消し止められた。
 総務省消防庁によると、地震や津波によるものを除くと、住宅や飲食店が火元となった火災としては過去20年で最悪の焼損棟数となった。
 糸魚川市消防本部によると、午後5時半時点で約7万5千平方メートルに被害が出ている可能性がある。建物の焼損面積が3万3千平方メートル以上になれば日本海沿岸部では酒田の大火(1976年、山形県)以来の大火となる。
 被災地域は古い店舗や住宅が密集しており、江戸時代の1650年に創業した酒蔵「加賀の井酒造」も延焼した。新潟県警によると、火元から約300メートル離れた日本海の海岸付近まで燃えた。
 避難所となった市民会館には約200人が避難した。延焼で40代の女性2人が煙を吸うなどし軽症という。
 新潟県は災害対策本部を設置し、自衛隊に災害派遣要請。糸魚川市に災害救助法の適用を決定した。政府は首相官邸の内閣危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集に当たった。


 昨日はフェーン現象なのか(糸魚川市と県境を挟んだ)富山県や石川県の両県で最高気温が20度を超えるこの時期としては通常ではありえない温度となり、強風も吹き荒れていましたが、昨日の糸魚川市の大火 ほぼ鎮火はしたもののかなり大きな被害になってしまったようですね。
 焼け出される形になってしまった方もお気の毒ですが、家屋そのものは無事でも消化のための放水で家屋が弱っている可能性もあるでしょうし、昔程ではなくなったもののこれから雪が降り積もる季節という意味では建物の耐久性という意味でも心配です。
 無事だった建物は大至急で建物の耐震性を確認することになると思いますが、もしそのまま住めないとなるといつまでもホテル住まいというわけにもいかないでしょうし、よりによってこれから気候が厳しくなるこの時期に被害に遭われた方には心底お気の毒に思います、


大阪 泉大津市長選 新人の南出氏が現職破り初当選 府内最年少市長誕生

2016-12-19 08:32:50 | Weblog
大阪 泉大津市長選 新人の南出氏が現職破り初当選 府内最年少市長誕生 2016年12月19日 静岡
http://www.sankei.com/west/news/161218/wst1612180064-n1.html
 任期満了に伴う大阪府泉大津市長選が18日、投開票され、新人で元市議の南出賢一氏(36)=無所属=が、再選を目指した現職の伊藤晴彦氏(63)=同=を破り、初当選を果たした。南出氏は市長に就任する1月13日には37歳となるが、現職としては府内で最年少の市長となる。当日有権者数は6万1047人、投票率は39・30%(前回36・69%)だった。
 南出氏の選挙事務所(同市東雲町)では、「当選確実」の一報が入ると、歓声がわきおこった。姿を現した南出氏は支持者とバンザイし、「選挙戦を通じていろんな人たちに希望を届けられたと思う。元気な泉大津をつくるために、新たな一歩を踏み出したい」などと抱負を語った。
 南出氏は市政の改革を強調。市立病院の経営改善や民間活力導入、府内では東大阪市と泉大津市だけが未実施になっている中学校給食実現などを掲げ、幅広い層に浸透した。
 一方、伊藤氏は、公設公営による市立病院運営の継続や高齢者福祉充実を訴えたが、及ばなかった。

★大阪府泉大津市 市長選挙結果(投票率39.30%)
当 13575 南出賢一 無新
  10207 伊藤晴彦 無現

 大阪府泉大津市は、府南部の人口7.5万人程の市で、市長選は2013年1月から1期4年現職を務めて再選を目指す63歳の伊藤晴彦氏に、元市議で36歳の南出賢一氏が挑みましたが、
 現市政では将来のビジョンが全く見えない。市民と地域に役立つ市政改革をしたい」と述べた南出賢一氏が13575票を獲得して
「安全安心に暮らせるまちづくりや高齢者支援などの取り組みを引き続き進めていく」と続投を求めて10207票を獲得したた現職の伊藤晴彦氏 を破り初当選を決めました。
 府内最年少市長の誕生ですか、まずは最初の1期4年でどれだけの実績を挙げることができるか…だと思います。

静岡 焼津市長に中野氏再選 元市議・岡田氏破る

2016-12-19 08:29:19 | Weblog
静岡 焼津市長に中野氏再選 元市議・岡田氏破る 2016年12月19日 静岡
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election/311948.html
 任期満了に伴う焼津市長選は18日投票が行われ、即日開票の結果、組織力と知名度に勝る現職の中野弘道氏(59)が、元焼津市議岡田光正氏(64)を抑えて再選した。
 中野氏は、中学生以下の医療費無料化やふるさと納税寄付額全国2位など1期4年の実績をアピール。自民、公明や業界団体などから幅広い支援を受け、分厚い組織力で手堅く票をまとめた。
 岡田氏は市役所新庁舎の現在地建て替え見直しを掲げて追い上げたが、届かなかった。
 投票率は43・88%で、前回選に比べて8・05ポイント下落し、同市長選で過去2番目に低かった。
 午後10時半ごろ、焼津市石津の中野氏の事務所に当確の一報が届くと、集まった支援者から大きな拍手と歓声が上がった。中野氏は2期目に向けて「市庁舎は信任を得た。このまま進める」と語った。

★静岡県焼津市 市長選挙結果(投票率43.88%)
当 31197 中野弘道 無現
  18841 岡田光正 無新

 静岡県焼津市は県中部の2008年11月に大井川町を編入した人口13.8万人程の市で、市長選は2012年12月から1期4年現職を務めて再選を目指す自民・公明が推薦する59歳の中野弘道氏に、元市議で64歳の岡田光正氏が挑みましたが、
 4年の実績に加え防災、福祉など総合的なまちづくりの推進を主張した中野弘道氏が31197票を獲得して
 役所新庁舎の現在地立て替えに反対するとともに、市政刷新を訴え18841票を獲得した岡田光正氏 を退けて再選を決めています。

現職・山本氏が再選 京都・宇治市長選、自公推薦候補ら破る

2016-12-12 05:39:25 | Weblog
現職・山本氏が再選 京都・宇治市長選、自公推薦候補ら破る 2016年12月12日 京都
 任期満了に伴う京都府宇治市長選が11日、投開票され、無所属現職の山本正氏(69)=民進党推薦=が、前自民党京都府連事務局長の大島仁氏(64)=自民党、公明党推薦=と共産党洛南地区委員長の田村和久氏(52)=共産党推薦=の無所属新人2人を破り、再選を果たした。
 投票率は36・04%で、衆院選と市議補選が重なった前回より23・18ポイント下がった。
 4年間の山本市政の評価が問われた。急速に進む高齢化や若者流出など人口減少問題への対応、観光や産業の振興による地域活性化などが争点となった。
 山本氏は、子ども医療費無料化拡充など1期目の実績を強調し、「命を守り、人を大切にする」と訴えて幅広く支持を固めた。
 大島氏は、政権与党とのパイプや元京都市幹部としての行政手腕をアピールし、「市政刷新」を訴えたが、届かなかった。
 田村氏は、北陸新幹線の府南部延伸に反対し、「大型開発より暮らし、福祉を応援する」と主張したが、伸び悩んだ。

★京都府宇治市 市長選挙結果
当 23302 山本正 無現
  20944 大島仁 無新
  10774 田村和久 無新


 京都府宇治市は府南部の人口18.3万人程の市で、市長選は2012年12月から1期4年現職を務めて再選を目指す民主が推薦する69歳の山本正氏に、自民・公明が推薦する64歳の大島仁氏、共産が推薦する52歳の田村和久氏の2新人が挑む形になりましたが、
 子ども医療費無料化拡充など1期目の実績を強調し、「命を守り、人を大切にする」と訴えた山本正氏が23302票を獲得して
 政権与党とのパイプや元京都市幹部としての行政手腕をアピールし、「市政刷新」を訴え20944票を獲得した大島仁氏
 北陸新幹線の府南部延伸に反対し、「大型開発より暮らし、福祉を応援する」と主張して10774票を獲得した田村和久氏を振り切って再選を決めました。

 宇治は元々革新系の強い地域で過去自民は相乗り推薦で市長を送り出したこともあるものの、今回もこの地域で議席を獲得できず。自民が敗れたというより今回も勝てなかったというのが実態でしょうね。

パナソニック、ウイルス感染監視サービスを事業化へ 来年4月にも IoT製品のメーカー向け

2016-12-11 08:21:11 | Weblog
パナソニック、ウイルス感染監視サービスを事業化へ 来年4月にも IoT製品のメーカー向け 2016年12月10日 産経
http://www.sankei.com/economy/news/161210/ecn1612100017-n1.html
  日経ビジネス2016年10月31日号の特集 サイバー無策企業を滅ぼす でも書いてありましたが、今は直接ネットにつながっていない機器を遠隔操作して悪さをするケースも多く発生していますからねぇ。
例1 ウクライナの電力会社の社員のパソコン経由で侵入して管理者のパソコンを乗っ取りブレイカーを遠隔操作で遮断する事件が昨年の年末にほど近い12月23日に発生。攻撃者は停電と同時に電力会社の電話窓口もパンクさせる攻撃を行ったため、電力会社に連絡できなくなった市民は不安を高めることに…。
例2 USBメモリ経由でマルウェアを感染させる手口が横行(昔と異なり、現場のオペレータのパソコンや生産管理サーバーの多くがウィンドウズで動くため、例1のブレーカーを遠隔操作で遮断するような行為も可能に…)
例3 自動車のハッキング実験に成功。フィアット社のチェロキー140万台リコールへ 日本車もスマホ経由等で不正指示を出されて、最悪走る凶器になることへの懸念が増大。
例4 監視カメラを初期設定のままにしているため、覗き放題。操作し放題に。(そういうのを確認できるサイトもあるそうです)

 日経ビジネスは大型書店ならバックナンバーを置いている店もありますし、もし興味があったら探して見て下さいね。数ある特集記事の中でもかなり読み応えのある特集記事ですよ~。

*PART1~PART4までありますが、PART1だけなら、11日1日つけ日経有料記事で『感染に520日気づかず 「サイバー無策」で企業が滅ぶ』として同一内容のものが読めます。そちらもご参考までに
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO08814810W6A021C1000000/?n_cid=NMAIL001

愛知 稲沢市長に加藤氏初当選

2016-12-05 04:45:07 | Weblog
愛知 稲沢市長に加藤氏初当選 2016年12月05日 中日 
 現職市長の死去による愛知県稲沢市長選は4日投開票され、無所属新人の元市議加藤錠司郎氏(61)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属新人の元市議星野俊次氏(41)、野々部尚昭氏(46)、曽我部博隆氏(62)=共産推薦=の3氏を破り初当選した。投票率は44・90%で、前回を7・57ポイント上回った。
 加藤氏は、死去した大野紀明前市長の市政継承を主張。大野氏の3期目の公約だった子育て支援の充実を掲げ、保育・幼児教育の段階的無償化などを訴えた。自民党の国会議員が連日応援に入り組織票を固めた。

★愛知県稲沢市 市長選挙結果(投票率44.90%)
当 15465 加藤錠司郎 無新
  14824 星野 俊次 無新
  14587 野々部尚昭 無新
   4847 曽我部博隆 無新

 愛知県稲沢市は、県北西部の人口13.7万人弱の市で、市長選は大野紀明前市長の死去(2016年10月20日)に伴い元市議長で自民・公明が推薦する61歳の加藤錠司郎氏、元市副議長で41歳の星野俊次氏、元市議で46歳の野々部尚昭氏、元市議で共産が推薦する62歳の曽我部博隆氏の4新人の争いとなりましたが、
 大野紀明前市長の市政継承を主張して保育、幼児教育の段階的無償化を訴えた加藤錠司郎氏が15465票を獲得して
 駅で子どもを保育園に受け渡しできる仕組みを提案して14824票を獲得した星野俊次氏
 名鉄の鉄道高架化と新駅設置を主張して14587票を獲得した野々部尚昭氏
 国民健康保険税と介護保険料の引き下げを公約に掲げて4847票を獲得した曽我部博隆氏 を制して新人同士の争いを制しました。

 共産系候補が離される形で実質3候補の大接戦となりましたが、自民・公明が推薦した加藤錠司郎氏がかろうじて一歩抜け出した形。
 実質3分裂した保守系議会をどう1つに取りまとめるかが求められることになるでしょうね。

新潟 魚沼市長選、佐藤氏が初当選 現職大平氏に小差で競り勝つ

2016-12-05 04:41:14 | Weblog
新潟 魚沼市長選、佐藤氏が初当選 現職大平氏に小差で競り勝つ 2016年12月05日 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20161204295049.html
 任期満了に伴う魚沼市長選は4日投票が行われ、即日開票の結果、元市議で新人の佐藤雅一氏(65)=無所属=が、3選を目指した現職の大平悦子氏(60)=同=に240票の小差で競り勝ち、初当選した。
 小出地区に新設する市役所庁舎の規模や建設費のほか、将来のまちづくりに向けた展望などが問われた。庁舎問題などについて大平氏の姿勢を批判した佐藤氏が、現市政に対する不満の受け皿となった形だ。大平氏の落選で県内の女性首長はいなくなった。
 新設庁舎の現行計画は延べ床面積1万平方メートル以内、建設費50億円以内としているが、佐藤氏は「シンプルな建物でよく、規模は現行計画の6割程度で十分」と主張。子育て支援の充実も訴え、若い世代の将来負担を減らすとアピールした。市議6人の支援を得て市内各地で街頭演説を繰り返し、知名度不足を克服した。
 当選を決めた佐藤氏は同市佐梨の選挙事務所で、支持者を前に「やっと魚沼のために仕事ができる。皆さんの幸せのために一生懸命尽くす」と喜びを語った。
 大平氏は庁舎建設反対を唱えて初当選後、2期目途中に建設に方針転換したことから、有権者から批判が出ていた。新庁舎は防災拠点などの機能を持たせるため一定の規模が必要と訴えたものの、理解は得られなかった。
 市議9人が支援したが、人口減が進んで地域の活力が失われつつあることや、医療再編に伴って市立堀之内病院の療養病床休止が決まったことなどに対しても不満が高まっていたとみられる。
 投票率は67・90%で前回を4・44ポイント下回り、魚沼市長選としては初めて70%を割った。
 当日有権者数 3万2082▽投票者数 2万1783▽投票率 67・90%▽無効 435

★新潟県魚沼市 市長選挙結果長(投票率67.90%)
当 10794 佐藤雅一 無新
  10554 大平悦子 無現

 新潟県魚沼市は、米どころで有名な2004年11月に堀之内町・小出町・湯之谷村・広神村・守門村・入広瀬村が合併して市制施行した人口3.7万人弱の市で、市長選は2008年12月から2期8年現職を務めて3期目を目指す60歳の大平悦子氏に、元市議で65歳の佐藤雅一氏が挑みましたが、
 50億円もの建設費が必要な新庁舎再編問題に疑問を呈して「雪国に合うシンプルな物を市民とともに作りたい」との考えを示すと共に、そのために市民の声を聞き新しい風を市政に反映させる。「疲弊した産業を活性化したい」「雇用を拡大して人口減少に歯止めをかけるべきだと語った佐藤雅一氏が10794票を獲得して
 2期8年の実績を振り返り、財政健全化の促進と地域医療の再編に取り組んできたと述べると共に3期目に挑戦するにあたり、魚沼市の人口減少問題を最大の課題と考え、そのためには若い世代の定住や雇用の場の確保に力を入れたいと語り10554票を獲得した現職の大平悦子氏を大接戦の末振り切って初当選を決めました。
 庁舎建設反対を唱えて当選した方が任期途中で方針転換したことで支持者が離れていった面もあったのだと思いますが、新市長に就任する佐藤雅一氏はこの問題をどう解決していくのか。
 まずは最初の4年間どう行政手腕を振るうかが問われることになるでしょうね。

宇都宮LRTシンポ、騒然 副市長が必要性強調、来場者ら大声で反論

2016-12-04 17:59:38 | Weblog
宇都宮LRTシンポ、騒然 副市長が必要性強調、来場者ら大声で反論 2016年12月3日 下野
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20161204/2529431
 宇都宮市などが進める次世代型路面電車(LRT)事業を主なテーマとするシンポジウム「公共交通のあり方を考える-LRTは市民の足になるか?-」(北海道・東北オンブズマンネットワーク主催)が3日、同市明保野町の県弁護士開館で開かれた。パネリストとして参加した同市の吉田信博(よしだのぶひろ)副市長が「このまま公共交通が死に絶えたら、50年後の人が尻拭いすることになる」と必要性を強調する中、複数の来場者が大声で反論するなど騒然とした雰囲気の中で行われた。
 来場者約130人の大半が反対する中、吉田副市長は「LRTは目的ではなく、街づくりの手段」と市の狙いなどを説明。市長選で反対派の候補陣営が提示した情報について「ほとんどデマ」と強調し、「事業費は1千億円もかからない」「車の大渋滞は起きない」などと主張した。
 一方、市民オンブズパーソン栃木の秋元照夫(あきもとてるお)事務局長は、LRTの運営を担う第三セクターの黒字予測に「減価償却費が除かれている。これを計上すれば赤字だ」と指摘。これに対し吉田副市長は「減価償却費は市の経営コストの部分にカウントする」と答え、第三セクターではなく市で負担する方針を示した。


 この記事だけを読むとLRTという乗り物そのものを否定していると受け止められかねないだけに補足説明するならば、通常は県都にLRTなどの路面電車を敷くというと、JRの主要駅から百貨店などがある繁華街に向けて計画を進めるパターンを想像しますが、実は今回の計画はJR宇都宮駅と芳賀町の芳賀・高根沢工業団地を結ぶ14.6キロを整備するという謎プラン。
 余所者目線で考えても
「中心市街地方面に延ばすのでなければ高齢者が気軽に外出するなど市街地の活性化にはつながらないのでは?」
「事業費の算出も与党は458億円としているのに対して、野党は駅西側も含めたらおそらく(2倍の)1000億円は下らないと予算規模の算出にも大きな隔たりがあること」
「そもそも工業団地はまとまった土地が安く手に入るから建設できたわけで、そんな場所に延ばして通勤需要以外の利用者を期待できるのか?」
「最悪赤字を補てんすることになったら、宇都宮市が責任を取るのは当然としても、芳賀町も財政補てんするだけの覚悟はあるのか」などなどいろんな疑問が浮かぶのですが、そういう意味ではシンポジウムが大荒れになってしまったのも無理からぬことだと思います。
 先月の20日に行われた県知事選と宇都宮市長選でも、このLRT問題が最大の焦点になりましたが、県知事選は現職が挑戦者に3倍半以上の圧倒的大差をつけて大勝したのに対して、宇都宮市長選はかなりの接戦に追い込まれた(現職の佐藤栄一氏は89840票を獲得して4選を決めるも、ほとんど無名だった金子達氏も83634票を獲得しました)ことでもわかるように市民の関心は非常に高く、せっかくLRTを活用するのならば市民にとって最大限の恩恵を受ける形でのプランを練ればいいのに何でそっち方面(中心市街地とは反対側)に延ばすかな…などとついつい余計なことを考えてしまいます。

IoT機器、ウイルス感染130万台 「攻撃」に悪用も

2016-12-04 17:56:18 | Weblog
IoT機器、ウイルス感染130万台 「攻撃」に悪用も 2016年12月3日 共同
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG01H15_T01C16A2CR0000/?dg=1&nf=1

この問題。IoTという言葉が世間に浸透し始めていた頃から懸念されていた問題なのですが、ウクライナではネットに直接つながっていない電力網の制御システムが乗っ取られてブレーカーが遠隔操作で遮断される実害を被るなど、決して他人事の問題で片づけることができない深刻な問題なのですが、世間一般ではパソコンにはウイルス対策を講じることが浸透してして、スマホも高性能化に伴いようやくウイルス対策ソフトを用いる必要性が理解されはじめたばかりで、まだ周辺機器への対策など思いもつかないのが実情でしょうね。
 IoT機器自体が直接の加害者にならなくても、乗っ取られて大量のデータを送り付けてダウンさせる「DDoS攻撃」に利用される可能性もあるだけに、特にビジネス用途の対策は一般家庭以上に慎重な運用を行う必要がありそうですが、具体的に何をどうすればいいかと言われればそれも難しいわけで、「メーカーが出荷前にセキュリティーをきちんとチェック」することは勿論やってもらわなければ困りますが、それ以上に個々が自衛する意識もまた必要だと思います。
 便利だからと、就業規定の整備を行うことなくにBYOD(Bring your own device 従業員が個人保有の携帯用機器を職場に持ち込み、それを業務に使用すること)を無条件に黙認しているようだと、それだけ乗っ取られるリスクも増すことになるでしょうし、会社の実態に応じてどこまでを容認して、どこから先は認めないか、企業が生き残る意味で真剣に考えなければならない時代になったのではないでしょうか。
 雇われる社員としても、世の中が便利になればその反面でこういったリスクも背負うということは十分意識しておきたいですね。