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山口組、一般の親子にお年玉配る…最高3万円現金も

2009-12-31 08:43:27 | Weblog
山口組、一般の親子にお年玉配る…最高3万円現金も 2009年12月30日
産経 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091230/crm0912301547009-n1.htm
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091229-OYT1T00840.htm
朝日 http://www.asahi.com/national/update/1229/OSK200912290060.html
 指定暴力団山口組が、前日(28日)に神戸市灘区の総本部で開いた恒例のもちつき大会で、訪れた一般の親子らに現金を配っていたことが29日、関係者への取材で分かった。お菓子などと一緒に袋が用意され、「お年玉」の名目で最高3万円が入っていたという。もちつき大会は4時間で、例年の2倍となる約1200人が参加。仮に半数が子供だったとして、総額は単純計算で最大1800万円規模!? この大盤振る舞いに兵庫県警は神経をとがらせている。
 関係者によると、お年玉は6代目山口組、司忍(本名・篠田建市)組長=銃刀法違反罪で服役中=とナンバー2、高山清司若頭の名前が書かれた2種類のお年玉袋に入れられ、菓子などと一緒に配られた。中には最高3万円の現金が入っていたという。
 もちつき大会は、6代目山口組の恒例行事で、組員とその家族だけではなく、総本部近隣の一般市民も参加できる。28日は午前9時前から組員がもちをつき始め、午後1時ごろまで“イベント”は開催された。
 その約4時間に訪れた参加者は、例年の2倍となる約1200人で、大半は親子連れ。何人に「お年玉」が配られたかは不明だが、半数の600人が子供と仮定すれば、総額は単純計算(×3万円)で1800万円規模!? 中には「お年玉がもらえる」と聞きつけてきた中学生らしきグループもいたという。
 兵庫県警幹部は、「現金で6代目体制を認知させるのが目的。懐柔策だ」と色めき立っている。
 暴力団に詳しいジャーナリスト、溝口敦氏(67)は、「近隣住民と良好な関係をつくるために、3代目(田岡一雄組長)時代から盆踊りなどのイベントはやっていた。でも、現金を配ったという話は聞いたことがない。6代目の考えなのではないか」と分析。さらに「不況下でお金を配れば、(参加者が)喜ぶと思っているのかもしれない」とその目的を推理した。
 しかし半面、「末端組員の中には、1万円のお金にも困っている者もいる。面白く思っていない者もいるのではないか」(溝口氏)という。
 山口組は1995年1月17日に発生した阪神大震災で(当時5代目、渡辺芳則組長)、組織をあげて救援物資の調達や配布、飲料水、防寒具の確保、炊き出しなどを行ったことで知られる。その圧倒的動員力で救われた一部の被災者から「国よりも山口組のほうが頼りになる」という言葉が漏れ、自治体や警察が困惑する様子を当時の新聞などが伝えている。



 ん…。これ、暴力団の懐柔策という一面からも問題ですが、それ以上に子供にしかも赤の他人が3万円も与えるなんて、その子の金銭感覚が狂いそうで、私はむしろそちらの方に強い懸念を感じますね…。
 というのも、お年玉というのは、一度金額を引き上げると、あげなくて済む年齢まで金額を引き下げることが困難だけに、家庭同士でいくらずつ渡すかを事前にこっそり相談しているケースも少なくないと思うのですが、1人でもペースを乱す方が出てくると、金額が引きずられるなどして、その家庭の家計を脅かすことにもなりかねませんし、餅つきをやるのはまだ良いとしても、日本古来の習慣を悪用されないように社会全体で監視していく姿勢も必要なような気がします。

日航資金繰り支援確認、年明け具体策再協議

2009-12-31 08:30:31 | Weblog
日航資金繰り支援確認、年明け具体策再協議 2009年12月31日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091231-OYT1T00051.htm?
 日本航空の再建手法を巡り、菅副総理や前原国土交通相ら関係閣僚が30日、首相官邸で断続的に協議した。
 官民折半出資の企業再生支援機構が来年1月に支援決定するまでの間、運航に支障をきたさないよう政府として資金繰りなどを支援する方針を改めて確認した。ただ、支援の具体策については結論が出ず、年明けの再協議に持ち越された。
 前原国交相は30日夜、記者団に「日本政策投資銀行の融資枠は450億円残っている。さらに(新たな融資枠を設定する)ということで調整している」と述べた。政府100%出資の政投銀によるつなぎ融資枠を、現在の1000億円から拡大したい考えを明らかにしたものだ。これに対し、複数の政府筋は「政投銀の融資枠を増やすのは難しい」との認識を示しており、調整は難航を極めそうだ。
 政投銀は11月に、政府の要請により、日航向けに1000億円の融資枠を設けている。
 支援機構は、支援決定後であれば政府保証の付いた資金を民間から集めることができるため、その後の資金繰りには不安が少ない。ただ、機構は法的整理をした上で支援に乗り出す案を軸に関係者と調整している。このため、国内外の取引先に現金払いを求める動きが広がり、日航の資金繰りが危うくなる懸念がある。
 一方、支援機構が日航の主要取引銀行に提示した案の中で、会社更生法を適用して法的整理を行った場合、債権者の負担が7000億円程度に上るとの見通しを盛り込んでいたことが30日、明らかになった。金融機関の貸し出し債権などのほか、社債など幅広い債権を対象にカットすることを検討している模様だ。取引先の連鎖倒産などを防ぐため、少額債権については保護することも検討している。

日航の年金減額、年明け正念場 1月12日に回答期限 2009年12月30日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091230AT1C2900J29122009.html
 日本航空の再建を巡り、政府の支援判断のカギの一つを握る企業年金の減額問題も年明けに最終局面を迎える。日航は今月21日から現役社員約1万7000人、退職者(OB)約8800人に減額同意書を配布。来年1月12日を回答の締め切り日とし、それぞれから減額に必要な3分の2以上の同意取り付けを目指している。
 企業年金の減額は公的支援を得るための大前提になっており、給付利率を現行の4.5%から長期国債連動型に切り替えるのが柱。現在の金利水準だと1.5%程度に下がり、給付額は加重平均でOBは3割減、現役社員は5割減となる。

日航:国際線撤退案が浮上 全日空に統合 国交省は反対 2009年12月31日 毎日
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091231k0000m020112000c.html
 日本航空と全日本空輸の2社体制となっている国内航空会社の国際線を全日空に統合する国際線1社体制案が30日、政府内で浮上した。日航の再建策を検討する同日の関係閣僚などの会談で、1社体制と2社体制の比較が議論された模様だ。
 同案は法的整理を前提にしたもので、企業再生支援機構が日航を支援する場合、3年以内の再生見込みが条件となるため、経営の重荷となっている国際線を切り離す案。ただ、国土交通省などは2社体制の維持を強く主張している。支援機構は1月中旬をめどに日航の支援策を詰める予定だが、支援対象となるには「3年以内に事業再生が見込まれること」が要件となっている。
 日航は不採算の国内外約50路線を廃止するほか、グループ全体で1万人以上の人員削減を行う方針だが、「昨年の金融危機以降、急激に収益が悪化した国際線のリストラは不十分」との指摘は根強く、「国際線を切り離して国内線に特化すれば、いい会社になると思う」(日航幹部)との見方は以前からあった。



 
 昨日30日に、JALの株価が9時47分に一時60円まで下落。終値ベースでも前日比21円安い67円で終了(下落率は23.86%)していただけに、『午後6時から関係閣僚が集まり、政府としての対応を協議する』という報道には、どんな結論が出るのか非常に注目していたのですが、期待外れもいいところ。従来の見解とほとんど変わらない時間稼ぎもいいところの失望する内容でしたね…。

 まあ、企業年金の減額の回答期限を1月12日に控えている中、日本航空側ができる企業努力への姿勢を見極めることなく法的整理を決断することは中々やりにくかったと思いますが、もし法的整理を決断するならば 株式市場がお休みになり、連鎖破綻対策防止措置を準備する側の政府や金融機関の準備時間も取りやすい昨晩は格好の機会だったはず。
 株価が50円を割り込むと投資ファンドが株式を大量に買い占めて経営権を握るとの噂もなくもないのですが、そうなるとますます経営監視が難しくなるでしょうし、今後もし法的整理の道を選択するとすれば決断するタイミングをどう取るのか あるいはもし経営再建を試みるとしてもどこまで支援し続けるのか…。
 どちらの道を選ぶにしても、非常に難しい状況に追い込まれたと思います。

 国際線撤退案は、何か根本的に勘違いしていませんかねぇ…(呆れ
 国内専門の航空会社ならば、海外に迷惑をかけることもなく、もし今後再度経営が苦しくなったとしても、税金を投入してまで救済という議論以前の話になってしまいますが、経営陣は本当にそれでいいんでしょうか???
 まあ、庶民からすれば税金投入という形の間接負担が少なくなるにこしたことはないんですけどね…。

余部事故から23年、鉄橋下で最後の法要

2009-12-30 07:48:54 | Weblog
余部事故から23年、鉄橋下で最後の法要 2009年12月29日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091229-OYT1T00394.htm
 兵庫県香美町のJR山陰線余部鉄橋で1986年、強風で列車が転落し、カニ加工場の従業員ら6人が犠牲になった事故から丸23年の28日、鉄橋下の慰霊碑前で法要が営まれた。
 南側に架け替え工事中のコンクリート橋が来年9月に供用開始となり、鉄橋の大部分は解体されるため、鉄橋下で最後の法要となった。
 法要では、事故発生時刻の午後1時25分、遺族ら約50人が参列し、花束を供えて犠牲者の冥福と列車の安全運行を祈った。妻を事故で亡くした余部鉄橋事故遺族連絡会長の岡本倫明さん(75)は「この日を迎えると、あの悲惨な現場を思い出す。安全な新橋の完成が待ち遠しい」と話した。
 1912年に開通した鉄橋は近代土木遺産として橋脚11本のうち、西側3本を保存する。新橋は鉄橋と同じ長さ310メートル、高さ41メートル。新たに高さ1・7メートルの防風壁を設置。現在、風速20メートル以上で運行を見合わせているが、新橋の完成後は風速30メートルまで運行可能となる。
 JR西日本福知山支社は「二度と悲惨な事故が起きないよう安全運行に努めたい」としている。




 あの事故は列車に乗っていた車掌ばかりでなく、すぐ下にあったカニ加工場の従業員5名まで巻き込まれて理不尽な亡くなり方をするという意味で、いつまでも記憶に残る衝撃的な事故でしたが、あのやり切れない事故から もう23年も経つんですね…。
 それにしても、なんで23年目で鉄橋下では最後の法要なのだろう??? と不思議に思い調べてみると、一般的には 法要というのは初七日や49日(よなのか忌)法要の後、1周忌(1年後)、3回忌(2年後)、7回忌(6年後)と続き、その後も23回忌(22年目)、27回忌(26年目)、そして弔い上げ(とむらいあげ)として32年目に33回忌を行うのだとか…。
 ごくごく個人的な意見を述べるならば、あの不幸な事故を一生忘れないためにも、遺族が1人でも希望するならばその間全て、仮に遺族の参加がなくなったとしても、せめて33回忌までは付き合うのが、事故を起こした側の最低限の責任ではないかと思うのですが、遺族の高齢化と毎年寒い時期に行うこともあり、新鉄橋の建設を機にもうそろそろ終わりにしようか…といったことになってしまったのでしょうか…。
 尼崎の大事故を起こしてまだそんなに日が経たない(この事故も風速25m/s以上を示す警報装置が作動していたにもかかわらず列車を停止させなかった、人為的ミスと見られています)というのに、少しでも嫌な記憶から逃れようとするJR西日本の企業体質に激しい怒りを感じると共に、本気で2度とあのような不幸な事故が繰り返されることのないように、あの悲しい事故を教訓として、今後も安全運航を心がけて欲しいと本気で思います!!!

イスラエル中銀が主要貸出金利を0.25%引き上げ1.25%に

2009-12-29 09:27:57 | Weblog
イスラエル中銀が主要貸出金利を0.25%引き上げ1.25%に 2009年12月29日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT859398120091228
 イスラエル銀行(中央銀行)は28日、主要貸出金利を0.25%ポイント引き上げ1.25%とした。経済が回復する中、高インフレに対応する。利上げは8月以降3度目。
 ロイターのエコノミスト調査で利上げを予想していたのは、17人中6人だった。
 11月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇。前年比では3.8%上昇し、10月の2.9%から伸びが加速した。
 イスラエル中銀は年間インフレ目標を1―3%としている。




 う~ん。年暮のこの時期に利上げですか…(吃驚 まあ、オーストラリアなどの資源国の利上げならまだ想定の範囲内だったのですが、イスラエルと言えば、中東にあるとはいえ、どちらかと言えば技術立国。
 正直(将来的な利上げはともかく)この時期に上げてくるのは少々意外だったのですが、欧州の出口戦略にも多少の影響を及ぼしてくるのでしょうか…。

ブログ問題で右翼団体が連日抗議 阿久根市役所

2009-12-28 07:09:25 | Weblog
ブログ問題で右翼団体が連日抗議 阿久根市役所 2009年12月23日 南日本
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=21225
 竹原信一阿久根市長のブログ(日記風サイト)の天皇制批判や障害者差別的な記述に対する右翼団体による同市役所周辺での街宣は22日もあり、市職員や大勢の警察官が21日に引き続き警戒に当たった。同市役所庁舎は半ば封鎖された状態になり、市民の出入りが制限されるなど影響が出た。
 21、22の両日、市役所周辺では数十人の警察官が警戒に当たった。市民の安全確保のため、市は庁舎の正面玄関以外の出入り口を施錠。駐車場の出入り口も1カ所に制限し、「住民票等窓口以外のご利用はご遠慮ください」とする市長名の断り書きを掲示した。
 このため、いつものように駐車場に入れず、引き返す市民も目立った。21日に訪れた自営業男性(67)は厳戒態勢に驚きながら「異様な雰囲気で、いつもより来庁者が少ない。職員は居心地が悪そうだった。市長は住民に迷惑をかけているのが分かっているのか」と憤った。



 ん…。まあ、あれだけ過激発言を繰り返していれば、右(あるいは左)に思想が偏った方の格好の餌食になりそうなことは予想がつきましたが、阿久根市もお騒がせ市長のせいでとんでもないことになっているようですね…(滝汗
 市民が求めているのは行財政改革であって嫌な意味で注目を集めることではないはず。お騒がせ男はこの当たり前の現実を真摯に受け止め任期を全うして欲しいものだと思うのですが、まあ、あの調子では解任?(あるいは任期満了???)されるまでわめき続けるんでしょうね…(溜息
 阿久根市民や地元企業・農業従事者などが被る様々な形での風評被害の問題も含め、早々に状況を変えないと本当に大変なことになってしまいそうな嫌な予感がしてなりません。

外壁はがれかけ、国道通行止め 新潟の百貨店

2009-12-28 05:52:39 | Weblog
外壁はがれかけ、国道通行止め 新潟の百貨店 2009年12月28日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091227STXKA011627122009.html
 27日午前10時45分ごろ、新潟市中央区古町通の百貨店「大和新潟店」から「店のビルの外壁がはがれ落ちそうになっている」と新潟中央署に通報があった。
 同署は、応急措置のため約2時間、ビルに面する国道116号の約200メートル区間を通行止めとした。市中心部の繁華街で歳末商戦でにぎわっており、一時騒然となった。
 店によると、27日朝に出勤した店員が7階部分で縦約2メートル、横約1メートルの壁2枚の一部がはがれかけているのを見つけた。「ご迷惑を掛け申し訳ない」とコメントしている。



 う~ん。よりによって高級感をウリにする百貨店の外壁がはがれかけ、一時通行止めになる騒動ですか…(絶句
 まあ、大和百貨店と言えば、3期連続の最終赤字と経営不振に苦しみ、新潟店を含めた新潟県内3店と小松の計4店舗の閉鎖を表明済みで、『閉鎖の決まった店舗に多額の改装費用はかけられない(ちなみに新潟店は10年6月に閉鎖予定)』という本音もあるのではないかと思いますが、百貨店は何と言ってもイメージが命。
 しかも歳末商戦という百貨店にとっての稼ぎ時の事故だけに、この騒動はますます大和百貨店の経営とイメージを悪化させそうな嫌な予感がします。

高速「休日千円」廃止へ 車種別に上限、普通車値上げか

2009-12-28 05:35:38 | Weblog
高速「休日千円」廃止へ 車種別に上限、普通車値上げか 2009年12月28日 朝日
http://www.asahi.com/car/news/TKY200912270252.html
 前原誠司国土交通相は27日、来年6月をめどに高速道路の「休日上限1千円」割引を廃止する方針を明らかにした。軽自動車や普通車などの車種別に上限料金を設ける新たな料金制度に切り替える。新設する上限額は1月中に決めるが、休日の普通車は実質値上げとなる方向だ。
 前原氏は同日出演したフジテレビの番組で、公約だった高速道路無料化を一部区間で実施するとしたうえで、無料化されない区間の料金について「軽自動車、普通車、トラックの上限(料金)を明らかにする」と述べた。今年3月から2年間実施する計画で始まった「休日1千円」割引は同時に取りやめる。期間途中での制度転換について前原氏は「自公政権がやったことは社会実験として参考にする」と述べ、前政権の方針には縛られないことを強調した。
 現行制度では、原則として距離に応じて課金する一方、ETC搭載車向けに休日割引や深夜割引を行っている。これに対して新制度は、曜日や地域に関係なく車種別の上限料金を設定するという。定額制の首都高速、阪神高速の料金体系は変えない方針だ。
 割引総額は現行と同じ年間5千億円程度とする。上限を設けることで、一定以上の長距離を走る大型車は値下げとなる見通し。民主党からの要望を踏まえ、軽自動車の上限料金は普通車より大幅に引き下げる方針。ただ、休日に普通車で1千円分を超える距離を走れば値上げとなり、利用者の反発を招きそうだ。
 新制度は、民主党が内閣に要望していた「高速道路の統一料金制度導入」などを反映したもの。同党は料金割引の見直しで生じる財源を高速道路建設に回すことも求めているが、前原氏は「従来の党の議論と違う」と、こちらには難色を示している。小沢一郎幹事長が仕切る同党との対立が表面化する可能性もある。



 前原大臣と言えば、高速1000円廃止という、こちらも吃驚する発言をしたようです。
 う~ん。プライベートで車に乗らない私にはイマイチピンとこないのですが、庶民は猛反発。一方地元客をアウトレットモールなどに奪われた海岸沿いの商店街や高速フェリー業者など被害をこうむった側は諸手を挙げて大賛成といったところでしょうか…。(とはいえ、フェリー会社は既にリストラ済み 雇用を失った元職員の失業者からみれば、今更言われても…と複雑な心境でしょう)
 ごくごく個人的な意見を述べるならば、仮に廃止にするにしても、相当の周知期間を置いてから廃止しなければ、現場で大混乱が起こりかねないと思いますし、あまりにも突然の廃止宣言には『唖然とした』としか言いようがありませんが、はたしてこの休日千円廃止宣言。庶民はどのように受け止めるのでしょうか…。

「羽田に新幹線を」国交相、JR東海に打診

2009-12-28 05:27:28 | Weblog
「羽田に新幹線を」国交相、JR東海に打診 2009年12月28日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091227-OYT1T00666.htm
 前原国土交通相は27日のフジテレビの番組で、羽田空港へのアクセスを良くするため、東海道新幹線の乗り入れ構想をJR東海に打診したことを明らかにした。
 JR東海は運行ダイヤの制約などを理由に断ったというが、前原国交相は「まだあきらめたわけではない」と、実現に向けた検討を進める考えを示した。
 関係者によると、前原国交相の構想は、羽田空港と数キロ・メートル離れた新幹線の車両基地(東京都品川区八潮)から線路を延ばし、空港付近に新駅を設けるというものだ。前原氏は羽田の国際拠点(ハブ)空港化を進める方針を打ち出しており、東北や中部などから羽田への所要時間を短縮させることが狙いとみられる。
 ただ、JR東海によると、東京―品川駅間は新幹線の運行ダイヤが過密状態のため、実現は難しいという。


 一方、前原国土交通大臣も随分物議を醸しそうな発言を連発したようです。
 まず「羽田に新幹線を」発言ですが、こちらは森田健作千葉県知事が『成田を一体何だと思っている』とばかり確実に噛みつくでしょうね…(汗
 というのも都心から羽田空港まで電車やモノレールなら最短20分で着き費用も数百円で済むのに対して、成田空港までは東京駅から特急列車に乗っても1時間はかかり(乗り換えも考慮すれば実質移動に2時間以上)成田エキスプレスを使えば特急料金も含め片道3140円と移動に必要な費用も羽田の約10倍。
 もし本当に羽田まで新幹線が走れば、ますます成田の存在感が薄れることにもなりかねませんし、森田健作千葉県知事が今度はどんな反論を示してくるのか興味津々です。

亀井氏、陛下に皇居移転進言「恐れ多くも…」

2009-12-28 05:21:38 | Weblog
亀井氏、陛下に皇居移転進言「恐れ多くも…」 2009年12月28日 
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091227-OYT1T00527.htm
産経 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091227/stt0912271306004-n1.htm
 国民新党代表の亀井金融相が27日、皇居で24日に行われた宮中昼食会の際の天皇陛下との会話の内容を明かす一幕があった。
 皇居を京都府か、亀井氏の地元・広島県に移すよう進言したというもので、閣僚が天皇との会話の内容を公にするのは極めて異例だ。
 宮中昼食会の様子を語ったのは27日のテレビ朝日の番組。「天皇の政治利用」だとする批判が出た先の習近平・中国国家副主席との会見を巡る議論の流れの中で、亀井氏は「恐れ多くも陛下に申し上げたのは『権力の象徴だった江戸城にお住まいになられるのではなく、京都か広島に住まわれてはいかがでしょうか。お城にお住まいになるのは、立場上ふさわしくないのではありませんか』と。私から一方的に申し上げた」と述べた。
 番組終了後には記者団に「天皇陛下は『私は京都は好きです』と言っておられたが、広島は好きですとまでは言っておられないが」とも語った。
 閣僚が所管事項を天皇に口頭で報告する「内奏」の場合だと、1973年に昭和天皇のお言葉を漏らした増原恵吉防衛長官(当時)が、天皇の政治利用だとの批判を浴び、辞任に追い込まれた例がある。



 亀井氏と言えば、天皇陛下に皇居移転進言という、これまたど肝を抜く発言をやらかしたようですね…(唖然
 宮内庁は勿論のこと、左派や右派さえ激怒しかねない問題発言ですが、いくら天皇は国の象徴に過ぎないとはいえ、あれだけの要人が転居するとなれば、当然ながら警備隊なども一緒に移転した上で防犯体制も整備するなど一騒動になることくらい素人でもわかりそうなもの。
 実際、大統領が御所に来た時も、御所周辺の道路が通行止になるなど厳戒態勢が取られ、地元住民や観光客が不便を強いられることになりましたし、京都市民だってそんなことは望んでいないのではないでしょうか…。

 まあ、天皇陛下からすれば、単なる冗談として軽くあしらい、亀井氏も『政府・与党で皇居移転を具体的に検討していくわけではない』と断ったようですが、こんな話をマスコミに暴露された宮内庁は組織の存在を無視されたこともあり、怒り心頭もいいところでしょうね…(溜息 

【単刀直言】国民新党・亀井静香代表「数だけが力じゃない」

2009-12-28 05:17:29 | Weblog
【単刀直言】国民新党・亀井静香代表「数だけが力じゃない」  2009年12月28日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091227/stt0912272219006-n1.htm
 民主党も自民党も国民新党の政策にすべて寄ってきている。マスコミは素直に認めないけどね。(国民新党は与党内で少数だけど)数だけが力じゃない。どれだけの地力を出すかなんだ。数だけあったって、どうしようもない。自民党がいい例だ。289人ぐらいいたがダメだった。安倍晋三(元首相)も福田康夫(元首相)も1年の短命だった。
 民主党だって308人いるって威張ってるけど、数に安住して国民新党を軽視したらおしまいよ。国民新党と社民党を外したらどうなるとか、政治の社会ってのはそんなもんじゃない。
 政治を死にものぐるいでやれば(他党は)付いてこざるを得ない。民主党は郵政民営化見直しに賛成じゃなかった。それが同調した。小泉純一郎(元首相)のやったことを国民新党が全部、ぶっ壊しちゃう。
 今年を漢字で表せというから「乱」と答えたが、来年も「乱」だ。人心が収まらないだろう。産経新聞みたいな新聞が幅を効かせてるからだ(笑)。
 だからといって、参院選では国民新党が独り勝ちする展望はない。国民は相当数いかれているので国民新党にばーっと支持が集まる可能性はない。
でも、その政党が今や政治を動かす。あんたたち(マスコミ)に「しっぽが頭を振り回している」と悪口言われながら。来年もまっしぐらに政局を、政治を動かしていく。経済が「乱」にならないよう、ちゃんとした経済対策をやれと言い続けるよ。
 小沢(一郎民主党幹事長)さんの力は今、最高の状況にある。何百年に1人の政治家であるのは間違いない。わが道を行き、絶対に妥協しない。幹事長としてちゃんと民主党内を押さえている。
 オレは鳩山(由紀夫首相)に言ってやった。「小沢さんの力が強いから影響を受けているとマスコミに書かれておるけれど、気にしなさんな」と。中曽根内閣だって約5年やったけれど、最初は(田中角栄元首相との)「田中曽根内閣」だったんだよ。
 (鳩山政権を)二重権力とか言うけれども、小泉政権こそ米国との二重権力だったじゃないか。
 鳩山内閣は長期政権になる。あいつ(首相)は宇宙人だから、些事(さじ)構わずみたいなところがある。宇宙を遊泳して、宇宙の視野でやっているんだ。
 永住外国人に地方参政権を付与する法案には国民新党は反対する。そもそも(与党党首級の)「基本政策閣僚委員会」がオーケーしないものは閣議にかけられない。(推進派が)議員立法で出そうとしても民主党内に賛否があるから、参院選前に小沢さんはそんなことしないよ。
 残っている自民党議員の中では谷垣(禎一総裁)や大島(理森幹事長)はベストの人物だが、あの党が息を吹き返すのは難しい。気力がなくなっている者に気力を持てというのは、犬に木を上れということと同じだからね。
 今の自民党に足りないのは何が何でも政権を奪い返すという気迫だ。だから展望がない。
 鳩山さんの献金問題だが、国民はお金持ちや「ロイヤルファミリー」にはおおらかなんだ。俺(おれ)みたいな貧乏人の小せがれだった政治家には厳しいんだよ。
 政治資金規正法は事件のたびに規制を強化して現実無視のテクニカルな法律になっている。その法律が犯罪者をつくって検察の餌食にさせている。対応の仕方がまずかったから代議士に責任とれと言うなら、みんな(議員)バッジを外すことになる。
 相当数のいかれた国民は「亀井けしからん」と言うかもしれないが構わん。オレは今、国民やマスコミによく思われようなんて気は全然ない。本当だよ。



 ………。何というか。取材している当事者たる産経新聞にケンカを売る姿勢もどうかと思うのですが、まるで数日で文部科学大臣をクビになった中山成彬氏のごとく、亀井氏も聞き捨てならない問題発言を連発していますね…(絶句
 まあ、比例代表北陸信越ブロックに出馬するも落選した綿貫民輔さんが翌日に引退を示唆(国会議員としての活動も終えるそうです)したことで、国民新党は事実上の亀井党になってしまいましたし、何もしなければ埋没しかねないという危機感もあり、氏もとかく目立った言動をとりたがるのだとは思いますが、社民党といい国民新党といい、主要閣僚の発言を聞いてみると、本当に与党としての自覚はあるのか…という根本的な疑問をどうしても感じてしまいます。

年末年始のATM、大手4行は稼働 地銀では全面休止するケースもあり注意必要

2009-12-27 09:36:45 | Weblog
年末年始のATM、大手4行は稼働 地銀では全面休止するケースもあり注意必要 2009年12月27日 MONEYzine
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_atm__20091226_3/story/moneyzine_182161/
 大手銀行や地銀の年末年始のATM稼働状況が出揃った。大手銀は正月三が日にATMを稼動させるが、地銀では横浜銀行のように全面休止するところもあるので注意が必要だ。
 クリスマスも終わり、今日(26日)から来月3日まで9日間の大型連休に入る人もいるようだ。忘年会や新年会などのイベントや旅行などで出費がかさむ時期でもあるが、そこでチェックしておきたいのが、年末年始の現金自動預払機(ATM)の稼働状況だ。
 三が日に現金自動預払機(ATM)を止めることが多かった大手行だが、近年は年末年始もATMが利用できるようになっている。三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・りそな銀行の大手4行は、サービス向上による顧客囲い込みを狙って、前年に引き続き31日から来年1月3日までの年末年始もATMは稼働させる予定だ。また同様にゆうちょ銀行でも通常通りATMサービスが利用できる(ただし電信振替などはサービス休止)。
 しかしみずほ銀行のように普段は24時間稼働させているATMでも3日は8時から21時までの利用に限定することもあるので詳細は各金融機関のホームページにて確認していただきたい。
 正月三が日は提携金融機関(BANCS・MICS)カードも大手銀ではほとんど利用できなくなるので注意が必要だ。
 一方、地銀はATMサービスを休止するケースも多い。千葉銀行や福岡銀行は通常通り稼動するが、地銀最大手の横浜銀行は31日から3日までの4日間すべての金融機関・コンビニなどのATMで、同行カードの取り引きを一時休止する。また常陽銀行も1日は使えなくなるほか、3日まで土日祝日扱いの営業時間となる。
 年末年始に突入して「旅行先でお金がなくなって帰宅できない」「親戚の子どもにお年玉があげられない」という困った事態にならないように今のうちに確認しておきたい。



 突然の親戚の来訪による一緒に来た子供へのお年玉の出費や外に飲みに行く機会も増えることから、何かと予定外のお金が必要になってくる年末年始ですが、銀行ATMの稼働状況を紹介する記事があったので、当ブログでも紹介したいと思います。
 記事によれば、三井住友や三菱東京UFJ、みずほ、りそなの大手4行は年末年始も稼働させるものの、当然?ながらコンビニなどの提携ATMは利用できず、自行ATMでも24時間は利用できない銀行がほとんど。
 地方銀行も千葉や福岡は稼働させるものの、地銀最大手の横浜銀行は31日から4日までの全ての取引を中止するなど対応に差が分かれるだけに、取引行の稼働状況を確認することは当然としても、ご自身のライフスタイルを考慮の上、生活に支障がないようにしたいものだと思います。
 最近の若い人の中には、銀行ATMに並ぶのを嫌い、あるいは日常の買い物もコンビニで済ますついでにコンビニATMをよく利用する方が少なくありませんし、そんな方がいつものように深夜にコンビニに寄ってお金を引き出そうとして『あ~!!!(お金が引き出せない)』なんてことにならないようにしたいものですし、とりわけお給料の振込日が25日とか28日あるいは月末という方は特に気をつけて欲しいと思います。

 実は私自身も、日曜日に郵便局のATMからお金を引きだすことが少なくないのですが、運用する側から見れば、お正月はシステムのメンテナンスに格好の機会。
 今は当たり前になっている24時間近くのコンビニでお金が引きだすことができる便利なシステムも、この時期だけは例外だと受け止めた方が無難そうです。

(20日の選挙)竹原市長に小坂氏3選

2009-12-27 09:35:19 | Weblog
(20日の選挙)竹原市長に小坂氏3選 2009年12月21日 中国
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200912210057.html
 竹原市長選は20日投開票され、無所属で現職の小坂政司氏(61)が、無所属新人の宗政信之氏(68)を破り、3選を果たした。
 2期8年の実績を掲げた小坂氏は、財政健全化や市民協働のまちづくりの進展などをアピール。防災・観光拠点の道の駅建設など大型事業推進も訴えた。
 地元の県議や市議、企業などから幅広い支持を集め、初めて連合広島の推薦も受けて手堅く票をまとめた。
 元市議の宗政氏は、人口減少など市の活力低下を批判し、企業誘致や市長報酬・退職金カットなどを訴えた。市議時代からの支持者たちが、草の根的に動いたが届かなかった。
 当日有権者数は2万4820人。投票率は55・94%で、過去最低だった前々回の50・88%(前回は無投票)を上回った。

広島県竹原市 市長選挙結果
当 10346 小坂政司 男 無現 竹原市長
  3428 宗政信之 無新 前竹原市議、会社員




 広島県竹原市は、県南中部に位置する人口2.9万人程の市で、市長選は前回無投票当選した現職の小坂政司氏に対して、前竹原市議の宗政信之氏が挑戦しましたが、
 「2008年度決算での財政健全化指数は、県内の市町の中で大変優位な位置にある」と、財政改革の実績を強調すると共に、小中学校の完全給食化をめざす給食センターの着工▽防災・観光拠点となる「道の駅」建設▽市内全戸へのケーブルテレビ整備すると3期目の目標を示した現職の小坂政司氏が10346票を獲得し、
 市の人口が3万人を割り込んだことについて「人口減少に歯止めがかからず、高齢化率は県の平均よりはるかに高い。企業、工場、事業所をどんどん呼び込んで、若者が都会から戻ってこられる町を作らなくてはならない」と訴えるとともに、「竹原工業・流通団地」の分譲率が約5%にとどまっていることについても「市役所に企業誘致の専門部署を設けず新しい政策が発表されなかったことが大きな原因」と批判して「竹原市の政治・経済の流れを変えていく」と訴え3428票を獲得した宗政信之氏 に3倍近い大差をつけて危なげなく再選しました。

心の病の教員が最多5400人 08年度、業務多忙で16年連続増

2009-12-27 09:32:48 | Weblog
心の病の教員が最多5400人 08年度、業務多忙で16年連続増 2009年12月26日 共同通信
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091225STXKF043625122009.html
 2008年度にうつ病などの精神性疾患で休職した公立小中高校などの教職員は前年度から405人増の5400人で、過去最多を更新したことが25日、文部科学省の調査で分かった。16年連続の増加で、調査を始めた1979年度の約8倍。
 病気休職者も最多を更新して8578人。このうち精神疾患が占める割合は63%(前年度比1ポイント増)で過去最高だった。文科省は(1)多忙な業務によるストレス(2)教育内容の変化に適応できない(3)保護者や地域からの要望の多様化―などが背景にあるとみており「カウンセリング態勢の強化など、相談しやすい環境づくりが急務」としている。
 調査結果によると、精神疾患で休職した教職員は、50代以上(37%)と40代(36%)で7割以上を占め、20代は7%。学校種別では、小学校が44%、中学校30%、高校16%などと続いた。



 教師が大変と言えば、文部科学省が公表したデーターでは、2008年度にうつ病などの精神性疾患で休職した公立小中高校などの教職員は、前年比8%の大幅増加となる、405人多い5400人となり、病気求職者に占める精神疾患者の割合も63%と過去最高となったことがわかりました。
 まあ、最近は小1プロブレムといった本業に直接関わる問題だけでなく、不審者対策やらモンスターペアレント問題だの、これまで家庭や地域で解決されていた子供にかかるありとあらゆる問題が教師に一気に降りかかり、その教師の処理能力をオーバーしてしまうケースも多々あるのでしょうし、子供の人権については必要以上?にうるさくなっている半面、教師の心のケアについては配慮されるどころか、『それが仕事なんだから当たり前!』とばかり、ほとんど無視されていることが、心の病を発症する教師急増の背景にあるのではないでしょうか…。
 親の側から見れば、『お金を払って任せているんだから、対応して当然』といった傲慢な態度をついつい取ってしまいそうになりますが、彼ら教師とて心をもった一人の人間であることを再認識すると共に、心の病があまり進行していない初期の段階で専門家に悩みを相談できる体制を整えるなど、社会全体でメンタルヘルスケアの仕組みを取り入れていく必要性を強く感じます。

校内放送で頭髪からかう曲 児童28人に土下座強要 前橋 

2009-12-27 09:28:41 | Weblog
校内放送で頭髪からかう曲 児童28人に土下座強要 前橋 2009年12月25日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091225/crm0912251607018-n1.htm
 前橋市立桃木小学校(同市上沖町)で、頭髪が薄いことを嘲笑(ちょうしょう)する内容の歌が校内放送で流れたことなどに怒った40代の男性教諭が、児童28人に土下座をさせていたことが25日、分かった。同校では「不適切な行為だった」として、男性教諭と斎木雄造校長が児童の家庭を訪ね、謝罪した。
 同校によると、歌が流されたのは今月3日昼の校内放送。放送委員会の顧問である男性教諭は、CDを持ち込み歌を流すように求めた6年の男子児童に対し、「人の体つきを笑うのはよくない」と説諭。「誠意を持って心から謝るには、土下座という方法がある」などと土下座を強要した。
 翌4日には、校内放送を聞いて笑ったとして、4年生27人に土下座させた。
 男性教諭も髪が薄いというが、「人の心を思う気持ちを教えるつもりだった」と話しているという。


 う~ん…(滝汗
 私が小学生の時代ならば、このようなおバカなマネをしたら、土下座どころかビンタの一つも飛んできたでしょうし、事実悪いことをしたらその場で反省させることで、大人のルールを少しずつ教えられてきたと思うのですが、正直子供の人権を重視するあまり、教師など大人の人権の方が軽視されるきらいさえあると思いますし、モンスターペアレント問題など、別の危惧を感じてしまうのですが、要は子供が教師を尊敬しない時代が続いたが故のトラブルなんでしょうね…(溜息
 ちなみに、流された曲というのは、インターネットの動画サイトで流されていた男性デュオ「ブリーフ&トランクス」の「小フーガハゲ短調」で約1-2分間放送され、土下座させたのも数十秒間程度だったとか…。
 今は周囲の同僚にさえ、ごくごく当たり前の気遣もできずにトラブルを続出させる問題社員も増えていますし、ごくごく個人的な意見を述べるならば、若干の行き過ぎ?はあったとしても、本当に子供の将来を考えて(感情的に怒ったのではなく)叱ったのならば、許容の範囲内という気がするんですけどね…(汗 
 今は教師というお仕事をする方も大変な時代になったと思います。

首相、普天間移設「グアムは無理」 社民の反発必至

2009-12-27 09:27:02 | Weblog
首相、普天間移設「グアムは無理」 社民の反発必至 2009年12月27日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091226AT3S2600R26122009.html
 鳩山由紀夫首相は26日、民放ラジオ番組の収録で、沖縄の米軍普天間基地の移設先について「現実の中で考えれば、抑止力の観点からみて必ずしもグアムにすべて普天間を移設させることは無理があると思っている」と語った。首相は11月末には米領グアム島への全面的な移設も一案だと発言しており、これを撤回した。連立政権を組む社民党は移設先にグアムを主張しており、首相発言に反発するのは必至だ。
 首相は来年5月までに新たな移設先も含めて結論を出す考えを示している。現行の日米合意では海兵隊8千人がグアムへ移転することになっており、首相は「それ以上(の規模)はなかなか難しい」と説明した。
 普天間問題を巡って自らの発言が迷走したことについては「(記者団への)ぶら下がりで多少サービスするか、みたいな発想になってしまった。反省している」とブレを認めた。



 まあ、移籍先が沖縄の他の地区になるのか、それとも日本の他の県になるかは別にせよ、現実問題としてどの国を最危険国と想定して一番警戒すべきかは言わずもがなでしょうし、仮にグアムから戦闘機をスクランブル発進させたところで、有事には間に合わないのは明らか。
 そういう意味で首相が「グアムは無理」といったのならば、まだ理解できなくもありませんし、社民党ももし反発するのならば、有事から国を守ることができることを大前提に「では、移転地としてはどこが良いか」という現実的な対案を打ち出すべきだと思いますね。
 勿論、長年土地を収用されてきた住民の感情的反発にも配慮する必要がありますが、単純に『米軍基地を追い出せ』といった感情論を唱えているだけでは、外交カードという手の打ちを自ら敵に見せるようなもの。社民党はもう少し責任与党としての自覚を持って欲しいものだと真剣に思います。