東証大引け、反落 日銀会合の結果見極めで持ち高調整、円高も重荷 2016年7月28日 日経夕刊
28日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比187円98銭(1.13%)安い1万6476円84銭で終えた。日銀の金融政策決定会合の結果判明をあすに控え、海外投資家を中心に持ち高調整の売りが出た。円相場の上昇も重荷になり、1日を通じて安い水準で推移した。
今回の日銀会合について、追加金融緩和の実施は織り込まれているうえ「緩和策の中身と影響を見極めにくい」(大手証券の情報担当者)として、市場では材料出尽くしによる株安への警戒が強い。日経平均は下げ幅を200円超まで拡大する場面があった。
外国為替市場で1ドル=104円台に円高・ドル安が進んだ。前日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明文を受け、「市場は9月の利上げ先送りという見方を強めた」(三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジスト)という。円買い・ドル売りが優勢になり、輸出関連株の一角が売られた。
もっとも、主要企業の4~6月期決算発表が相次ぐ中、市場予想を上回る内容だった銘柄には積極的な買いが入り、相場全体を下支えした。
JPX日経インデックス400は反落し、終値は前日比133.87ポイント(1.13%)安の1万1753.36だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、終値は同14.67ポイント(1.11%)安の1307.00だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3738億円、売買高は18億9771万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1236と全体の約63%を占めた。値上がりは628、変わらずは106銘柄だった。
4~6月期の連結営業減益を発表した富士フイルムが売られた。任天堂は大幅に続落し、業績下方修正を嫌気して三菱電が後場に急落した。一方、通期純利益を上方修正したアドテストが急伸し、アルプスが業績の回復期待から大幅に続伸した。
東証2部株価指数は反落した。朝日インテクや象印が下げた。一方、ゼニス羽田や共成レンテムが上げた。
新興株28日、ジャスダックとマザーズ反落 リファインVは一時ストップ安 2016年7月28日 日経夕刊
28日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比7円22銭(0.29%)安い2459円22銭だった。為替相場が円高・ドル安に振れたことに加え、日銀の金融政策決定会合を前に新興市場も模様眺めの展開となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で281億円、売買高は6891万株だった。フォーサイドやアスコット、日本ISKが下落した。半面、マクドナルドやアクモス、プロパストは上昇した。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は7日続落した。
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比12.66ポイント(1.37%)安い910.99だった。ミクシィやサイバダイン、インベスCが下落した。一方でそーせいやオンコリス、ブランジスタは上昇した。
きょう東証マザーズ市場に新規上場したリファインV(6531)は、10時59分に公開価格(1700円)を63%上回る2770円で初値を付けた。午後の取引では利益確定売りが膨らみ、制限値幅の下限(ストップ安水準)である初値比18%安の2270円まで下落する場面もあった。終値は初値比7.9%安の2550円だった。
リファインV以降は現時点で新規株式公開(IPO)の予定がない。投資仲介会社クラウドファンディングの伊東修社長は「当面は値動きの良さを期待して直近IPOに資金が向かいやすくなる」とみていた。
28日の日経平均ですが、27日の米国主要3市場はマチマチながらアップル株が6%半高で終了。FBも1.75%高で終了した後決算発表後の時間外取引で130ドル台に上昇するなどハイテク株が堅調に推移していましたが、前日終値(16664円82銭)よりも68円67銭安い16596円15銭でスタート&10時15分頃に16450円28銭まで下落した後は買い戻しが入り、午前は前日比114円56銭安い16550円26銭で終了。
午後も開始ほどなく16470円近くまで調整した後は16500円を回復する場面も見られたものの寄り付きは調整。終値ベースでは前日比187円98銭安い16476円84銭で終了しました。
東証1部の上昇組はファンケル(10.95%高)、アルプス電機(10.72%高)など7銘柄で10%以上の上昇。アドバンテストも9.44%の大幅高ですね。
一方の下落組も、コロプラ(21.22%安)、サノヤス(16.02%安)、ホシデン(15.30%安)など9銘柄で10%以上の下落となり、下落率ランキング10位には富士フイルムが9.90%安と大幅下落でランクイン。
CVSベイエリア(10円安の95円=9.52%安)、任天堂(1225円安の21080円=5.49%安)も下落。
ジャスダック上場のマクドナルドは25円高の3100円で0.81%高と今日は反発して終了しています。
28日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比187円98銭(1.13%)安い1万6476円84銭で終えた。日銀の金融政策決定会合の結果判明をあすに控え、海外投資家を中心に持ち高調整の売りが出た。円相場の上昇も重荷になり、1日を通じて安い水準で推移した。
今回の日銀会合について、追加金融緩和の実施は織り込まれているうえ「緩和策の中身と影響を見極めにくい」(大手証券の情報担当者)として、市場では材料出尽くしによる株安への警戒が強い。日経平均は下げ幅を200円超まで拡大する場面があった。
外国為替市場で1ドル=104円台に円高・ドル安が進んだ。前日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明文を受け、「市場は9月の利上げ先送りという見方を強めた」(三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジスト)という。円買い・ドル売りが優勢になり、輸出関連株の一角が売られた。
もっとも、主要企業の4~6月期決算発表が相次ぐ中、市場予想を上回る内容だった銘柄には積極的な買いが入り、相場全体を下支えした。
JPX日経インデックス400は反落し、終値は前日比133.87ポイント(1.13%)安の1万1753.36だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、終値は同14.67ポイント(1.11%)安の1307.00だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3738億円、売買高は18億9771万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1236と全体の約63%を占めた。値上がりは628、変わらずは106銘柄だった。
4~6月期の連結営業減益を発表した富士フイルムが売られた。任天堂は大幅に続落し、業績下方修正を嫌気して三菱電が後場に急落した。一方、通期純利益を上方修正したアドテストが急伸し、アルプスが業績の回復期待から大幅に続伸した。
東証2部株価指数は反落した。朝日インテクや象印が下げた。一方、ゼニス羽田や共成レンテムが上げた。
新興株28日、ジャスダックとマザーズ反落 リファインVは一時ストップ安 2016年7月28日 日経夕刊
28日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比7円22銭(0.29%)安い2459円22銭だった。為替相場が円高・ドル安に振れたことに加え、日銀の金融政策決定会合を前に新興市場も模様眺めの展開となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で281億円、売買高は6891万株だった。フォーサイドやアスコット、日本ISKが下落した。半面、マクドナルドやアクモス、プロパストは上昇した。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は7日続落した。
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比12.66ポイント(1.37%)安い910.99だった。ミクシィやサイバダイン、インベスCが下落した。一方でそーせいやオンコリス、ブランジスタは上昇した。
きょう東証マザーズ市場に新規上場したリファインV(6531)は、10時59分に公開価格(1700円)を63%上回る2770円で初値を付けた。午後の取引では利益確定売りが膨らみ、制限値幅の下限(ストップ安水準)である初値比18%安の2270円まで下落する場面もあった。終値は初値比7.9%安の2550円だった。
リファインV以降は現時点で新規株式公開(IPO)の予定がない。投資仲介会社クラウドファンディングの伊東修社長は「当面は値動きの良さを期待して直近IPOに資金が向かいやすくなる」とみていた。
28日の日経平均ですが、27日の米国主要3市場はマチマチながらアップル株が6%半高で終了。FBも1.75%高で終了した後決算発表後の時間外取引で130ドル台に上昇するなどハイテク株が堅調に推移していましたが、前日終値(16664円82銭)よりも68円67銭安い16596円15銭でスタート&10時15分頃に16450円28銭まで下落した後は買い戻しが入り、午前は前日比114円56銭安い16550円26銭で終了。
午後も開始ほどなく16470円近くまで調整した後は16500円を回復する場面も見られたものの寄り付きは調整。終値ベースでは前日比187円98銭安い16476円84銭で終了しました。
東証1部の上昇組はファンケル(10.95%高)、アルプス電機(10.72%高)など7銘柄で10%以上の上昇。アドバンテストも9.44%の大幅高ですね。
一方の下落組も、コロプラ(21.22%安)、サノヤス(16.02%安)、ホシデン(15.30%安)など9銘柄で10%以上の下落となり、下落率ランキング10位には富士フイルムが9.90%安と大幅下落でランクイン。
CVSベイエリア(10円安の95円=9.52%安)、任天堂(1225円安の21080円=5.49%安)も下落。
ジャスダック上場のマクドナルドは25円高の3100円で0.81%高と今日は反発して終了しています。