お昼は弁当販売なしに「?」 コンビニ仙台市役所店 2008年11月27日 河北新報 夕刊
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081127t11045.htm
仙台市役所内のコンビニエンスストア「ローソン仙台市役所店」がお昼どき、主力商品の弁当の販売を取りやめていることに市民から疑問の声が上がっている。市が入居契約時に、弁当販売の休止時間を盛り込んだのが理由だが、道を1本挟んだ宮城県庁内のローソンは昼どきも弁当を販売している。対応の違いに、「なぜ?」の疑問符は大きくなるばかりだ。
午前11時。市役所地下1階にある市役所店の店員が、それまで陳列棚に並べていた弁当にビニールシートをかけ始めた。おにぎりやサンドイッチ、パスタなどは通常通り販売しているものの、弁当は午後3時まで販売を休止している。
同店の男性店長は「約束事なので割り切っている。お客さまの立場でみれば、昼のメーン商品が昼の時間帯にないのはふに落ちないことだと思う」と語る。
市厚生課によると、市役所店は2007年8月に開店した。入居時の契約で、市役所内の民間食堂が営業する時間帯に限り、弁当の販売を取りやめることになっている。
同課の遠藤栄課長は「食堂の経営が厳しいと聞いている。業者を保護するため、競合を避けるようにした」と説明する。
こうした事情を知らない市民は、コンビニで昼に弁当を販売しないことに首をかしげるばかり。市役所を訪れた宮城野区の主婦(29)は「勾当台公園でお弁当を食べようと思ったのに…。客の利便性のことは考えてくれないのですね」と不満も漏らした。
一方、県庁2階に同年7月オープンした「ローソン宮城県庁店」は、アルコール飲料と風俗雑誌の販売を制限するだけ。県庁店と委託契約を結ぶ地方職員共済組合県支部の中村勝事業部長は「県庁の食堂運営会社とも委託契約を結んでいるが、特に問題はない。利用者にとって選択肢があった方がいい」と話した。
え~(吃驚 いくら市役所内の食堂の経営が厳しいからといって、(市役所に入っている)コンビニが一番の稼ぎ時と思われる午前11時から15時までお弁当を販売停止にする(もし販売機会を逸することで廃棄扱いになったら、その分の損失は市役所が被ってくれるのでしょうか?)なんて、むしろ簡単に顧客を奪われてしまう食堂業者を入れ替えるなり、期限を切って経営努力を促す方が筋というものではないでしょうか…???
まあ、病院の食堂の場合は、入院・手術患者の急変などに備えて利用客も『高くて不味』くても我慢して利用してくれるのかもしれませんが、まとまった昼休憩時間を取れる市役所の職員や利用客から見れば、周辺の食堂と比べて割安でなく美味しくもなければ、近所の飲食店を利用したくなるのも無理ありませんし、むしろコンビニ弁当にさえ顧客を奪われてしまうようなレベルの食事しか提供できないような業者を競争入札することなく長期間放置してきた方に問題があるように思います。
こういった問題は、かっては高速道路のサービスエリアでもありましたが、最近ではその高速道路のサービスエリアにもロッテリアなどファーストフード店が入店する時代。
こういう不合理を簡単に許す仙台市民の方というのも、いささか優しすぎるのかな…などと、ついつい考えてしまいますね。
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081127t11045.htm
仙台市役所内のコンビニエンスストア「ローソン仙台市役所店」がお昼どき、主力商品の弁当の販売を取りやめていることに市民から疑問の声が上がっている。市が入居契約時に、弁当販売の休止時間を盛り込んだのが理由だが、道を1本挟んだ宮城県庁内のローソンは昼どきも弁当を販売している。対応の違いに、「なぜ?」の疑問符は大きくなるばかりだ。
午前11時。市役所地下1階にある市役所店の店員が、それまで陳列棚に並べていた弁当にビニールシートをかけ始めた。おにぎりやサンドイッチ、パスタなどは通常通り販売しているものの、弁当は午後3時まで販売を休止している。
同店の男性店長は「約束事なので割り切っている。お客さまの立場でみれば、昼のメーン商品が昼の時間帯にないのはふに落ちないことだと思う」と語る。
市厚生課によると、市役所店は2007年8月に開店した。入居時の契約で、市役所内の民間食堂が営業する時間帯に限り、弁当の販売を取りやめることになっている。
同課の遠藤栄課長は「食堂の経営が厳しいと聞いている。業者を保護するため、競合を避けるようにした」と説明する。
こうした事情を知らない市民は、コンビニで昼に弁当を販売しないことに首をかしげるばかり。市役所を訪れた宮城野区の主婦(29)は「勾当台公園でお弁当を食べようと思ったのに…。客の利便性のことは考えてくれないのですね」と不満も漏らした。
一方、県庁2階に同年7月オープンした「ローソン宮城県庁店」は、アルコール飲料と風俗雑誌の販売を制限するだけ。県庁店と委託契約を結ぶ地方職員共済組合県支部の中村勝事業部長は「県庁の食堂運営会社とも委託契約を結んでいるが、特に問題はない。利用者にとって選択肢があった方がいい」と話した。
え~(吃驚 いくら市役所内の食堂の経営が厳しいからといって、(市役所に入っている)コンビニが一番の稼ぎ時と思われる午前11時から15時までお弁当を販売停止にする(もし販売機会を逸することで廃棄扱いになったら、その分の損失は市役所が被ってくれるのでしょうか?)なんて、むしろ簡単に顧客を奪われてしまう食堂業者を入れ替えるなり、期限を切って経営努力を促す方が筋というものではないでしょうか…???
まあ、病院の食堂の場合は、入院・手術患者の急変などに備えて利用客も『高くて不味』くても我慢して利用してくれるのかもしれませんが、まとまった昼休憩時間を取れる市役所の職員や利用客から見れば、周辺の食堂と比べて割安でなく美味しくもなければ、近所の飲食店を利用したくなるのも無理ありませんし、むしろコンビニ弁当にさえ顧客を奪われてしまうようなレベルの食事しか提供できないような業者を競争入札することなく長期間放置してきた方に問題があるように思います。
こういった問題は、かっては高速道路のサービスエリアでもありましたが、最近ではその高速道路のサービスエリアにもロッテリアなどファーストフード店が入店する時代。
こういう不合理を簡単に許す仙台市民の方というのも、いささか優しすぎるのかな…などと、ついつい考えてしまいますね。