ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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モミジの名所をライトアップ 永観堂、8日から 

2006-11-09 14:52:03 | Weblog
モミジの名所をライトアップ 永観堂、8日から 2006年11月8日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006110700192&genre=J1&area=K1D
 モミジの名所で知られる京都市左京区の永観堂(禅林寺)は8日から、夜間の特別拝観を始める。境内で色づき始めた約3000本のモミジや多宝塔をライトアップし、夜の東山に彩りを添える。
 11年前から続けている秋恒例の催し。今年は、本尊の阿弥陀如来(あみだにょらい)像(重文、みかえり阿弥陀)は、阿弥陀堂(本堂)が修復中のために今年は見られない。特別拝観は30日までの午後5時半-午後9時。拝観料は中学生以上600円。


 禅林寺と言われてもピンと来ない人も少なくないと思いますし、多分『永観堂』の別名を出した方が、『あ~ はいはいあの永観堂ね』という人も少なくないかと思いますが、ここ数日急に冷え込んできた事もあり、モミジも彩り始めたようですね。

 銀閣寺から哲学の道沿いに南禅寺によって終点に選ぶのも良し、清水寺から八坂神社、知恩院、平安神宮、南禅寺と回り終点に選ぶのも良し、次の土日の天気は予報ではあいにく土曜日はイマイチのようですが、12日日曜日は回復の予定。京都観光を考えていらっしゃる方は検討されてみてはどうでしょうか。

永観堂HPはこちら 
http://www.eikando.or.jp/

こちらは天龍寺の夜間特別拝観の記事
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006110800142&genre=J1&area=K1H
 ここの庭も見事ですよ-。夜間特別拝観は見に行ったことはありませんが、モミジの季節は綺麗なんでしょうね。こちらの特別拝観は10日から12月3日まで。

長期休暇の奈良市元職員、強要容疑で県警が聴取へ

2006-11-09 14:46:27 | Weblog
長期休暇の奈良市元職員、強要容疑で県警が聴取へ 2006年11月8日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061108i301.htm
 奈良市環境清美部の元職員の男性(42)(懲戒免職)が5年間に8日しか出勤していなかった問題で、奈良県警は近く、強要の疑いなどで元職員から事情聴取する方針を固めた。
 元職員は、奈良市が談合防止のため、10月からの実施を決めていた郵便による入札制度の拡大に「横やり」を入れて延期させており、県警は市職員らからも事情聴取を進める。
 調べや関係者の話によると、元職員は実質的に土木建築業を営んでいる。今年8月、市が10月から舗装や造園など3業種に、郵便入札制度を導入することを市議会に報告した数日後、担当課に「知らされていない。なんでおれらのような個人業者にまで、制度を広げるんや」などと強く抗議した。さらに、「解放同盟奈良市支部協議会」と市との「交渉の場でも話す」と迫ったという。
 この際、担当課の職員は「威圧感を感じた」とも話している。県警は郵便入札を防ぐため、元職員が圧力をかけたとみている。


 連日のこの長期病欠休職職員に係る報道を聞くにつれ『この輩は最初から役所にごり押しする目的で市役所に就職したのでは?』とさえ思えるようになりました。
 解放同盟といった組織も、その趣旨自体は良いと思うのですが、実態はそういった体裁の良い組織の名前だけ利用して私腹を肥やす輩も少なくありませんし、どこまでが正当な行為でどこから先がごり押しなのかを判別し、今後同様の行為が起きないような対策を練る必要があるのではないでしょうか。この問題、長期病欠による手当の不正取得問題だけでなく、市と業者の癒着?を疑わせるようなもっと次元の大きい問題になってきましたね。

「長期病欠」元奈良市職員の建設業者、県が事務所を調査
http://www.asahi.com/national/update/1108/OSK200611080027.html

医療廃棄物をゴミ集積所に捨てる、容疑で医師逮捕

2006-11-09 14:40:14 | Weblog
医療廃棄物をゴミ集積所に捨てる、容疑で医師逮捕 東京 2006年11月08日
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/1108/TKY200611080181.html
毎日夕刊 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061108k0000e040058000c.html
 医療廃棄物を不法に捨てたとして、警視庁は8日、東京都豊島区西巣鴨1丁目の「藤本医院」経営の医師藤本尚資容疑者(52)=板橋区本町=を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。
 生活環境課の調べでは、藤本容疑者は今年7~10月、業者に委託して処理をしなければならない医療廃棄物の注射器やガラスくずなど約5.4キログラムを、医院前のゴミ集積所に不法に捨てた疑い。血液が残っていた注射器もあったという。
 同課は藤本容疑者が93年の開業以来、医療廃棄物約300キログラムを不法に捨てていた疑いがあるとみて調べている。


 医療廃棄物を専門業者に出さないで、普通のゴミとして出すなんてとんでもない行為ですし、もしゴミ収集業者の人間が誤って注射針を手に指したことが原因で、肝炎などの病気に感染したら、この悪徳医師はどうやって責任を取るつもりだったのでしょう?
 いくら医者が足りないといっても、ここまでモラルの低い医師なんて要りませんし、ホント冗談じゃないです。
 10年以上もこれらの事実が放置されていた可能性が高いという現実も、今になって思えば戦慄を感じ得ません。

泥酔:警官が大暴れ 倉敷署巡査部長、5月にバーで--店主「訴訟も辞さず」 /岡山

2006-11-09 14:35:56 | Weblog
泥酔:警官が大暴れ 倉敷署巡査部長、5月にバーで--店主「訴訟も辞さず」 /岡山 2006年11月7日 毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000272-mailo-l33
◇7月に「所属長注意」処分
 倉敷署生活安全課の男性巡査部長が酔って倉敷市内のバーで大暴れし、同僚を殴ったり男性店主(31)に暴言を吐くなどしていたことが6日、分かった。巡査部長は7月14日付で「所属長注意」の処分を受けているが、店主は「大事なカウンターに土足で上がられ、処分の連絡もなかった」と激怒。「悪いことをしたと公的に認めてもらう」と、慰謝料などを求める訴訟も辞さない構えだ。
 店主らによると、巡査部長は5月18日夜、署の同僚とともに来店。既に酔っており、店内で同僚に殴りかかったほか、自分の眼鏡や携帯電話をカウンター内に投げつけ、ビールをカウンター上にまき散らして椅子を投げ倒すなどした。更に店主に「眼鏡と携帯電話を探せ」と怒鳴り、「おめえが探せんのならわしが探す」と土足でカウンターの上に乗ったところで店主と同僚が制止し、店外に連れ出したという。
 店主は翌日、署に出向いて「やったことを書面にして謝罪し、この件で処分が出たら教えてほしい」と要望。後日、巡査部長から店内での乱暴などを認め「他人を敬うなど、基本的なことから人としての在り方を学び直し、二度とこのような恥ずべき愚行を犯さぬよう自らを律したい」などとするわび状が届けられた。
 ところが処分については8月になっても連絡がなく、店主は処分内容を知ろうと倉敷簡裁に50万円の慰謝料を求める調停を申し立てた。だが署側は「その件はもう終わっているのでは」としたため、店主は調停委員が打診した「20万円支払い」の和解案についても「反省の様子も自覚もない」と同意せず、不成立になった。調停では巡査部長側が「眼鏡などを投げつけたりしていない。慰謝料は支払うが、文書は返してほしい」などとも主張したという。
 倉敷署の武田博志副署長は「事件性もない事案で既に終わったことと認識しており、これ以上のコメントは差し控えたい」と話している。


 お酒を提供するお店ですから、多少の客の無礼は致し方ないのかもしれませんが、さすがにここまでやられては店主がぶち切れるのも理解できますし、本当はお金よりもこの無礼者に直接謝罪してもらい、それ相応の処分を求めたかったのではないでしょうか。
 店主が激怒して裁判も辞さないとしているのもある意味当然ですが、この輩の態度はあまりにも傲慢ですし、倉敷署長の『事件性もない事案』という解釈にもかなり疑問が残ります。このままでは本当に裁判になってしまいますし、そこまで事態が進んだら、それこそ日本全国に恥をさらす形になってしまうのではないでしょうか? 倉敷署長もこの輩も何を意固地になっているんでしょうね?

労働審判:「看護補助者への異動不当」申し立て、互いに譲らず--第1回審理 /富山 

2006-11-09 14:28:39 | Weblog
労働審判:「看護補助者への異動不当」申し立て、互いに譲らず--第1回審理 /富山 2006年11月7日 毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000162-mailo-l16
◇病院側「就業規則に違反」/東さん「書面注意なかった」--富山地裁
 「ケースワーカーから看護補助者への異動は不当」などとして、富山市の精神保健福祉士、東(ひがし)初美さん(43)が、富山市大町の精神病院「南富山神経サナトリウム中川病院」を経営する医療法人社団功連会を相手に申し立てた労働審判の第1回審理が6日、富山地裁で非公開で開かれた。
 審理終了後に、東さんと支援団体「生・労働・運動net jammers(ネット ジャマーズ)」の埴野謙二さんが記者会見。2人によると、労働審判官と2人の労働審判員が、双方から主張を聞くなどした。次回は12月15日に開かれる。
 2人や同病院によると、病院側は配転理由について「医師らの注意に従わないなど勤務成績が不良で、就業規則に違反しケースワーカーに適さない」などと主張した。
 東さんは、病院側の主張に対し「虚偽や誤認、誇張に満ちている。この問題以前に、書面による注意はなかった」などと異議を唱えた。
 労働審判官からは、双方が歩み寄れないのであれば、訴訟移行もありうるとの話があった。
 今後の対応について、埴野さんは▽労組を結成し団体交渉する ▽訴訟に移行する ▽金銭的解決――などが考えられるという。しかし、金銭的解決だけでは本人が納得せず、復職にこだわれば審判が打ち切られ、今の職場で働きながらの長期間の裁判に移るため、難しい判断が迫られる。
 東さんは「審判官は、何が正しいかではなく、どこで折れ合えるかを探している印象を受けた。基本的には元の職への復帰を求めるが、仲間と考えたい」と話していた。
 申立書などによると、東さんは04年5月から同病院でケースワーカーとして勤務。今年4月、公立病院から入院中の患者の受け入れを求められたことを発端に両病院間でトラブルが発生し、原因が東さんの対応や資質に問題があったとされ、今年8月1日付で看護補助者への異動を命じられた。


 う~ん。労働審判制度の目的そのものが早期解決を目的としているので、基本的には和解路線になってしまうのは致し方ありませんし、もし労働審判制度を使おうとするならば、100%全面勝利はまず期待しない方が良いのではないかと思います。
 とはいえ、ケースワーカーから看護補助者へいきなり配置転換ですか…。賃金も下がるでしょうし、働く側が文句を言いたくなるのもわからなくもありません。

女医はつらいよ 産後も6割「常勤希望」-沖縄 

2006-11-09 14:23:44 | Weblog
女医はつらいよ 産後も6割「常勤希望」-沖縄 2006年11月5日 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-18608-storytopic-1.html
 県立病院などで働く女性医師の6割以上が、子どもが生まれても常勤医師として働きたいと考えていることが、県公務員医師会が実施したアンケートで分かった。
 当直や急な呼び出しが日常業務でもある公的病院では「子育て中の女性が働き続けるのは難しい」との指摘も多い。県立でも女性医師が増える傾向にあり、女性医師らの勤続の意欲や希望を生かすために今後、要望に即した対策が求められる。
 同医師会では、女性が働きやすい環境づくりを目指し、「女医部会」の立ち上げに向け準備を進めている。アンケートは2005年12月に、県立病院などで働く女性医師71人(常勤、非常勤、嘱託、臨時、研修医)に配布し、54人が4月下旬までに答えた。
 子どもが生まれても「常勤で働きたい」と答えたのは64%で、「非常勤で働きたい」は20%、「辞める、転科、分からない」は計16%だった。育児休暇については「取る」が77%、「その時にならないと分からない」が21%。育休の希望期間は1年が55%と最も多かった。
 「仕事と育児を両立する秘けつ」の質問に対しては、複数回答で「配偶者や家族の協力」が最も多く48人、次いで「上司・同僚の理解」が46人、「子どもの病気などの緊急時の支援体制」32人、「外来のみや半ドンなどのワークシェアリング」29人、「延長保育園の充実」25人などだった。「当直免除」はゼロだった。
 また、配偶者がいると答えたのは13人で25%。子どもがいると答えたのは8人で17%だった。当直回数では5回が31%と最も多く、次いで6回が21%、4回以上を合計すると74%だった。
 一方、既婚者に対する質問で、育休を取得したと答えた人は6人で67%に上った。「取らなかった」は2人で22%、「取らない」は1人で11%。取得しなかった理由では、「休むと同僚に迷惑が掛かる」「休むと不安」「代わりの人がいない」「取れる雰囲気ではなかった」などが挙がった。
 女医部会の立ち上げを提案した県立中部病院の依光たみ枝医師(53)は「診療科ごとでも事情は違うが、県立病院でもワークシェアなど子どもの成長に応じた働き方があっていいのではないか。子育て中の女性も働きやすい環境にするためには、何よりも上司や同僚など周囲の理解が大切だ」と強調した。


 「仕事と育児を両立する秘けつ」の質問に対して、「当直免除」がゼロという回答は少々意外でしたが、71人中32人の方が「子どもの病気などの緊急時の支援体制」を、同29人が「外来のみや半ドンなどのワークシェアリング」、同25人が「延長保育園の充実」を指摘しているところは、『今自分が当直から抜けたら、さらに医療現場を混乱させるだけなので、当直だけは抜けられないが、他の配慮は欲しい』というのがホンネでは…という気もしますね。(実際、東京への転職を希望している女性医師の場合、深夜勤務免除を条件に求人情報を探しているケースが少なくないのだとか…。)
 上位2項目の「配偶者や家族の協力」(48人)、「上司・同僚の理解」(46人)については、女性医師だけでなく、看護師にも共通する願いかと思います。

 ちなみに沖縄と言えば、那覇市首里城の近くにある、那覇地区の中核病院的存在の県立南部医療センター・こども医療センターが深刻な産婦人科医・小児科医不足になり、とくに産婦人科外来は完全予約制を取り、予め地域連携室に診察の予約を申し込んで、しかも紹介状がないと診察を受け入れてくれないほどの非常事態。
(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/91d857fff2ac97b6ab5a9115585a2bad)
 那覇市近郊の浦添市にある浦添総合病院も、大学からの派遣医引き上げの影響で、月曜日 および 水曜日の午後  土曜日の午前の外来が休診になっています。(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/eb8b5faa1ac2844434cfa220414bf476)

 女医さんといっても産婦人科医や小児科医だけではありませんが、仕事との両立が困難で、一時期家庭に入っている女医さんを補充要員として確保することを狙うのならば、こういったアンケート結果を元に、子育て世代の女性医師に勤め続けてもらえるための施策作りの参考にもなりそうですね。


沖縄県立南部医療センター・こども医療センター HPはこちら
http://www.hosp.pref.okinawa.jp/nanbu/right.html
浦添総合病院 HPはこちら
http://www.jin-aikai.com/urasoe01/index.htm
沖縄県 医師募集ページはこちら
http://www8.cao.go.jp/okinawa/tyurasima/doctor.html

誰のための制度? 自由度高い労働時間制、条件付き導入案提示へ・厚労省

2006-11-09 13:55:37 | Weblog
自由度高い労働時間制、条件付き導入案提示へ・厚労省 2006年11月9日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20061109AT3S0801Y08112006.html
 厚生労働省は10日に開く労働政策審議会(厚労相の諮問機関)で、労働時間規制を大幅に緩和する「自律的労働時間制度」について健康管理強化などを条件に導入する案を提示する。「労働強化につながる」とする労働組合側にも配慮しながら、多様な働き方に対応できる制度をつくるのが狙い。厚労省は来年の通常国会で関連法案を提出する方向で調整する。
 今回、厚労省は論点整理という形で自律的労働時間制度などを導入する案を示す。新制度導入を目指すのは、IT(情報技術)化の進展などを背景に労働時間とそうでない時間の境界があいまいな働き方が増えていることが背景。労働時間の上限などを定め、時間に比例して賃金を支払うことが前提の現行の労働基準法の原則を変更し、多様な働き方に柔軟に対応できる仕組みを目指す。


 自律的と言えば聞こえが良いですが、運用次第では、ホワイトカラーがいくら残業をしても、一定年収を超えたらそれ以降は残業代を支払わないことを合法化しかねない、とても怖~い制度(使用者側の性善説を大前提にした制度)なんですけどね…。厚労省はなぜここまで意固地にこの制度を導入しようとしているのか全く理解できません。
 仮にこの制度を導入するとして、一番気になるのが、その年収のボーダーライン。当初使用者団体が求めていた年収400万円や超有名商事会社の会長さんが妥当としていた500万円(このラインでは住宅ローンを背負っているサラリーマンの大半が該当してしまいます)よりは高くなり、年収1000万円くらいを目途に導入を狙っているようですが、ここまでボーダーラインが高くなってしまうと、その代償として受け入れなければならないと言われている諸制度を考慮すると使用者団体にもあまりメリットはないのだとか…。
 ちなみに連合が行った調査によれば、この制度について、「内容まで知っていた」としている人はわずか9%、「名前は聞いたことがある」は18.4%、つまり『聞いたことはあるよ』という人を含めても4人に1人しかこの制度について知りませんし、「内容まで知っていた」としている人の72.5%が制度適用に反対しています。

 労働者側は勿論大反対、使用者側も積極的に賛成に回っていない、おまけに、その制度について4人に3人までが知らないような制度を厚労省1人が一生懸命旗振りをしようとしているのも、端から見れば奇妙な構図ですね。(私は労働強化につながるとして反対です)


連合が行った調査はこちら 
http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/seido/roudoukeiyaku/data/20061106chousa.pdf

小笠原、小久保ら8人がFA宣言 9日に交渉解禁 

2006-11-09 01:35:12 | Weblog
小笠原、小久保ら8人がFA宣言 9日に交渉解禁 2006年11月08日 朝日夕刊
 プロ野球コミッショナー事務局は8日、フリーエージェント(FA)宣言選手を公示した。今年のFA有資格者72人のうち、日本ハムの小笠原道大内野手、巨人の小久保裕紀内野手ら8人が期限の7日までに権利行使の手続きを行った。
 小笠原は巨人、中日が獲得に乗り出すとみられ、小久保は古巣のソフトバンク復帰が有力。
 阪神の金本知憲外野手とオリックスの的山哲也捕手は、FA宣言して残留。日本ハムの岡島秀樹投手は米大リーグも含め他球団への移籍を希望している。
 このほか、横浜から門倉健投手、オリックスから日高剛捕手、塩崎真内野手がFA宣言した。
 8選手については、9日に国内外全球団との交渉が解禁される。


 8人のうち移籍の可能性の高い選手としては小笠原、小久保、岡島あたりが上げられますが、個人的に気になるのが横浜の門倉投手 この選手の場合、10勝9敗とチーム唯一二桁勝利ながら、評価が1000万円ダウンということもあり、増額と複数年契約を希望していた当人との開きがあまりにも大きかったのがFA権行使の理由なのだとか…。でも当のベイスターズファンからも序盤の不振や安定感のなさから門倉投手に対する評価は得てして良くないんですよね…(--)

 一部スポーツ誌の噂では、門倉投手は単身赴任しなくてすむオリックスか阪神を希望しているとも聞いていますが、どうなることでしょうか。日高捕手にはソフトバンクが興味を示しているようですが、控え扱いになってしまう可能性が高いこと、塩崎内野手は年棒の関係から残留する可能性が高いのではないかと、個人的には予想しています。

関連ニュース
松坂入札、8日に締め切り 2500万ドル以上か
http://www.asahi.com/sports/update/1108/089.html

飲酒運転受刑者の告白 「生きている限り償う」

2006-11-09 01:29:56 | Weblog
「生きている限り償う」 酒気帯び死亡事故の受刑者が心境語る 2006年11月7日 神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000160156.shtml
 「自分なんか死んでしまった方がいいと自殺さえ考えた。でも、生きている限りは罪を償っていかないと…」。危険運転致死などの罪で懲役三年の刑が確定、加古川刑務所(加古川市加古川町)に服役中の四十歳代の男性受刑者が、神戸新聞社の取材に心境を語った。減らない飲酒運転事故。「自分は大丈夫」。誰もが抱きがちな思いが一生を狂わせた。
 事故を起こしたのは、薄明るい秋の早朝だった。信号無視し車で交差点に進入、バイクと衝突。女性を死亡させた。
 酒気帯び運転だった。前夜、仕事の後、仲間と酒を飲み、近くのホテルに一泊し、睡眠は約四時間。「飲み過ぎでしんどいなと感じたが、飲酒運転の自覚はなかった」
 約束があり、家路を急いだ。現場は初めて通る道。交差点の数十メートル手前で信号が赤に変わったが、「ちょっとぐらいいいだろう」。アクセルを踏んだ。それまで信号無視をしたことはなかった。「酒で気が大きくなっていたのかもしれない」
 現行犯逮捕され、取り調べ中に被害者の死亡を知らされた。保釈後、そのまま被害者宅に向かい、悲しみにくれる遺族の前で、遺影に手を合わせた。
 「何も悪くない人の命を奪ってしまった」。これからどう償えるのか、思い悩む日が続いた。
 バイクと衝突した瞬間「人生、終わった」と血の気がひいた。それまでは自分なりに順風満帆だった。大学卒業、就職。仕事でも認められ、子どもたちも順調に成長し、念願の家も建てた。
 「なのに、すべてがあの日の事故で一転し、不幸のどん底に落ちた。自分がこんな事故を起こすとは思ってもいなかった。当たり前のルールさえ守っていれば…」。悔やみきれない思いを抱え続けている。
 刑務所では毎日、仏間で手を合わせ、被害者に謝罪し冥福を祈る。


 あえてコメントはしません。飲酒運転がどんな悲劇を引き起こしたのか 自分だけは大丈夫…と思った結果がどうなったのかを知って欲しくてこの記事を載せることにします。

派遣会社、社員寮の光熱費水増し 契約社員から天引き

2006-11-09 01:25:44 | Weblog
派遣会社、社員寮の光熱費水増し 契約社員から天引き 2006年11月07日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/1107/TKY200611060322.html
 工場への労働者派遣や製造請負を手がける大手人材会社の高木工業(東京)が、社員寮の水道・光熱費を水増しして契約社員に請求し、給料から天引きしていたことがわかった。これまでに東京、神奈川、静岡3都県の4営業拠点で200人を超える水増しが判明。取り過ぎは少なくとも数百万円にのぼり、さらに増える見通しだ。同社は「返金しておわびしたい」としている。
 4営業拠点を所轄する労働基準監督署や労働局は事実関係を調べる見込みだ。人材会社の光熱費や寮費をめぐっては、労働者から「請求が不透明だ」との指摘が相次いでいたが、これほど大量の水増し天引きが明るみに出るのは初めて。
 高木工業によると、最初に発覚したのは、横浜営業所。派遣・請負労働者約100人の水道・光熱費で昨年9月~今年4月の間に数百万円の水増しがあった。本来会社側が負担すべき寮の空き部屋の水道・光熱費の基本料などを毎月、入寮者に上乗せし、給料から天引き。その際、労働者側には電気代などの明細書を示していなかった。
 利益確保のため前営業所長が行ったとみられ、同社は近く前営業所長ら計6人を半年間の減給処分とする。
 また、東京都八王子市や神奈川県平塚市、静岡県三島市の営業拠点でも計100人程度の水増し請求が判明。返還金額は調査中で、関係者を追って処分する方針だ。同社では以前から水増し請求の指摘があり、不正行為が横行していた可能性もあるため、全国の拠点で調べている。
 横浜営業所の男性契約社員(37)は「少ない給料から勝手に天引きしており、詐欺的だ。会社側は問題を今春に把握していながら、きちんと対応しなかった」と憤る。
 高木工業は全国に79の営業拠点があり、約1万人の契約社員がいる。そのうち寮に住むのは約5000人。


 今までも、山奥の事実上身動きのとれない寄宿舎では、お酒や宿泊代と称して割高な料金を請求することは、別に珍しくもなかったと思いますが、さすがに埋まらない部屋の水道光熱費まで他人に負担を押し付けるなんて、極悪非道にも程がありますね…(怒!
 いくら前営業所長の暴走とはいえ、過徴収額は数百万円レベル。既に退職して連絡がとれなくなっている人への返還はどうするつもりなんでしょう?

 それにしても労働組合や新聞社まで巻き込まないと、事実を明らかにしないなんて……この会社の体質が疑われますね。社長のお詫び会見もあまりにも形式的ですし、当該暴走を許してしまった経営者としての責任を取るつもりは文面を見る限り毛頭なさそうです。

社長のお詫び会見はこちら(http://www.yes-takagi.com/information/info061107.htm)

娘に暴行4年の父、「鬼畜」と懲役12年…札幌地裁 

2006-11-09 01:21:49 | Weblog
娘に暴行4年の父、「鬼畜」と懲役12年…札幌地裁 2006年11月7日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061107i304.htm
 4年近くにわたり、実の娘を繰り返し暴行したとして、強姦や準強姦などの罪に問われた北海道日高地方の無職男(49)に対する判決が7日、札幌地裁であった。
 井口実裁判長は「鬼畜の所業。厳罰をもってのぞむほかない」として、懲役12年(求刑・懲役13年)を言い渡した。
 判決などによると、男は、長女が9歳のころからわいせつな行為を始め、暴力を恐れて長女が抵抗できないことにつけ込み、今年3月までに、少なくとも4回乱暴した。長女が3月に家出し、父親を警察に告訴したことから発覚。検察側は、02年7月以降、男が2、3日おきに暴行を繰り返していたと指摘した。
 井口裁判長は、「1人で耐えるしかなかった苦痛と絶望は想像を絶する。(憎しみから)父の死刑を望む姿は哀れである」と述べた。


 被害者が憎しみから父親の死刑を望む気持ちは痛い程、察することができるのですが、現行法上では強姦罪は3年以上20年以下の懲役(強姦致死の場合は無期もありうる) つまり、被害者がお亡くなりになっていない限り最高でも20年が限度なんですね…。
 裁判長の言葉にもあるとおり「鬼畜の所業。厳罰をもってのぞむほかない」行為でありながら、強盗罪などと比べると最高刑の低さが目立ちますし、今後は最低ラインだけでなく、最高刑の見直しも必要なのではないかと思います。この被害に遭われたお嬢さんの心のケア 時間をかけて国の責任として 出来る限りのことをしてあげて欲しいと思います。

日本社会、飲酒運転に「甘い」が85%…読売世論調査

2006-11-09 01:17:39 | Weblog
日本社会、飲酒運転に「甘い」が85%…読売世論調査 2006年11月6日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061106it11.htm
 読売新聞社が実施した「飲酒運転」に関する全国世論調査(10月14、15日、面接方式)で、日本の社会が飲酒運転に甘いと思っている人が「どちらかといえば」を含めて85%に上った。「そうは思わない」は計12%だった。
 今年8月、福岡市で一家5人が乗った車が飲酒運転の乗用車に追突されて海に転落、子供3人が死亡する事故が起きるなど、悪質な飲酒運転による悲惨な事故が後を絶たない。このため、飲酒運転を社会全体の問題として厳しく受けとめている人が多かった。
 こうした事故を受け、警察庁では飲酒運転に関する罰則強化を検討している。ドライバーだけでなく、運転すると知りながら酒を提供した飲食店などに罰則を設けることへの賛否を聞いたところ、「どちらかといえば」を含め「賛成」が68%。反対は計26%だった。
 また、酒を飲んでいた事実の発覚を恐れ、事故現場から逃走するひき逃げ事件が増加していることから、ひき逃げの罰則を重くする道路交通法改正については、「どちらかといえば」を含め「賛成」が97%に達した。
 飲酒運転をした職員を懲戒免職にする動きが、地方自治体で広がっているが、こうした厳しい処分については、「当然だ」が計91%に上った。民間企業も、同じように厳しい対応をとるべきと思うかでも、「そう思う」が計90%を占めた。
 飲酒運転をする理由については、<1>事故を起こすことはないと思うから60%<2>酔っていないと思うから46%<3>タクシーや運転代行を使うとお金がかかるから45%――などの順だった。


 私は飲酒運転というよりも、お酒のマナー全般に日本という国も日本人も甘過ぎると思います。例えば会社命令の事実上強制参加の歓送迎会。飲めない人にも無理やり飲まそうとするマナーの悪い人や、酒癖の悪い人って必ずと言ってもいい程、1人はいるものです。
 他にも、日本の場合 酒に寛大過ぎる文化も問題です。『無礼講』という言葉の意味を曲解して、酒が入ったことをいいことに、部下や同僚に無礼三昧な振る舞いをしている輩の多い事。酒は楽しむものであって、飲まれるものではありませんし、このあたりの文化を修正できない限り、飲酒運転の撲滅も中々難しいのではないかと思いますが、例えば酒を出さない歓送迎会とか開けませんですかねぇ…。
 会社絡みの飲み会をなくすだけでも飲酒運転をかなり減らすことができると思いますが、他人をパーティに招き、お酒を飲んだ方には泊まってもらうような文化のない日本ではやはり難しいのでしょうか…(はあっ

国税職員装った詐欺被害、11都県で6000万円 

2006-11-09 01:07:53 | Weblog
国税職員装った詐欺被害、11都県で6000万円 2006年11月8日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061108i211.htm?from=main2
 国税局や税務署などを装って、「所得税の過払い金を還付する」などと電話や手紙を送り、言葉巧みに金を振り込ませる被害が、全国で相次いでいる。
 国税庁は、新手の振り込め詐欺の可能性が高いとして、注意を呼びかけている。
 国税庁によると、全国の国税局や税務署の職員を名乗った男の声で電話があり、「還付金があるので、近くのコンビニなどの現金自動預け払い機(ATM)に行ってほしい」と伝え、ボタン操作を指示して、逆に現金を振り込ませる手口だという。
 今春ごろから被害が出始め、10月末までに11都県で85件、被害額は計約6000万円に上る。
 これとは別に、今月に入り、実在しない「国税局収税課」の印が押された封書が、千葉県内を中心に約800通が郵送されていた。封書には「納税過払い金を返金するので連絡してほしい」などと記されており、連絡すると、やはりATMを使った送金操作を誘導されるという。6日に千葉県茂原市の女性が約30万円を振り込む被害が出ている。
 国税庁や東京国税局は「還付する納税者にATMの操作を指示したり、口座を指定して振り込みを求めたりすることはない。不審な電話や文書があった場合は最寄りの税務署に届け出てほしい」としている。


 最初はなんでこんな手口に騙されるんだ??? と思っていましたが、どうやらキャッシュカードを巧みにATMに入れさせて(多分本人確認のためにキャッシュカードを入れて下さいと言っているのでは…?? → 運転免許証や健康保険証と異なり、キャッシュカードは本人確認には使えないはずです!)、振り込み操作をさせることで、いつのまにか入金させられているようですね。
 普通に考えれば、何でお金を返してくれるのに、キャッシュカードを投入しなければならないのか、その時点で疑って欲しいですし、それ以前に税務署はわざわざ還付を知らせてくれる程、親切でもありません。サラリーマン家庭ならば、医療費控除などの特別な控除でもなければ、年末調整で全ての処理が済んでしまいます。

 まあ、自分が所得税をいくら納めているか知っていれば、還付金と嘘をついた金額が不自然(税金というものは納めた額以上に帰ってくる事はありません 最大でもゼロになるだけです)なことくらい、すぐに気が付くと思うのですが、これも一般の人が税金というものに無関心だからこそ起こり得る、日本だからこそ成り立つ犯罪なのでしょうね。
 皆様もこの還付金を装った振込み詐欺 気をつけ下さいね。