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大分 別府市長選 長野氏が初当選

2015-04-30 19:48:09 | Weblog
大分 別府市長選 長野氏が初当選 2015年04月27日 大分合同 
歴代最年少、混戦制す
 第18回統一地方選の「後半戦」で26日、大分、別府両市長選と大分県内6市町議選が投開票された。大分市長選は元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)が、元大分大学副学長の椋野美智子氏(59)に約1万8千票差をつけ新人同士の一騎打ちを制した。新人5人が争った別府市長選は、元市議の長野恭紘氏(40)が元国土交通省技官の春田義信氏(58)らを破って初当選を果たした。両市とも12年ぶりに新市長による市政がスタートする。別府、中津、日田、杵築、宇佐、玖珠の各市町議選は計129人の当選者が決まった。
 新人5人が争った別府市長選は、元市議の長野氏が混戦を制し、初当選。別府市で歴代最年少の市長が誕生した。
 長野氏は3度目の市長選挑戦。過去の戦いを支えた後援会が軸となり、経営者や学生らの勝手連も活発に動いた。商店街など40以上の推薦団体や自民系市議も連動し、保守票を固めた。公明党の協力も機能した。
 春田氏は複数の自民系市議と市職労などが加盟する連合大分が支援。幅広い層からの集票を目指したが、勢いが出なかった。泉武弘氏は個人支援者を中心に運動。市議8期の実績で高齢者層を取り込んだが、広がりを欠いた。
 安達澄氏は同級生らの草の根で短期間に支持を広げたものの出馬表明の遅れを挽回できなかった。梅野雅子氏は「初の女性市長」を旗印に女性票や浮動票の取り込みを図ったが届かなかった。

一つに街まとめる
 長野氏の話 選挙戦では思いを伝えるというよりも市民と共有し、勇気と元気をもらった。別府を「昔は良かった温泉地」で終わらせるわけにはいかない。これまで少しバラバラだった部分を一つにまとめ、子どもたちに誇れる素晴らしい街にしていきたい。

★大分県別府市 市長選挙結果
当 21027 (34.7%) 長野恭紘 40 無所属 (公・次)新1(元)市議
  14955 (24.7%) 春田義信 58 無所属新 (元)国交省職員
  11926 (19.7%) 泉武弘 70 無所属 新 政治団体代表
  9740 (16.1%) 安達澄 45 無所属 新(元)朝日新聞社員
  2925 (4.8%) 梅野雅子 55 無所属 新 旅行会社社長




 大分県別府市長選は県の東海岸の中央にある人口約12万人の市で、市長選は現職の浜田博氏が今期限りの勇退を表明してかつ後継者を指名しなかったことから、
 元市議で公明・次世代が推薦する40歳の長野恭紘氏、政治団体代表で70歳の泉武弘氏、元国土交通省技官で連合大分が推薦する58歳の春田義信氏、旅行会社社長で55歳の梅野雅子氏、元朝日新聞社員で45歳の安達澄氏の5新人による争いとなりましたが、
 選挙のたびに保守層が分裂し、政争の絶えない状態について「経済界や市民の心を一つにまとめたい」と述べ、政争に終止符を打つべきだとする姿勢を強調した長野恭紘氏が21027票を獲得して
 「働く人の所得を向上させる」と強調し、行政経験を古里に生かしたいと訴え14955票を獲得した春田義信氏
 職員の削減など行財政改革の必要性を訴えて11926票を獲得した泉武弘氏
 「温泉や留学生を生かしたまちづくり」などの政策を訴えて9740票を獲得した安達澄氏
 きめ細かな女性の視点を取り入れた観光振興やまちづくりの必要性を訴え2925票を獲得した梅野雅子氏 ら5新人の争いを制して初当選を決めました。
 自民党には長野恭紘氏、春田義信氏、梅野雅子の3名が推薦を申請する保守分裂選挙で、梅野氏以外は15%を超える得票率を確保するなど中々勝敗の行方がはっきりしなかったものの終わってみれば公明と次世代の推薦を受けた一番若い長野恭紘氏が勝利する形に。
 まずは最初の1期4年でどれだけの実績を打ち出すことができるかが勝負でしょうね。 

大分 大分市長選 佐藤氏が初当選

2015-04-30 19:45:08 | Weblog
大分 大分市長選 佐藤氏が初当選 2015年04月27日 大分合同
自民系、1万8千票差
 第18回統一地方選の「後半戦」で26日、大分、別府両市長選と大分県内6市町議選が投開票された。大分市長選は元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)が、元大分大学副学長の椋野美智子氏(59)に約1万8千票差をつけ新人同士の一騎打ちを制した。新人5人が争った別府市長選は、元市議の長野恭紘氏(40)が元国土交通省技官の春田義信氏(58)らを破って初当選を果たした。両市とも12年ぶりに新市長による市政がスタートする。別府、中津、日田、杵築、宇佐、玖珠の各市町議選は計129人の当選者が決まった。
 自民、公明両党などの支援を受けた佐藤氏が、保守層を中心に支持を集めて初当選。自民党が推す候補としては、旧民社党出身で2003年に引退した木下敬之助元市長以来、12年ぶりに市長の座を奪った。
 佐藤氏は経済産業省でのキャリアを基に「産業力の強化」などを訴え、経済界を軸に支持を広げた。自民党市連や党所属国会議員の組織をベースにしたが、党派色を抑えた「市民党」を掲げ、無党派層にも一定程度浸透した。中学、高校の同窓生や地元の稙田地域の後援会も活発に集票。親しい間柄にある広瀬勝貞知事の支援者も後押しした。
 民主、社民両党が支援した椋野氏は釘宮磐前市長の実質的な後継候補だったが、今年2月の出馬表明後に態勢づくりが遅れた。連合大分の労組票を基盤に組織戦を展開。「県内初の女性市長」を前面にアピールしたが、挽回できなかった。

活性化へ県と連携
 佐藤氏の話 本当に多くの方から応援を頂いた。うれしさと同時に身の引き締まる思い。県と連携して産業の振興や福祉の向上、中心市街地の活性化などに取り組む。新しい大分市に生まれ変わる第一歩。市職員と一緒に市民のために汗を流したい。
佐藤樹一郎((さとう・きいちろう) 57 無新(1) =自民・維新・元気推薦、公明県本部支持=元中小企業庁次長(JSR戦略事業企画部長、ジェトロニューヨーク事務所長、中部経産局長)市内木上。東大卒

★大分県大分市 市長選挙結果
当 91200 (55.6%) 佐藤 樹一郎 57 無所属(自・維・気) 新 1(元)中部経産局長
  72695 (44.4%) 椋野美智子 59 無所属新 (元)大分大副学長


 大分市は、県のほぼ中央に位置する人口約47.8万人の県都で、市長選は 釘宮磐前市長が知事選に出馬(落選)したことから、元中小企業庁次長で57歳の自民・維新などが支援する57歳で(知事選を制した広瀬知事の経済産業省の後輩にあたる)佐藤樹一郎氏と、元大分大学副学長で59歳の(同知事選で敗れた釘宮磐前大分市長らの要請で立候補を表明した)椋野美智子氏の2新人による争いという事実上の知事選の第2ラウンドになりましたが、
 国や県と連携する姿勢を掲げた佐藤樹一郎氏が91200票を獲得して
 国追随ではなく市の自主性に軸足を置く方針を訴え72695票を獲得した椋野美智子氏 を振り切り新人同士の争いを制しました。

熊本 人吉市長に37歳松岡氏 現職の3選阻む

2015-04-30 19:42:47 | Weblog
熊本 人吉市長に37歳松岡氏 現職の3選阻む 2015年04月27日 熊本日日
http://kumanichi.com/news/local/main/20150427002.xhtml
 任期満了に伴う人吉市長選は、無所属新人で元市議の松岡隼人氏(37)が、無所属現職で3選を目指した田中信孝氏(67)と諸派新人で会社社長の長友清冨氏(65)を退け、初当選を果たした。
 松岡氏は608票の僅差で田中氏に競り勝ち、美里町長の上田泰弘氏(39)に代わって県内で最年少首長となった。当日有権者数は2万7539人。投票率は前回より4・62ポイント低い74・9%だった。
 選挙戦は松岡、田中両氏による事実上の一騎打ち。2期8年の田中市政への評価や市庁舎の移転新設計画、人口減少への対応策などをめぐって論戦が繰り広げられた。
 松岡氏は若さを前面に押し出し、市政刷新を訴えた。若者らと草の根の運動を続け、ミニ集会や毎朝のつじ立ちで知名度不足を補った。商工会の一部からも支援を受けた。
 田中氏が進めた新市庁舎建設に対し「多大な借金を将来に残す」と白紙撤回を主張。既存施設を活用してコストを抑える代替案を提示し、現市政への批判票を取り込んだ。中学生までの医療費無料化も掲げ、子育て世代など幅広い層に浸透し、現職に競り勝った。
 田中氏は約350の団体から推薦を得て組織戦を展開。食肉関連の企業誘致や観光客の増加など実績をアピールした。3期目を「実りを手にする収穫期」として市政の継続を強調したが、前回票を下回り及ばなかった。
 長友氏は人吉球磨全体でつくる「球磨市」の実現や入札制度改革などを唱えたが、支持は広がらなかった。
★熊本県人吉市 市長選挙結果
当 10401 (51.0%) 松岡隼人 37 無所属新 1(元)市議
  9793 (48.0%) 田中信孝 67 無所属 現 市長
  215 (1.1%) 長友清冨 65 諸派 新 国の冨源党首



 熊本県人吉市は、県の最南部に位置する人口約3.3万人の市で、市長選は現職で3選を目指す67歳の田中信孝氏に、国の冨源党首(諸派)で65歳の長友清冨氏、元市議で37歳の松岡隼人氏の2新人が挑みましたが、
「今の市長はワンマン。市民の話を聞く市長を」と訴えると共に、公民館活用などの代替案で老朽化した市庁舎の建て替え計画の撤回を訴えた松岡隼人氏が10401票を獲得して
 食肉加工施設誘致など経済政策を軸とする田中市政2期8年の実績をアピールするとともに、老朽化した市庁舎の建て替え計画の推進を求めて9793票を獲得した現職の田中信孝氏を破り見事初当選を決めました。 
 人吉球磨の10市町村を一つにした「球磨市」の実現を訴え、生ごみの飼料化や発酵食品の特産品化で地域活性を図るとアピール。農業土木の測量設計技師の経験から公共工事や入札の現状を強く批判し、出陣式でも「国や市町村の公共事業をただしたい」と訴えた長友清冨氏は215票の獲得に留まりました。
 新市長に就任する松岡隼人氏の手腕が問われる4年になりそうですね。

福岡【太宰府市長選】芦刈氏「刷新」訴え実る

2015-04-30 19:40:25 | Weblog
福岡【太宰府市長選】芦刈氏「刷新」訴え実る 2015年04月27日 西日本
 太宰府市長選は、元市議で無所属新人の芦刈茂氏(65)が、自民、公明の推薦を受けて3選を狙った無所属現職の井上保広氏(67)に競り勝った。目立った組織もなく「市政刷新」の一点で、有権者の支持を広げた。390票差の勝利に「今後は立場の違いを超え、オール太宰府で対話しながら、新しいまちづくりを進めたい」と抱負を語った。
 事務所で芦刈氏は「市民の力」を勝因に挙げた。6478人の反対署名が提出されながら建設が進む総合体育館(来年2月完成予定)を現職の土木・箱もの優先の象徴と位置付けた。疑問を抱く有権者の支持を得たことが接戦を制した要因と分析する。
 芦刈氏にとって後押しとなったのが、昨年春に発足した市民団体「新しい風」の取り組み。「市民中心の政治」を目指して、市内で「新しい風」通信を発行し、総合体育館や市が購入した国士舘大跡地などの問題を指摘してきた。芦刈氏と同じ「刷新」の主張が有権者に徐々に浸透し、井上氏陣営も「ボディーブローのように効いた」と、告示後、反論する文書を市内で配るなど対応に追われた。
 先の県議選で、井上氏が推した自民公認候補が民主、社民推薦の女性候補に敗れた。芦刈氏は「市民の声が届く市政に改革する」と述べ、市民と対話する場を設ける考えを示した。
★福岡県太宰府市 市長選挙結果
当 14727 (50.7%) 芦刈茂 65 無所属 新1(元)市議
  14337 (49.3%) 井上保広 67 無所属 (自・公) 現 市長



 福岡県太宰府市は、県中部に位置する人口約7.2万人の市で、市長選は現職で3選を目指す自民・公明が推薦する67歳の井上保広氏に、元市議で65歳の芦刈茂氏が挑みましたが、
 太宰府市向佐野で総事業費32億6790万円をかけて建設する体育複合施設(総合体育館)について市民の疑問の声に耳を傾けない、建設費が膨らむばかりのハコモノ行政の象徴だ」と批判。「2013年度に市が購入しながら有効活用されない国士舘大跡地(同市御笠)など、井上市政は無駄遣いが目立つ。市長に、市民全般の声を聞く姿勢があるようにみえない」と現職を批判した芦刈茂氏が14727票を獲得して
 「施設の整備面で近隣市より10年遅れていた。やっと実現する複合施設などで、市民の健康増進のための新規事業を検討している」と語り14337票を獲得した現職の井上保広氏
 を大接戦の末破り見事初当選を決めました。芦刈茂氏はまずは最初の1期4年でどれだけの実績を打ち出すことができるかが問われそうですね。
 

福岡【春日市長選】井上氏、分厚い布陣で5選

2015-04-30 19:37:49 | Weblog
福岡【春日市長選】井上氏、分厚い布陣で5選 2015年04月27日 西日本
 春日市長選で5選を果たした無所属現職の井上澄和氏(64)は、事務所で支持者の拍手を浴びながら「これから急速な少子高齢化を迎える。行財政の健全性を維持しながら、将来を見据えて今、何をすべきかを訴えてきたことが評価された」と勝因を語った。
 告示日の出陣式には、同時に実施された市議選の候補者25人中20人が駆け付けるなど分厚い布陣で臨んだが、「楽な戦いではなかった」(陣営)。対決した無所属新人の坂本靖男氏(57)は「5期20年となれば長い。リーダーを変えよう」と訴え、街頭演説でも徹底的に多選の弊害を突いた。
 自民、民主、公明3党のほか、県農政連や連合福岡の推薦を得たのも、危機感を持った後援会幹部の「一党一派に偏らない『市民党』というスタンスを示したら」との助言を受けてのことだった。
 坂本氏の「市民の声が市政に届いているか」との指摘には「14年間、512回にわたり市民の皆さんと対話する『出前トーク』を続けた」と反論。「行政情報の透明性を図りながら、市民と協働のまちづくりを進めてきた」と主張した。
 5期目の抱負について「市民とともに知恵や力を出し合いながら、高齢者も、高齢者を支える働く世代も、安心して暮らせる温かい地域社会の実現に努めたい」と述べた。
★福岡県春日市 市長選挙結果
当 23783(62.4%) 井上澄和 64 無所属 (自・民・公) 現5 市長
  14338(37.6%) 坂本靖男 57 無所属 新 建築事務所社長


 福岡県春日市は、県の中央部に位置する人口約10.9万人の市で、市長選は現職で5選を目指す自民・民主・公明が推薦する64歳の井上澄和氏に、建築事務所社長で57歳の坂本靖男氏が挑みましたが、
 「この15年間で借金(市債残高)を203億円縮減した。どんなまちづくりをしてきたかを見てほしい」。新年度予算については「インフラ整備など行政の継続性を重視し、新規事業はほぼ除いた骨格予算」と説明した井上澄和氏が全体の6割を超える23783票を獲得して
 「おごりが出てくる。新年度予算が象徴的だ。新市長、新市議が誕生するかもしれないのに暫定でなく本予算を組んだ。議会と市民の軽視ではないか」と現職の多選批判を打ち出し14338票を獲得した坂本靖男氏 を退けて5選を決めています。

福岡【田川市長選】二場氏63票差で制す

2015-04-30 19:29:46 | Weblog
福岡【田川市長選】二場氏63票差で制す 2015年04月27日 西日本
 無所属4人が市政の継続か刷新かで争った田川市長選は、新人の二場公人氏(58)=自民、公明推薦=が初当選した。4選を目指した現職の伊藤信勝氏(69)とはわずか63票差。大激戦を制した二場氏は事務所で大勢の支持者と万歳した後「皆さんの声をしっかり受け止め、田川を再生する。一緒に頑張りましょう」と声を張り上げた。
 市議選で2度目の当選を果たした2011年、「田川を変えるには市長になるしかない」と、次期市長選への出馬を決意。同年12月から、朝、昼、夕と街頭演説を続けた。市が単独で建設を進めているごみ焼却施設に対しては「大きな負担を子や孫に残してはいけない」と、近隣自治体との広域処理を主張した。
 告示後は美しいまちづくり、新産業の創出、教育改革、子育て支援を掲げ「田川が生まれ変わるか、変わらないかのターニングポイント。絶対に、絶対に、田川を変える」と声をからした。告示直前に自治労県本部の推薦も決まり、組織力を生かして接戦を制した。
 炭鉱閉山から半世紀。市の人口は半分以下に減り、昨年5万人を割り込んだ。子育て世代の定住を促進するための雇用確保、中心市街地再生、小中学生の学力向上など課題は山積する。二場氏は「必ず子や孫の世代が胸を張って誇れるまちにする」と言い切った。


★福岡県田川市 市長選挙結果
当 11547 (40.1%) 二場 公人 58 無所属(自・公) 新 1 社福法人理事
  11484 (39.9%) 伊藤信勝 69 無所属 現 市長
  4073 (14.2%) 金子和智 44 無所属 新 市観光協会理事
  1657 (5.8%) 笹山良孝 62 無所属 新 社福法人理事長

 福岡県田川市は、県の中央部に位置する人口約4.9万人の市で、市長選は現職で4選を目指す69歳の伊藤信勝氏に、社福法人理事で自民・公明が推薦する58歳の二場公人氏、社福法人理事長で62歳の笹山良孝氏、市観光協会理事で44歳の金子和智氏の3新人が挑みましたが、
 「伊藤市長とは政策論がかみ合わず、市は衰退する一方。ごみ焼却施設の広域化の機会を逃した責任もある」と説明。主な政策として、2020年開催の東京五輪の合宿誘致など人の集う街づくりや、中学校の完全給食実施などによる子育て支援などを掲げた二場公人氏が11547票を獲得して、
 3期で目的を達成できると思っていたが、ごみ施設や汚水処理、病院改革など山積する課題が残っている。もう1期やらないと第5次総合計画の実現も不可能だと思い、出馬を決意した。今後もみなさんの力を借り、未来の田川づくりにまい進したい」などと述べて11484票を獲得した現職の伊藤信勝氏 を大接戦の末制して見事初当選を決めました。
 伊藤市政について「まちづくりへの取り組みが見えない」と指摘。「田川を稼げるまちに変え、稼げる人材を育てるべきだ」とし、産業支援センター(仮称)や技術系の中高一貫校設置などによる雇用の創出・人材育成などを公約に挙げた金子和智氏は4073票を獲得。
 伊藤市長が白鳥工業団地でのごみ焼却施設建設中止を公約にしながら方針転換したことを挙げ「一貫性がなく、予算の把握がない下水道事業と共に思いつきでやっている」と批判。公約に市長の退職金全廃や給与半減、ごみ施設の広域運営による行財政改革などを挙げると共に「北九州のベッドタウン化も考える」とし、香春町との合併を模索する方針も示した笹山良孝氏は1657票を獲得しました。

東かがわ市長選は現職藤井氏3選

2015-04-30 19:27:02 | Weblog
高松市長・大西氏3選 東かがわ・藤井氏も 統一地方選 2015年04月27日 四国
 香川県内統一地方選を締めくくる市長、市議選と町議選は26日投開票され、「郷土の明日」の道筋を示す新たなリーダーが決まった。12年ぶりの選挙戦となった高松市長選は、初の選挙戦に臨んだ無所属現職の大西秀人氏(55)が、無所属新人で元共産党市議の多田久幸氏(69)を寄せ付けずに3選を果たした。東かがわ市長選は、無所属現職の藤井秀城氏(63)が、無所属新人で前市民部長の元行馨氏(59)との大接戦を制して3選を飾った。高松、東かがわともに、実績と経験を強みとする現職が新人を下した。高松、坂出、善通寺、さぬき、東かがわの5市議選、土庄、三木、宇多津の3町議選も、それぞれ新しい顔ぶれが確定した。投票率は、高松市長選47・61%、東かがわ市長選68・48%。5市3町議選は52・46%。いずれも過去最低を更新し、県議選に続いて有権者の政治離れが浮かび上がった。
 2003年以来12年ぶり、周辺6町との合併後では初の選挙戦となった高松市長選は、3選を期した大西氏が、新人の多田氏を大差で破った。
 初当選、再選と無投票だった大西氏は、自民、公明両党や連合香川の推薦を受け、企業や団体などの組織力を前面に選挙戦を終始優位に進めた。地域コミュニティー再生や創造都市の推進などの実績をアピールするとともに、コンパクトなまちづくりや子育て支援の充実などを政策の柱として打ち出し、初めての選挙戦を圧勝した。
 多田氏は市民団体「民主市政をきずく高松市連絡会」が擁立。共産党の推薦を受け、福祉施策の充実などを訴えたが、出馬表明の遅れもあり浸透しなかった。
 急激に進む人口減少への対応や福祉施策、地域経済の活性化策などが争点となった東かがわ市長選は大接戦となり、9618票を獲得した現職の藤井氏が新人の元行氏を476票差でかわし、3選を果たした。
 藤井氏は2期8年で取り組んだ実績を前面に押し出し、企業や団体の組織票をまとめる手堅い選挙戦を展開した。連日2カ所で個人演説会を開き、市発展に向けた政策の浸透を図るとともに、若年層への支持拡大にも腐心。地盤の白鳥地区を中心に支持を固めた。
 一方、元行氏は「ほっとけん!!」をスローガンに現体制からの変革を主張。政策面でも福祉施策の充実などで現職との違いを訴えて肉薄したが、あと一歩のところで力尽きた。

東かがわ市長選 藤井さん地方創生に意欲 2015年04月28日 読売
◇一夜明け 「仕上げの3期目」
 26日に投開票された東かがわ市長選で当選した藤井秀城氏(63)は27日、3期目の任期をスタートさせた。新人との激戦を制して、藤井氏は市役所に初登庁し、「仕上げの3期目になる。地方創生や活性化に結びつく事業に取り組みたい」と意欲を見せた。
 藤井氏は午前9時30分頃、市役所玄関前で職員から拍手と花束で迎えられた。笠井政雄・市選挙管理委員長から当選証書を受け取った後、近くの市交流プラザに移動し、職員約100人を前に訓示。「革新し続けなければ市は生き残れない。市の創生に向け、どうしたら新たな芽が生えるか、見つけていただきたい」と呼びかけた。
 その後、記者会見した藤井氏は「これほど接戦になるとは思っていなかったが、(東かがわ市区で新人が当選した)県議選からの流れや、合併後の庁舎・学校の統合による逆風もあったのだろう」と振り返った。今後の市政運営については「(相手候補を支持した市民の)要望も最大限取り入れたい」と語った。
 最大の争点だった人口減対策については「金を出すのが特効薬という考えでは若者の流出は防げない。古里を愛する教育や、地元企業への就職支援など、内容を充実させたい」と強調。来月7日に市教委が新庁舎に移転するのに伴って解体される大内庁舎の跡地利用については「年内に決めたい」と述べた。

★香川県東かがわ市 市長選挙結果
当 9618 (51.3%) 藤井秀城 63 無所属 現3 市長
  9142 (48.7%) 元行馨 59 無所属 新 (元)市市民部長


 香川県東かがわ市は、県東部の人口約3.1万人の市で、市長選は現職で3選を目指す63歳の藤井秀城氏に、前市民部長で59歳の元行馨氏が挑みましたが、
 「子や孫に使われる大事な施設整備を手掛けられたことは本当にありがたい」と2期8年の実績を強調。直面する地方創生などの課題解決を着実に進める決意を示し一層の支援を求めた藤井秀城氏が9618票を獲得して、
 過疎化や少子化が進む市の厳しい現状を示した上で、「東かがわ市をこのまま『ほっとけん』。歯止めをかけなければいけない。皆さんと一緒に変えていきたい」と支持を呼び掛けて9142票を獲得した 元行馨氏 をかろうじて僅差で振り切り3選を決めました。


香川 高松市長大西さん3選

2015-04-30 19:25:04 | Weblog
高松市長大西さん3選 2015年04月27日 読売
 統一地方選後半戦は26日、高松、東かがわ両市長選と5市3町の議員選が投開票された。12年ぶりの選挙戦となった高松市長選では無所属現職の大西秀人氏(55)(自民、公明推薦)が、東かがわ市長選でも無所属現職の藤井秀城氏(63)が、ともに新人の挑戦を退け、3選を果たした。市長選の投票率は、高松市が47・61%(2003年55・06%)、東かがわ市は68・48%(前回71・68%)で、いずれも過去最低を更新した。
★香川県高松市 市長選挙結果
当 130673 (83.1%) 大西秀人 55 無所属(自・公) 現3 市長
  26668 (16.9%) 多田久幸 69 無所属(共) 新(元)市議


 香川県高松市は県のほぼ中央に位置する人口約42万人の県都で、市長選は現職で3選を目指す55歳の大西秀人氏に元共産党市議で69歳の多田久幸氏が挑みましたが、
 コンパクトな都市の推進やコミュニティー再生など、2期8年のまちづくりに触れ、「高松の地方創生に一段と磨きをかける」と力強く宣言した大西秀人氏が実に8割を超える130673票を獲得して
 「今のワンマン市政を変えなければならない。市民が住みたくなるまちづくりを行う」と決意を披露した上で、福祉施策の充実や対話の市政の実現を訴え26668票を獲得した多田久幸氏 を圧倒。
 危なげなく3選を決めました。

山口 周南市長木村さん再選

2015-04-30 19:23:06 | Weblog
山口 周南市長木村さん再選 2015年04月27日 読売
 周南市長選は26日、投開票された。同じ顔ぶれによる3度目の一騎打ちとなり、現職の木村健一郎さん(62)(無所属)が前市長の島津幸男さん(69)(同)を破り、再選を果たした。2003年に市が誕生して4回の市長選で、再選を決めたのは木村さんが初めて。
 当選が確実になり、笑顔で事務所に姿を見せた木村さん。支持者らとがっちりと握手をし、万歳を繰り返した。「市民の皆さんの勝利。皆さんとともに未来のまちづくりを進めていく」と力強く語った。
 1勝1敗で迎えた島津さんとの3度目の一騎打ち。木村さんは昨年6月の市議会で早々と立候補を表明。市政報告会を重ねて行財政改革などの実績を訴え、市政の継続を呼びかけた。
 選挙戦では政党の推薦を受けなかったが、自民党系の市議や企業、連合山口の支援を取り付けて組織戦を展開。演説会や決起集会で政策の浸透を図った。
 最大の争点となった市庁舎建て替えについては、市庁舎が防災拠点になることを踏まえ、「合併特例債を使えるうちに建てなければならない」と訴えた。
 島津さんは、市庁舎の規模縮小、先送りを主張し、後援会を中心に「草の根」の選挙戦を展開したが、及ばなかった。
▽当日有権者数 11万9681人▽投票者数 5万9580人▽投票率 49・78%(前回49・01%)

★山口県周南市 市長選挙結果
当 36860 (62.6%) 木村健一郎 62 無所属 現2 市長
  22013 (37.4%) 島津幸男 69 無所属 元(元)IT会社社長


 山口県周南市は、県の東南部に位置する人口約14.9万人の市で、市長選は現職で再選を目指す木村健一郎氏に、元IT会社社長で4年前の前回市長選で落選した元職で69歳の島津幸男氏が挑む前回と同じ顔合わせとなりましたが、
 4年間の実績を強調。ソレーネ周南とJR徳山駅南北自由通路の刑日を計約22億円削減したことや市の貯金に当たる財政調整基金が67億円と就任時の約2.4倍になったことなど行財政改革の成果をアピールした上で、市庁舎の建て替えについては「市民の安全に先送りなし」と強調。医療費無料化の拡充や子育て支援の拡充も打ち出した木村健一郎氏が全体の6割を超える36860票を獲得して
 新庁舎計画について資材費の高騰を理由に規模を縮小し、東京五輪以降にするべきと主張。他に小中学生の給食費と高校生までの医療費保険料の全額補助、徳山農林水産専門学校(仮称)の創設などを掲げて、財源はボートレース徳山や道の駅ソレーネ周南の売上屋命名権の活用により創りだすと語り22013票を獲得した島津幸男氏 を退けて再選を決めました。
 前職が現職に挑戦するも票数差は前回とほとんど変わらず。現職木村氏が信任を得たとみてよいでしょうか。 

広島 尾道市長 平谷さん3選

2015-04-30 19:21:54 | Weblog
広島 尾道市長 平谷さん3選 2015年04月27日 読売
 統一地方選後半戦の尾道市長選、大崎上島町長選と4市町議選は26日、投開票された。尾道市長選は、現職の平谷祐宏氏(62)が、いずれも新人で、元県議の吉井清介氏(56)と元県部長の後藤昇氏(61)を破り、3選を果たした。一騎打ちとなった大崎上島町長選では、現職の高田幸典氏(62)が、新人で元町議の赤松良雄氏(60)を破って再選した。呉(定数32)、東広島(同30)、尾道(同29)の3市議選と熊野町議選(同16)でも当選者が決まった。
★広島県尾道市 市長選挙結果
当 35425 (47.4%) 平谷祐宏 62 無所属 現3 市長
  33575 (44.9%) 吉井清介 56 無所属 新(元)県議
  5800(7.8%) 後藤昇 61 無所属 新(元)県部長



 広島県尾道市は、山陽地方のほぼ中南部に位置する人口約13.8万人の市で、市長選は現職で3選を目指す62歳の平谷祐宏氏に、元県議で56歳の吉井清介氏、元県部長で61歳の後藤昇氏の2新人が挑みましたが、
 2期の実績に踏まえて、中国横断自動車道尾道松江線の全線開通を機にした尾道新時代の幕開けに相応しい第一歩を踏み出すと語った平谷祐宏氏が35425票を獲得して
 尾道市の医療環境に「このままでは崩壊する」と危機感を表明。自分にしか出来ない尾道市政をめざすと語り33575票を獲得した吉井清介氏を僅差で振り切って3選を決めました。
 「新庁舎建設を取りやめ、公会堂を残す。観光行政には長期的視点が欠けている」などと現市制を批判した後藤昇氏も5800票を獲得しました。
 現職の平谷祐宏はかろうじて逃げ切ったものの、現職批判票が過半を占めたのも紛れもない現実。次の4年間でどれだけの実績を上げることができるかが問われそうですね。

兵庫芦屋市長選は現職山中氏4選

2015-04-30 13:10:12 | Weblog
山中氏4選芦屋市初 「12年の実績」盤石の戦い 2015年4月27日 神戸
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201504/0007959608.shtml
 芦屋市長選は現職の山中健氏(65)が新人2人を引き離し、同市制初の4選を決めた。山中氏は就任時に阪神・淡路大震災の影響で約1100億円あった市債(借金)残高を490億円台まで減らした実績を強調。「トンネルは抜けた」として、公営住宅集約化やJR芦屋駅南側再開発などの実行を訴えた。
「広く市民から支持を得たい」と政党推薦は受けなかったが、自民、公明両党の議員らの応援も受け、有利に選挙戦を進めた。
「ポスト震災20年」のまちづくりが課題となる中、山中氏は「景観施策を進め、芦屋の住環境をもっと良くしていく。世界でとびきりのまちにしたい」と力を込めた。
★兵庫県芦屋市 市長選挙結果
当 22484(56.8%) 山中健 65 無所属 現 4 市長
  12843(32.5%) 北村豊 52 無所属 新 ソフト会社社長
  4223(10.7%) 村田勝英 60 無所属 新(元)市職員


 兵庫県芦屋市は、県南東部の人口約9.5万人の市で、市長選は現職で4選を目指す65歳の山中健氏に、元市職員で60歳の村田勝英氏、ソフト会社社長で52歳の北村豊氏の2新人が挑みましたが、
 12年前に市長に就任した時、市の借金は1100億円を超えていた。みなさまの協力を得て、2014年度末には、これが490億円台まで減った。お金をかけないで、世界一の街になるために芦屋の景観を伸ばしていく。屋外広告物条例を制定し、看板の規制をする。「芦屋は住むのに特化した街」と印象づける。そして電線のない町を進める。無電柱、無電線化を日本で初めて成し遂げたい。景観だけは世界のトップランナーでいたいと語った山中健氏が過半を占める22484票を獲得して、
 市が計画している人工島・南芦屋浜地区への小学校新設について「市が、多額の費用を負担してまで建設する理由はない」として反対する姿勢を示すと共に、「市の財政負担が固定化する」として小学校建設に反対、市長の報酬減額なども掲げて12843票を獲得した北村豊氏
 市職員として40年務めた。「芦屋再生」をキャッチフレーズに計画性を重視した街づくりを進めたい。ごみ収集用パイプライン存廃を巡っては現市政は廃止の方向で説明をしているが、パイプラインは大事だし、むしろ市の象徴。積極的に活用して存続させるべき。(小学校新設計画中止が問題化している)南芦屋浜地区は、市民の憩える場として集会所を誘導し、総合スポーツ施設や文化施設など、地域に資するものを整備していきたいと語り4223票を獲得した村田勝英氏
 の両新人を退けて4選を決めています。

兵庫 明石市長選は現職泉氏 再選

2015-04-30 13:07:59 | Weblog
泉氏知名度で譲らず 明石市長選2新人退ける  2015年4月27日 神戸
http://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201504/0007959612.shtml
 新人対決となった前回は69票差の大接戦となった明石市長選。今回は現職の泉房穂氏(51)が自民党推薦の元県議ら新人2人の挑戦をはね返し、大差で再選を果たした。
 前回に続いて政党推薦は受けず「市民推薦」を強調。医師会など市内の主要団体が中立を通すなど不安要素もあったが、投票率(45・50%)が前回を2・14ポイント下回るなど関心が高まらない中、現職としての知名度が大きな武器となった。
 泉氏は支援者らが詰め掛けた事務所で、「いよいよ本格的な改革が始まる。子どもも高齢者も住みやすいまちへ、しっかり目配りしていく」と声を張り上げ、大きな拍手に包まれた。
★兵庫県明石市 市長選挙結果
当  51000(48.7%) 泉房穂 51 無所属現2 市長
   30494(29.1%) 榎本和夫 58 無所属 (自)新(元)県議
   23143(22.1%) 増田幸美 53 無所属 新 出版社代表

 兵庫県明石市は、県南中部の人口約29.1万人の特例市で、市長選は現職で再選を目指す51歳の泉房穂氏に、元県議で自民が推薦する58歳の榎本和夫氏、出版社代表で53歳の増田幸美氏の2新人が挑みましたが、
 「明石もようやく明るい兆しが出てきた。まさにこれからです」と、1期4年間に取り組んだ子育て支援や財政健全化などによる実績を強調。「いろいろな人の立場に立って目配りするのが政治。一部の人だけでなく、高齢者も子どもも障害者も、みんながいいと思える明石をつくっていきたい。(改革は)まだまだ終わっていない。スタートを切ったばかりだ」と訴えた泉房穂氏が半数弱の51000票を獲得して、
 「住んでみたい、行ってみたい、元気のあるまちをつくりたい。そのためにも国や県、近隣市町との関係を強固にしたい」と抱負を語り30494票を獲得した榎本和夫氏
 教育・育児、医療・介護、女性や若者の就労支援--など福祉政策の充実を掲げ、「子育て中の親や高齢者が『この街で過ごして良かった』と思えるような街にしたい。「権力の暴走や特定の利権を排除し、皆様の声を届けるため、チャレンジャーとして死にものぐるいで働く」と訴え23143票を獲得した増田幸美氏 を退けて再選を決めました。

兵庫 姫路市長に石見さん4選 継続・発展の期待受け

2015-04-30 13:04:54 | Weblog
兵庫 姫路市長に石見さん4選 継続・発展の期待受け  2015年4月27日 神戸
http://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201504/0007959563.shtml
 統一地方選の後半戦は26日投開票され、中・西播磨では姫路市長・市議、相生市議、太子町議の各選挙で新たな顔ぶれが決まった。一騎打ちの争いとなった姫路市長選は、無所属現職の石見利勝氏(73)が、無所属新人で元県議の北野実氏(55)を破り4選を決めた。投票率は過去最低の47・45%だった。定数47に57人が立った姫路市議選は、候補者の約3分の1を新人が占めたこともあり、混戦となった。
 当選確実の知らせが入ると、石見利勝氏(73)はほっとした表情を浮かべ、「皆さん、本当にありがとうございます」と集まった支援者に感謝の言葉を述べた。
 4選挑戦は苦渋の決断だった。JR姫路駅北側の再開発や、姫路城の「平成の大修理」など、大型事業が一つの節目を迎えた3期目。昨春ごろから、長年の支援者の間では「ここで身を引く方がきれいでは」といった声も聞かれ始めた。
 だが、有力な“後継”候補が定まらない中、市内の各種団体から強い要請を受ける形で立候補を決意。昨年11月の立候補表明会見では、懸念材料の多選・高齢について、自ら「プラス、マイナス両面ある」と分析した。
 予想された通り、選挙戦でも、対立候補の新人北野実氏(55)の陣営が前面に打ち出した「世代交代」のスローガンに脅かされた。これに対抗し、初当選時に訴えた「生涯現役・全員参加のまちづくり」の方針を再び掲げ、「私自身がその先頭に立つ」と強調した。
 さらに、日帰り客が多く「城頼み」といわれる観光行政からの脱却、安倍政権の看板政策「地方創生」の一環として播磨の周辺14市町と取り組む「連携中枢都市圏」の将来性などもアピール。「ここで姫路の発展の波を止めてはいけない」と繰り返した。
 「姫路を元気にする基盤整備、国際観光都市づくりを進める」と石見氏。「継続」の上に「進化」が求められる4期目が始まる。
★兵庫県姫路市 市長選挙結果
当 121838(61.9%) 石見利勝 73 無所属 現4 市長
  75093(38.1%) 北野実 55 無所属 新(元)県議


 兵庫県姫路市は県南西部に位置する人口約53.4万人の中核市で、市長選は現職で4選を目指す73歳の石見利勝氏に元県議で55歳の北野実氏が挑みましたが
 姫路駅周辺の整備や姫路城の「平成の大修理」など実績を強調、行政の継続性やさらなる市街地整備などを訴えた石見利勝氏が6割強の121838票を獲得して
 「世代交代」を前面に打ち出し、市長の給与・退職金の3割削減や、市長の多選を3期までに制限する条例制定などを掲げて75093票を獲得した北野実氏 を退けて4選を決めています。


奈良 生駒市長 小紫さん初当選

2015-04-30 13:02:13 | Weblog
奈良 生駒市長 小紫さん初当選 2015年04月27日 読売
 統一地方選の後半戦は26日、山下真前市長の知事選出馬に伴う生駒市長選と天川村長選、21市町村の議員選の投開票が行われた。3新人が争った生駒市長選は、前副市長・小紫雅史氏(41)が料理研究家の中谷由里子氏(47)、元会社員の都築直人氏(64)を破り、初当選を飾った。天川村長選は、元村長の車谷重高氏(57)が、いずれも新人で、元副村長・赤井公司氏(67)、ボランティア団体代表の楊枝源一氏(67)を退け、2005年以来2度目の当選。各市町村議選も、同日深夜までに新議員が決まった。
★奈良県生駒市 市長選挙結果
当 24955 (52.3%) 小紫雅史 41 無所属新 1(元)副市長
  19660 (41.2%) 中谷由里子 47 無所属 新 電機会社社員
  3140 (6.6%) 都築直人 64 無所属 新 (元)鉄鋼会社社員


 奈良県生駒市は、県北西部に位置する人口約11.9万人の市で、市長選は昨年2月の選挙で3選を決めたばかりの山下真氏が県知事選に出馬(落選)するために辞職したことから、元副市長で41歳の小紫雅史氏、電機会社社員で47歳の中谷由里子氏、元鉄鋼会社社員で64歳の都築直人氏による3新人の争いとなりましたが
 山下市政の継承と発展を掲げ、「日本一楽しく住みやすいまち」を公約に掲げた小紫雅史氏が過半の24955票を獲得して
 県との連携や、有料の指定袋で捨てる「家庭ごみ有料化」の見直しなどを訴えて19660票を獲得したた中谷由里子氏
 市長報酬の廃止、図書館の24時間開館などを主張するも、ポスターやチラシで公約を伝え街頭活動はしない独自の活動で3140票を獲得した都築直人氏 を退けて新人同士の争いを制しました。

大阪藤井寺市長選は現職 国下氏3選

2015-04-30 13:00:23 | Weblog
★大阪府藤井寺市 市長選挙結果
当 14149(52.9%) 国下和男 73 無所属 (民)現 3 市長
  12608(47.1%) 林均 64 無所属新(元)市部長


 大阪府藤井寺市は、府南河内地域に位置する人口約6.5万人の市で、市長選は現職で3選を目指す民主が推薦する国下和男氏に、元市部長で64歳の林均氏が挑みましたが、
 市の財政再建や今年4月に開始した中学校給食などの実績を挙げ、「『小さくてもキラリと光るまち藤井寺』の実現に向けた基礎はおおむね出来上がった」と強調。引き続き取り組むべき課題として待機児童の解消や百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録の実現などを掲げた国下和男氏が14149票を獲得して
 現市政を「スピード感がなく、街の再生が進んでいない。活力がなくなっている」と批判。「教育施策に重点を置き、老朽した施設の整備や教育の充実を図る。子育てしやすい街づくりに力を入れる」とし、「着実に夢と希望を形にし、『人と地域が輝くまち藤井寺』の実現を目指す」と語り12608票を獲得した林均氏 を何とか振り切って3選を決めています。