東証大引け、大幅続伸で4年5カ月ぶり高値 日銀人事報道などで 2013年2月25日 日経夕刊
http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISS16_25022013000000
週明け25日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。前週末比276円58銭(2.43%)高の1万1662円52銭と高値引けとなり20日以来、3営業日ぶりに昨年来高値を更新。2008年9月29日(1万1743円)以来、約4年5カ月ぶりの高い水準を付けた。次期日銀正副総裁の人事に関する報道を受けて金融緩和強化への思惑が改めて強まったほか、前週末の日米首脳会談で環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉に参加する方針が固まったことを手掛かりに、幅広い銘柄が買われた。円相場が朝方に1ドル=94円台後半まで下落したのも追い風に、金融や不動産、輸出関連など主力株はほぼ全面高となった。
「政府は日銀総裁に黒田東彦アジア開発銀行総裁、副総裁に岩田規久男学習院大学教授を起用する方針」(25日付日本経済新聞朝刊など)と伝わり、新体制移行後の日銀が大胆な金融緩和を打ち出すとの見方が広がった。TPP交渉への参加方針も、市場では安倍内閣が掲げる構造改革の前進と前向きに受け止める声が多かった。
円相場の下落一服を受け、朝高後はやや上値の重さも目立った。2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が50.4と、1月の確報値(52.3)から低下したことや、25日まで投開票のイタリア総選挙の結果を見極めたいとの雰囲気が一段の上値追いを見送らせた。後場中ごろからの一段高は、株価指数先物や指数への影響度が高いファストリへの仕掛け的な買いが主導したとの見方が多い。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
東証1部の売買代金は概算で2兆132億円、売買高は33億6536万株。東証1部の値上がり銘柄数は1368と全体の80%を占めた。値下がり銘柄数は252、変わらずは80だった。
みずほFG、三菱UFJ、トヨタ、マツダ、ソニー、三井住友FG、野村が買われ、丸山製や川崎汽、井関農が短期売買を集めて急伸した。不動産関連物色の流れで、東証REIT指数も昨年来高値を更新した。半面、増資観測が伝わったシャープが売られ、ルネサスも軟調。コマツなど一部の中国関連が下落した。
東証2部株価指数は大幅に6日続伸し、昨年来高値を更新。朝日インテク、1stHD、高木が上昇し、ニホンフラが下落した
新興株25日、ジャスダックは5年ぶり高値 マザーズも大幅高 2013年2月25日 日経夕刊
http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISST2_25022013000000
25日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は6営業日続伸した。大引けは前週末比16円49銭(1.03%)高の1614円75銭。2月7日以来、約半月ぶりに昨年来高値を更新し、2008年1月以来、約5年1カ月ぶりの高値水準となった。再生医療を手がけるJ・TECが商いを伴って大幅高し、上場来高値を更新するなど、バイオ・医薬関連銘柄を中心に買いが入った。円安による景気回復を期待して出遅れ感のある新興銘柄を物色する動きも見られた。半面、ゲーム関連の一角など高値圏にある内需株には利益確定の売りが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で532億円、売買高は5342万株。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は下落した。
テラやコスモバイオが上昇。シンバイオは(制限値幅の上限)ストップ高まで上昇した。半面、時価総額の大きいガンホーが下落。直近上場の協立情報通信は10%下落した。
東証マザーズ指数は5日続伸した。大引けは前週末比35.66ポイント(6.74%)高の565.00で、約1カ月ぶりの高値。バイオ・医薬株に個人の買いが入り、関連銘柄の影響度が高いマザーズ指数を押し上げた。ナノキャリアやタカラバイオが商いを膨らませて上昇。ジーエヌアイが高値を更新した。半面、ユーグレナやモブキャスが下落した。
シャープ株:1カ月半ぶり300円割れ 2013年02月25日 毎日夕刊
http://mainichi.jp/select/news/20130226k0000m020040000c.html
東京株式市場のシャープ株は25日、4営業日続落し、一時前週末終値比21円安の289円まで下落した。300円割れは1月10日以来、約1カ月半ぶり。終値は同16円安の294円だった。
台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業との資本提携交渉が、3月26日の期限までにまとまらず、いったん打ち切る方針を固めたことが明らかになり、経営再建の先行きに対する不安が広がったとみられる。
週明け25日の日経平均ですが、先週末22日の欧州株式市場(英0.70%高、独1.03%高、仏2.25%高)や米国株式市場(主要3市場は0.86%高~0.97%高)が堅調だったことに加えて、複数の新聞報道で「日銀の総裁にアジア開発銀行(ADB)の黒田東彦総裁、副総裁に学習院大学の岩田規久男教授を起用する人事案が固まった」と報道されたことから対ドル円で一時94円77銭を付けるなど一時対ユーロ・対ドル共に1円近い円高が進んだこともあり、先週末終値(11385円94銭)よりも180円近く高い11564円55銭でスタートした直後に11562円10銭をつけるも序盤に11600円超えした後は利益確定の売りや為替がやや円高に戻したこともあり11570円近辺で推移する時間も長かったものの、11時少し前から再び上昇しはじめ終了少し前に11618円53銭まで上昇して午前は先週末比221円76銭高い11607円70銭で終了。
午後は小反落の後、13時前から再びじりじりと上昇しはじめ、14時40分頃には11650円乗せ。終値ベースでは先週末比276円58銭高い11662円52銭の高値引けで終了しました。
東証1部の80.5%近い1368銘柄で上昇となり、下落は同15%弱の252銘柄、かわらずが80銘柄で、同1部の売買代金は2兆132億円。
丸山製作所(37.04%高)、神栄(36.44%高)、 石井鐵工所(29.74%高)、東京機械製作所(16.67%高)、サンフロンティア不動産(15.11%高)など14銘柄で二桁率上昇となり、5%以上の上昇も74銘柄。
ソニーは44円高の1340円で3.40%高。パナソニックは683円で1.79%高。
一方、クボテックが6.62%安、アルテックが5.43%安となった他、電機の一角も売られてシャープが5.16%安、ルネサスが4.44%安。
シャープは鴻海との出資交渉が難航していることも嫌気され先週末終値(310円)より16円安い294円でスタート。9時09分に302円まで下げ幅を縮小するも10時47分に289円まで下落して午前は20円安の290円で終了。午後はやや戻して終値ベースでは16円安の294円で終了。
ルネサスエレクトロニクスも先週末終値(270円)より2円安い268円でスタート。9時01分に272円とプラス圏に浮上するも、その後は下落が止まらなくなり9時47分に252円まで急落した後は緩やかに戻して午前は11円安の259円で終了。午後は257-260円のレンジで様子見で終値ベースでは12円明日の258円で終了しました。
ジャスダックのガンホーは先週末終値(272.5万円)よりも3.5万円高い276万円でスタート。9時04分に281.7万円をつけるも、その後はじりじりと売られて10時43分に267.6万円まで売り込まれた後は一旦274万円近辺のプラス圏に顔を出すもすぐに下落して午前は4.9万円安の267.6万円で終了。午後は12時43分に265万円まで下げ、その後14時半過ぎに273万円近辺まで上昇するも終盤は調整して終値ベースでは5万円安の267.5万円で終了(1.83%安)しました。
http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISS16_25022013000000
週明け25日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。前週末比276円58銭(2.43%)高の1万1662円52銭と高値引けとなり20日以来、3営業日ぶりに昨年来高値を更新。2008年9月29日(1万1743円)以来、約4年5カ月ぶりの高い水準を付けた。次期日銀正副総裁の人事に関する報道を受けて金融緩和強化への思惑が改めて強まったほか、前週末の日米首脳会談で環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉に参加する方針が固まったことを手掛かりに、幅広い銘柄が買われた。円相場が朝方に1ドル=94円台後半まで下落したのも追い風に、金融や不動産、輸出関連など主力株はほぼ全面高となった。
「政府は日銀総裁に黒田東彦アジア開発銀行総裁、副総裁に岩田規久男学習院大学教授を起用する方針」(25日付日本経済新聞朝刊など)と伝わり、新体制移行後の日銀が大胆な金融緩和を打ち出すとの見方が広がった。TPP交渉への参加方針も、市場では安倍内閣が掲げる構造改革の前進と前向きに受け止める声が多かった。
円相場の下落一服を受け、朝高後はやや上値の重さも目立った。2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が50.4と、1月の確報値(52.3)から低下したことや、25日まで投開票のイタリア総選挙の結果を見極めたいとの雰囲気が一段の上値追いを見送らせた。後場中ごろからの一段高は、株価指数先物や指数への影響度が高いファストリへの仕掛け的な買いが主導したとの見方が多い。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
東証1部の売買代金は概算で2兆132億円、売買高は33億6536万株。東証1部の値上がり銘柄数は1368と全体の80%を占めた。値下がり銘柄数は252、変わらずは80だった。
みずほFG、三菱UFJ、トヨタ、マツダ、ソニー、三井住友FG、野村が買われ、丸山製や川崎汽、井関農が短期売買を集めて急伸した。不動産関連物色の流れで、東証REIT指数も昨年来高値を更新した。半面、増資観測が伝わったシャープが売られ、ルネサスも軟調。コマツなど一部の中国関連が下落した。
東証2部株価指数は大幅に6日続伸し、昨年来高値を更新。朝日インテク、1stHD、高木が上昇し、ニホンフラが下落した
新興株25日、ジャスダックは5年ぶり高値 マザーズも大幅高 2013年2月25日 日経夕刊
http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISST2_25022013000000
25日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は6営業日続伸した。大引けは前週末比16円49銭(1.03%)高の1614円75銭。2月7日以来、約半月ぶりに昨年来高値を更新し、2008年1月以来、約5年1カ月ぶりの高値水準となった。再生医療を手がけるJ・TECが商いを伴って大幅高し、上場来高値を更新するなど、バイオ・医薬関連銘柄を中心に買いが入った。円安による景気回復を期待して出遅れ感のある新興銘柄を物色する動きも見られた。半面、ゲーム関連の一角など高値圏にある内需株には利益確定の売りが出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で532億円、売買高は5342万株。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は下落した。
テラやコスモバイオが上昇。シンバイオは(制限値幅の上限)ストップ高まで上昇した。半面、時価総額の大きいガンホーが下落。直近上場の協立情報通信は10%下落した。
東証マザーズ指数は5日続伸した。大引けは前週末比35.66ポイント(6.74%)高の565.00で、約1カ月ぶりの高値。バイオ・医薬株に個人の買いが入り、関連銘柄の影響度が高いマザーズ指数を押し上げた。ナノキャリアやタカラバイオが商いを膨らませて上昇。ジーエヌアイが高値を更新した。半面、ユーグレナやモブキャスが下落した。
シャープ株:1カ月半ぶり300円割れ 2013年02月25日 毎日夕刊
http://mainichi.jp/select/news/20130226k0000m020040000c.html
東京株式市場のシャープ株は25日、4営業日続落し、一時前週末終値比21円安の289円まで下落した。300円割れは1月10日以来、約1カ月半ぶり。終値は同16円安の294円だった。
台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業との資本提携交渉が、3月26日の期限までにまとまらず、いったん打ち切る方針を固めたことが明らかになり、経営再建の先行きに対する不安が広がったとみられる。
週明け25日の日経平均ですが、先週末22日の欧州株式市場(英0.70%高、独1.03%高、仏2.25%高)や米国株式市場(主要3市場は0.86%高~0.97%高)が堅調だったことに加えて、複数の新聞報道で「日銀の総裁にアジア開発銀行(ADB)の黒田東彦総裁、副総裁に学習院大学の岩田規久男教授を起用する人事案が固まった」と報道されたことから対ドル円で一時94円77銭を付けるなど一時対ユーロ・対ドル共に1円近い円高が進んだこともあり、先週末終値(11385円94銭)よりも180円近く高い11564円55銭でスタートした直後に11562円10銭をつけるも序盤に11600円超えした後は利益確定の売りや為替がやや円高に戻したこともあり11570円近辺で推移する時間も長かったものの、11時少し前から再び上昇しはじめ終了少し前に11618円53銭まで上昇して午前は先週末比221円76銭高い11607円70銭で終了。
午後は小反落の後、13時前から再びじりじりと上昇しはじめ、14時40分頃には11650円乗せ。終値ベースでは先週末比276円58銭高い11662円52銭の高値引けで終了しました。
東証1部の80.5%近い1368銘柄で上昇となり、下落は同15%弱の252銘柄、かわらずが80銘柄で、同1部の売買代金は2兆132億円。
丸山製作所(37.04%高)、神栄(36.44%高)、 石井鐵工所(29.74%高)、東京機械製作所(16.67%高)、サンフロンティア不動産(15.11%高)など14銘柄で二桁率上昇となり、5%以上の上昇も74銘柄。
ソニーは44円高の1340円で3.40%高。パナソニックは683円で1.79%高。
一方、クボテックが6.62%安、アルテックが5.43%安となった他、電機の一角も売られてシャープが5.16%安、ルネサスが4.44%安。
シャープは鴻海との出資交渉が難航していることも嫌気され先週末終値(310円)より16円安い294円でスタート。9時09分に302円まで下げ幅を縮小するも10時47分に289円まで下落して午前は20円安の290円で終了。午後はやや戻して終値ベースでは16円安の294円で終了。
ルネサスエレクトロニクスも先週末終値(270円)より2円安い268円でスタート。9時01分に272円とプラス圏に浮上するも、その後は下落が止まらなくなり9時47分に252円まで急落した後は緩やかに戻して午前は11円安の259円で終了。午後は257-260円のレンジで様子見で終値ベースでは12円明日の258円で終了しました。
ジャスダックのガンホーは先週末終値(272.5万円)よりも3.5万円高い276万円でスタート。9時04分に281.7万円をつけるも、その後はじりじりと売られて10時43分に267.6万円まで売り込まれた後は一旦274万円近辺のプラス圏に顔を出すもすぐに下落して午前は4.9万円安の267.6万円で終了。午後は12時43分に265万円まで下げ、その後14時半過ぎに273万円近辺まで上昇するも終盤は調整して終値ベースでは5万円安の267.5万円で終了(1.83%安)しました。