ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

H2Oリテイリングがイズミヤを傘下に(建前は経営統合)

2014-01-31 17:27:23 | Weblog
関西、「阪急」1強時代に H2Oリテイリングがイズミヤ統合 2014年1月31日 日経夕刊(有料記事)

 イズミヤと言えば、京阪神を中心に店舗を展開している準大手スーパーですが、09年2月期に3811億円あった売上が10年3686億円→11年3572億円→12年3515億円→13年3443億円と、売上が右肩下がりで下落する悪循環に陥っていて、どちらかと言えば安さがウリな旧ダイエーに近いタイプだっただけに経営状況はかなり厳しいんだろうな…とは思っていたのですが、経営統合といっても実質的にはグループの傘下に下る吸収合併ですし、好立地な店舗は阪急オアシスへの転向を検討。不採算店舗や関東にある5店舗や岡山津山や宮崎市にある店舗は、地元のローカルスーパーに譲渡をもちかけるなり、最悪閉鎖のシナリオもありそうですね。
 それにしても百貨店の阪急・阪神とは論外としても、阪急オアシスも徒歩圏に最寄駅のある売り物も高級路線に近いお店だったはず。仕入れている商品の質が異なれば、物量に任せた相乗効果を出していくのも難しいのではないでしょうか。
 少なくとも有料記事『関西、「阪急」1強時代に H2Oリテイリングがイズミヤ統合』というタイトルは強い違和感を感じます(*)し、関西に長く住んでいた1人としては、記事を書かれた記者さんはエイチ・ツー・オーリテイリングのことは知っていても、イズミヤについてはあまり詳しくない方なのでは…などとついつい邪推してしまいました。

*記事を書かれた記者さんには大変申し訳ありませんが、タイトルに本気で吹き出してしまいました。

トルコ中銀が大幅利上げ、今後も引き締めを維持

2014-01-29 17:26:23 | Weblog
トルコ中銀が大幅利上げ、今後も引き締めを維持

 う~ん。トルコ中銀は日本時間午前7時の時点で声明を発表すると聞いていましたし、まあ利上げはするんだろうな…と思いながら日経サイトをチェックしたら日経有料記事で利上げをした というところまでは見ていたのですが、隙間時間を利用してヤフーサイトで内容を見て、この利上幅に吃驚。
 それだけ自国通貨安対策に必死ということなのでしょうが、トルコが金利を引き上げれば、他の資金調達の苦しい国も対抗上金利の引き上げを余儀なくされる(我々はついつい預金したらいくら利息がつくかの発想で考えがちですが、金利が上昇するということは資金を調達する側からみれば金利負担も重くなってしまうことを意味します)可能性が高いでしょうし、必要以上の金利引き上げ競争でその国の経済発展を阻害することにならなければいいけど…としかコメントのしようがありませんね。
 問題はこの非常事態がいつまで続くか。長期化して他国にも影響が波及しないことをただただ願ってやみません。

宮崎市&延岡市長選は現職圧勝

2014-01-28 20:26:24 | Weblog
現職戸敷氏が再選 宮崎市長選 2014年1月27日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_3807.html
 任期満了に伴う宮崎市長選は26日、投開票が行われた。即日開票の結果、現職の戸敷正氏(61)=自民、民主、公明党推薦、無所属=が8万7447票を獲得して再選を果たした。戸敷氏は後援会や支持団体を挙げた組織戦を展開し、共産党新人で党市生活相談室長の橋口寛氏(63)に7万4255票差をつけ、圧勝した。各党相乗りの現職対共産新人という構図に加え、有権者の関心を引きつけるだけの際だった争点がなく、投票率は31・56%(男31・74%、女31・41%)と前回(48・15%)を大きく下回り、過去最低となった。
★宮崎県宮崎市長選挙結果(投票率31.56%)
当 87447 戸敷正 無現
  13192 橋口寛 共新

現職首藤氏が3選 延岡市長選 2014年1月27日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_3808.html
 任期満了に伴う延岡市長選は26日、投開票が行われ、即日開票の結果、現職の首藤正治氏(58)=自民、民主、公明、社民党推薦、無所属=が3万3479票を獲得。新人で前市議会副議長の小田忠良氏(64)=無所属=を2万2076票差で破り、3選を果たした。新人で会社社長の岩崎信氏(47)= 同=は及ばなかった。対立するような大きな争点がない中で有権者の関心は低く、投票率は44・68%(男44・05%、女45・23%)と前回(60・26%)を下回り、過去最低となった。
★宮崎県延岡市 市長選挙結果(投票率44.68%)
当 33479 首藤正治(58)無現=自民、民主、公明、社民推薦
  11403 小田忠良(64)無新
  2014 岩崎信(47)無新


宮崎、延岡市長選 投票率最低 2014年1月28日 読売
 宮崎市長選で再選された戸敷正氏(61)と延岡市長選で3選を決めた首藤正治氏(58)は当選から一夜明けた27日、ともに市政のかじ取りへの意欲を語る一方、投票率が過去最低となったことを残念がった。
 宮崎市長選の投票率は過去最低だった2002年の34%を2・44ポイント下回る31・56%だった。戸敷氏は当選証書付与式に出席後、市役所で記者会見を開き、「住民が市政に参加する市民総力戦を訴えたが、十分ではなかった」と述べた。
 陣営は三つどもえとなった4年前の得票に約4万票を上乗せした12万票を目標にしていたが、約5000票の上積みにとどまった。戸敷氏は「前回より票が増えたのは市政を『任せる』ということ。信任を得た結果と思っている」と強調した。
 2期目で重視する課題の一つとして南海トラフ巨大地震への対策を挙げ、「(国の財政支援を受けられる)特措法の特別強化地域指定に向けた努力を第一に考えたい」とし、津波避難タワーや避難路の整備、防災士1000人の養成などに取り組む考えを示した。
 14年度にも宮崎市と北九州市が東九州自動車道で結ばれることには「しっかりと対策を練って、自動車関連産業など今までできなかった企業誘致も展開したい」と語った。
 首藤氏も当選証書の付与後、記者会見に臨み、東九州道開通について「地域経済の振興につながるよう観光資源を磨き、情報発信にも力を入れたい」と述べた。
 投票率が過去最低の44・68%だったことは「多くの市民に判断してもらうことが望ましいので残念。選挙期間中はできるかぎり盛り上がるように努力した」と語った。

<争点の少なさ要因>
 宮崎市長選の投票率が過去最低だったことについて、宮崎公立大の有馬晋作教授(行政学)は「戸敷氏が早くから政党や団体などの支援を取り付け、優位な状況になったことや、分かりやすい争点がなかったことが要因の一つだろう」と指摘。そのうえで「リーダーが厳しい局面に立ったとき、選挙の信託が決断を後押しする。投票は民主主義の根幹をなす大事な行為だと認識してほしい」と語った。




 宮崎県宮崎市は、2006年1月に1月に田野町・佐土原町・高岡町。2010年3月に清武町を編入した人口約40.2万人の県都で、市長選は現職で再選を目指す自民・民主・公明が推薦&社民も支持する61歳の戸敷正氏と、共産党県中部地区常任委員で63歳の橋口寛氏の一騎打ちとなりましたが、
 行財政改革などの実績を強調し、防災力強化や観光の活性化などを主張した戸敷正氏が87447票を獲得して、
 福祉優先の市政や、カジノ施設の誘致反対などを訴え13192票を獲得した橋口寛氏に6.6倍の圧倒的大差をつけて、危なげなく一蹴して再選を決めました。
 まあ、さすがに県都で市民に選択肢を与えない無投票はみっともないでしょうし、対抗候補を打ち出さざるを得ないメンツもあったのかもしれませんが、社民党も現職の支持に回る程の候補者選定では、結果はおのずとわかっていたこと。
 選挙に係る費用(ポスター作製費や人件費など)を福祉に回せたら…などと言ったらやはりお叱りを受けてしまうでしょうか。

 そして宮崎県延岡市は、県北部に位置する2006年2月に北浦町・北方町、2007年3月に北川町を編入した人口約12.8万人の市で、市長選は2006年2月から2期8年現職を務めて3選を目指す民主・公明・社民・自民延岡支部が推薦する58歳の首藤正治氏に、市民団体代表で47歳の岩崎信氏、前市議会副議長で64歳の小田忠良氏の2新人が挑みましたが、
 2期8年間の実績を強調し、市政の継続による発展を訴えた首藤正治氏が33479票を獲得。
 観光に重点を置いた地域振興や行財政改革を掲げて11403票を獲得した小田忠良氏
 行政事務の電子化や市長給与の減額や市民税引き下げを訴えて2014票をした獲得した岩崎信氏 の両氏を危なげなく退けて3選を決めました。
 
 どちらも争点の少なさが影響したのか、現職の圧勝です。

佐賀 嬉野市長選 谷口さん3選

2014-01-28 20:25:06 | Weblog
佐賀 嬉野市長選 谷口さん3選 2014年1月27日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20140127-OYT8T00039.htm
 嬉野市長選と市議選(定数18)は26日、投開票された。市長選は現職・谷口太一郎氏(67)(無所属=自民、公明推薦)が、新人で商業コンサルタント会社社長・藤山勝済氏(63)(無所属)を接戦の上で破り3選を果たした。現職12人、元議員2人、新人5人の計19人が立候補した市議選は、新しい顔ぶれが決まった。
 嬉野市嬉野町下宿の谷口氏の事務所には、夕方から支持者たちが次々と集まり、テレビで流れる開票速報を見守った。当選確実の情報が伝えられると歓声と拍手が沸き上がり、谷口氏は支持者らとともに喜びを分かち合った。
 谷口氏は、2期8年の実績を訴え、商工団体や農業団体の支持を取り付けるなどし、着実に支持を広げた。2006年に嬉野、塩田の旧2町が合併して新市となって初めての選挙戦となった今回を振り返り、「厳しい戦いだった。これから力強い市政運営で、市民と市の大きな発展のために全力を尽くしたい」と3期目の意気込みを語った。
 一方、藤山氏は、民間での経験をアピールし、産業の活性化策や地域振興策などを提案し、支持を訴えたが届かなかった。
★佐賀 嬉野市長に谷口氏3選(投票率72.36%)
当 8584 谷口太一郎(67)無現=自民、公明推薦
  7669 藤山勝済(63)


 佐賀県嬉野市(うれしのし)は、県西部に位置する2006年1月に嬉野町と塩田町が合併して発足した人口約2.7万人の市で、市長選は2006年1月から2期8年現職を務めて3選を目指す自民・公明が推薦する67歳の谷口太一郎氏に、商業コンサルタント会社社長で63歳の藤山勝済氏が挑みましたが、
 自民・公明が推薦する現職谷口太一郎氏が8584票を獲得して
 産業の活性化策や地域振興策などを訴え7669票を獲得した藤山勝済氏 をかろうじて振り切って3選を決めました。
 自民・公明の推薦という基礎票がありながらここまで迫られるというのは、市民は谷口市制を容認はしたものの厳しい目で見ていることの証。
 次の4年間でどれだけの実績を打ち出すことができるかが強く問われそうですね。

福岡 久留米市長選 楢原さんV「明るい街づくりに努力」 

2014-01-28 20:23:40 | Weblog
福岡 久留米市長選 楢原さんV「明るい街づくりに努力」 2014年1月27日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20140127-OYT8T00036.htm
 久留米市長選は26日、投開票され、無所属の現職・楢原利則氏(65)(自民、民主推薦)が、いずれも無所属で新人の久留米大教授・宮原信孝氏(55)、美容関連会社長・内野雅晴氏(37)を破り、再選を果たした。投票率は37・75%で、旧市時代を含め最も低かった前回を7・5ポイント上回った。
 楢原氏は公明、社民の地元支部や600を超える企業・団体の推薦も受けて組織戦を展開。市が建設中の複合施設「市総合都市プラザ」を活用した中心市街地の活性化策や、高齢者を地域で支える仕組みづくり、自動車関連産業の誘致促進などを訴え、手堅く票をまとめた。宮原氏と内野氏は、現市政が進める都市プラザや新ごみ処理施設の建設事業の見直し、市政への市民参画の推進などを主張したが、及ばなかった。
 支持者らが待機する市内のホテルに「当選確実」の知らせが伝わると、楢原氏は万歳と拍手で祝福され、「住みたい、住み続けたいと思ってもらえる、明るく幸せを感じてもらえる街づくりに、皆さんと力を合わせて精いっぱい努力したい」と抱負を語った。
★福岡県久留米市 市長選挙結果(投票率37.75%)
当 50756 楢原利則(65)無現=自民、民主、社民推薦
  35102 宮原信孝(55)無新
  4597 内野雅晴(37)無新


 福岡県久留米市は、県南部に位置する2005年2月に北野町・三潴町・城島町・田主丸町を編入して2008年4月に中核市に移行した人口約30.2万人の市で、市長選は2010年2月から1期4年現職を務めて再選を目指す楢原利則氏に、会社社長の内野雅晴氏と久留米大学文学部教授の宮原信孝氏の2新人が挑みましたが、
 「日本で一番住みやすい街」の実現を訴え、中心市街地に建設中の大型公共施設に対する「箱物行政」批判をかわした楢原利則氏が50756票を獲得。
 35102票を獲得した宮原信孝氏。4597票を獲得した内野雅晴氏の両氏を破り再選を決めました。


奈良生駒市長選は現職山下氏が圧勝

2014-01-28 20:19:52 | Weblog
山下氏、大差で3選 - 病院推進に意欲/生駒市長 2014年1月27日 奈良
http://www.nara-np.co.jp/20140127102305.html
 任期満了に伴う生駒市長選は26日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の山下真氏(45)=無所属=が、生駒民主商工会事務局長の久保秀徳氏(59)=無所属、政治団体「かがやけ生駒だいすき後援会」代表の土倉幸雄氏(77)=諸派=の2新人を大差で破り、3選された。山下氏は「2期8年の実績が評価された」と喜びを語った。当日有権者数は9万5705人(男4万4810人、女5万895人)。市長選は事実上「信任投票」の色合いが強く、投票率は38.87%にとどまり、同市の市長選では過去最高だった前回(53.15%)を14.28ポイント下回った。
★奈良 生駒市 市長選挙結果(投票率38.87%)
当 24729 山下真(45)無現
  7764 久保秀徳(59)無新
  3609 土倉幸雄(77)諸新


 奈良県生駒市は県北西部に位置する人口約12万人の市で、市長選は現職で3選を目指す45歳の山下真氏に、生駒民主商工会事務局長で59歳の久保秀徳氏、政治団体「かがやけ生駒だいすき後援会」代表で77歳の土倉幸雄氏 の2新人が挑みましたが、
 「最重要公約だった市立病院の建設工事が着々と進んでいる。生駒駅北口の再開発地域は4月に開業する予定だ」とこれまでの実績を強調。徳洲会を市立病院の指定管理者としていることに対しては「他の候補者は現在の政策を批判しているだけで対案はない」として、計画通り進める意向を示した山下真氏が24729票を獲得して
 「みなさんの暮らしを応援する」「安心してかかれる市立病院の建設を進める」「市民の願いが届く市民主人公の市政を進める」という三つの公約について説明すると共に、市立病院に関しては、「徳洲会に、法令順守や病院運営をどう進めていくかについて説明を求めて、指定管理者に適格であるかどうかを判断していきたい」と述べて7764票を獲得した久保秀徳氏、
 「建設地の借地代の支払いは永遠に続く。徳洲会を指定管理者から外した上で、病院を作るのなら、別の場所に身の丈にあった病院を作る」と主張。「住んで良かった、住み続けたいと思うまちを、市民とともに作りたい」と訴え3609票を獲得した土倉幸雄氏 の両氏に大差をつけて危なげなく3選を決めました。

 どうも新病院の指定管理者が渦中の徳洲会であることから争点もその問題だけに絞られたようですが、まだ謎の多い係争中の事件で具体的な対案がないこと。現職の若さを考慮すれば、新人2人よりも現職の言葉に説得力があり、新人両名は勝負もさせて貰えなかった感があります。


岐阜 美濃市長選 「永住できるまちに」 19年ぶり選挙戦、武藤氏制す

2014-01-28 20:16:54 | Weblog
岐阜 美濃市長選 「永住できるまちに」 19年ぶり選挙戦、武藤氏制す 2014年1月27日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20140127-OYT8T00023.htm
 26日投開票された美濃市長選で、前副市長の武藤鉄弘氏(61)(無所属)の初当選が決まると、同市中心部の事務所では、支持者らの拍手と歓声に包まれた。
 石川道政前市長(73)が初当選した1995年以来、19年ぶりの選挙戦。武藤氏は「皆さんのご支援のおかげ。石川市政を発展させ、住み続けられるまちを目指したい」と満面の笑みを浮かべた。
 武藤氏は石川前市長や地元県議らの支援を得て、選挙戦を展開。「笑顔あふれる元気な美濃市」を掲げ、県職員として培った38年間の行政経験の実績をアピール。学校給食費の支援や高校生の入院費無料化などを訴えて支持を広げた。
 一方、前市議の古田秀文氏(55)(無所属)は「市民が主体のまちづくり」を主張。行政の無駄を省く事業仕分けや市長の退職金廃止などを訴えたが、浸透しなかった。
 当日有権者数は1万8318人。投票率は66・09%と前回より18・33ポイント減り、過去最低だった。

武藤氏が初当選 美濃市長選 2014年01月27日 岐阜
 前市長の辞職に伴う美濃市長選は26日投票、即日開票され、無所属新人で前副市長の武藤鉄弘氏(61)が、同じく無所属新人で前市議の古田秀文氏(55)との接戦を制し、初当選を果たした。投票率は66.09%で、1954年の市制施行以降、市長選では過去最低だった。
★岐阜 美濃市長選挙結果(投票率66.09%)
当 6397 武藤鉄弘(61)無新
  5609 古田秀文(55)無新


 岐阜県美濃市は和紙作りで有名な人口約2.1万人の市で、市長選は1995年から現職を務めていた石川道政氏が辞職したことから副市長で61歳の武藤鉄弘氏と55歳で前市議の古田秀文氏による新人同士の争いとなりましたが、
 県職員として培った38年間の行政経験の実績をアピール。学校給食費の支援や高校生の入院費無料化などを訴えた武藤鉄弘氏が6397票を獲得して、
 行政の無駄を省く事業仕分けや市長の退職金廃止などを訴えた5609票を獲得した古田秀文氏を振り切って、新人同士の争いを制して初当選を決めました。
 19年振りの市長選ということもあり、どう転ぶか全く読めなかったのですが、知名度に勝る副市長が勝ち抜いたといったところでしょうか。
 まずは新市長のお手並み拝見ですね。

岩手 花巻市長、上田氏初当選 現職破る

2014-01-27 07:08:09 | Weblog
岩手 花巻市長、上田氏初当選 現職破る 2014年1月27日 読売
 花巻市長選は26日、投開票が行われ、新人で廃棄物処理会社社長の上田東一氏(59)(無所属)が、現職の大石満雄氏(55)(同)との激戦を制し、初当選を果たした。当日の有権者数は8万3135人。投票率は前回より12・27ポイント高い63・25%だった。
 上田氏は、将来の人口減少を前提として、交流人口の拡大に力点を置く現市政を批判。自らがトップセールスマンになり、地場産業の育成や企業誘致を推し進めて定住人口の維持を図り、「元気で明るい花巻を作る」などと訴えてきた。
 自民党花巻市支部や社民党花巻総支部が支持を表明し、共産党市議らも支援に回るなど、現市政への不満勢力の取り込みを成功し、支持を拡大した。
 過去2回の市長選で、小沢一郎衆院議員が所属していた民主党県連から推薦を受けてきた大石氏は、今回は政党推薦は受けず、「市民党」を掲げて選挙戦に臨んだ。2期8年の実績を強調し、昨年策定した新総合計画の着実な推進などを訴えたが、及ばなかった。
 上田氏は、同市材木町の事務所で報道陣の取材に、「市民一人ひとりの声を聞いて市政に反映させる」と述べ、「人口減少に歯止めをかけたい。企業誘致に向けて、東京で企業訪問し、友人を訪ねることをまずやりたい」と語った。
 大石氏は、同市下小舟渡の事務所で支持者を前に「全て私の不徳の致すところだ。私の大好きな花巻市が、これからもしっかりと発展していくことを強く願っている」と述べた。
★岩手 花巻市 市長選挙結果(投票率63.25%)
当 31749 上田東一(59)無新
  20551 大石満雄(55)無現



 岩手県花巻市は、県の中西部に位置する2006年1月に旧花巻市と石鳥谷町・大迫町・東和町が合併して誕生した人口約9.9万人の市で、市長選は2006年2月から2期8年現職を務めて3選を目指す55歳の大石満雄氏に、会社役員で59歳の自民・社民両党支部の支持を受けた上田東一氏が挑みましたが
 企業誘致などによる定住人口維持を訴えた上田東一氏が31749票を獲得して
 2期8年の実績を強調して、地方都市・花巻のブランド化を呼び掛けて20551票を獲得した現職大石満雄氏 に1万票以上の大差をつけて見事初当選を決めました。
 う~ん。現職しかも2期8年も市長をされた方が、ここまで大差をつけられて敗れるケースも珍しいと思うのですが、小沢氏の影響力が県内でも低下していることを象徴するような結果になったように思います。
 上田氏はどのような市制の舵取りを行ってくれるのでしょうか。

青森 平川市長 長尾氏が現職破り初当選

2014-01-27 07:05:06 | Weblog
青森 平川市長 長尾氏初当選 2014年1月27日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20140126-OYT8T00912.htm
 平川市長選は26日、投開票され、新人の前県議・長尾忠行氏(64)(無所属)が、現職の大川喜代治氏(68)(無所属=社民推薦)を破り、初当選を果たした。投票率は69・13%で、前回の62・84%を上回った。
平川市小和森の長尾氏の事務所には支援者が集まり、当選確実の知らせが入ると、大きな拍手が起きた。長尾氏は「未来に向かう平川市をつくりたい」と抱負を述べた。
長尾氏は昨年8月、「市内の地域間格差をなくしてほしいと市民から要請を受けた」と立候補の意思を明らかにした。市役所に地域支援の部署新設などの公約を掲げ、市政刷新を主張。県議時代からの後援会組織を生かして各地でミニ集会を開催し、支持を固めた。
 一方、大川氏は1期目の実績を前面に押し出し、市政継続を主張。木質バイオマス発電事業の支援などを訴えた。市議20人の過半の支持を受けたが、立候補の正式表明は長尾氏より遅れ、支持を固めきれなかった。
 当日有権者数は2万7657人だった。

■地域間の不満解消、課題
平川市長選は、市政刷新を訴えた新人・長尾氏が、現職・大川氏を破り、初当選を果たした。市民は大川市政に1期4年で見切りをつけた。
長尾氏は昨年8月、立候補の意思を明らかにした。6月議会で立候補に意欲を示していた大川氏は、9月議会で態度を保留。立候補の記者会見は大川氏より長尾氏の方が、13日先んじた。前回選は大川氏を支援したが、今度は自ら市政を担おうとの気迫が表れた形だ。
 両氏の掲げる政策は農業の充実強化や医療の充実など、目立った違いがなく、公開討論会を傍聴した市民からは「どちらがなっても同じ」との声も聞かれた。
 農業従事者の所得向上、町村合併後から続く地域間の不満解消など課題は山積みだ。「リーダーシップを発揮し市内3地区をまとめて」と請われ、初当選した長尾氏の手腕が試される。

★青森 平川市 市長選挙結果(投票率69.13%)
当 10654 長尾忠行(64)無新
  8328 大川喜代治(68)無現=社民推薦



 青森県平川市は2006年1月に尾上町・平賀町・碇ヶ関村が合併して発足した人口約3.2万人の弘前市などに隣接する市で、市長選は再選を目指す社民が推薦する現職で68歳の大川喜代治氏に元県議会議長で64歳の長尾忠行氏が挑みましたが、
 人口減少を見越して、医療の広域連携の必要性などを訴えた長尾忠行氏が10654票を獲得して
 人口3万人の確保、自主財源比率向上などを掲げて8328票を獲得した現職大川喜代治氏 を破り初当選を決めました。
 公約には大きな違いはなかったものの、市民は挑戦者を選択。それだけ市民の現状に対する不満が高かったということでしょうか。
 初当選を決めた長尾氏も4年後は裁かれる立場になるだけに、初当選に浮かれている暇はなく、どれだけの結果を出せるかが勝負になりそうです。

綾部市長に山崎氏再選 一騎打ち、大差で制す

2014-01-27 06:10:11 | Weblog
綾部市長に山崎氏再選 一騎打ち、大差で制す 2014年01月27日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140126000101
 任期満了に伴う綾部市長選は26日投開票され、無所属で現職の山崎善也氏(55)=自民、公明推薦=が、無所属新人で「新しい民主市政を作る会」代表の梅原康生(やすたか)氏(64)=共産推薦=を破り、再選を果たした。
 過疎高齢化対策や地域経済の活性化、原発防災対策などを争点に選挙戦を展開した。
 山崎氏は国会議員や府知事、近隣市町の首長の応援も得て国や府との連携を強調。1期4年の実績に加え、来年度に全線開通する京都縦貫自動車道など高速道路網の充実を企業誘致や観光振興、住環境整備、定住者増につなげることで「住んでよかった、住みたくなる綾部」の実現を訴え、支持を広げた。
 梅原氏は大飯、高浜原発の再稼働反対をはじめ、医療費の無料化拡充など医療や福祉施策の充実を主張したが、及ばなかった。
 当日の有権者数は2万9450人(男1万3878人、女1万5572人)。投票率は55・84%で、2010年の前回市長選から約15ポイント下がり、過去2番目の低さだった。
★京都 綾部市 市長選挙結果(投票率55.84%)
当 12351 山崎善也(55)無現=自民、公明推薦
  3932 梅原康生(64)無新=共産推薦



 京都府綾部市は県北部の人口約3.4万人の市で、市長選は2010年2月から1期4年現職を務めて再選を目指す山崎善也氏に「新しい民主市政を作る会」代表で64歳の梅原康生氏が挑むも
 医療や福祉の充実、産業育成と雇用の創出、住環境向上に向けた社会基盤整備などを掲げた現職の山崎善也氏が12351票を獲得して
 大飯、高浜原発の再稼働反対をはじめ、医療費の無料化拡充など医療や福祉施策の充実を主張して3932票を獲得した梅原康生氏 にトリプルスコアの大差をつけて危なげなく再選を決めました。

 ん。京都は共産党の支持勢力が強い地域なはずですが、この大差。共産党支持者以外からはほとんど支持を得られていない格好になりますし、手厳しい言い方にはなりますが、次の選挙では挑戦者の候補選定の段階から再考を迫られる形になりそうですね。

静岡 裾野市長に高村氏初当選

2014-01-27 06:05:33 | Weblog
静岡 裾野市長に高村氏初当選 2014年1月27日 静岡
http://www.at-s.com/news/detail/911083802.html
 任期満了に伴う裾野市長選、市議補選は26日、投票が行われ、即日開票の結果、市長選では無所属新人の元市議高村謙二氏(49)が、いずれも無所属で新人の元市議岩田広行氏(56)と元防衛庁職員土屋龍司氏(62)を破り、初当選を果たした。投票率は56・59%で、2006年の52・65%に次いで過去2番目に低かった。
 市議補選は民主党県連の推薦を受けた杉山茂規氏(38)が初当選した。投票率は56・57%だった。
 高村氏は、自民党県連の推薦や5期20年を務めた大橋俊二市長の支援を受け、保守層を中心に票を固めた。財政対策や産業、観光振興のほか、幼児教育の充実を掲げ、子育て世代にも浸透した。
 岩田氏は組織支援を受けず、徹底した草の根活動で票を伸ばしたが、及ばなかった。土屋氏は連合静岡の推薦を受け、企業を足掛かりに戦ったが、支持を広げることができなかった。
 同市佐野の高村氏の事務所に当選確実の一報が届くと、集まった支援者から拍手と歓声がわき起こった。高村氏は「大橋市政をしっかり引き継ぎ、市民の誇りになる裾野市をつくっていきたい」と抱負を述べた。
★静岡 裾野市長選挙結果(投票率56.59%)
当 9247 高村謙二(49) 無新=自民推薦
  7214 岩田広行(56)無新
  7150 土屋龍司(62)無新

★裾野市議補選開票結果(欠員1―3)
当 10550 杉山茂規 38 無新
  8220 村田悠 26 無新
  4116 岩井良枝 57 共新


 静岡県裾野市は沼津市や三島市のベッドタウンとして発展してきた人口約5.3万人の市で、市長選は1994年1月から5期20年現職を務めていた大橋俊二氏が出馬を見送ったことから、元市議で49歳の高村謙二氏、元市議で56歳の岩田広行氏、元防衛庁職員で62歳の土屋龍司氏の3新人による争いとなりましたが、
 「大橋市政20年の実績をしっかり継承したい」「裾野の資源を市民と力を合わせて磨き、トップセールスで高く売り込みたい。子どもたちが将来、裾野に戻ってきたくなる環境を整えていく」と訴えた高村謙二氏が9247票を獲得して
 「血縁などではなく、今後のまちづくりを考える政策選挙にしていきたい」と強調。企業の撤退や税収の減少などの課題を挙げ、「変化する産業構造にしっかりと対応し、第3次産業に就く若者の雇用を生み出していくべき」と改革の必要性を呼び掛けて7214票を獲得した岩田広行氏、
 「何としても裾野を元気な町に変えないといけない。私たちが頑張り、次世代に渡す」と第一声で変革を訴えると共に、課題に財政や教育、福祉などを挙げて「総合的に充実させて市民全体が幸せな生活が送れるようにしたい」と力説して7150票を獲得した土屋龍司氏 の両氏を振り切り、新人同士の争いを制しました。
 3氏とも中々の獲得票数だったものの、大橋俊二氏の後継者で自民の推薦を受けた高村謙二氏が一歩抜け出す形で初当選。まずは最初の4年のお手並み拝見といったところでしょうか。



埼玉 深谷市長選、小島氏が再選 投票率は過去最低29%

2014-01-27 06:02:06 | Weblog
埼玉 深谷市長選、小島氏が再選 投票率は過去最低29% 2014年01月27日 埼玉
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/01/26/12.html
 任期満了に伴う深谷市長選は26日投開票され、現職の小島進氏(53)=無所属=が、新人で小説家の山口節生氏(64)=諸派=を大差で破り、再選を果たした。無投票の公算から一転して選挙戦となったが、投票率は過去最低の29・68%だった。
 午後8時50分から同市深谷町の事務所で祝勝会に臨んだ小島氏は「多くの支援をいただき、感謝したい。これからの4年間、深谷をもっと元気にするために全力で頑張りたい」と語った。
 小島氏は昨年8月、早々と出馬を表明。花園インターチェンジ周辺の拠点整備や旧深谷市の中心市街地活性化、公共施設の適正配置、こども園の整備などを主張。市議3期、県議1期も務めたキャリア、知名度の高さと強固な組織で選挙戦を優位に展開した。
 一方、山口氏の出馬表明は19日の告示当日。しかも山口氏はさいたま市在住で、市民にはなじみが薄かった。
 戦い方も対照的だった。小島氏が各地で街頭演説に立ち、夜は集会を繰り返したのに対し、山口氏は有権者の前にほとんど立たなかった。「脱原発」や個人市民税の10%減税、地域委員会の条例化などを公約に掲げたが、浸透しなかった。
 有権者からは「選挙になったことは歓迎するが、全然盛り上がらなかった。はっきり言って選挙をやる意味がどこにあったのだろうかと思う」という声も聞かれた。
 当日有権者数は11万6525人(男5万7861人、女5万8664人)。投票者数は3万4585人(男1万7546人、女1万7039人)で、投票率は29・68%(男30・32%、女29・05%)と前回を24・04ポイント下回った。
★埼玉県深谷市 市長選挙結果(投票率29.68%)
当 31798 小島進(53)無現
  1974 山口節生(64)諸新



 埼玉県深谷(ふかや)市は、2006年1月に旧深谷市と岡部町・川本町・花園町が合併して誕生した県北部にある人口約14.3万人の市で、市長選は2010年2月から1期4年現職を務めて再選を目指す小島進氏に、不動産鑑定士の山口節生氏が挑むも
 花園インターチェンジ周辺の拠点整備や旧深谷市の中心市街地活性化、公共施設の適正配置、こども園の整備などを主張した小島進氏が31798票を獲得して
 脱原発」や個人市民税の10%減税、地域委員会の条例化などを公約に掲げて1974票を獲得した山口節生氏を危なげなく破り再選を決めました。
 ん。人口が10万人を超える都市としては無投票は避けたいものの、立候補した挑戦者は有権者の前にもほとんど顔を出さないなど、どこまで本気で取り組む気があるのかクビを傾げる選挙姿勢。
 選挙選にかかる人件費や選挙ポスターにかかる費用を回せば市民税の10%減税 あるいは福祉に回す予算位は確保できたのでは…といったらさすがに言い過ぎでしょうか。

福島 伊達市長に仁志田氏 新人・3氏に勝利、3選果たす

2014-01-27 06:00:00 | Weblog
福島 伊達市長に仁志田氏 新人・3氏に勝利、3選果たす 2014年01月27日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/0126/news12.html
 任期満了に伴う伊達市長選は26日投開票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の仁志田昇司氏(69)が、無所属新人で前市議の高橋一由氏(61)に2934票差、無所属新人の橘典雄氏(64)、同佐藤易広氏(72)には大差をつけて3選を果たした。3期目の任期は2月12日から4年。
 過去最多の4人が争った伊達市長選は、現職の仁志田氏が勝利を収めた。原発事故対応や復興策が一定の「評価」を受けた形だが、組織態勢ではるかに劣る高橋氏に迫られるなど、逆風に苦しんだ。仁志田氏は昨年の9月議会で立候補を表明。県内首長戦で復興の遅れから現職落選が相次いだため、仁志田氏は他に先駆けて取り組んだ除染や市民の健康管理など、放射能対策のスピード感と実行力を強調した。
★福島 伊達市市長選挙結果(投票率59.95%)
当 16493 仁志田昇司(69)無現
  13559 高橋一由(61)無新
  1062 橘典雄(64)無新
  438 佐藤易広(72)無新



 福島県伊達市は、宮城県と県境を接する2006年1月に伊達町・梁川町・保原町・霊山町・月舘町が合併して誕生した人口約6.2万人の市で、市長選は現職で3選を目指す69歳の仁志田昇司氏に、会社役員で64歳の橘典雄氏、会社役員で61歳の高橋一由氏、農業経営で72歳の佐藤易広氏の3新人が挑みましたが、
 放射線量の低い区域の追加除染を公約に掲げた仁志田昇司氏が16493票を獲得して
 放射線量にかかわらず、市内全域の全面除染の実施を掲げて13559票を獲得した高橋一由氏 を振り切って3選を果たしました。
 福島第1原発事故の風評被害の払拭を訴えた橘典雄氏は1062票の獲得。
 佐藤氏は合併に伴う地域格差をなくして、均衡ある復興をアピールした佐藤易広氏は438票の獲得に留まりました。
 
 まあ、福島県内の自治体ということでどうしても放射能の除染問題に関心が集まってしまうのでしょうが、地方都市としてどう市制の舵取りを行いたいのかも地元の方にとっては重要な問題でしょうし、そういった方向性を示して頂けなければ市民としては新人よりも現職に任せたくなる。
 仁志田氏を信認していない方を高橋一由氏支持に実質一本化するところまでは成功したものの、あと一歩及ばなかった感があります。

福島 喜多方市長に現職・山口氏 新人・浅見氏に大差で再選

2014-01-27 05:54:11 | Weblog
福島 喜多方市長に現職・山口氏 新人・浅見氏に大差で再選 2014年01月27日 福島民友
 任期満了に伴う喜多方市長選は26日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の山口信也氏(73)が、無所属新人の浅見彰宏氏(44)を7956票の大差で破り再選した。2期目の任期は2月12日から4年。
 再選を懸けた現職に新人が挑んだ喜多方市長選は、山口氏が1期目の4年間でみせた手腕への評価から市政継続の負託を受けた。山口氏は、東京電力福島第1原発事故による風評被害対策の強化や企業誘致、若者の定住促進などを重点政策に掲げ、市政の継続を訴えた。合併前の旧5市町村に張り巡らせた後援会組織を軸に選挙戦を展開。地元の熱塩加納地区など、前回市長選で当選の原動力となった周辺部の旧町村で票固めを進めた。
★福島 喜多方市 市長選挙結果(投票率52.93%)
当 14842 山口信也(73)無現
  6886 浅見彰宏(44)無新



 福島県喜多方市は、会津地方北部に位置する人口約5万人の市で、市長選は再選を目指す現職で73歳の山口信也氏に、農業経営で44歳の浅見彰宏氏が挑むも
 福島第1原発事故の風評被害対策強化や企業誘致の推進、若者の定住対策を主張した山口信也氏が14842票を獲得して
 再生可能エネルギーの活用と地産地消の推進による地域循環型の経済づくりを訴え6886票を獲得した浅見彰宏氏 にダブルスコア以上の大差をつけて危なげなく振り切り再選を決めました。
 まあ、喜多方市の場合は、福島の風評被害と言ってもラーメン産業という独自の経済基盤がありその風評被害も他の地域程ではないでしょうし、それでも挑戦者が30歳近く若いということでどうなるかな…と見ていたのですが、もうそろそろ現職に挑む挑戦者は原発放射能の風評被害だけでは現職を破ることはできなくなりはじめたでしょうか。

公衆電話、増税で通話短く 1分10円→57.5秒に

2014-01-26 09:53:44 | Weblog
公衆電話、増税で通話短く 1分10円→57.5秒に 2014年1月25日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/articles/ASG1R4H91G1RULFA00H.html?iref=comtop_list_biz_n04

 消費増税の影響がこんな所にまで…と言う記事を1本お送りします。
 それにしても、最近は本当に公衆電話が減りましたねぇ。
 特に最近多く感じるのは、ビルの1階に設置されていた公衆電話の激減。
 実は、私自身 集配局である大型郵便局に所要があり、その前に電話を1本入れてからと思った所、携帯電話のバッテリーが心もとなく、では公衆電話からと、近くにいた職員さんに『公衆電話はどこですか』『外にあります』『ありがとうございます』といった会話をして、てっきり郵便局のテナントの入っているビル(十数階まである大型ビルです)の中にあるのかと思えば、本当に外まで出なければならず、『嘘だろ?』と思わず唖然とした経験があったりします。
 携帯電話が普及する前はそこそこの大きさのビルに入れば必ずと言ってもいいほど設置されていた公衆電話がいつのまにか無くなっている。
 時代の流れと言えばそれまでかもしれませんが、非常時に使うことだってまだまだあるでしょうし、設置件数が激減していることは寂しいですね。