
泉の森の周辺でカワセミは珍しくもないが、この子は真下の近い所に姿が映っている。

普通は水面から少し離れた枝や1mほどの杭の上などに止まることが多いのに、
引地川の護岸から水面上20cmぐらいで真横に長く延びた枝の上にいる。

そして真上を見るように首を曲げた。
頭を回したときの一瞬ではなくて、この姿勢で数十秒も動かなかった。

まさか頭の後ろの魚を探したわけでもないだろうが・・・何をしたかったのか。
長い間ここに止まっていたが水面にダイブすることはなかった。

夕方に、しらかしの池の北側の小川の傍の木にカワセミが止まった。
向こう側に見えるのは長い時間カワセミを撮るために頑張っていたが、
そろそろ帰ろうかと荷物をまとめているおじさんだ。

おじさんが帰ってしまってから、カワセミはその向こう側の池にある杭に移った。
ここに止まると先ほどのおじさん初めカメラマンたちが決定的瞬間を撮ろうと気を張る杭だ。

1分後、ダイブして魚をくわえてきた。