暫定税率維持など苦労の末の要望 小沢幹事長(09/12/20)
民主党の小沢幹事長は、暫定税率の維持など来年度予算に対する党の要望について「赤字 国債発行を44兆円以下を守るための苦労の末の要望だ」と述べ、政府側に前向きに検討 するよう求めました。
民主党・小沢幹事長:「(政府が)国債発行を最低限の44兆円、今年と同じように来年度予算編成を行おうと(決めた)。苦労の末にあのような要望になった」
そのうえで、小沢氏は、暫定税率の維持や子ども手当の所得制限などについては「政府が決めることだ」と強調しました。また、財源問題については「制度そのものを改革しなければ無駄は省けない」との考えを示しました。
一方、自民党の茂木幹事長代理は、民主党の政府への要望について「小沢氏一人が密室で決めている」と強く批判しました。そして、鳩山政権に対しても「経済成長戦略がまったく出てこない」と批判しました。
◆
小沢幹事長の発言要旨(産経新聞より)
【記者会見】
(来年の参院選は)過半数が目標。両院の安定多数で今以上に思い切った政策を実行していきたい。
(陳情の党幹事長室一元化は)政官業が利益で結びつき政治を腐敗させてきた。それをやめようとオープンに政党が窓口となって政府に国民の要望を伝えた。民主党の政策はある意味、革命的な政策。自民党のやり方がいい人は自民党を通じて陳情をやる以外ない。
(再来年の統一地方選では)全国の県議会で過半数を目指した候補者の擁立を進めたい。
(政治資金規正法違反に問われた公設第1秘書の初公判は)それは別に(岩手)県政に関係ない。明日(21日)答える。聞きたければ東京に来てください。
【会合でのあいさつ】
47都道府県の地域の皆さんの声を集約して政府に伝えるのが役目。政府が国債発行額を44兆円と決定したので、自分たちの政権の決めたことを無責任に否定するような要望はやめ、可能な限り要請を実現していこうと苦労の末にあのような要望になった。今週いっぱいで予算が確定すると思う。
通常国会では政治行政、経済を抜本的に改革する法案を提出していきたい。メディアは「小沢一郎は財源は一杯あるっていったけどないじゃないか」ってアホなことを言っているが、行政制度、公務員制度改革をしなければ無駄も省けない。
地方が自由に使える、地方交付税とは別の一括交付金を政府に要望した。最低1兆1千億円、もう少し上積みと言っている。実現すると思っている。
(ニュースソース)
民主党の小沢幹事長は、暫定税率の維持など来年度予算に対する党の要望について「赤字 国債発行を44兆円以下を守るための苦労の末の要望だ」と述べ、政府側に前向きに検討 するよう求めました。
民主党・小沢幹事長:「(政府が)国債発行を最低限の44兆円、今年と同じように来年度予算編成を行おうと(決めた)。苦労の末にあのような要望になった」
そのうえで、小沢氏は、暫定税率の維持や子ども手当の所得制限などについては「政府が決めることだ」と強調しました。また、財源問題については「制度そのものを改革しなければ無駄は省けない」との考えを示しました。
一方、自民党の茂木幹事長代理は、民主党の政府への要望について「小沢氏一人が密室で決めている」と強く批判しました。そして、鳩山政権に対しても「経済成長戦略がまったく出てこない」と批判しました。
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小沢幹事長の発言要旨(産経新聞より)
【記者会見】
(来年の参院選は)過半数が目標。両院の安定多数で今以上に思い切った政策を実行していきたい。
(陳情の党幹事長室一元化は)政官業が利益で結びつき政治を腐敗させてきた。それをやめようとオープンに政党が窓口となって政府に国民の要望を伝えた。民主党の政策はある意味、革命的な政策。自民党のやり方がいい人は自民党を通じて陳情をやる以外ない。
(再来年の統一地方選では)全国の県議会で過半数を目指した候補者の擁立を進めたい。
(政治資金規正法違反に問われた公設第1秘書の初公判は)それは別に(岩手)県政に関係ない。明日(21日)答える。聞きたければ東京に来てください。
【会合でのあいさつ】
47都道府県の地域の皆さんの声を集約して政府に伝えるのが役目。政府が国債発行額を44兆円と決定したので、自分たちの政権の決めたことを無責任に否定するような要望はやめ、可能な限り要請を実現していこうと苦労の末にあのような要望になった。今週いっぱいで予算が確定すると思う。
通常国会では政治行政、経済を抜本的に改革する法案を提出していきたい。メディアは「小沢一郎は財源は一杯あるっていったけどないじゃないか」ってアホなことを言っているが、行政制度、公務員制度改革をしなければ無駄も省けない。
地方が自由に使える、地方交付税とは別の一括交付金を政府に要望した。最低1兆1千億円、もう少し上積みと言っている。実現すると思っている。
(ニュースソース)