(い…石川党首)
○―― 幸福実現党の3つの政策について。
○い この3本柱の背景。アジアに残っている最後の冷戦ということを前提に考えたとき、日本の経済がデフレ経済の中で、中国の安い労働力を使って国内のデフレ状態かが抜け出せないでいる。冷戦構造の中で日本がうまくこの冷戦の中を勝ち抜いていき、未来に向かって成長していくには、あまりにも中国の経済成長に頼り過ぎている。これでは今後厳しい。
○―― 冷戦構造は(東西冷戦の終結によって)既になくなったのでは? ここは現状認識として違うのか。
○い 違います。今回の韓国と北朝鮮の問題は最後の冷戦であるという考え方を、私たちは持っている。
○―― 減税によって企業も身軽になり成長するのはわかるが、税収が減ることによって予算が組めなくなるのでは。
○い デフレギャップについては民間の責任ではなく、政府の責任だと思っている。それを解決するために日銀を中心とする金融緩和をすべきで、これ以上企業をつぶしてはいけない。それを回復するために、日銀は金融緩和と量的にも出していくべき。失業が増えている理由はコンクリートから人へという政策が大きいと思うので、早急にそれを戻すべき。その上で、基幹産業や未来産業に対する投資をすることにより、経済成長路線にもっていったところで減税をかけたい。段階的にやろうと思っている。今すぐには難しい。
○―― 外交安保について。普天間問題で日本の外交問題というのが改めて争点かされているが、核の脅威から国民を護る。たしか本の中にある核の無力化というのはどういう意味か。
○い 侵略的な考えを持っている国から削減すべき。防衛については技術力を高めることにより、核を無力化するような技術を開発することができる。最先端技術によって無力化しようと考えている。
○―― 北朝鮮のミサイル危機のときは、先制攻撃をとなえていたが、これは。
○い 今でもそれは変わらない。今はそれ以外にはないのではないか。
○―― 坂本龍馬の霊言の中にも、日本も核兵器をつくればいいとあるが。
○い それは龍馬先生独特の考え方なのではないでしょうか。現実的にできるかどうかは考える余地がある。あくまでも技術力を高める方向で、核を無力化できたらと思う。
○―― 今政権をとっている民主党の外交政策をどう思うか。
○い 稚拙というか、あまりにも議論がなさすぎる。日本国民の生命財産安全を守るということを考えているのかと危惧している。どのように国民を護ることができるのかということを、今回の北朝鮮、韓国の問題、普天間問題トータルで考えて、国民全体で考える時期にきていると思う。9カ月かかったが、普天間問題の今回の結論は、いい結論だったと思う。
○―― 辺野古の海の問題はどう考えるか。
○い 鳩山さんの考え方は91年で冷戦が終わったのだという考えなのだろう。北朝鮮が核を持ったりミサイルを打つなんていうことはないだろう、ましてや中国はないだろうと思っていたのだと思う。沖縄から米軍を出して人も出してサンゴだけ残ればいいという議論をおっしゃっているのだろうが、もっとリアリスティックに現実的に見つめなおさなければ危ない。
○―― ブッシュ政権とオバマ政権の違いに触れられているが、オバマ政権になって日米関係はあやうくなったという認識か。
○い アメリカそのものが警察国家としての自信を失っており、引いていく戦略になっている。そこを次の覇権を考えている国が狙っているという世界情勢が出てきている。ここに日本のたちばを見据えなければならない重要な視点があると考えている。
○―― 教育政策について。
○い 戦後65年、多少共産主義的なものがずっと入れられ続けてきた結果として、日本人自身の国家観や自立感が失われている。ただしい宗教的価値観を入れると同時に、起業家精神をもった人をつくることによって生産性を高める方向にもっていこうと考えている。
○―― 既存の政党とどこが似ているかと考えてしまうが、たちあがれ日本の平沼さん的考えや、小泉改革の「競争によって産業を興そう」という考えに共通項があるように思う。
○―― これから高齢社会になり、稼ぐ人を増やす社会保障の再構築という考え方としては間違いではないと思う。今はすでに高齢社会になり、財政負担も大きな負担になっている。これをどうしていくのかということが我々の関心が高い。そこをもっと幸福実現党の支持者の皆さんは若いのだろうから、そういう社会保障がリアルにうつっていない。
自助努力は当たり前のことでまったくそのとおり。自助努力でやってもできない人のセーフティネットをどうするかが政治の役割。核は日本のタブー。核はアメリカの核の傘の中で日本の平和を守っていくということが基本なので、そういうところからいくと3点ぐらい疑問点がある。社会保障、核の傘、自助努力から落ちこぼれた人をどうするのか。その点がわからない。
○―― セーフティネットはどのように考えるか。
○い 宗教的なネットワークを利用することにより、晩年の生きがいを与えていくという方法もある。国のほうがもっと宗教を働かせることがあってもいいのではないかと思う。
○―― 幸福実現党の3つの政策について。
○い この3本柱の背景。アジアに残っている最後の冷戦ということを前提に考えたとき、日本の経済がデフレ経済の中で、中国の安い労働力を使って国内のデフレ状態かが抜け出せないでいる。冷戦構造の中で日本がうまくこの冷戦の中を勝ち抜いていき、未来に向かって成長していくには、あまりにも中国の経済成長に頼り過ぎている。これでは今後厳しい。
○―― 冷戦構造は(東西冷戦の終結によって)既になくなったのでは? ここは現状認識として違うのか。
○い 違います。今回の韓国と北朝鮮の問題は最後の冷戦であるという考え方を、私たちは持っている。
○―― 減税によって企業も身軽になり成長するのはわかるが、税収が減ることによって予算が組めなくなるのでは。
○い デフレギャップについては民間の責任ではなく、政府の責任だと思っている。それを解決するために日銀を中心とする金融緩和をすべきで、これ以上企業をつぶしてはいけない。それを回復するために、日銀は金融緩和と量的にも出していくべき。失業が増えている理由はコンクリートから人へという政策が大きいと思うので、早急にそれを戻すべき。その上で、基幹産業や未来産業に対する投資をすることにより、経済成長路線にもっていったところで減税をかけたい。段階的にやろうと思っている。今すぐには難しい。
○―― 外交安保について。普天間問題で日本の外交問題というのが改めて争点かされているが、核の脅威から国民を護る。たしか本の中にある核の無力化というのはどういう意味か。
○い 侵略的な考えを持っている国から削減すべき。防衛については技術力を高めることにより、核を無力化するような技術を開発することができる。最先端技術によって無力化しようと考えている。
○―― 北朝鮮のミサイル危機のときは、先制攻撃をとなえていたが、これは。
○い 今でもそれは変わらない。今はそれ以外にはないのではないか。
○―― 坂本龍馬の霊言の中にも、日本も核兵器をつくればいいとあるが。
○い それは龍馬先生独特の考え方なのではないでしょうか。現実的にできるかどうかは考える余地がある。あくまでも技術力を高める方向で、核を無力化できたらと思う。
○―― 今政権をとっている民主党の外交政策をどう思うか。
○い 稚拙というか、あまりにも議論がなさすぎる。日本国民の生命財産安全を守るということを考えているのかと危惧している。どのように国民を護ることができるのかということを、今回の北朝鮮、韓国の問題、普天間問題トータルで考えて、国民全体で考える時期にきていると思う。9カ月かかったが、普天間問題の今回の結論は、いい結論だったと思う。
○―― 辺野古の海の問題はどう考えるか。
○い 鳩山さんの考え方は91年で冷戦が終わったのだという考えなのだろう。北朝鮮が核を持ったりミサイルを打つなんていうことはないだろう、ましてや中国はないだろうと思っていたのだと思う。沖縄から米軍を出して人も出してサンゴだけ残ればいいという議論をおっしゃっているのだろうが、もっとリアリスティックに現実的に見つめなおさなければ危ない。
○―― ブッシュ政権とオバマ政権の違いに触れられているが、オバマ政権になって日米関係はあやうくなったという認識か。
○い アメリカそのものが警察国家としての自信を失っており、引いていく戦略になっている。そこを次の覇権を考えている国が狙っているという世界情勢が出てきている。ここに日本のたちばを見据えなければならない重要な視点があると考えている。
○―― 教育政策について。
○い 戦後65年、多少共産主義的なものがずっと入れられ続けてきた結果として、日本人自身の国家観や自立感が失われている。ただしい宗教的価値観を入れると同時に、起業家精神をもった人をつくることによって生産性を高める方向にもっていこうと考えている。
○―― 既存の政党とどこが似ているかと考えてしまうが、たちあがれ日本の平沼さん的考えや、小泉改革の「競争によって産業を興そう」という考えに共通項があるように思う。
○―― これから高齢社会になり、稼ぐ人を増やす社会保障の再構築という考え方としては間違いではないと思う。今はすでに高齢社会になり、財政負担も大きな負担になっている。これをどうしていくのかということが我々の関心が高い。そこをもっと幸福実現党の支持者の皆さんは若いのだろうから、そういう社会保障がリアルにうつっていない。
自助努力は当たり前のことでまったくそのとおり。自助努力でやってもできない人のセーフティネットをどうするかが政治の役割。核は日本のタブー。核はアメリカの核の傘の中で日本の平和を守っていくということが基本なので、そういうところからいくと3点ぐらい疑問点がある。社会保障、核の傘、自助努力から落ちこぼれた人をどうするのか。その点がわからない。
○―― セーフティネットはどのように考えるか。
○い 宗教的なネットワークを利用することにより、晩年の生きがいを与えていくという方法もある。国のほうがもっと宗教を働かせることがあってもいいのではないかと思う。