沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、鳩山首相が北沢防衛相に対し、「新しい場所を探してほしい」と述べ、日米合意に基づく米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市辺野古)以外の移設先を探すよう指示していたことが3日、明らかになった。
首相の指示は、移設先の検討を事実上仕切り直すよう求めたものと受け止められている。新たな移設先を見つけるには時間がかかることから、首相は年内の決着を先送りすることにしたとみられる。
(中略)
複数の関係者によると、首相の念頭にあるのは、米領グアムだという。
首相が新たな移設先の模索を指示したことで、11月の日米首脳会談で首相がオバマ大統領に約束した「迅速に結論を得る」対米公約は果たせなくなり、日米関係は大きな打撃を受けることになった。
(
読売新聞12月4日より一部転載)
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社民党の福島みずほ党首がグアム移転を強硬に出したのは、
おそらく社民党党首選挙が絡んでのことでしょう。
普天間移設問題に対する福島氏の対応が不十分だとして、
今回の党首選には沖縄2区選出の照屋寛徳衆院議員が出馬を検討していました。
福島氏が急に「重大な決意がある」と連立離脱を辞さない姿勢を表明したのは、
社民党の党首選で対抗馬が出そうになったためとも言われています。
社民党党首選挙 福島党首が無投票で4選へ(09/12/04)
グアム移転を強硬に打ち出したおかげで、
福島みずほさんは、無事に無投票4選が決まったようです。ああそうよかったね。
グアム移転、本気でやるみたいだ。
今日の記者会見によると、
北沢防衛大臣が、さっそく来週グアムへ視察に行くことになったそうです。
産経新聞より
やはり本気で日本本土から米軍を追い出すらしい。
政府がこの時期に、盛んに日米密約の解明にこだわるのは
結局、「米軍のグアム移転」へ世論をリードするためでしょう。
大川総裁のご法話にもあったように、
昨年まではアメリカと日本の戦争の可能性は0%でした。
これまでは北朝鮮からの攻撃を本気で心配していましたが
これからは、アメリカからの攻撃を心配する可能性が出てきています。
民主党に政権を取らせてしまったために、
日本の運命がガラッと変わろうとしています。
一番喜ぶのは誰でしょう。沖縄県民じゃありません。
台湾に手を伸ばしている中国であり、韓国併合をもくろく北朝鮮です。
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