ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ

青山繁晴個人HP、メイン・コーナー

Our World Time

独立講演会の次の1年

2012年02月02日 22時23分49秒 | Weblog
▼良くいただく問い合わせのひとつが、「誰でも参加できる講演会の日程が知りたい」という熱心な問い合わせです。
 ぼくの講演会は、特定の聴衆を対象にする場合が多く、これは一般のかたは入れません。
 そこで独研(独立総合研究所)が主催し、先着順でどなたでも参加できる講演会を始めることにし、「独立講演会」と名付けてすでに実行しています。
 今年はさらに、あらかじめテーマを仮決めして、広くお知らせしておくことにしました。


▼以下は、独研の公式HPからの転記です。

〜転記の始まり〜


*独立講演会の中心テーマ(2012年4月〜2013年3月)

 2012年4月からの独立講演会の『中心テーマ』をお知らせします。
 聴講の参考にしてください。
 ただし、これはあくまでも仮の『中心テーマ』の設定です。
 日本と世界は時々刻々、動きますから、講演内容は柔軟に対応することを事前にご諒解ください。
 日程と会場が確定しましたら、改めてお知らせしますので、お待ちください。
 参加費用は、各回5千円です。


講演月      仮想定している中心テーマ

2012年04月  拉致をどうやって真に解決するか
2012年05月  消費増税をどう考えるか
2012年06月  日本の根本哲学を考える
2012年07月  TPP、財政赤字などなど政治の直面する現在のテーマを考える
2012年08月  原子力、メタンハイドレートをはじめエネルギーの現在、未来を
         考える
2012年09月  中国、韓国、北朝鮮、ロシアへの外交を考える
2012年10月  アメリカ、EU、そしてアフリカ・中南米を含む世界への外交を
         考える
2012年11月  日本の教育を考える
2012年12月  2013年を展望する
2013年01月  日本国民の新しい生き方を考える
2013年02月  内政と外交の根っこを統合することを試みる
2013年03月  拉致問題をあらためて考える


<問い合わせ先>
独研(独立総合研究所)講演会運営事務局
(担当:玉川)
※メールでのみ対応致します。kouen@dokken.co.jp

※独立講演会については、独研の総務部では対応しておりませんので、ご了承下さい。

〜転記はここまで〜


…みなさん、独立講演会で会いましょう。
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男気のひと、たかじんさんの元気な恢復を魂から祈り、信じています。

2012年02月01日 11時34分12秒 | Weblog
▼この地味ブログは、当面は、継続します。
 なぜ閉鎖を考えたかは、あらためて、お話しします。

 その際、この個人ブログに来ている書き込みのうち、▽女系天皇について間違った思い込みに依って強く非難している書き込み、▽テレビ番組での言い間違いに「ごめんなさい」とその場で申したことについて、ご本人が聞かなかった? 聞き取れなかった?ために「謝るべきを謝らない人だ」と人格を否定するかのように非難している書き込み…など(順不同)について、考えを述べます。

 元旦から凄まじい忙しさですから、いつアップできるかは分かりません。
 いずれも、ほとんど考えを書きあげています。
 念には念を期して、丁寧に見直しているだけです。
 怒りをできるだけ抑えるためにも、見直しています。


▼こころの底から嬉しいこともありました。
 一時期は版元から「できませんでした」とだけ告げられてしまった東京でのサイン会について、読者のみんなの強烈なバックアップで、開催が決まりました。
 100名だけです。関心のあるかたは(宣伝ではなく)お急ぎください。

 以下、書店のHPから転記します。

〜八重洲ブックセンターのHPから転記〜

「青山繁晴さんサイン会」
『ぼくらの祖国』刊行記念

扶桑社
『ぼくらの祖国』
税込価格 \1,680.- ISBN_13: 9784594061838

日 時:2012年2月12日(日) 14:00〜15:00
会 場:八重洲ブックセンター 本店1階サイン会場
定 員:100名
本店1階にてサイン会対象書籍をお買い上げのお客様に整理券を差し上げます。電話による整理券予約も承ります。
対象書籍:『ぼくらの祖国』(扶桑社)

※サインは当店にてお買い上げいただいた書籍に限らせて頂きます。当日は対象の本と整理券をお持ち下さい。
問い合わせ:電話 03-3281-8201(1階直通)
主催:八重洲ブックセンター /協賛:扶桑社


▼サイン会は、さらに調整中です。
 他でも開くことができそうです。


▼たかじんさんの食道癌での休養は、ゆうべの電話で知りました。
 その後、朝方に、初期であり、また声には影響しないということを知り、すこし安心しました。

 ぼくも去年の2月に初期の大腸癌を手術しましたが、甦っています。
 たかじんさんに、できないはずはありません。


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いま伊丹空港で…

2012年01月29日 13時12分03秒 | Weblog
…いつもの書店に寄りました。
「スカイブック」(大阪空港店)ですね。

ぼくが前にサインした「ぼくらの祖国」は翌日に、すべて売れてしまったそうです。
きょうもサインしようと思ったら、その後に配本がなかなか、なくて、きょうは影も形も一冊もありませんでした。

しかし店員のかたは「間もなくどっと入ってくるんです。もう数日の内です」とおっしゃるので、それでは、と考えて、色紙にサインしました。
たぶん、先着一名様で、次の配本分を最初に買ったかたに、特別プレゼントとして渡されることになると思います。

ぼくは、ほんとはもっと色紙にサインしたかったのですが、書店のかたは、おそらく異例のことだからでしょう、「とりあえず1枚で」とおっしゃったので、そのようにしました。
この店員のかたは、とても誠実なひとです。
前にサインした時には、彼のお母さまのためにもサインしました。

「スカイブック」は飛行機に乗らなくても行ける書店です。
ANAとJALのターミナルの真ん中あたりの1階にあります。

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今…

2012年01月20日 13時23分15秒 | Weblog


▼…岩手県に向かう新幹線のなかです。
 雪は思ったほど深くありませんが、まもなく新しい3月11日を迎える東北の地を、車内からも見つめています。
 独研(独立総合研究所)の総務秘書室第二課から、秘書が同行しています。彼女は新幹線車内でも休むということをしません。ずっと仕事をしていて、ちょっと心配になるぐらいです。

「ぼくらの祖国」の担当編集者から、「東京でもサイン会をやることを版元として決めました」という連絡がありました。
 100%、みんなのおかげです。
 どれほど感謝してもしきれません。

 ただし、ぼくはこの件に関して、上記の連絡があっても何ら、一切、安心していません。
 まだ何も具体的に決まっていません。

 さらに読者のなかに、首都圏の書店がどのようにサイン会の申し出を受けたか、実際にそうした申し出・調整があったのかを克明に、かつフェアに調べたかたがおられます。
 まったくの無償の、志と友情に基づく、たいへんな努力です。
 そして、その調査の結果には、愕然とするものがあります。
 話が前進しているという客観的な兆しは、ありません。
 そして、みんなのサポートがある前の実情は、耳を疑うものです。


▼編集者の連絡に感謝しつつ、あくまで客観的な視点で、現時点での事実を書き記しておきます。
…あと20分で、岩手県内の駅に降り立ちます。

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あえて記すほか、ありませぬ ★ 大事な追記の追記があります!

2012年01月19日 04時43分39秒 | Weblog


▼大阪で、関西テレビの報道番組「スーパーニュース・アンカー」の生放送に参加(出演)した帰途、伊丹空港の書店で、読者へのこころを込めてサインをいたし、帰宅。
 帰宅しても、すぐにテロ対策の仕事にかかったけれど、帰宅したという事実だけで、気持ちはいくらかホッとする。

 ところが、膨大な量のEメールをチェックしていると、「ぼくらの祖国」の編集者から青山千春博士に「東京でのサイン会は調整できませんでした。申し訳ありませんでした」という連絡のあったことが分かりました。

 愕然としました。
「ぼくらの祖国」のサイン会は大阪と京都での開催が決まっているけれど、東京、横浜をはじめ首都圏でもサイン会をやってほしいという、Eメールや、この地味ブログへの書き込みはたいへん沢山、来ていて、当初から編集者に開催への調整をお願いしていました。
 しかし、連絡がなく、こちらから問い合わせる度に「待ってください」という答えが繰り返され、その挙げ句にいきなり、NOの回答。

 みんながどれほど、がっかりすることか…。
 それなのに理由も何も説明がなく、そもそも仮に1月、2月が調整つかなくても、今から全面的に諦めてしまう理由が分からないから、編集者に、それらを問うEメールを出しました。


▼やって来た返信のなかに、こうありました。
「100名近くの集客がある程度保証されるのなら、3月の開催でも書店さんを説得できると存じます」

 編集者は、長文のEメールのなかで「1月、2月の開催を調整できなかった」という理由をいくつも挙げていました。それは、いずれも納得できるものではありませんでした。
 しかし、それを言っていても仕方がない。
 たいせつなことは、書き手であるぼくと、読者であるみなさんがサイン会でお会いできるかどうか、それだけです。
 共に祖国を考える同士が会えるかどうか、それだけです。

 100人以上のかたが、いやほんとうは200人以上のかたが、参加の意思を版元に伝えてくださるだけで、道は開けるかもしれません。

 ふだんであれば、このように書くと、版元に迷惑がかかるから決して書きませんが、今回は版元の編集者から「100名近くの保証」と明言されているのですから、あえて記しました。


▼違う版元から前作が出版されたとき、東京の八重洲ブックセンターで、ミニ講演付きのサイン会を開き、凄い数のお申し込みがあり、当日はもちろん満員で、みんなの志も高く、素晴らしく盛りあがりました。
 版元、それから書店のかたがたの取り組みも、ほんとうに誠実でした。

 前述の報道番組「アンカー」の放送地域である京都でも大阪でも、楽しく交流して盛りあがりましたが、放送されない東京でも同じだったのです。

 しかし、その前作と「ぼくらの祖国」を比べると、比較にならないほど「ぼくらの祖国」のほうが読者の関心、売れ行きは、より高レベルなのです。
 それがどうして今回は、これほどまでに不可思議なことが起きるのか。
 編集者の誠実さは、前作のときのひとびとと、変わりません。あくまでも信頼します。

 祖国が甦る、そのことを喜ばない力も、もしもあるのなら、それとぼくらは戦うほかありませぬ。


 1月19日木曜日 午前4時25分


※追記の追記

 この下にある「追記」では、扶桑社の公式HPから連絡先を、このブログに転載しました。
 ところが、電話番号について「ここじゃない」と言われたり、たらい回しにされたりしているようです。
 読者のかたからの情報では、「扶桑社03-5403-8887にかけ、担当編集者の田中亨さんに回してもらうように、と言われた」ということです。田中さんが不在の場合は、伝言として預かってくれるそうです。
【→実際に、ぼくがかけてみると、確かに扶桑社に繋がり、田中さんは不在でしたが、伝言を預かってくれました。】

 Eメールも、書籍編集アドレス qshoseki@fusosha.co.jp の方が良いかも知れないという、これも読者からの指摘がありました。
【→担当編集者の田中さんに、いちばん適切なメールアドレスを教えてくれるよう、上記の伝言で頼みました。】

 扶桑社のHPをいくら丹念に見ても、分かりやすい連絡先はありません。


※追記

 版元の連絡先をここに記すべきかどうか、長考しました。
 ほんらいなら、上記のような書き込みをアップした以上は、記すべきです。
 しかし、ネットで調べれば簡単に分かることでもあり、それをご自分でなさって意志を示されるかたの100人、200人は、ここにぼくが記した先に連絡されるかたより、さらに重みがあります。
 目的はただひとつ、実際に首都圏でのサイン会を実現することですから、より重みのある100人、200人の意思表示のほうがよいのではとも考えました。
 ただやはり、書き込んだ人間の責任を小さきことであっても全うするほうが、たいせつです。
 したがって、扶桑社の公式HPからの情報を下記に転載しておきます。

■書籍・雑誌販売に関する問い合わせ →上記の「追記の追記」で述べたように、ここに転載していた電話番号では受け付けてくれないようなので、番号を削除しました。

■広報宣伝 Eメール senden@fusosha.co.jp
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みんなへの感謝のひとつとして…

2012年01月18日 18時42分22秒 | Weblog
…あまりお礼にもならないけど、さきほど伊丹空港の書店「スカイブック 大阪空港店」(搭乗口の中の書店ではなく、ANAとJALのそれぞれ1階ロビーの間の書店。だから飛行機に乗らない人でも入れます)に、飛行機に乗る前のわずかな時間でしたが、立ち寄って、平積みされていた「ぼくらの祖国」9冊にサインしました。

 うち1冊は、そこに居たかたがお母さんにプレゼントするということで、すぐ売れたので、あと8冊あります。

「ぼくらの祖国」を書店で見たのは、実にこれが初めてです。
 この書店は、前作の「王道の日本、覇道の中国、火道の米国」もしっかり並べてくれていて、サインしたので、今回もあるかなぁと思ったのです。

 あって良かったです。
 みなさん、引き続き、熱心に情報を寄せてくださって、ありがとう。
 なかには、このためにわざわざ多くの書店を回られた人も複数いらっしゃって、こころから感謝しています。


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みんなのちから

2012年01月16日 11時14分51秒 | Weblog


▼みなさんの支えは、もの凄いです。
 ささやかな新著、「ぼくらの祖国」を買える書店を、この地味ブログを通じて紹介してくださるひとは、どんどん増えています。


▼ゆうべ、ある外国人の書き手と、テレビ局で一緒になりました。
 アマゾン・ランキングで近い位置に並ぶことの多い(多かった)新しい本を出したひとです。
「出版社5社を回り、初版を5万部出すと言った出版社を選んだ。実際に、売れるかどうか分からない段階で5万部以上、初版を刷ってくれて、営業も努力してくれて、書店にいきなり山積みになって目立だったのが大きかった。もうとっくに10万部以上が出ましたよ」ということでした。

 こういう努力の仕方も、もちろん、あるでしょう。
 しかし、それはぼくは選択しません。

 まず、出版社、会社よりも、人間です。
 すなわち編集者が、ノンフィクションの本であれば、祖国とみんなのことを嘘でなく考えてくれているひとかどうか、あるいは文学書であれば、日本文学の現在と未来をプロフェッショナルとして考えているひとかどうか、それが第一です。

 そのうえで、まともに書店に並ぶよう編集者と努力する。
 これだけです。
 上述の外国人の書き手のかたには、「Congratulation ! 」(おめでとうございます!)とだけ申しました。
 まるまる本心です。書き手としては、そりゃ、たくさん読まれたら嬉しいですよ。
 この人なりの努力が実っていることに、こころから祝意と敬意を表明しました。


▼アマゾンも在庫切れのまま、しばらく放置されているかのような情況でしたが、きょう1月16日月曜の午前に、ようやく在庫が戻りました。
 このあいだにランキングは、たとえば、この外国人の書き手の本よりも、はるか下に落ちてしまいました。
 そりゃ、当然です。アクセスしても買えないのですから。

 ランキングは、ただのランキング、大したことじゃない。しかし、みんなが案外に見ているのが、このアマゾン・ランキングですから、みなの勢いが削がれるのが、ちと、心配でした。

 書店に行けないひと、それはたとえば足の具合の良くないひとや、書店が遠いひとも沢山いるのですから、とりあえずアマゾンを含めネット書店に在庫が戻っていくのは、ほっとしました。

 ありがとう、みなさん。
 これも間違いなく、みんなの力のおかげです。

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かんしゃ その2  (光景をひとつ、付け加えました)

2012年01月14日 10時33分09秒 | Weblog


▼土曜日の今日1月14日も、いつものように出張で品川駅にいます。
 新幹線の発車まで、珍しくほんのすこしだけ時間があったので、駅内の三省堂書店を2箇所、見てみました。
 やはり、影も形もありません。

「ぼくらの祖国」は、書の奥付にある正式な発刊日が2011年12月30日です。すなわち、まだ2週間強しか経っていません。
 そのあいだに初版1万5千部では、まったく足りなくなりました。おのれの書だから言うのではなく、この出版不況のなかでは客観的にみて間違いなくロケット・スタートです。
 しかし都心ど真ん中の、そして来客数の多い大きな駅の書店で、最初から影も形もない、配本されないというのは、どう複眼的に見ようとも異常です。

 アマゾン・ランキングで同じような位置にあった他の書は、ぼくが見たすべての書店で、常にたくさん並んでいます。
 そのアマゾンも「在庫切れ」になり、しかも「入荷時期は未定です」と表示されたままです。重版となっているのに不思議ですね。

 これが現在の出版界のひとつの現実であることが、おかげで、よく分かりました。
「ひとつの現実」です。すなわち、「祖国」などという言葉を使わない本は、版元が小さくても、たくさん並べられています。だから「ぼくらの祖国」がぶつかっている異様な壁は、出版界の、ある断面です。

 ぼくは出版界(の一部?)に、思い込み、誤解があると思います。
 芸能本とか、あるいは経済的な話題に絞った本とか、そういう本しか日本国民は買わない、という思い込みです。
 推測ではありませぬ。
 実は、複数の編集者に、上述のような状況について彼らの現場からの意見をしっかり聴いた結果です。(版元の編集者ではありません。客観的な立場の人たちです)


▼日本国民を、不当にも愚民扱いにして、「本」の将来はあるでしょうか。
 そもそも、そうした書にしか国民の関心が無いというのなら、なぜロケットスタートになったのでしょうか。
 それは誰でも思うことですが、出版界には、「その分だけしか読者はいないのじゃないか。後はパタリと買う人がいなくなるのじゃないか」という、これも思い込みがあるのです。
 もちろん、このことも、推測ではなくヒヤリングの結果です。

 つまり、祖国のことを考えて本を買ったりするひとは、ごくごく一部の国民に過ぎなくて、そうした超少数派がたまたま初版を買っただけであって、大多数の国民は、そんなことには無関心だという考えが、背景にあるのです。

 単に、1冊の本の扱いがどうこう、という問題ではなさそうです。

 ここまで分かって、ぼくは初めて胸のうちで、憤激しています。
 日本国民を勝手に貶めるな。
 みんながどれくらい、祖国を憂えているか。その志を知らないのか、信じないのか。


▼こうした社会だからこそ、「あの書店には置いてあったよ」と、みんなが書き込みを寄せてくれていることが、どれほど尊いか。
 かんしゃしても、感謝しても、しきれないぐらいです。

 この後も「あった!」という情報は、ふたつ前の書き込みにお願いします。こうした、ちいさな抵抗をみんなで共有することが世直しには欠かせないと考えるからです。


※さて、いま新幹線の車内にいます。
 乗車すると、ぼくの切符の指定席に、立派な紳士が座っています。
 これは良くあることです。ぼくは、ほぼ毎日、新幹線か飛行機に乗っていることもあり、自分の席に他人が座っていることは日常茶飯事です。そもそも人間に勘違いはつきものです。

 問題は、その後です。
 間違えて座っているひとが、若い人というか、「祖国」という言葉を学校でも家庭でも教えてもらえなかった立場の国民というか、それであれば、ほぼ例外なく「ごめんなさい」とおっしゃり、大急ぎで荷物も動かし、後始末もされます。
 ところが、今日のように、社会的地位が何年も何十年も前から、たいへんに高そうな人というか、日本は戦争に負けたんだから「祖国」なんて言葉を学校や家庭で教えちゃいけない、あるいは教える必要がないと考えて、敗戦後の日本をリードなさってきたんだろうなぁと思えるような紳士の場合は、こうならないことが少なくありません。

 きょうも見事にそうでした。
「ごめんなさい」は一切、無し、こちらが大量の荷物を抱え、揺れる車内でじっと立って待っていることなどお構いなし、不機嫌そうにゆっくりと、めいっぱい拡げていらっしゃった飲み物や食べ物を動かし…です。
 
 しかし、もちろん我慢します。実害はほぼないからです。すぐに座って原稿を書きたいので、ほんのすこしだけその時間が意味なく失われますが、世の中、自分の仕事の都合にそう合わせてくれません。体力、筋力はあるので、立って待っていたのも問題なし。
 困るのは、ふたつです。
 ひとつは、こうした方は時として、座席のヘッドレストにポマードの油がべったり付いています。それは、もちろん、自分できれいになさったりはしません。
 正直、キモチワルイ。しかし、露骨に拭いたりすると、その人に失礼だと思うから(…と言っても、その人の視界にぼくはもう、ないのだけれど)、目立たないように拭きます。
 きょうも、まったくそうなりました。

 もうひとつ困るのは、荷物棚の荷物を、面倒くさいのか動かしてくれないことです。
 これも見事に、きょうの紳士も同じです。

 我慢はしても、不当なことまでは許しませんから、きょうも丁寧に「棚の荷物も動かしていただけませんか」と頼みました。
 自分の重い、たくさんの荷物を、自席から遠い棚に上げに行く理由がありませんから。
 きょうの立派な紳士の荷物は軽そうで、お手伝いをする必要もなさそうだから、お願いして待っていると、こちらを睨み「動かすからっ」と言い捨てて、ご自分が被害者かのようです。
 そして動かしません。
 だからもう、さっさとぼくが動かしました。

 目を開けて、よく切符を見てから乗ってください…とは、決して申しませぬ。
 年齢もあって目が悪い人もいるかも知れませんから。

 しかし、ぼくらが生きている敗戦後の日本社会では、若い人でマナーがほんとうに悪い人には、ぼくは滅多に会ったことがない。
 一方、敗戦後の日本のあり方を決定づけてきた、築いてきたと思われる人で、もうびっくりするぐらい根本的にマナーの悪い人には、年中、お会いします。

 こういう人が、「祖国がどうのこうのなんて、そんな本を身銭を切って買う奴は、変わった少数派に過ぎない」と思い込んでいるビジネス界の、その中枢にいるのではないかと、それをぼくは懸念します。

 ぼくらは、戦争に負ける前の日本、ぼくらが学校教育では「軍国主義の日本」、「野蛮な日本」と繰り返し、繰り返し刷り込まれて教えられた、戦前の日本を、知らない。
 だから分かりません。
 分かりませんが、かつてはこういう人は、社会の成熟した層の中には逆に、あまりいなかったのではないかと考えてしまうのです。

 日本が、永い歴史のなかで、たった一度だけ戦争に負けてから、ことし67年目です。
 憲法も、国家への見方も、歴史のとらえかたも、教育のありかたも、その67年間に作られた偽物を、打ち破る秋(とき)は来ています。

 だから壁が何であれ、「ぼくらの祖国」は書くべき書物だった、書いてよかったと、くだんの紳士が前席でシートを目いっぱい倒している狭いなかで、考えています。
 ふひ。



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かんしゃ(辛い補足をしました)

2012年01月13日 21時23分37秒 | Weblog
▼品薄の「ぼくらの祖国」を置いている書店、みんながどんどん教えてくれて、あっという間に50件です。
 いま、出張から帰京する、最終に近い新幹線の車中でそれを確認して、カンゲキしています。
 今後も、「ここで見つけたよ。この書店だよ」という、その書き込みは、このエントリーにではなくて、このひとつ前のエントリーのコメント欄に書き込んでくださいね。


▼ちなみに、出張先の京都でぼくも書店を覗いてみましたが、例によって、影も形もありません。
 たくさんの志あるかたがたが視てくれている「スーパーニュース・アンカー」(関西テレビ)の放送地域で、ことごとく、どこを見ても、ただの一度も「ぼくらの祖国」を見ないのは、正直、辛いです。
 影も形もないのだから、「ぱらぱらとページをめくってみたい」と考えてくれたひとも、手に取りようもありませぬ。


▼あいま、あいまに、別件の興味深い書き込みも、もらいます。
 たとえば、こんなのがありました。

〜私はシゲさんの「超哲録」の完成と出版を願っています。〜

 うん、同感です。僭越なことを申せば、いずれ、思想の体系として世に提起していきたいと考えています。


(ハンドルネーム・ころんさん。ありがとう。考えあって、あなたの書き込みをアップし直しました)
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懸念がさっそく、現実になりました → みんなのサポートが凄い!

2012年01月12日 12時21分17秒 | Weblog


▼アマゾンも在庫切れです。
 ただし、「一時的に在庫切れ」とあります。
 増刷分がすぐに入ってくるという意味でしょうね。

 その直後に「入荷時期は未定です」とあります。
 版元によると、17日には増刷分が出回る見通しのとのことです。
 ただし、たったの5千部です。


▼アマゾンが在庫切れになる直前、たまたまミクシィに以下のような書き込みがありました。

〜書き込みの後半から引用〜

書店で手にはいらないと(購入を希望されるかたが、このブログに)コメントする環境があるならネット書店で買えばいいじゃない、と思って扶桑社「ぼくらの祖国」ページにあるバナーを次々クリックしていったら、納期が…
もうすでに在庫があやしいってことじゃないですか。

発売2週間で1万5千部売れる本なのに、増刷5千?

機会損失も甚だしい。
刷るとなんかまずいことがあるんですか、とねじ込みたい気分です。

電子書籍なら在庫問題はないのになぁ…

場所と店名をあげて「ここで見かけた」と書きこむのは問題ありますかね?
これから買いたいという人の助けに少しでもなればいいのですが。

〜引用終わり。( )内はぼくのつけた注釈です。それ以外は原文のまま〜


 感謝します。
「ぼくらの祖国」を見かけた書店は、大規模、中規模、小規模、そして地域を問わず、どうぞ書き込んでください。
 ミクシィでもいいですし、この地味ブログでもいいです。
 このブログに来た場合、その書き込みはすぐに公開します。だから、書き込むかたの実名は書かないでくださいね。名前だけ削除して公開することは、システム上、できないのです。

→【2時間あと】

★来ました、来ました、みんなのサポートが凄い。どんどん公開させていただきます。
 トマトちゃん、まったく問題ありません。すぐに訂正されているのですから。貴重な情報なので削除などせずに、公開しますね。

★ミクシィの「青山繁晴 深淡生」というコミュニティにも、さっそく専用のトピを立ててくださっています。
 よければ尋ねてみてください。




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