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東京書籍が「副読本」印刷を独占受注 埼玉県蓮田市、文科省指導に抵触

2011年06月29日 | 教育問題
2011.6.29 01:31 産経新聞

 埼玉県蓮田市内の小学校で使用されている社会科副読本の印刷を20年以上に渡って、教科書会社「東京書籍」(東京都)が随意契約で独占受注していたことがわかった。同市内では東書1社の教科書が採択され続けていた。市教委ではこうした契約形態は不透明だと認め、一般競争入札に改めるとしている。公正な採択維持の観点から、教科書会社による教委などへの便宜提供は禁止されている。

 副読本は同市や埼玉県の歴史や産業を学ぶために編集された「はすだ」。市内の小学校教員らが編集し、小学校3、4年生に使用されていた。改訂のたびに約2千部印刷されてきた。

 市議会の質疑や関係者によると、印刷は東書1社が随意契約で独占的に受注。少なくとも平成3年度以降、20年近く続いていた。前回改訂された20年度には、市は印刷料とイラスト料など計約400万円を支払う契約だったという。

 同市内の社会科の教科書のうち、小学校は平成8年度以降東書版が使われ、中学校では昭和56年度以降、地理、歴史、公民全てで同社版が採択され、他社が選ばれたことはなかった。

 文科省の指導や教科書協会の行動基準では公正な採択を維持するために「直接間接を問わず、採択関係者への金銭、物品、饗応、労務の提供やこれに類似する経済上の利益を供与し、または供与することを申し出る」ことを禁止している。

 印刷契約について、市教委側は「改訂が一部にとどまるため、従来から請け負い、ミスもない東京書籍と契約した」と説明したが、「随意契約が続いていたのはよくない」と非を認めた。市教委は23年度の改訂版から「契約内容の透明性を確保する」(関口茂教育長)として、一般競争入札に変更する考えを示した。

武士道教育に力入れる~李登輝元台湾総統インタビュー

2011年01月03日 | 教育問題
国民は二の次になった日本の政治家
武士道教育に力入れる~李登輝元台湾総統インタビュー


2011.01.02(Sun)  JBpress

マット安川 坂本龍馬の「船中八策」をはじめ、戦後の歪んだ歴史教育ではあまり重視されない「日本の知」が、李閣下の口からはあふれんばかりに飛び出してきました。

 閣下は今でも日本政界と交流を保ち、たびたび訪日されています。

 台湾の発展に尽くし、アジアにおける微妙な立場を信念と戦略をもって乗り越えてきた経験からか、日本のことが日本人以上によく見えている、そう感じるインタビューでした。


■台湾で新渡戸稲造の「武士道」を教える

李登輝 李登輝学校では、思想哲学から科学技術などを研究し、心の改革などを推進しています。とりわけ日本の内閣府が専門重視に赴く中で、私は教養教育、リベラルアーツの重要性を認識し、台湾の歴史、道徳、家庭教育の実践などに力を入れています。

 そこで私は新渡戸稲造の『武士道』を解題し(『「武士道」解題』)、公(おおやけ)と私(わたくし)の問題を李登輝学校の教えとして台湾でも深く展開しております。

 私の思う指導者の条件というものは何かというと、結局ここですよね、「公と私」。そして誰もやらないことを自分でやる、と同時に、信仰を持ちなさい、自分は権力だとそういうことを考えてはいけない。

 そして人民を可愛がりなさい、人民に対して嘘をついてはいけない、誠(まこと)をもって人民に相対する態度が必要です。

 このように考えたときに、最近の日本の指導者はどうですか。私に言わせると内閣総理大臣、本当に人民のこと、国のこと、将来のことを考えながらやっていこうとする人は、あまりなかったなあ。

国を変えようとするときに官僚は必ず反対する

 公選によらず根回しで決めていく。官僚政治が主体になってね。官僚はものすごく頭が良くて、いろんな法律を作りますがね、国を変えようとするときには反対ばかりしている。

 私が台北市長になったときに、こういう話がありますよ。

 台北市の農村では農民が絶えず家を修築したいと言っている。だいたいあそこらへんの農家は100年くらいの歴史があるんです。そんな古い家には窓もない、便所もない、風呂場もない。

 若い子は絶対住まない、みんな山を下りて都市に住んでいます。そうすると農村では誰も働かないのよ、年を取ったじいさんばあさんばっかりで。これが私のふるさと、私の生まれた場所です。もう潰れかかっている。

ああいうようなところは家を建て替えてあげなくちゃならないんだが、私がそれをやると言ったら建築管理處は、いままでの所有主全員の捺印が必要だと言うんです。

官僚を通さず進めた結果、台北は綺麗な町に

 考えてみてください、100年の歴史の中でいったい、どれだけの持ち主が関わっているか。不可能ですよ、絶対。ほとんど死んでしまって残っているのはいまの人だけなんだから。

 こういう官僚の作った法律をどうすべきか。私がやったのは、建築管理處には一切関係させず、協同組合に話して協同組合のそれぞれの区域の農家に申請書を出させました。

 そして35種類の新しい設計図をあげて、どんな改築をしたいか選ばせた。だから建築家に設計を依頼する費用がかからない。そして申請書は建築管理處ではなく台北市の建設局に持ってこさせました。

 建設局では書類を受け付けたら整理して市長の私のところへ持ってくる。そして私が直接許可証を出すわけです。

 1200戸の許可を出しましてね、それは結局、建築管理の規則を破っているわけです。間違っているというなら訴えたらいいじゃないかと言いましたが、結局彼らは何もできず、台北市の近郊はいま、ものすごくきれいな家が出来上がっていますよ。

アイデアは日本の大学教授の論文

 これは私の考えだけじゃなくて、日本のNIRA(総合研究開発機構)の雑誌にある大学教授が書いた論文があって、「農村の将来の発展の方向は観光事業と結びつける必要がある。観光事業と結びつけるには農家の改善をやらなくてはならない」というところをヒントにね、誰もやらないから私がやりましたよ。

 いま私、その近くに住んでおりますがね、家の前を通りかかるといつも呼んでくれてね、いらっしゃい、お茶をどうぞどうぞ、とね。そういう関係ができているんだよ、そこの農民とは。

 同じようなことは繰り返しあるんですよ、台湾に。法律でできないいろんなことをやったのは、蒋(経国)総統のとき。日本では池田(勇人)内閣時代に『農村は変わる』を書いた並木(正吉)さんという人がいました。

 あれはだいたい日本の農村の労働力が減って老人人口が上がり始めた頃でしょ。日本にはこういういい例がたくさんあるんだが、それを総合的にやっていく指導者がいない。困るのはこれなんだ。

日本全体の問題がここの、指導者がいないということに懸かっているというのは、例えばアメリカが何か言えば「Yes, Yes」と言いなりでしょ。日本人としてアメリカに対して好意的に深く話し合う人がいないんだよ、怖くて怖くてアメリカに言い切らないんだよ。

第1は憲法の修正、第2は教育基本法の修正

 日本はアメリカに対して思い切って話をすべきなんだ。これだけアメリカの国債を買ってアメリカの経済を助けてきたんだから、日米同盟のあるべき姿を検討しましょうと言うべきなんです。

 そのときいちばん大事なのは、憲法修正をやることです。第2には教育基本法の修正。憲法修正と同時に、これからの日本をどうすべきかということを教育から変えていかなくてはならない。

 戦後、アメリカは軍事力が世界一大きいし政治力もあるからアメリカの主導で連合国で国際連合をつくり、次にブレトンウッズ協定でGATT(関税および貿易に関する一般協定)を作った、いまのWTO(世界貿易機関)です。それにIMF(国際通貨基金)。

 ところがこの4つの組織はうまく運行していません。アメリカの一部分の金持ちや資産家とか投機屋、ことにウォールストリートの連中がでたらめをやっている。

 グリーンスパンが最近初めて、昔の政策は間違っていたと言ったように、これは明らかに間違っている。こんな問題が起きるのはIMFが機能していないからですよ。

 いまオバマが金融機関に対して規制を強化しているでしょ。この連中に制限を加えたり法律を作って規制したりしないと、本当のお金じゃないお金が世界を回って途上国のお金を吸い回るんです。

(続く)
※全文はこちらから

「ヤンキー先生」、衆院にくら替えへ

2010年10月29日 | 教育問題
時事通信 10月29日(金)12時56分配信

 「ヤンキー先生」こと自民党の義家弘介参院議員(39)が、次期衆院選で神奈川16区から出馬することが決まった。同党が29日の選対会議で、義家氏を未定だった同選挙区の支部長(候補者)に内定した。 

   ◆

明日、10/30(土)13:OOより、
左翼日教組と戦う義家先生をゲストにお迎えして
「いじまも首都圏シンポジウム」が開催されます。

◆いじめから子供を守ろう!ネットワーク 首都圏シンポジウム

【日時】平成22年10月30日(土)
 13:00~(開場12:00/終了16:00)

【テーマ】子供の立場にたったいじめ対策

【基調講演】
義家弘介氏(参議院議員・元内閣官房教育再生会議担当室室長)
演題「子供の立場にたったいじめ対策」

【パネルトーク】子供の立場にたったいじめ対策
義家弘介氏(参議院議員・元内閣官房教育再生会議担当室室長)
井澤一明(いじめから子供を守ろう!ネットワーク:代表)


【会場】豊島公会堂(みらい座いけぶくろ)
(東京都豊島区東池袋1-19-1)
(JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線)、
  西武線、東上線、都バス、私営バス 各線池袋東口下車 徒歩5分)

【入場料】500円(学生・こどもは無料)

チラシはこちら↓
http://mamoro.org/wp-content/uploads/2010/09/203_.pdf

朝鮮学校無償化審議、専門家会議の議事録やメンバー公表要求 自民・義家氏

2010年09月07日 | 教育問題
2010/09/07産経新聞

 朝鮮学校への高校授業料無償化適用を文部科学省が検討している問題が7日の参議院文教科学委員会で取り上げられ、義家弘介自民党参院議員は密室審議と批判を浴びている同省・専門家会議の議事録やメンバーを公開し、同委員会に資料として提出を求めた。理事会で協議するが、参院は自民党で過半数を占めており、文科省の対応が注目される。

 朝鮮学校への適用の可否を検討してきた専門家会議は審議への圧力や妨害などを懸念した文科省がメンバーや議事録など一切非公表にしてきた。判断基準だけを盛り込んだ会議の報告書は先月31日に公表されたが、議事録などは依然公表されておらず、朝鮮学校を県内に抱える福岡県が「手続きの正当性、透明性に疑義がある。国民の理解を深めないと現場が混乱する」と指摘。文科省に公表を求める要望書を提出していた。

 同日の委員会で義家氏はこれまでの国会答弁で、川端達夫文科相が朝鮮学校の教育の中身を含めて専門家会議で議論の対象としていると述べているにもかかわらず、報告書では適用の可否を判断するうえで、「教育内容を問うべきではない」と結論づけられている点を指摘。朝鮮学校が朝鮮総連や北朝鮮を支える関係にあると指摘した公安調査庁の調査資料などを示しながら、専門家会議でどのような議論をしたのか、明らかにするよう求め、委員会に資料提出するよう要求した。資料提出を文科省に求めるかどうかの判断は同委員会の理事会で協議することとなった。

県独自の日本史教材で「拉致問題」協議

2010年09月07日 | 教育問題
2010/09/06産経新聞

 神奈川県教育委員会が独自に創設する日本史科目「郷土史」「近現代史」の教材作成を進めている「日本史研究協議会」の今年度第2回会合が6日開かれ、最終協議が行われた。

 「近現代史」の教材例では「北朝鮮による日本人拉致問題」が取り上げられ、拉致被害者の横田めぐみさんを描いたドキュメンタリーアニメが資料として紹介された。同じページで「多文化共生の時代」の欄も掲載。拉致問題の掲載を巡り、委員の間で「大事な問題だが生徒には北朝鮮籍の子も韓国籍の子もいる。難しいテーマだ」「全県立高校にアニメのDVDを配っている」など、活発な意見が交わされた。最終案はこの日出された意見を踏まえて今月中に作成され、委員会の審議を経て決定される。来年は教師用指導書について協議が行われる。

【中国ブログ】日本の給食に見る、わが国の児童の「負け」とは

2010年08月30日 | 教育問題
2010/08/30サーチナ
(写真は「スタートラインで負けているのは何か」 新浪網(SINA)ブログより引用)

 中国ではこのほど、北京五輪や上海万博などの国際的なイベントの開催を通じて、集団における人々のマナーや振る舞いに関心が集まっており、素養向上などに向け、さまざまな取り組みや意見交換などが行われている。
  
  一方、旅行や留学、仕事の長期滞在などで日本に滞在する中国人の中には、日本人が見せる、他人に対する礼儀や作法、習慣などに「素養の高さ」を感じるようだ。

  中国の教育機関に勤める「静茹(ハンドルネーム)」さんもその1人だ。「静茹」さんは、日中の交流事業の一環で、中国の小学生とともに日本の小学校を訪れ、給食の時間中に見た日本の子ども達の振る舞いに、「日本の子どもと一緒に食事をしなければ、何をもって“素養”教育なのか分からなかった」などとつづっている。

  「静茹」さんはまず、生徒らが週代わりで「給食当番」を担い、料理の運搬や配膳などを行うことや、子どもらが食事を頑張って食べきること、食事の後片付けや食事中に出るゴミの分別などのすべての作業を子ども一人ひとりが行うこと、食事の後に歯を磨くことなどに驚きを示し、「ゴミの分別などは、幼いころから社会全体で教えていくべき」、「学校で養われた(歯磨きなどの)衛生的な習慣が、恐らく生涯続けられていくのだろう」などと感嘆した。









  また、余った牛乳をじゃんけんの勝者がもらえる、というシステムを「面白い」と絶賛。こんな方法で配るとは、と発想の豊かさにも感心していた。









  一方、食事を残し、周りのルールを飲み込めないまま、見よう見まねで適当に後片付けをしていた中国の生徒たちの姿に、「生徒を責めることはできない。これは私たち教師の恥だ」などと語り、教師をはじめ、子どもにかかわる大人が、細かいところまで子どもに教えて示すことができるよう、意識すべきだと語った。



  「静茹」さんは最後に、「スタートラインで負けてはいけない」と意気込み、子どもにさまざまな習い事をさせる保護者の姿勢に疑問を投げかけ、子どもが習い事以外の分野で自立できず、保護者を敬い、家事を手伝おうという意識を持ちにくい現状を、今後の教育で変えていくべきだと結んだ。

  「静茹」さんの素養教育に関する「日本見聞録」には、書き込む読者のほぼ全員が賛同。数々の“証拠写真”などに「本当にこんななの? ビックリ」、「完敗だな」などと反応し、子どものころからの習慣づけの重要性を改めて確認していた。(編集担当:金田知子)


   ◆

サーチナで紹介されていたブログはこちらです。

朝鮮学校元教諭が告発手記

2010年08月07日 | 教育問題
金主席の肖像画磨き、自殺者出るほど思想教育 「実態認識を」朝鮮学校元教諭が告発手記
2010/08/07産経新聞

 朝鮮学校への無償化適用をめぐる政府の決定が今月中にも見込まれ、論議が山場を迎える中、朝鮮学校の元男性教諭が学校の実態を告発し、無償化適用に反対する手記を脱北者問題に取り組む民間団体に寄せた。手記で、元教諭は「朝鮮学校は金正日総書記父子の『忠実な戦士』を養成する場だ」と批判。日本社会に対し、「朝鮮総連の運動に惑わされず、実態を認識してほしい」と訴えている。(桜井紀雄)

■闘争

 元教諭は現在70代。40年間、朝鮮学校で教壇に立ち続けて退職したが、朝鮮学校無償化問題が論議を呼ぶ中、「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」(守る会、三浦小太郎代表)の機関誌に「この問題を自分にとって最後の闘争だと思っている」と手記を寄せた。

 手記によると、元教諭が朝鮮学校の教員になったのは1960年代だが、当初はそれほどの思想教育はなかったという。それが間もなく、教室に掲げられた豊臣秀吉の朝鮮出兵に勝利した李舜臣ら朝鮮の英雄の肖像画が取り外され、故金日成主席と一族の「歴史」を生徒に教えるようになり、「学校が金日成絶対化の場と化した」。

 故金主席をたたえる歌から始まり、主席の幼少期の歴史の暗唱、その肖像画を早朝、磨くことが生徒に強要された。「熱誠班」と呼ぶエリートクラスを総連から派遣された指導員が直接教え、朝鮮大学校に進学した後、「少なくない者が工作員となり、日本人拉致に直接手を貸した」という。

■本音

 「総連は敵地で戦う部隊だからスイカにならなくては。中身だけが真っ赤(金日成主義者)であればいい」との言葉も耳にした。「自殺者が出るほど」の思想教育の一方、生徒数は減少の一途で、総連現職幹部や教員が子供を日本の学校に転校させたり、韓国籍に変えるケースも現れた。

 無償化問題が浮上すると、学校側は本来「秘密事項」だった韓国籍の生徒数について、半数が韓国籍であることを公表。北朝鮮の教育機関ではなく、韓国籍も通う「中立的な民族学校だ」との論理を展開し始めたという。無償化を獲得しやすいと踏んだからだ。

 一方で無償化をめぐり、橋下徹大阪府知事が「朝鮮民族が悪いのではなく、北朝鮮という不法国家が問題。ドイツ民族とナチスの関係と同じだ」と発言したことに「知事は本当のことを話した。胸がすく思いだ」と本音を漏らす総連末端の幹部や保護者もいたという。

■脅迫

 元教諭は「同胞の心から離れた教育、時代に逆行する『総連の学校』は再生しようがない」と批判。総連の無償化獲得運動に「なりふり構わず暴走するのは自信のなさと危機感からくる」と指摘する。

 さらに無償化が適用された外国人学校31校に韓国系高校も含まれる点を挙げ、朝鮮学校を除外することは「自国民を拉致され、主権を脅かされた日本が主権を行使することで、民族差別ではない」と断言する。

 守る会は5日、元教諭の記者会見を設定していたが、直前になって「どうにもならない立場に追い込まれた」と連絡があり、急遽(きゅうきょ)キャンセルになった。同会では「北朝鮮にいる元教諭の家族に危害を加えるなどの脅迫があったのではないか」とみている。

 元教諭は手記で、今回の問題が「総連教育の実態を認識してもらうよき契機だ」とし、日本人にこう訴えかけている。「どうか金正日政権と総連、朝鮮学校の本質から眼(め)をそらさないでいただきたい。私は日本の良識を信じます」

小学生にもデモの権利? 韓国国家人権委が驚き決定

2010年08月05日 | 教育問題
(2010/08/04 産経新聞)

 【ソウル=黒田勝弘】小学生にもデモをする権利がある-。韓国で国家人権委員会の下した決定が議論を呼んでいる。国際的にも“デモ天国”で知られる韓国だが、さすが今回の決定に世論の大勢は「行き過ぎ」と批判的だ。背景には韓国版・日教組ともいうべき教員労組「全教組」による“偏向教育”があり、韓国の教育界も頭が痛い。

 コトの発端は昨年12月の全国学力テスト実施に反対する全教組の闘争。ソウルのさる小学校でテストを拒否し勝手に野外学習に出た全教組系の先生が、教育当局によって担任を解任された。これに反発する全教組や支援団体などが校内でデモをし、その際、児童8人がプラカードを手にデモに加わった。

 学校側は児童のプラカードを取り上げデモを止めさせたが、これに不満な全教組系などが国家人権委員会に訴えた。国家人権委員会はこれを受け最近、「年齢は関係ない。児童のデモ禁止は憲法で保障された表現の自由を侵す人権侵害」と決定し、学校側に“再発防止”を勧告した。

 こうした動きに、父兄やマスコミからは「判断力のない小学生に政治的デモをさせるのか」「子供を政治的に利用するな」「これでは子供にも選挙権を与えろということか」「人権の美名に隠れた時流便乗の軽薄な決定」などと、強い非難の声が上がっている。

 韓国では近年、全教組のほか自治体の教育長など教育界に左派が浸透し、左右対立が激しい。

 教室では政府を批判したり北朝鮮をほめる反政府イデオロギー教育のほか、児童生徒への規律や規則をできるだけ緩めようとする“自由教育”が広がっている。児童生徒の集会・デモ自由化など「学生人権条例」案というのも登場している。

 国家人権委員会は金大中政権時代の2001年にできた。最近は「学校でのヘアスタイルや服装規制は人権侵害」と発表するなど、日常的な問題には熱心な反面、肝心の北朝鮮の人権問題には依然、冷淡といわれ、保守派の間では批判や不満が強い。

「君が代」が嫌いな先生たちへ

2010年05月24日 | 教育問題
たとえばあなたが外国に滞在中、
その国のデモや戦乱に巻き込まれてしまったとします。
あなたの命を守ってくれるのは、日本国政府が発行したパスポート、
そこに刻まれた「JAPAN」の文字と、菊の紋章です。

こんな話を聞きました。
日本で左翼活動をしていた方が、旅行中に海外で騒乱に巻き込まれてしまいました。
彼は日本大使館を目指しました。
そこで命からがら、やっとの思いで掲揚してある「日の丸」の国旗を見た時に、
涙があふれて止まらなかったそうです。
この方は日本にいた時、盛んに国旗掲揚反対、君が代不起立運動をしていた方でした。

戦争を体験した方々が、「国歌や国旗を見ると戦争を思い出す」というなら
よくわかります。ごく当たり前の感情でしょう。
でも、今学校現場で君が代や国歌に反対している先生たちは、
第二次大戦の経験もない、戦後生まれの先生たちです。

私自身は小学校からミッションスクールで育ったため、
日教組の教育はほとんど受けずに育ちました。
意外なようですが、キリスト教系の学校で育ったがゆえに、
逆に君が代に対してもまったく抵抗はありません。

毎日、必ず朝の礼拝から一日が始まりました。
宗教教育もきちんとありました。
普通の教科書を使って同じように勉強しましたが、
やはり先生の教え方の違いでしょうか。
自虐史観なんていうものは、教えられた記憶がありません。

同じ教科書を使っても、
宗教観に基づいた歴史の授業がなされていました。
教師は、ほぼ全員がクリスチャン。
ミッションスクールですが、行事の時には国旗掲揚、君が代斉唱は当然のこと。
自分の国に誇りを持つのは、世界の常識と教えられて育ちました。

大人になって、自分の子どもが公立の小学校に通うようになって、
はじめて日教組の教育の実態を知りました。
ミッションスクールのほうが、日本のよさを教えてくれるなんて
おかしな話ですね。

世界の国家を聞いてみるとわかります。
軍歌や行進曲が圧倒的に多い中、
日本の国歌がいかに平和的で、瞑想的な旋律であるか。
外国人は、「君が代は軍国主義的な曲だ」というと、
この曲のどこが軍国的なのか?と、一様に驚くそうです。


[20100522]U.S.Navy Opening Celemony 1:the Anthem(IkegoFSD)


池子米海軍住宅にて第14回池子フレンドシップデー(IkegoFSD)が開催されました。
セレモニーでの国歌斉唱。すごい!外国人が君が代歌ってる!!

Gackt - Kimigayo ・ ガクト - 君が代


TOSHI 君が代 091006


Hirai Ken - Kimigayo ~ 平井堅 - 君が代 日本国歌 Japan National Anthem


さだまさしの君が代


日本国歌「君が代」をスウェーデン人がアカペラで


東儀秀樹 君が代

近現代史教科書に“自虐”記述 神奈川の独自科目、検定の盲点

2010年05月24日 | 教育問題
産経新聞5/24より)

 神奈川県教育委員会が県内の全県立高校での日本史必修化に向けて開発中の独自科目「近現代史」の教科書で、日本の過去の歩みがことさらにおとしめられた記述があることが23日、産経新聞が入手した資料で分かった。この教科書は文部科学省の検定を経ずに県独自で編集されたうえで生徒に供給される見通し。検定制度の盲点が浮き彫りになった格好だ。

 神奈川県は、自国の歴史や伝統を尊重する歴史教育を目指しているが、その取り組みは早くも黄信号が点灯しはじめた。

 問題記述の一つは南京事件。「攻略の過程で、日本軍は多くの中国軍民を殺害し、略奪・放火・暴行をおこない、南京大虐殺として国際的な非難をあびた」と、日本軍の残虐性を強調している。

 南京事件の犠牲者についても、「死者の数は戦闘員を含めて、占領前後の数週間で少なくとも10数万人に達したと推定される」と過大な数字を表記している。最近の実証的な研究では、過大な数字が中国国民党の宣伝だったことを示す文書が明らかになるなど、虐殺自体を否定する事実が分かっている。

 日露戦争については「神奈川県下の従軍兵士は(中略)旅順の戦闘、二〇三高地の攻防では多くの犠牲者を出した」と悲劇性を強調。戦争での日本の勝利がアジアに期待と希望を与えた点についても、「こうした期待に日本は応えることなく、列強の一員として中国・朝鮮に植民地を拡大していくことになる」と、否定的な記述で結んでいる。

 神奈川県の日本史の必修化は、県教委が平成25年度実施を目指す独自の試み。学習指導要領にある「学校設定科目」の枠を使い、「郷土史」と「近現代史」を新設。全生徒が2科目と日本史のいずれかを選択する。

 教科書の使用について法律では、「文部科学大臣の検定を経た教科書用図書を使用しなければならない」(学校教育法)と原則が定めてある。しかし、高校教育では科目設置の多様性から検定教科書がそろわない事態もある。そのため法律では付則で例外的に「高校では検定を経た教科書などがない場合、当該高校の設置者の定めにより他の適切な教科用図書を使用できる」と規定。問題の近現代史の教科書も検定を経ずに生徒に供給できるという。

 日本史の必修化について松沢成文知事は「(必修化で)愛国心や郷土愛がはぐくまれると思う。しっかりした日本人の育成に日本史は不可欠」と説明していた。しかし、教科書には自虐的な記述が随所にみられ、地元の民主党県議からも批判の声が出ている。

 教科書の内容は、4月末の県教委の有識者会議で明らかにされた。しかし、県教委は会合終了後に教材例を回収。「あくまで、たたき台。今後の編集作業で全体的に修正する可能性がある」としている。

 藤岡信勝・拓殖大教授の話「他国への侵略が日本の伝統であるかのような誤解を与え、日本史必修化の理念に反する。これではまるで『侵略史』の教科書で県教委は編集方針を根本的に見直すべきだ」