幸福実現党の幹部が先日、普天間基地問題
に揺れる沖縄を視察しました。
黒川白雲政調会長が23日のブログで沖縄視察報告をアップしてくれているほか、
幸福実現党のメルマガ、「
Happiness Letter」でも、矢内筆勝(やないひっしょう)総務会長が3回にわけて、沖縄レポートを連載予定です。
政党機関誌「幸福実現News」1月号にも、詳細レポートが掲載予定。
では、2本続けてご紹介します。
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(
黒川白雲ブログより転載)
12月23日 パワー・バランスの空白地帯を作るな
只今、幸福実現党のメールマガジン「Happiness Letter」(お申し込みは
コチラから)やない筆勝総務会長による「普天間ルポ」が連載されていますが、私も、先日、沖縄地区の大会に参加させて頂くと共に、普天間基地移設問題に関しても取材して参りました。詳細は、政党機関誌「幸福実現News」1月号に掲載予定です。
視察した感想としては、普天間基地周辺は、人口密集地であり、2004年には同基地近隣の沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事故等もありましたが、普天間基地の移転を進め、騒音と危険を軽減する必要を感じました。
(但し、反対派が言うように、人口密集地に米軍基地が作られたのではなく、米軍基地の周りに街が発展して来たことが歴史的事実です。)
地元の元県議からもお話を伺いましたが、「沖縄の人達が最も恐れていることは、(鳩山政権によって)移転合意が白紙に戻され、普天間基地がこのまま固定化されることだ」という沖縄県民の本音を教えて頂きました。
鳩山政権は、普天間基地移転問題の結論の先延ばしを行っていますが、それは事態の打開をより複雑かつ困難にするだけであり、日米関係は更に悪化するだけでなく、地元沖縄県民も早く結論が出ないことに不安と不満が高まっています。
また、岡田外相は嘉手納基地への統合案を提案していますが、同基地も視察いたしましたが、嘉手納基地は人口密集地にあり、海兵隊航空基地を統合すると、毎日のフライト数が倍増し、安全と騒音問題が大きな問題となります。
ルース駐日米大使は「米国としては(日米が合意した)普天間代替施設が最も優れた、唯一実行可能な選択肢だと考えている」と述べていますが、十数年かけて日米両国と地元自治体とがようやく合意に至ったのが現行の辺野古沖案であります。
「日米同盟」が機能するためには、沖縄に配備された米軍基地を維持することは、決定的に重要であり、民主党政権が検討しているような普天間基地の「県外移設」「国外移設」は論外です。
「保守の精神」を失った自民党沖縄県連は、普天間基地移設について、政府方針が越年なら、「県外移設」の要求へと動く見込みだということです。
「保守の精神」を失った自民党沖縄県連は、普天間基地の移設について、政府方針が越年なら、「県外移設」要求へと動いています。
沖縄米軍の駐留部隊の存在自体が、日本と東アジアの平和と安定を維持するために欠かすことができない抑止力となっており、米軍が遠のき、沖縄にパワー・バランスの空白地域ができた瞬間に、沖縄や日本本土に中国・北朝鮮が乗り込んでくる危険は否定することはできないし、そうした危険を楽観視している民主党政権は政権担当能力が欠如していると言わざるを得ません。
来年2010年、日米安保は五十周年を迎えますが、幸福実現党は、「日米同盟堅持」を掲げ、日米合意に基づいた、速やかな基地移転問題の解決を訴えて参ります。
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(
2009/12/22Happiness Letter13〔普天間ルポNo.1〕より転載)
やない筆勝(ひっしょう)総務会長は朝日新聞出身で、中国や沖縄などへの突撃取材を重ねています! 本日から3回に渡って、やない総務会長が先日、沖縄取材をして来られたレポートをお届けします!
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【やない筆勝総務会長寄稿】
先日、普天間基地移転に揺れる沖縄に取材に行ってきました。
沖縄に着いてまず、普天間基地の中に入り、基地内を視察しましたが、何よりも驚いたのは、平日の昼間にもかかわらず、ヘリコプターや飛行機の離発着が思っていたよりも少なく、静かな印象を受けたことです。
マスコミは「普天間基地は、民家が密集していて、騒音がひどく危険」と騒ぎ立てていますが、広い基地内では、時々、ヘリが飛び立つ程度で、そうした実感は感じられませんでした。基地に関する報道については、マスコミのバイアス(偏向)がかかっていることを随所で感じました。
次に、普天間基地移転先として候補に上がっている辺野古沖のキャンプ・シュワブに向かいました。
行ってみると、米軍演習施設の柵の手前には、全国から来た反対運動の活動家が立てた看板が乱立していました。地元住民の方が、「基地反対」の立て看板や布きれに書いてある名前を見て、「沖縄の人の名前は無いな」と語られていたのが印象的でした。
そして、基地建設予定地の手前には、基地建設に反対する「市民」によるテントがありました。話を聞いてみると、環境問題を前面に掲げ、「ジュゴン保護」を訴えて、基地反対の座り込み闘争をしているとのことでした。
彼らは活動家の風体をしており、その背景を探るべく、いろいろな質問を投げかけてみると、「本当はジュゴンなんかどうでもいい。米軍基地は人殺しの施設なので反対している」との本音が出始め、その主張から、強い反日・反米イデオロギーを持った組織の人達であることが分かりました。
(明日につづく)
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