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【饗庭直道 いざ!幸福維新】口蹄疫は「人災」だ 鳩山首相は他人事

2010年05月29日 | 口蹄疫
夕刊フジ5/29より)

 口蹄疫の蔓延が深刻化する中、宮崎県内で発生した2市5町のうち、川南町ではほとんどの牛豚が殺処分の対象となり被害が拡大しているのに対し、えびの市では10日間以上発生がなく、正常化に向けた動きが進んでいる。

 2自治体の違いがどこにあるのかを探り、危機管理行政上の教訓とすべく、宮崎に飛び、えびの市の村岡隆明市長に話を伺った。

 要約すると、村岡市長は国や県まかせにせず、自治体でやれることは「自己責任」で迅速に対応する、という意識で、初動から全力を尽くし、市民にも安心を与えた。その結果、被害を最小限に食い止められた、という印象を抱いた。

 むろん、川南町も、町としてできることは必死で対応したことには変わりない。ただ、殺処分後の埋却用地の確保にてこずり、感染拡大を招いてしまった、とのことであった。

 責任はどこにあるのか。村岡市長に「国と県と、どちらの対応に問題があるか」と尋ねたところ、「明らかに国だ」との即答だった。

 自治体にできることは法律上、非常に制限されている。埋却用地の買収も、国道上の消毒ポイントの設置も、権限をもつ国の対応が後手にまわり、感染を甚大なものにしたという指摘だった。現場サイドからみて、口蹄疫問題の本質は「人災」であり、民主党政権の「危機管理能力の欠如」にあるのだ。

 わが党はこの度、現職の大江康弘参議院議員(元・改革クラブ)を迎えた。そこで機会があれば、国会への質問主意書を通じて、
(1)ビルコン(消毒液)の昨秋からの都道府県別の配置状況  
(2)今回の口蹄疫の発生経路情報
(3)5月中旬になってあらためて対策本部を設置した理由

-を、政府の「公式見解」としてただしたい。


 回答内容次第では、国家の「防疫」上の責任閣僚の政治責任を厳しく問うことになろう。発生の事実を知りながら、連休中に外遊に出かけた赤松農相の態度は論外だが、村岡市長とは対照的に、これだけの有事においても「他人ごと」をきめこむ卑怯な鳩山首相。断じて、彼らにこの国の舵取りを任せておくわけにはいかない。

(幸福実現党広報本部長代理・饗庭直道)


<口蹄疫>赤松農相、初めて陳謝

2010年05月25日 | 口蹄疫
毎日新聞5月25日より)

 赤松広隆農相は25日午前の衆院農林水産委員会で、宮崎県で感染が広がっている家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に関し「反省していないとは言っていない。結果としてこれだけ広がったことは申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と述べ、初めて自らの結果責任を認め陳謝した。自民党の谷公一議員の質問に答えた。

 半面、感染の拡大を防げなかったことについては「国、県、市町村が心を一つにしてやれたか。(殺処分した牛や豚の)埋却地についても、こちらは『とにかく早く埋めさせて』と求めたが(県などは)『(土地使用の対価となる)金の問題が片づくまで』と、少し認識が違っていた」と指摘。対応の遅れについては、地方側にも原因があるとの見方を示した。

 ◆ ◆ ◆

赤松さんも、ついに「鳩山病」(=言ったことを覚えていない、過去の発言は都合のいいようにすり替える)に感染してしまったようです。

私の聞き違いでしょうかね?
確かにテレビの前で「私に反省するところはない」とハッキリ言っていますが。

   証拠映像
     ↓

口蹄疫 政府の対応の遅さ、赤松農水相は「反省するところは無い」???

宮崎からの叫び「種牛守ってください」

2010年05月25日 | 口蹄疫
宮崎の友人からメールをいただきました。
ブログの掲載許可をいただきましたので、下記に掲載します。
マスコミには流れない、現地の方からの直接メールですので、
どうぞお知り合いに拡散お願いします。

また情報をもらいましたら、アップします。


◆ ◆ ◆

「種牛守ってください」

とうとう49頭の種雄牛たちも殺処分される方向へ。
東国原知事はなんとかこの49頭だけは生かしてもらえないだろうかと 懇願していますが
政府は「それはできん」と言われるそうです。

宮崎の畜産農家の方々の宝であり、汗と涙の結晶であり、
生きる糧です。

生かしておいても感染を予防できる策はある筈なんです。
現に色々な人達(海外からも)が試してみてくださいと 話がきているみたいですが
前例がないと、断っているみたいです。

しかし、それなら何故前例がないワクチンを打ち殺す方法を取るのでしょうか?
生かす為に前例がない事を試してみようと思わないのでしょうか?

政府の方々、政治家の方々…どうかどうか
宮崎がまた立ち上がっていく為の力を残してくださいませんか?
試させてもらえませんか?
口蹄疫に効く方法・薬…試させてくださいm(_ _)m

山田副大臣長崎で牧場経営されているんですよね。
山田副大臣よろしくお願いしますm(_ _)m
そして皆様49頭の命を守る署名に参加して下さいませんか?


以下東国原知事のツイッターからの抜粋です


宮崎県民の貴重な財産現在、49頭の種牛を守る署名運動が起こっています。
絶対に粘ってください!
http://bit.ly/9gXHzk

史上最悪の人災の影に社民党 福島瑞穂あり

2010年05月24日 | 口蹄疫
【口蹄疫】史上最悪の人災の影に社民党 福島瑞穂あり


幸福実現党 広島県本部副代表 植松みつおです。5月20日、口蹄疫が宮崎で確認後、赤松農水大臣は外遊。その間、農水大臣臨時代理は宮崎出身の社民党 福島瑞穂大臣でした。この外遊中の福島臨時代理の口蹄疫対応についてマスコミは、追及していません。
また、小沢幹事長は5月7日、夏の参院選に向け、宮崎選挙区に擁立する党公認候補とともに記者会見し、その後、東国原知事と非公開で会談しています。
植松みつおが口蹄疫問題の影の問題点について語ります。

■幸福実現党ホームページ
⇒http://www.hr-party.jp/
■植松みつおホームページ
⇒http://www.uematsu-mitsuo.hr-party.com/
■植松みつおブログ
⇒http://uematsumitsuo.blog65.fc2.com/
■植松みつおツイッター
⇒http://twitter.com/mitsuo_uematsu
■幸福実現News
⇒http://www.hr-party.jp/media/newspaper.html

忠富士の血統、全国ブランド牛に…畜産業界動揺

2010年05月22日 | 口蹄疫
読売新聞 5/22より)

「至宝」の種牛がついえてしまうのか――。口蹄疫(こうていえき)が蔓延(まんえん)する宮崎県で22日、主力級種牛の「忠富士(ただふじ)」に感染が確認され、残る5頭についても感染の可能性が出てきた。

 宮崎生まれの子牛は、各地でブランド牛として大切に育てられており、恐れていた「種牛感染」の事態に、全国の畜産業界では「ダメージは計り知れない」と動揺が広がっている。

 「40年にわたって苦労してきた先輩たちに申し訳ない」

 22日午前2時半から宮崎県庁で開かれた緊急記者会見で、県農政水産部の高島俊一部長らは唇をかんだ。

 感染した忠富士は、子牛の肉質や発育が特に良く、繁殖農家の間では、避難した種牛6頭の中で一番人気だったという。

 JA宮崎中央会(宮崎市)の羽田正治会長(72)は、「このままでは宮崎の畜産がなくなってしまうかもしれない。1頭でも2頭でも残してほしい」と沈痛な声を出した。

 忠富士と一緒に避難していた種牛「安重守(やすしげもり)」を育てた小林市の仮屋重典さん(81)は、「避難させた時点で90%ぐらいは絶望でした。夢を見て育ててきたが、私の手の届かないところにいるのだから、誰を責めるわけにもいかん」と半ばあきらめた口調で話した。

 6頭の精液を使って生まれた子牛の多くは県外業者に供給され、「松阪牛」や「信州和牛」など有名ブランド牛として肥育される。

 その中の一つ、「佐賀牛」ブランドを持つ佐賀県。肉用牛の約15%を宮崎県から仕入れており、農協関係者は「宮崎の子牛は肉質が良く、仕入れた肥育農家は飼料の割合を工夫するなど、独自のノウハウも蓄積してきた。他産地から仕入れるにしても一からやり直しで、農家のダメージは大きい」と動揺を隠せない。佐賀県唐津市の肥育農家宮崎卓さん(64)は、「優良な種牛が途絶えれば、佐賀にとっても大きな痛手で、佐賀牛のブランドを守るためには宮崎以外の子牛を探すしかない」と語る。

 また、「松阪牛」の地元・三重県の「瀬古食品」では、飼育する500頭のうち半数以上が忠富士の血統という。瀬古清史社長(61)は「忠富士の子は丈夫で育てやすく、サシが入りやすい肉質が特徴だったのに」と肩を落とす。さらに、飼育する長野県の「木曽牛」の親牛7頭のうち、3頭が宮崎産という林司農夫さん(68)は、「宮崎牛の危機。子牛や精液の価格が高騰し、農家の混乱は避けられない」と心配する。

ワクチン接種見送り 準備間に合わず 口蹄疫問題

2010年05月20日 | 口蹄疫
産経新聞5/20より)

 宮崎県で牛や豚の家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)が拡大している問題で、政府と県は20日、発生農家から半径10キロ圏内の家畜に対して行う予定だったワクチン接種開始を見送った。接種計画の策定や態勢整備が間に合わなかったためという。ワクチン接種時期について、赤松広隆農林水産相は19日の会見で「きょう以降ただちにやる」としていたが、いきなりつまずいた形だ。

 現地対策本部では20日、農水省の山田正彦副大臣が同日中のワクチン接種開始は難しいとの見通しを表明。開始時期についても「できるだけ早く」とするにとどまった。

 政府は、発生農場以外でも半径10キロ圏内で、すべての牛・豚約20万頭にワクチンを接種して一時的に症状や感染を抑えた上で、殺傷分する方針だ。すでにワクチン20万頭分は現地に届いているが、農水省によると、膨大な数の家畜に対して効率的に接種するための作業順序や人員配置を定める計画の策定が間に合わず、開始できないという。

 また、接種する獣医師も発生農場での殺処分に追われている状態で、増員が決まった約40人も、一部しか現地に到着していない。個々の農家に対して、合意を取り付ける作業も終わっていないという。

 一方、口蹄疫の発生農場などは新たに15カ所増え、146件に拡大した。発生農場の牛や豚は12万4千頭となったが、こうした家畜は、原則ワクチン接種せず殺処分される。

口蹄疫拡大、獣医師ボランティアを募集中

2010年05月20日 | 口蹄疫
 宮崎県で家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」が拡大の一途をたどる中、牛や豚を殺処分したり、診察したりする獣医師の不足が深刻化している。

 政府が新たに打ち出した総合対策で、20万頭以上の牛と豚へのワクチン接種が20日から始まる予定だったが、獣医師が集まらないため、この日のスタートを断念。牛などの大型の家畜を専門とする獣医師は多くないことから、農林水産省は畜産関係団体を通じて、ボランティアの獣医師を募り始めた。

 同省では口蹄疫発生当日の4月20日、都道府県を通じて、全国の家畜保健衛生所などに応援を要請。宮崎を除く46都道府県から2人ずつ派遣されているほか、国の動物検疫所の獣医師も含め、現在140人が宮崎入りし、殺処分にあたっている。単純計算すると、1人当たり約500頭を殺処分したことになり、「かなりハードな仕事ぶり」(同省幹部)だ。

 しかし、19日、発生地域から半径10キロ圏内の牛や豚約20万5000頭にワクチンを接種する政府の方針が決まり、人手不足に拍車がかかった。感染地域で殺処分にあたってきた獣医師は、未感染の農場にウイルスを広げてしまう可能性があるため、まだ感染していない牛や豚へのワクチン接種にはかかわれないという。

 このため、同省は、都道府県にさらに1人ずつの派遣を要請。国の機関や宮崎県内の獣医師と合わせて200人体制で臨むとしている。1人あたり1000頭に注射しなければならない計算だが、増員が完了する日取りも決まっていない。

 獣医師免許の保持者は全国で3万5000人いるが、そのうち、牛や豚など大型の動物を専門に扱う獣医師は4000人前後しかいない。獣医師でもある農水省の担当者は「家畜は大きさや種類によってかなり対処の仕方が違う。慣れない獣医師がすぐに注射できるかどうか。これ以上感染が拡大したらパンクする」と不安を漏らす。

 この獣医師は、「牛を殺処分する際には、数人がかりで押さえるが、短時間で首の静脈に薬液を注射しないと牛が暴れ出し、けられることもある」と、殺処分の大変さを指摘する。

 農水省は、「牛や豚を扱い慣れている獣医師なら、ぜひボランティアで宮崎に来て」と呼びかけている。


読売新聞より)

赤松農相の不信任決議案、自民が提出へ

2010年05月20日 | 口蹄疫
読売新聞より)

 自民党の浜田靖一国会対策筆頭副委員長は20日午前の記者会見で、家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の被害拡大をめぐる赤松農相に対する不信任決議案について、「きょうの(衆院本会議での)答弁などを勘案しながら考えていく。当然検討に値する」と述べ、国会への提出を目指す考えを明らかにした。

 また、社民党の重野幹事長は20日午前の記者会見で、「口蹄疫」の被害拡大について、「初動対応に遅れはあったんだろう。農水省の初動対策、対応に不十分さがあったということになれば、責任はとらないといけない」と述べ、赤松農相の責任に言及した。

<口蹄疫>日本からの牛肉、豚肉の輸入を禁止―中国

2010年05月20日 | 口蹄疫
レコードチャイナより)

2010年5月19日、中国政府網は、日本・宮崎県での口蹄疫(こうていえき)発生を受け、牛や豚など偶蹄類およびその製品の輸入禁止に関する公告を発表した。

公告は4月30日付の発表。「中華人民共和国動植物出入境検疫法」に基づくもので、口蹄疫の中国流入を防止し、中国の畜産業、遊牧業を保護し人々の健康を守るための措置となる。

最初の感染例が確認された4月7日以降に荷積みされたものに関してはすべて返送、または廃棄される。中国を経由する船舶、航空機、列車に日本産の偶蹄類および関連製品がある場合には封印措置がとられる。

宮崎県 行事の中止・延期

2010年05月19日 | 口蹄疫
<行事の中止・延期>



(2010年5月19日付)

■ゴールデンゲームズ中止

 延岡市西階総合運動公園陸上競技場で22日に開催予定だった陸上の中長距離記録会「ゴールデンゲームズinのべおか」の中止が18日、決まった。1990年の創設以来、中止は初めて。17日に出場選手の発表を行ったばかりの実行委員会事務局は「非常事態宣言を受けて判断した」と説明している。同記録会は毎年国内のトップアスリートが出場し、昨年は約2万7千人のファンでにぎわった。

 ◇中学校体育大会延期 日向市の美々津中、東郷中、平岩小の3校で23日に予定されていた体育大会は延期。

(2010年5月16日付)

◇ウエイクボード九州大会石峠レイクランドCUP2010延期 美郷町西郷区の大内原ダム湖で22、23日に予定されていたウエイクボード九州大会石峠レイクランドCUP2010(同実行委主催)は延期。

(2010年5月15日付)

 ◇みやざきの道づくりを考える女性の会交流会延期 県内の道づくりを考える女性の会8団体が15日に延岡市のカルチャープラザのべおかで予定していたみやざきの道づくりを考える女性の会交流会は延期。

(2010年5月11日付)

 ◇ウォークラリー大会中止 日向市で16日に予定されていた市ウォークラリー大会(同市主催)は中止。

 ◇駅前野外ステージ見学会中止 日向市で16日に予定されていた日向市駅前交流広場休憩施設(野外ステージ)の現場見学会(同市主催)は中止。

(2010年4月30日付)

 ◇百済の里南郷温泉春まつりイベントの一部中止 美郷町南郷区の南郷茶屋、百済の館周辺で5月1、2日に予定
されていた百済の里南郷温泉春まつりイベント(町観光協会南郷支部主催)は中止。南郷温泉は通常通り営業、1~5日の催しも予定通り行う。

 ◇祖母山山開き前夜祭中止 高千穂町五ケ所の野菜集出荷センターで5月2日に予定されていた祖母山山開き前夜祭(田原地区村おこし推進協議会主催)は中止。3日の山頂祭は予定通り実施。

 ◇神話の里高千穂マラソン大会中止 高千穂町総合公園で5月9日に予定されていた第22回神話の里高千穂マラソン大会(町主催)は中止。

 ◇森の音楽フェスタ延期 日之影町癒しの森運動公園で5月2日に予定されていた第3回森の音楽フェスタ(同実行委主催)は無期延期。

(2010年4月27日付)

 ◇畜産共進会と競り市 延期JA高千穂地区は30日に予定していた畜産共進会と、5月12、13日の子牛競り市を無期延期。同14日の成牛競り市は中止した。

◇国見岳山開き延期 椎葉村で29日に予定されていた国見岳山開き(大国見会主催)は延期。

◇銘水の郷釣り大会中止 椎葉村で5月2日に予定されていた「銘水の郷釣り大会」(椎葉村主催)は中止。

◇扇山山開き中止 椎葉村で5月9日に予定されていた扇山山開き(椎葉村主催)は中止。

(2010年4月25日付)

 ◇焼肉フェスティバル中止延岡市川原崎町のJA延岡で29日に予定されていた「焼肉フェスティバル」は中止。

 ◇鏡山スカイスポーツフェスティバル2010中止 延岡市北川町で5月3、4日に開催予定の「鏡山スカイスポーツフェスティバル2010」は中止。


(2010年5月19日付)

 ◇夢たまごぞろ目ライブ1周年記念コンサートは延期西都市文化ホールで22日に予定されていた「夢たまごぞろ目ライブ1周年記念コンサート」(同実行委主催)は延期。チケットはそのまま使えるが、払い戻しも可能。問い合わせはギャラリー夢たまごTEL0983(42)0027。

 ◇県中学生選抜野球大会中止 高鍋町などで22、23日に予定されていた第8回県中学生選抜野球大会は中止。

 ◇防犯講習会中止 新富町新田公民館で20日に予定されていた青色パトロール講習会(NPO法人ふるさと元気ネット主催)は中止。

(2010年5月18日付)

 ◇高鍋地区交通安全協会総会延期 高鍋町で25日に予定されていた高鍋地区交通安全協会総会は延期。

 ◇バレーボール地区予選中止 都農町の町体育館で22日に予定されていた全日本小学生バレーボール大会児湯予選(児湯郡バレーボール協会主催)は中止。

 ◇運動会延期 新富町・新田小学校で30日に予定されていた同校の運動会は2学期に延期。

(2010年5月16日付)

 ◇運動会延期 新富町日置の県立児湯るぴなす支援学校で22日に予定されていた運動会は延期。開催時期は未定。

 ◇ミニバレーボール大会中止 新富町体育館で6月27日に予定されていた自治公民館ミニバレーボール大会(町主催)は中止。

(2010年5月15日付)

 ◇県民総合スポーツ祭西都市結団式は中止 西都市が6月4日に市民体育館で予定していた県民総合スポーツ祭西都市結団式は中止。

 ◇西都市陸上ナイター記録会は中止 西都市が6月5日に西都原運動公園陸上競技場で予定していた第8回市陸上ナイター記録会は中止。

 ◇西都市民アジャタ大会は中止 西都市が6月27日に市民体育館で予定していた第5回市民アジャタ大会は中止。

(2010年5月14日付)

 ◇妻中体育大会は中止 西都市・妻中が16日に予定していた体育大会は中止。

 ◇都於郡小運動会は延期 西都市・都於郡小が23日に予定していた運動会は延期。開催時期は未定。

 ◇裁判員制度模擬裁判は延期 西都市と県弁護士会が29日に同市文化ホールで予定していた裁判員制度模擬裁判は延期。

(2010年5月13日付)

 ◇新田原基地ランウェイウオーク中止 新富町・航空自衛隊新田原基地で6月13日に予定されていたランウェイウオーク(同基地主催)は中止。

 ◇鴫野浜清掃延期 高鍋町で16日に予定されていた鴫野浜の清掃活動(同町持田地域まちづくり協議会主催)は延期。

 ◇名作映画上映会中止 木城町で7月4日に予定されていた名作映画上映会(町教委主催)は中止。

 ◇柳田邦男講演会延期 木城町で30日に予定されていた柳田邦男さんの講演会(町教委主催)と「柳田さんと子どもの集い」(木城えほんの郷主催)は延期。

(2010年5月12日付)

 ◇高鍋町自治公民館連絡協議会総会延期 高鍋町で13日に予定されていた同町自治公民館連絡協議会総会(同協議会主催)は延期。

 ◇高鍋町古墳を守る会総会延期 高鍋町で13日に予定されていた同町古墳を守る会総会(同会主催)は延期。

 ◇高鍋町防犯協会総会延期高鍋町で13日に予定されていた同町防犯協会総会(同協会主催)は延期。

 ◇高鍋地区交通安全協会高鍋支部総会延期 高鍋町で13日に予定されていた高鍋地区交通安全協会高鍋支部総会(同支部主催)は延期。

 ◇木城朝市中止 木城町で16日に予定されていた木城朝市(同町地場産業振興会主催)は中止。

 ◇ミニバレーボール大会中止 木城町で26、27日に予定されていた第15回桑原建設杯ミニバレーボール大会(同町ミニバレーボール協会主催)は中止。

 ◇福祉スポーツ大会延期 木城町で6月1日に予定されていた第24回木城町福祉スポーツ大会(同大会実行委主催)は延期。

(2010年5月11日付)

 ◇ミニバレーボール競技中止 高鍋町で15日に予定されていた第22回わいわいナイター大会ミニバレーボール競技(同町体育指導委員協議会主催)は中止。

 ◇フレッシュグラウンド・ゴルフ大会中止 高鍋町で15日に予定されていた第14回高鍋町フレッシュグラウンド・ゴルフ大会(同町教委主催)は中止。

 ◇ソフトボール大会中止 西都市の西都原運動公園で16日に予定されていたJA西都組合長杯(同市500歳ソフトボール協会主催)は中止。

(2010年5月8日付)

 ◇えびす朝市中止 西都市中心街で9日に予定されていた「えびす朝市」(えびす通り会主催)は中止。6月は通常通り、開催予定。

 ◇スポーツ少年団入団式中止 西都原運動公園陸上競技場で9日に予定されていた入団式(西都市スポーツ少年団主催)は中止。

 ◇富田浜清掃大作戦中止 新富町の富田浜で16日に予定されていた富田浜清掃大作戦(同町教育委員会主催)は中止。

 ◇ソフトボール大会中止 新富町内の各球場で23日に予定されていた自治公民館ソフトボール大会(同町教育委員会主催)は中止。

(2010年5月7日付)

 ◇第1回川原自然公園杯グラウンドゴルフ大会中止 木城町の川原自然公園で15日に予定されていた第1回川原自然公園杯グラウンドゴルフ大会(同公園主催)は中止。

(2010年5月1日付)

 ◇しんとみ朝市中止 新富町の町文化会館前広場で16日に予定されていた第20回「しんとみ朝市」(同町飲食店組合主催)は中止。

(2010年4月29日付)

 ◇木城町民体力づくりスポーツ大会軟式野球の部中止 木城町で5月9日に予定されていた同町民体力づくりスポーツ大会軟式野球の部(町自治公民館連絡協議会、町教委共催)は中止。

 ◇川南温泉休館 川南町野田の川南温泉が休館。休館の期間は未定。

(2010年4月25日付)

 ◇ルピナスパークのイベント中止 県農業科学公園ルピナスパークで5月2日に予定されていた「こいのぼりフェスタ」(県立農業大学校農業総合研修センター主催)は中止。

 ◇川南湿原植物群落休園 10日に開園した川南湿原植物群落が休園。休園期間は未定。

 ◇第3回食と音楽・芸能の祭典延期 新富町で5月2日に予定されていたまちおこしイベント「食と音楽・芸能の祭典」(町飲食店組合主催)は6月6日に延期。

(2010年5月19日付)

■県民スポーツ祭延期

 県教育委員会は18日、6月12日に開幕予定だったみやざき県民総合スポーツ祭の延期を発表した。日程は未定で、県スポーツ振興課の川崎重雄課長は「全日程の延期は初めて。口蹄疫が完全に終息した後、一斉開催は難しくても、一つでも多くの競技を実施したい」と話している。

 同スポーツ祭は本県最大のスポーツの祭典。宮崎市など6市7町を会場に、57競技に県民約1万7千人が出場する予定だったが、さらなる感染拡大を招く恐れがあるとして、県教委が競技団体や会場市町の関係者と協議し同日、延期を決めた。防疫作業に従事し、参加できない大会役員、選手もいるという。

■県高校総体の開会式中止へ

 県高等学校体育連盟は29日に宮崎市の県総合運動公園陸上競技場で開く県高校総体の総合開会式の中止を検討している。19日の理事会で諮り、正式決定する運び。

■国際照葉樹林綾サミット延期

 綾町で22日から開催予定だった「国際照葉樹林サミット」の実行委員会は18日、開催の延期を決めた。

 町によると、22、23日に行われるサミットには国内外から約350人が出席。照葉樹林の保護や復元、生物多様性保全などを多角的に話し合う予定だった。同実行委委員長の前田穰町長は「本県の畜産を守るためにはやむを得ない」と話している。

 ◇市民サイクリング大会中止 宮崎市の阿波岐原森林公園周辺で23日予定されていた第37回市民サイクリング大会(市体育協会主催)は発着点となる市フェニックス自然動物園一時休園に伴い、中止。

 ◇はなしょうぶまつり中止 宮崎市阿波岐原町の市民の森「はなしょうぶ園」で23~30日に予定されていた第34回はなしょうぶまつり(市、馬原造園建設主催)は中止。

 ◇一番街「街市(まちいち)」中止 宮崎市の一番街で22日に予定されていた街市(一番街商店街振興組合主催)は中止。

 ◇生目古墳祭延期 宮崎市跡江の生目古墳群史跡公園で22日予定されていた生目古墳祭(跡江自治会主催)は延期。

 ◇陸上記録会中止 宮崎市・生目の杜運動公園で29日に予定されていた第1回同市陸上記録会、ジュニアアスリート定期練習会(同市陸上競技会協会)は中止。

 ◇鎮安郡訪問団派遣延期 綾町が7月30日から予定していた韓国全羅北道・鎮安郡への訪問団派遣は延期。

(2010年5月18日付)

◇綾の榧(かや)囲碁・将棋大会延期 綾町武道館などで30日に予定されていた第24回綾の榧囲碁・将棋大会(綾町主催)は延期。

(2010年5月17日付)

◇宮崎マスターズ陸上選手権は延期 宮崎マスターズ陸上競技連盟が23日に県総合運動公園で予定していた「宮崎マスターズ陸上選手権」は延期。開催時期と場所は未定。

(2010年5月16日付)

◇佐土原はなしょうぶまつり中止 宮崎市佐土原町上田島の鶴松館「はなしょうぶ園」で29、30日に予定されていた第7回佐土原はなしょうぶまつり(市主催)は中止。

(2010年5月14日付)

◇県乾しいたけ品評会延期宮崎市のJA・AZMホールで6月3日に予定されていた第55回県乾しいたけ品評会(JA宮崎経済連など主催)は延期。

(2010年5月12日付)

◇みやざき農林水産まつり中止 宮崎市・生目の杜運動公園と生目の杜遊古館で29、30日予定されていた第27回みやざき農林水産まつり(実行委員会主催)と同時開催のJA宮崎中央農業祭は中止。

(2010年4月30日付)

 ◇楠並樹コリドール一部中止 宮崎市の県庁前楠並木通りで30日に開かれる第47回楠並樹コリドール(同実行委主催)のうち、午後6~9時に予定されていたステージイベントとカフェテラスが中止。午前10時~午後4時の県内の特産品を販売するコリドール市や植木市などは開かれる。

(2010年4月25日付)

 ◇にじます釣り・魚つかみ捕り大会中止 国富町で5月2日に予定されていたにじます釣り・魚つかみ捕り大会(深年にじます釣り実行委主催)は中止。

(2010年5月19日付)

 ◇親子お米づくり体験教室中止 えびの市池島の水田で6月6日に予定していた親子お米づくり体験教室(南九州コカ・コーラボトリング主催)は中止。

 ◇山之口麓文弥節人形浄瑠璃定期公演中止 都城市山之口町の人形の館で6月20日に予定されていた第73回山之口麓文弥節人形浄瑠璃定期公演(山之口麓文弥節人形浄瑠璃保存会など主催)は中止。

(2010年5月16日付)

◇子育て「茶ってぃサロン」中止 都城市祝吉・郡元公園で18日に予定されていた「茶ってぃサロン」(祝吉地区社会福祉協議会主催)は中止。
行事の中止・延期

(2010年5月15日付)

 ◇ねんりんピックのパークゴルフ競技延期 県などが16日に三股町上米公園パークゴルフ場で予定していた「宮崎ねんりんピック2010」のパークゴルフ競技は延期。開催時期と場所は未定。

 ◇チャリティーカラオケさくら祭り延期 えびの市文化センターで16日に予定されていたチャリティーカラオケさくら祭り(キングレコード歌謡文化アカデミー明星カラオケ倶楽部主催)は延期。

 ◇第43回神武の里ゲートボール大会中止 高原町総合運動公園で23日に予定されていた神武の里ゲートボール大会(同町ゲートボール協会主催)は中止。

 ◇どろんこバレーボール祭中止 都城市高崎町で6月6日に予定されていたどろんこバレーボール祭(どろんこバレー実行委員会主催)は中止。

(2010年5月12日付)

 ◇ふれあい韓国岳登山中止えびの市で30日に予定されていたふれあい韓国岳登山(木城町子ども会育成連絡協議会主催)は中止。

(2010年5月11日付)

 ◇えびの駐屯地創立29周年記念行事中止 えびの市のえびの駐屯地で16日に予定していた創立29周年記念行事(同駐屯地主催)は中止。

(2010年5月9日付)

 ◇みまたん駅前よかもん市中止 三股町のJR三股駅前物産館駐車場で23日に予定されていた「第35回みまたん駅前よかもん市」(町商工会地場産品部会主催)は中止。

 ◇花まつり大会中止 えびの市文化センターで15日に予定していた花まつり大会(市私立幼稚園連合会)は中止。

 ◇手づくり村in山之口中止 6月4~6日に都城市山之口町のあじさい公園で予定していた手づくり村in山之口(かづらの会主催)は中止。

(2010年5月8日付)

 ◇第19回メロンフェア中止小林市野尻町ののじりこぴあで29、30日に予定されていたメロンフェア(同実行委員会主催)は中止。

 ◇山之口あじさい朝市中止 都城市の山之口勤労福祉センターで9日に予定されていた山之口あじさい朝市(同朝市部会主催)は中止。

 ◇生駒高原フラワーミュージックフェスタ中止 9日に予定されていた第3回生駒高原フラワーミュージックフェスタ(NPK主催)は中止。

(2010年5月1日付)

 ◇早水あやめまつり中止 都城市の早水公園で3日に予定されていた早水あやめまつり(同まつり実行委員会主催)は中止。

(2010年4月30日付)

 ◇都城ぼんち市中止 都城市の東中町通りで5月9日に予定されていた都城ぼんち市(都城商工会議所主催)は中止。

(2010年4月29日付)

 ◇えびの市地域支えあい事業説明会中止 市総合福祉センターで29日に予定していた市地域支えあい事業説明会(市社協主催)は中止。

(2010年4月28日付)

 ◇薫風杯剣道大会中止 小林市須木の須木地区体育館で29日に予定されていた薫風杯剣道大会(県剣道連盟小林支部須木分会主催)は中止。

 ◇すきむらんど滝まつり中止 小林市須木のすきむらんどで5月2日に予定されていた滝まつり(同イベント実行委員会主催)は中止。

 ◇SanrokuCup(サンロクカップ)ハンドボール大会中止 小林市民体育館で5月9日に予定されていたSanrokuCup(サンロクカップ)ハンドボール大会(市ハンドボール協会主催)は中止。

(2010年4月27日付)

 ◇第4回笛水ウォーク中止 都城市高崎町で29日に予定されていた第4回笛水ウォーク(笛水地区活性化委員会主催)は中止。

 ◇第1回コスモス牧場宮崎牛バーベキュー大会中止 小林市のコスモス牧場で29日に予定されていたバーベキュー大会は中止。

 ◇さわやかフェスタ中止 えびの市のグリーンパークえびので5月3、4日に予定されていた、さわやかフェスタ(同実行委主催)は中止。

 ◇木崎原古戦場祭り中止 えびの市の池島公民館で5月4日に予定されていた木崎原古戦場祭り(池島区主催)は中止。

 ◇田の神まつり中止 えびの市の末永地区で5月4日に予定されていた田の神まつり(末永区主催)は中止。

(2010年4月25日付)

 ◇海の幸祭り中止 都城市で25日に予定されていた2010高崎町海の幸祭り(高崎町商工会青年部など主催)は中止。

 ◇早馬まつり中止 三股町で29日に予定されていた早馬まつり(町観光協会主催)は中止。

 ◇第21回神武の里総合武道大会中止 高原町で5月9日に予定されていた神武の里総合武道大会(同実行委員会主催)は中止。

(2010年4月24日付)

 ◇成牛競り市を中止 都城市の都城一般家畜市場で30日に予定されていた成牛競り市(県家畜商商業協同組合主催)は中止。

 ◇マラソン大会中止 えびの市で25日に予定されていた第25回えびの京町温泉マラソン大会(同実行委員会主催)は中止。

 ◇高千穂牧場で一部イベント中止 都城市吉之元町の高千穂牧場は当面の間、牛舎内への観光客の立ち入りを禁止し、毎週土、日曜と祝日に行っている乳搾り体験も今週末は中止する。

 ◇競り市を中止 西諸郡市畜連は当分の間、競り市を中止する。中止となるのは26日、5月10日予定の子豚競り市と4月29日、5月9日予定の成牛競り市。


(2010年5月15日付)

 ◇食育講演会中止 串間市文化会館で18日に予定されていた食育講演会(社会福祉法人むつみ会主催)は中止。

(2010年5月9日付)

◇横浜FC応援ツアー中止 福岡市のレベルファイブスタジアムで16日に予定されていたサッカーJ2「横浜FC―アビスパ福岡」の応援ツアー(市スポーツ振興課主催)は中止。

(2010年5月1日付)

◇九州窯元行列in串間延期 串間市の旧吉松家住宅などで28~30日に予定されていた九州窯元行列in串間(串間商工会議所青年部主催)は延期。

(2010年4月30日付)

◇春駒まつり中止 串間市・都井岬の「岬の駅」前広場で5月1~4日に予定されていた春駒まつり(岬の駅主催)は中止。

(2010年4月27日付)

 ◇泰平踊定期公演中止 日南市の飫肥城大手門前で29日に予定されていた泰平踊定期公演(市観光協会主催)は中止。

 ◇弁甲筏(いかだ)流し再現中止 日南市の堀川運河で5月2日に予定されていた弁甲筏流し再現(市観光協会主催)は中止。

 ◇和牛の里ふれあい焼肉フェスティバル中止 串間市の笠祇岳で5月2日に予定されていた第18回和牛の里ふれあい焼肉フェスティバルinKASAGI(むらおこし笠祇クラブ主催)は中止。

(2010年4月24日付)

 ◇子牛品評会を延期 串間市の南那珂地域家畜市場で26日に予定されていた4月期子牛・育成牛共進会(JAはまゆう主催)は延期。

宮崎日日新聞、記者コラムより

2010年05月19日 | 口蹄疫
宮崎日日新聞より

5月19日

■悲痛な声なぜ届かない

受話器の向こうの声は震えていた。怒り、絶望、虚脱感。惨劇に見舞われた川南町のこれほどの声がなぜ、今まで国に届かなかったのか。

 口蹄疫感染疑いの豚が確認された養豚農場の農家は殺処分が始まるまでの数日間、水疱(すいほう)が破れ、乳房が真っ黒になりながら子豚に乳を飲ませる母豚が息絶えるまで面倒を見続けた。別の養豚農家は隣の農場で殺処分が始まったことを知り、電話口で「ナイフを首に突きつけられた」と恐怖におびえた。

 「全く問題ない。万全の態勢でやってきた」「幸いにして3キロ圏内に封じ込められている」。本県を訪れた赤松広隆農林水産相の言葉と受話器越しの惨状とのむなしいほどの温度差。地方と国の距離に憤りすら感じた。

 問題は無数にある。獣医師の所見で感染疑いを確認し、法に基づき殺処分を始めているにも関わらず、遺伝子検査で陽性反応を確認してからという国の発表のタイミング。一刻も早い情報を求める農家の混乱、不安を招いた。

 国、県の指揮系統がはっきりせず、防疫の現場も混乱した。現場の獣医師や行政、団体職員、そして農家の意見を吸い上げ、初動の遅れを修正できなかった柔軟性のなさも被害拡大の一因だろう。

 「牛は私の人生のすべてでした」。種牛づくりに情熱を注いだ和牛繁殖農家の言葉だ。金額に換算できない、失われゆく畜産王国の「宝」の歴史や思いを心に刻み取材に当たろう。

 口蹄疫は「災害」だ。失われたものは大きく、得るものは何一つないようにも感じる。そうした中で、少しずつ、確実に県内外で支援の輪も広がっているのは、せめてもの救いだ。私たちにできるのは「消毒」「消費」「正しい知識を身に付けること」だろう。

 家畜の命を断って生をつなぐ「命のリレー」。それすらできない農家の無念。食卓に上がることもなく処分されていく家畜たち。「食」にまつわるさまざまな課題に思いをめぐらせてほしい。被災農家からの切なる願いだ。(口蹄疫取材班・草野拓郎)

      ◆

【記者コラム】べぶん舌(えびの支局)5/19

 普段なら心地よい風が怖い。味わったことのない感覚だ。えびの市内4例目の口蹄(こうてい)疫疑いは、1例目から2キロ北で確認された。その感染ルートが見えない中、15、16日、ある地区からもくもくと煙が上った。4例目からさらに1キロほど北上した場所で、農家が飼料用に農地で生産したイタリアンを燃やしていた。餌を焼く―。防疫のためとはいえ、連綿とした営みを断ち切る苦渋の選択だ。「本当はもったいない。でも4例目があまりに近い。最近、嫌な風も吹く。負担は重いが、餌は買うしかない」。地区の農家は複雑な思いを電話越しに語った。悲哀のこもった煙をただ眺めることしかできなかった。(賀)

      ◆

【記者コラム】うすでこ(都農支局)5月15日

 「だめやったわ」。赴任以来、仲間として輪の中に迎えてくれ、幾度も焼酎を酌み交わした友も口蹄(こうてい)疫ウイルスに敗れた。「すべて殺さんといかん」。電話口では気丈に振る舞っていたが、悔しさや怒り、悲しみは計り知れない。川南町や都農町で今、連日のように悲惨なドラマが起こっている。小欄だけでも「明るい話題を」と思うが、一人でも多くの人に「現場」を知ってほしい。家族同然で育ててきた農家の思い、本来の役目を果たせず旅立つ家畜たちの哀れさ…。本紙緊急連載では多数の農家に協力を仰ぎ、「今」を伝えている。地元紙だからできることはまだまだあるはず。全力で応援していきたい。(鳥)



口蹄疫問題まとめ

2010年05月19日 | 口蹄疫
【口蹄疫】「わが子を殺され…」伝説の種牛育てた農家も悲鳴
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100519/bdy1005191118001-n1.htm

東国原知事「寝てない!けんか売ってんのか!」 大荒れ記者会見
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100518/bdy1005181342005-n1.htm

普天間に次ぐ「失政」に自民、攻勢へ
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100518/stt1005181945004-n1.htm

【口蹄疫】鳩山首相「大丈夫だ。経済、経営のことはしっかり政府がやるから」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100518/plc1005180845005-n1.htm

【口蹄疫】やっと対策本部 危機感欠如の政府に批判
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100517/plc1005172301023-n1.htm

宮崎で感染拡大 大分・鹿児島も種牛の避難検討
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100519ddm041040136000c.html

口蹄疫:宮崎で感染拡大 国道10号沿いに沿って南下
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100519ddm041040127000c.html

養豚50年 突然の幕  飼育の407頭処分 「身を切られるよう」
http://mainichi.jp/seibu/news/20100519sog00m040002000c.html

消石灰配布を開始--県内 /愛媛
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20100519ddlk38040592000c.html


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なぜここまで拡大したのか?口蹄疫
http://allabout.co.jp/gm/gc/45341/

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4/20…宮崎県で10年ぶりに口蹄疫感染確認。農水省、日本産牛肉輸出全面停止。政府、口蹄疫の疑似患畜の確認及び口蹄疫防疫対策本部設置。赤松農水相、宮崎選出の外山いつきから消毒液が足らない報告を受ける。

4/21… 政府から指示なし、仕方なく現地で対応。消毒薬は現地の組合が用意したが不足。

4/22… 農水副大臣「現場の状況について今初めて聞いた」

4/25…殺処分の対象が1000頭を突破、過去100年間で最多

4/27…東国原知事、赤松農水相や谷垣自民党総裁に支援要請

4/28…国内初の「豚」への感染疑いを確認。自民党口蹄疫対策本部長の谷垣総裁、現場視察

4/29…農水副大臣が宮崎県出張。現場には入らず生産者への面会もなし。27日に知事が上京した時にした話を再び聞く。

4/30…
■自民党口蹄疫対策本部、政府に42項目の対策要請を申し入れ。対応を予定していた鳩山総理・赤松農水相は当日になってドタキャン。

■赤松農水相は夕刻に南米へ外遊出発。

■自民党、政府に6日 7日の委員会開会を要求するが、政府は拒否。

■民主仕分け組、口蹄疫により被害を受けた畜産農家に融資を行う中央畜産会を仕分け。

■移動・搬出制限区域を宮崎・鹿児島・熊本・大分の4県に拡大。

■自民党口蹄疫対策本部記者会見
「10年前の感染の際はただちに100億の予算が確保され対策がなされた」

※口蹄疫は10年前の2000年にも発生しましたが、この時は740頭の殺処分で済みました。今回はすでにその100倍以上。10年前にこのように被害が少なくて済んだのは、初動の対策が素早かったためと言われています。


「ところがこの段階になっても国から宮崎県には一箱も消毒薬が支給されていない」

「この状況で農水大臣が外遊するとは自民政権時代からすれば前代未聞」

「国からは消毒液一箱も届かず。国があたかも配ったように報道されているが、まったくの誤報」

※「赤松農水大臣が外遊から帰国するまでは口蹄疫が流行している等を報道してはいけないと東京のキー局からの指示が出ていたらしい…」という噂もあります。


5/1…宮崎県、自衛隊に災害派遣要請を行う。家畜の殺処分は8000頭超へ。総理、熊本県水俣慰霊式に出席、イグサ農家を視察。宮崎はスルー。

5/2…1例目のウイルスがアジア地域で確認されているものと近縁であることを

5/3…感染17例目確認 殺処分9000頭突破

5/4…感染19例目確認 殺処分27000頭突破。総理、普天間問題で沖縄訪問。宮崎はスルー。舟山農林水産大臣政務官、デンマーク出張。

5/5…1例目から約70km離れたえびの市で感染確認、合わせて感染23例、殺処分34000頭に

5/7…小沢幹事長、宮崎県訪問。『選挙協力要請』のため東国原知事と会見予定

5/8…赤松農水相帰国

5/9…舟山政務官帰国

5/18…126ヶ所の農場で11万頭以上が殺処分になるという甚大な事態まで拡大 (被害額は、最低でも数百億、場合によっては1000億を超えると予測されています)


【関連ニュース】

●早く具体策を!国の口蹄疫対処方針に農家怒り
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100518-296281/news/20100518-OYT1T00149.htm?from=nwla

●農家の疲労極限に…「行政の動き遅すぎた」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100518-296281/news/20100518-OYT1T00697.htm?from=nwla

●口蹄疫「私に反省するところはない」赤松農相
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100518-296281/news/20100518-OYT1T00511.htm

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口蹄疫関係のニュース動画、青山繁晴さんのニュースアンカー
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/4fb4872f7ca38a25ee91e5713f37f6f6


藤井巌喜の現地レポート
情報統制の裏で拡大する口蹄疫被害
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/9aaaf45abaef9c3d67088b59ec965ebd




【口蹄疫問題】民主党 赤松農水大臣による史上最悪の人災

2010年05月19日 | 口蹄疫
【口蹄疫問題】民主党 赤松農水大臣による史上最悪の人災 植松みつお


5月18日現在、口蹄疫による殺処分対象は1市4町の計約11万4千頭に拡大し、東国原英夫知事は感染拡大防止と早期撲滅のため非常事態宣言を発令した。口蹄疫の確認から約一か月経過し、ようやく政府が動き始めたが、すでに宮崎は壊滅的な状況になっている。口蹄疫拡大の原因は、危機管理能力のない民主党 赤松農水大臣による人的災害である。
口蹄疫問題、普天間基地移設問題から民主党の本質的な問題を語ります。

■幸福実現党ホームページ
⇒http://www.hr-party.jp/
■植松みつおホームページ
⇒http://www.uematsu-mitsuo.hr-party.com/
■植松みつおブログ
⇒http://uematsumitsuo.blog65.fc2.com/
■幸福実現News
⇒http://www.hr-party.jp/media/newspaper.html


2010.05.18 現場からの口蹄疫情報