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鳩山首相、普天間「しばらく待ってほしい」

2009年12月20日 | 民主党政権
【総理大臣きょうの一言】鳩山首相ぶら下がり取材(2009/12/18)


鳩山首相、普天間「しばらく待ってほしい」


(産経記者ブログ、国を憂い、われとわが身を甘やかすの記より)

 鳩山首相は国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)出席のため、デンマークに出張中です。まあ、この会議自体、いろいろと問題点はあるわけですが、本日はそこに表れた日米関係の現状について書こうと思います。産経は今朝の政治面で、オバマ大統領は中国の温家宝首相とは会談したけれど、日本側は鳩山首相が希望していた日米首脳会談のオファーすらできなかったこと、鳩山首相はクリントン国務長官とは偶然ばったり会ったので「社交辞令的な立ち話」(外交筋)はなんとかできたことを報じています。

 で、その後、きょう未明になって鳩山首相は記者団に、クリントン氏とは晩餐会でたまたま隣の席になったので、その際には懸案の米軍普天間飛行場移設問題についても話をしていたことを明かしました。それはいいのですが、その内容のなんとふわふわとして頼りないことか。以下、やりとりを報告します。《》内は私のつぶやきです。

記者 非公式会合のなかで、何かオバマさんとメッセージを交わすことはできたのか

鳩山氏 あの、「元気かい?」というぐらいの話と、それから、「この会合なかなかうまく行ってないなぁ」というような簡単な会話はありました。しかし、まぁ、お互いに離れているところで、座ってほとんど議論している場でありますから、それ以上、彼が入ってきたときに、会話を交わしたという程度であります。まだ、オバマ大統領は残っているという状況です。

《喫緊の課題を抱えた世界第一位と第二位の経済大国、しかも同盟国同士が「元気かい?」でおしまいですか…。米国側は「鳩山は日本の盧武鉉」と呼んでいるそうですが、本当に相手にされていない感じですね。外務省関係者によると、ローレス国防副次官は「それでも盧武鉉はイラクに派兵したが…」と暗に鳩山首相は盧武鉉以下だと言っていたそうですし》

 それから、これはお話をされてないかもしれません、聞いてないかもしれませんが、昨日の女王陛下の晩餐会では、これは、どのように配慮していただいたか分かりませんが、私の隣がクリントン国務長官でありましたから、1時間半ほどお隣にいて、親しく歓談することができました。当然、皆様方がおたずねのことも、私の方からかなり詳しく説明は申し上げてあります。

 《これはただの偶然かもしれませんが、あるいは本当にデンマーク側が日米関係を心配してそのように席順を組んだのかもしれませんね》

記者 おたずねのことというのは、普天間基地の問題だと思うが、総理からどう説明して、クリントン長官からどんな反応が返ってきたのか

鳩山氏 はい。この件に関しては私の方から経緯を申し上げて、基本的にご理解いただいたと。そう思っています。すなわち、日米同盟というものの重要性というものを、お互いに認識を、重ねてでありますけれども、をすることができた、確認することができたというのが一つであります。

 《鳩山首相はこの「思い」という言葉を多用します。ただ、この「思い」は多分に主観的なもので、単なる鳩山首相の思い込み、勘違いという場合も多いようです。いずれにしろ、あまり国家の指導者が口にすべきことだとは思いません》

 そして、そのなかで、今、この選挙で民主党が勝ったという状況のなかで、沖縄の県民の期待感というものが高まっているという状況ですから、ここで、日米の合意というものは大変重いということは、よく理解していますけれども、逆にそのことを強行すると、結果がどうなるか、私は大変危険だという風に感じていると。したがって、その間、しばらくの間、我々として、新たな選択というものを考えて、今、努力を始めているところだと。そういう意味で、しばらくの間、待っていていただきたいということを、申し上げました。

記者 クリントンさんからは

鳩山氏 はい。そのことに対して、十分に理解をいただきました。で、やはり、日米安保、日米同盟というものの重要性を、お互いに、私は確認ができて、大変いい機会だったなと。そういうように思ってます。

《本当に理解が得られたのならいいのですが…。そう思っているだけなのかどうか不安になります。ある外務官僚は、自虐的に「日本は非武装中立の社会主義国です」と言っている始末ですし》

記者 クリントン長官はどういう言葉で理解したのか

鳩山氏 あの、むしろ、クリントン長官の方からおたずねをいただいた話でありまして、それに対して、私が説明して、それ、(語気を強めて)正確な言葉かは私も覚えていませんが、「よく分かった」という思いをお伝えいただきました。

 《「よく分かったという思い」と言われても…。あるいは、鳩山首相はダメだということを米国がさらによく理解しただけだったりして。まあ、結局のところオバマ氏の態度がすべてを表しているのではないかと感じました。鳩山首相の「宇宙語」を、一つひとつきちんと解釈しようとしても、無理があるのかもしれませんが。》


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