気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

春日大社国宝殿開館ー千年の秘宝と珠玉の甲冑刀剣を一堂にー

2016-10-02 17:00:58 | 美術館・博物館
春日大社の仮殿での拝観も今日2日(日)で最後。
11月28日には御本殿の御修繕なった御本殿へお還り頂く、
『本殿立柱上棟祭』を迎えられます。
この正遷宮に合わせ奉祝行事が予定されております。
一つは、あまり知られておりませんが、春日大社には
国宝が352点、需要文化財971点もあり、展示施設として
今まであった宝物殿(S48年)を増改築し、10月1日から
『春日大社国宝殿』として開館されております。


今回は国宝41点、重要文化財4点が一緒公開されており、
国宝殿導入の暗闇に光と水で聖地が表現されている
『展示室 神垣(かみがき)』へ、御蓋山を仰ぐ
「神奈備」と「春日」など表されております。

一階、鼉太鼓ホール
春日若宮で使用される高さ6.5mの日本最大の鼉太鼓が

二階は大展示室と小展示室に分かれ

大展示室は王朝時代の名宝や甲冑を集中して展示。
国宝 赤糸威大鎧(鎌倉時代)

二階小展示室は刀剣類や工芸品が展示
国宝 金地螺鈿毛抜形太刀(平安時代)


二つ目は、
お砂持ち行事・国宝御本殿特別拝観が10月6日からで
神様がお還りになるこの時期に、本殿前に敷き詰められる
お砂をお運び頂く江戸時代以来の行事で、新装なった
国宝御本殿をまじかに拝観できる20年に一度の機会、
なお10月23日(日)までです。

秋の訪れとともに、三連休には
奈良公園の鹿の角きり』も予定されております。