気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

散りし金木犀

2016-10-26 09:16:00 | 季節の花々
朝日が射し込む中、若草山方面から水蒸気が上がり、
雲海様をなし、暖かい朝を迎えました。

駅まで車で送りに行く道際のあちこちに、
橙色の小さな花片が散らばっておりました。
 
昨晩の激しい雨で落とされた金木犀の花びら、
濡れたアスファルトの上で、よりいっそう鮮やかに。
  
暖かさも今日までとの予報、
季節の区切りを告げているのでしょう。

金木犀ひと夜の雨に散り急ぐ
          柴田美佐子

『夜半の雨金木犀の染めし道』
           愚句 

金木犀』は江戸時代に日本に伝わり、原産地、中国では
桂花(ケイカ)、丹桂(タンカ)、金桂(キンカ)ともよび、
桂花茶」は緑茶に金木犀の花を混ぜ、香りを移したもで、
自宅でも簡単につくることができるそうです
金木犀の花びらは手のひらにいっぱい集めて下さい。そして
紅茶や中国茶とブレンドすれば、手軽に楽しめるそうです。
でも咲き始めが良いようなので、来年になりますね。
また、花びらを砂糖漬けにしたジャムがネットでも買え、
小さじ1~2杯をお湯に溶いて金木犀茶、
紅茶に溶いてロシアンティー、
カクテル、サイダー、ヨーグルト、チーズケーキ、杏仁豆腐
様々に工夫してお楽しみ下さいと。(HPより)