気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

山口椿園の春を

2016-03-01 14:51:57 | 季節の花々
今日から三月、奈良ではお水取りの本行が始まります。
別名、『弥生』は、「木草弥や生ひ月
”きくさいやおひづき”からとされており、
先の温かい日曜日に、山口椿園で見つけた春を紹介します。
場所は、京都山城の『恭仁京(くにきょう)跡』から少し離れ、
猪避けの電柵が続く山との境まで、車で向いました。
入り口には池に鯉、鳩舎があり、
水盤に、いろんな椿が浮かんでおりました。

心遣いに、感謝!
紅白の梅も満開で、拳の冬芽に綿毛が
 
地面には、オオイヌノフグリやサクラソウ
 
スミレなども咲き出しております。
 
唐椿園は温室が数棟ほどあり、生育年数に応じて

各種の椿が所狭しと、並んでおります。

山地でも今年はやはり、早く咲きだしたとのことです。
  
名前を書いた紙を紛失したようで、写真だけですみません。
  

  

 
いかがでしょうか。
お話を聞くうちに、
『椿好き』が高じての椿園経営が原点なのだそうですが、
維持管理等の手入れが大変だそうで、
残念なことに、お年もあり、経営環境もどんどん厳しくなり、
好きな椿の品種に絞ろうとされているみたいです。でも
御主人の本音は、まだまだがんばりたそうに拝見しました。
ご夫婦の話し合い、どうなることやら。