日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

朝方見た夢

2018年12月29日 14時46分16秒 | 思うがままに

2年前に他界した母が夢に現れました。

 

それはそれは美しい姿で

 

着ている服はセンスが良く、ハイヒールを履き、ヘアスタイルもカッコ良く、自然なメイク。ルージュは淡いピンク。

 

今、おいくつですか?

 

と、誰かに問われ

 

92歳です」と答える母。

歓声が上がりました。

 

そこに、同い年で、しかもお誕生日が一日違いの田原豊道先生が登場。

 

せっかくだから写真を撮りましょうと、iPhoneのシャッターを3度ばかり切りました。

 

でも写っていない!

 

変だな?

 

と、思っている時に目が覚めました。

 

それはそうですよね。

母はすでに姿形は持っていない人だから写るわけがないです。

 

母は、若いころからお洒落で、私はいつも「キレイなお母さんね」と言われて育ちました。

 

ひとり娘の私は、母の着せ替え人形みたいに新しいお洋服を買ってもらいました。

 

それなのに、今の私はそれほど衣服には頓着しません。ただ清潔を心がけてはいます。

 

随分前にインド旅行中、トイレで、誰かが私の話をしているのに遭遇しました。

 

「荻山先生、あんまり良い服着てないよね」と。(笑)

 

そのとおりなんです。

 

ブランドには興味がない。

 

ケバくなくて、清潔感があり、心が落ちつくものを選びます。

 

ある小学校の制服がアルマーニ?

 

アルマーニは、聞いたことがあるようなないような。(笑)

 

でも、これでいいのかな?と、思う本に出会いました。

 

盛岡塾の忘年会で、私の隣に座られた神谷立子さんが教えてくれた内館牧子さんの『すぐ死ぬんだから』という本です。

 

田原先生もお読みになって皆さんに発信されています。

 

内館さんによれば80歳前後の高齢者は見た目で残酷なくらい差がつくと。

 

上っ面だけ飾っていればいいもんじゃない!

 

とか

 

人間は内面、内面を磨かなくっちゃ!

 

なんていうのはひがんでいる人のセリフらしいです。

 

賛否両論はあるかもしれないけれど、私も外見と内面は連動するような気がします。

 

いくつになってもステキな人はステキ。そしてお洒落。

 

母はお洒落な人でした。

そんな母が気がついたら身だしなみに無頓着になりました。その時が、認知症の始まりでした。

 

私の朝方見た夢は願望だったのでしょう。

 

こうあって欲しかったという私の描いていた願望に違いありません。

 

母が亡くなり、私の着ていたお気に入りの洋服を着せてあげました。

 

ファンデーションをつけかけましたが、何もしない方がキレイだったので、チークと淡いピンクのルージュだけひきました。

 

まるで、後光がさしたように美しかった母を見て私は安心しました。

 

今は、まだ光の世界にいるのかしら?

 

それとも幸せな生まれ変わりをしたかしら?

 

そんなことをぼんやり考えている年末です。

 

あっ!片付けをしなくっちゃ!(荻山貴美子)


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