ほはとの日誌

個人の日誌として利用

九州横断徒歩の旅、9日目(安心院且尾→宇佐神宮)

2008-05-16 | ウォーク
9日目 5月16日(金) 13℃~23℃ 晴時々曇 69%(大分)
出発8:15  到着12:00 距離 14km
百年乃家ときえだ(出発時)

昨日入ったすぐ近くの佐田温泉の看板(老人施設と同居)

車道のソバの歩道を1時間半ほど歩く。
泣き別れ峠(宇佐と安心院の境の峠で、昔の人はここまで見送りに来た)


そこから集落の中の道をあるく。
谷山から山に入り、山道だが相当舗装していた。
宇佐神宮の裏付近に来る。
そのあと、山道が急に左にかわり、方向が南に向いてきた。これではまずい
と思い、神宮側に入る山道を探したが見つからない。地図の道はないようだ。
分岐点まで戻り、遠回りの山道へ向かう。そのまま歩くとほぼ、地図通りだった。
山道は11:45に降りてきた。宇佐神宮の裏がこんもりした杜の中に見える。


正面側にまわる
12:00
1時間ほど昼食休憩とお宮さんに参る。


バスで宇佐駅まで行くこととする。
バス停をさがす、20分ほどの待ち時間
13:14のバスで宇佐駅へ。宇佐駅には13:24くらいに着く。
13:27の上り列車が来ていて、すぐに乗る。
宇佐駅

14時頃中津駅につく。ホテルに電話するとcheck-inできるとのこと。
check-inする。ホテルにいるとおばさんから電話が来る。
中津駅からタクシーでおばさんの家に行く。

これで九州横断徒歩の旅の記録は一応終了します。地図がないのでどこを歩いているか分からないと思いますが、別途地図をアップする予定です。

九州横断徒歩の旅、8日目(湯布院→安心院且尾)

2008-05-15 | ウォーク
8日目 5月12日(木) 11℃~21℃ 晴後薄曇 64パーセント (大分市)
出発8:05 到着16:30 距離 28km
ゆふいんYH(出発時)

塚原の入口(nohohon)で休憩
塚原高原の景色

当初予定していた塚原牧場の中を通って、雛戸山の麓の西側を回り萱籠から樺木山を南から北へ縦断するルートを取りやめた。
・樺木山を縦断するルートがなかったらどうするか。
 萱籠から東の須崎へ抜ける道ができている。
・塚原牧場の中は地図以外に道がいっぱいあって迷うことはないか?
 もともと牧場の中を通ることは正式には許されていない(私有地)

等々の事情を考え、別府霊園の方を通っていくことを考えた。
別府霊園からぐるっと左に回るルートは歩いていくと、非常に回り道になる、30分近く損をすると思い、別府霊園から右にのほうへいって、トラピスト修道院のソバを北上することとする。ここからはほとんど車も通らない、山又山の合間を通る道だ。
大内ケ平の集落のバス停(きれいな建物)で昼食休憩。11:55-12:20

そのあとドンドン歩き、安心院且尾の百年の家ときえだに着いたのが16:30
田舎道の真ん中が日影になっていたのでゴロンと休憩(地図を見てコースのチェック)

宿について、お茶をご馳走になり、離れで風呂の用意をし、すぐに
佐田温泉に行く。

●「百年乃家ときえだ」はユニークな宿だ
12年前から始める。修学旅行生を受け入れ始めたのは5-6年前から
5月、6月のシーズンになると修学旅行生が毎日のように来る。
私が泊まった日はたまたま修学旅行生の間の唯一の日だった。
尼崎の園田中学生徒7人が13時までいた。
昔の家を改造している。泊まったところは昔の蔵を改造して離れとなっている。
泊まった離れ

近くに公営の温泉があり、そこへ入りに行く。
食事はご主人と一緒に食べた。
焼酎をご馳走になった。まるで家族のような感じだった。
ご主人の年令は60前の感じだった。犬山の小川さんと同じくらいか。
温泉も修学旅行生が来ると大にぎわいになるとか。

●安心院のいわれ
葦原がなまって「アジム」となり、漢字の「安心院」は当て字のようだ。
近くに院内町とか湯布院とか「院」のつくのは奈良時代に中央政府の直轄地だったのではとか。

宿泊料金:5,785-/人2食

九州横断徒歩の旅、7日目(九重町宝泉寺→湯布院)

2008-05-14 | ウォーク
7日目 5月14日(水) 9℃~20℃ 晴時々曇 61% (玖珠)
出発7:35 到着16:35  距離28km
民宿山彦(出発時)

7時から食事をし、7:30に出発。天気は良い。
学校に行く自転車に乗った中学生に会う。
8:50~9:10 九重町役場で休憩をする。恭子さんは16日に訪問するおばさんと携帯で話をする。
役場のソバにコンビニがあったので昼食を買う。

豊後中村駅に寄る。駅の近くにはコンビニがない。
野上中学校をすぎ、国道を離れ、人気の少ない、道を歩く。
舗装もしており、車も通れるので何の問題もないと思って歩いていた。

ところが途中から方向がおかしい。どこをあるいているのかわからなくなり、戻って人家があったので聞いた。すると「杉ノ尾」と言われた。そんなところを歩いているつもりもなく変だと思ったが、この道を道なりに行くと、田代に出るといわれて歩き始める。
そこで地図をじっくり見たら、点線の道が舗装道路で、実線の大きな道は今や使われなくなって
草ぼうぼうになっていた。ここで30分ほど時間をロスする。
このあと、野矢集落にでて、
線路際で昼食休憩 11:55-12:20
通過する列車を撮る(鳥栖から大分方面の列車)

このあと国道にでて国道沿いを2時間ほども歩く。このときが今回のウォークで一番いやだった。
車はビュンビュン通り、一部歩道のないところを30分以上も歩く。トンネルの中で歩道がないので命懸けで歩くことになる。
水分峠で休憩 13:20-13:40


湯布院IC近くから国道を離れ歩きやすくなった。
見慣れた由布岳が真正面に見えてきた。駅に向かって歩く。


駅裏には通路がなく、グルッと大回りで駅に着く。
15:30-15:55 ゆふいん駅で休憩
湯布院の町の中は、人力車や馬車が走っていて、まるで軽井沢のよう。


このあと3km弱をYHまで歩く。YHまで登りのコースなので疲れる。
16:35に到着。

温泉に入る。
夕食をし、ペアレントが夜景を見に、車で連れて行ってくれた。
真ん中の明るいところがゆふいん駅

泊まっていたのは高齢者だけだった。
千葉の人男性1人、北九州から夫婦連れ2人

宿泊料金:6,000-/人2食

九州横断徒歩の旅、6日目(南小国町瀬の本→九重町宝泉寺)

2008-05-13 | ウォーク
6日目 5月13日(火) 9℃~21℃ 晴一時曇(南小国)
出発8:15 到着16:10 24km

阿蘇くじゅう高原YH(看板は古くて瀬の本YHとなっている)犬の福ちゃんと一緒

最初は雨が降りそうだったので、上着は雨具を着た。ところが9時から大粒の雨が降るのがズボンもザックカバーも付ける。

八丁原の地熱発電所までひたすら車道の横の歩道を歩く。丁度大分県と熊本県の県境を歩く。八丁原発電所は地熱発電所だけあって、湯煙がモクモクと出ていた。まだ小雨は降っている。
発電所入口

ここから筋湯へ山道を下る。しかしこの道は温泉のパイプを敷設するための道で、通常はだれも歩いていない感じで少々あぶない感じがした。

筋湯の温泉街に入り、そのまま抜ける。日本一のうたせ湯の看板があった。
ひぜん湯、河原、湯坪の手前で左に分かれる。

12:00~12:30昼食休憩をする。弁当はYHで作ってもらった。
(しかしYHを出てのすぐの所にコンビニがあった)

このあたりから道路はいいが、人家がほとんどないところを歩く。
左側が涌蓋山(わいたさん)のようだ。曇っていて、山の方はガスで景色は見えず。

地蔵原を過ぎ、「柴やかた峠」というところを過ぎる。菅原道真と関係した名前のようだった。
ここを過ぎると見晴らしの良いところで下の風景が一望できるところがあった。

正面の特徴のある形の山は「万年山」(はねやま)と言うらしい


そのあとジグザグ車道を歩く。
途中から山の中を地図では点線の道があったので、そちらに入る。
しばらくは良かったがすぐにブルドーザの通った跡で、杉を伐採して取り出したようだ。
そのうち道が行き止まりとなる。しばらく地図の道を探すがないので、元の地点に引き返す。

そのあと、また車道がジグザグして近道が地図にあった(点線の山道)ので、またそちらに入っていく。すると椎茸栽培をしていた。それでも構わず歩いていく、大分あるいて、良さそうだったが、最後のあたりで道がヘアピンで左に曲がっていた。構わず歩いていくと田圃に出た。田圃は棚田になっており、あぜ道をたどり元の方へ戻る。すると田圃で農作業している人に出くわす。串野の方へ行きたいといったら、そのまま行くと県道にでるからと言われる。

棚田に出てきたところ。


そのあと、県道を歩き、途中から串野の中をとおり、宝泉寺へ向かう。
宝泉寺には早く着いた。
「民宿山彦」へ着くと、年輩のおばさんが迎えてくれる。
自宅で温泉がでているので、いつでも入って良いと言われる。美人の湯と言われているとか。たしかに、透明で無臭で下呂温泉のようだった。皮膚がすこしつるっとする。夕食は女将さんの居間でコタツにはいって恭子さんと二人で食べる。
食べ切れないくらい量が多かった。
女将さんは今は一人住まいのようで、いろいろ昔話をきいた。
現在は発電所関係の人が単身赴任で長期間泊まっている。土日になると田川に帰るとか。
朝食はいつでも良いと言われたが、7:30にお願いした。
宿泊料金:6,200-/人2食

九州横断徒歩の旅、5日目(阿蘇市乙姫→南小国町瀬の本)

2008-05-12 | ウォーク
5日目 5月12日(月) 9℃~19℃  晴 59%(高森)
出発:8時10分 宿着18:00 34km
国道沿いの旧道を阿蘇神社まで。旧道のソバの家は古く、通りは深閑としている。
自動車時代になったためか、高齢化が進んでいるためか、外で人を見かけなくなった。今回も農作業で働いている人はときどき見かけたが、人家のソバで人はほとんど見ない。
阿蘇神社は肥後一宮だけあって、観光客も何人か見かけた。しかし団体バスでなく、個人のマイカー利用客が多い。


国造(こくぞう)神社で昼食休憩:12:15~12:45 
地図には手野のスギと載っていたが、杉は台風で途中から折れて、根っこと途中の木を保存していた。


昼食後、1時間ほど、自動車道路を登る(外輪山)
宮坂尾篭牧野にでて、牧場に入るため、ロープをまたぐ。
蕨取りをしている夫婦がいた。
回りが牧場--蕨を手にして

牧場の中で道が工事中で行けそうもないので引き返す。
牧場の中は、あとは地図通りにすすむことができた
金網の外を歩いていると、人が珍しいのか牛が寄ってくる


芳ケ宇土で行き止まりとなる(地図をよーく見ると確かに繋がってなくて行き止まりだった)5分ほど引き返す。回り道を行くも、方向を間違えたようで引き返す。
このときは地図通りの道の形でなかった。しかし分岐点で磁石をみれば、おかしいことに気づいたはず。磁石をみなかったのは失敗の原因。しかし5分ほどあるいて磁石を見て
おかしいことに気が付く。合計で30分ほどロスタイムをする。
大きな道路に出ると、「南牧場」にでる。ここで人に会う。
南牧場:牛舎が地図に15-6個も大きく載っている(最初何の建物か分からなかった)
8,000頭の牛を飼育している。
三愛高原ホテルまできて、その先に行くと、YHの案内板があった。
近くまできて、携帯で電話する。すぐ近くまできていることがわかり、すぐYHに着く。

●YHには事前に九州横断の予定表を送っていたので、歓迎される。
阿蘇くじゅう高原YH
http://asokujuuyh.sakura.ne.jp/index.html
主人が19時に車で黒川温泉の露天風呂に車で連れていってくれる。
阿南誠志さんといって、熊本でツアーガイドを30年近くやっている人。
「NPO法人自然を愛する会」を主宰している。
http://www9.ocn.ne.jp/~renzan/
30年間、子供達と熊本から大分まで歩くということもやっている。子供にはリピータも多く、親子二代の人もいるとか。
面白いユニークな人。私たちの歩きを興味をもって迎えてくれた。
YHは昨年の7月に始めたばかり。
ペアレントは登山道具店の店員でもある女性(50台)西沢裕子さん
黒川温泉は「帆山亭」
http://www16.ocn.ne.jp/~hozantei/
という一流どころの宿の露天風呂で400円だった。
(YHに泊まっていると言えば、100円割引)
非常に雰囲気のある露天風呂だった。男性側は阿南さんと二人っきり、女性側は妻一人で、出るときに一人来た。照明はうす暗い、照明を消すこともできる。露天風呂の側を川が流れていて、そこに入ることもできる。入ってみたが川の流れは少々濁っていた。
帆山亭の露天風呂の前で


●YHには福チャンという犬がいた。
鎖に繋がれていない。犬小屋はあるが決して小屋にははいらない。またYHの中(玄関)にも決して入ってこない。
翌朝YHを出発するが、7-8分ほどもついてきて困る。
少々言い聞かしてもついてくる。困ってYHに電話をすると、追い返せと言われたので、強く追い返したら着いてこなくなった。

●YHにはオーストラリアの青年とその連れの女性が泊まっていた。
青年は日本が気に入っていて何年か日本にいたが、3年ぶりに日本にきた。
4月はネパールに行っていたとのこと。

宿泊料金:4,700-/人2食