ほはとの日誌

個人の日誌として利用

丹沢大山登山道利用実態調査に参加

2008-05-04 | みろく
登山道利用実態調査をした(5月3日、4日)
登山道利用実態調査とは、神奈川県の助成事業の一つで、登山道のオーバーユース(過剰利用)調査をしようというものです。塔ノ岳・大山・蛭ヶ岳の山頂や分岐点で登山道を登降する登山者数をカウントし、今後の登山道整備などの対策に活用していくのです。

調査方法:調査地点において、山頂へ向かう人を上り、山頂から来る人を下りとして、カウンターを使って人数を数え調査表に記入します。
みろく山の会が塔ノ岳と大山を担当する。

私は塔ノ岳の調査組でみろく山の会の仲間12人で担当した。
3日は昼から大倉尾根を登り、その日は塔ノ岳山頂の尊仏山荘に泊まる。
3日は曇ときどき雨の天候で、あまり山に登る人はいなかったが、遠くから来た人は予定通りの行動のため、山荘は泊まり客で満員だった。

調査箇所   塔ノ岳山頂ならびに各分岐
調査時間    8時~15時

午前11時頃の塔ノ岳山頂(すでに結構大勢の人が登頂している)


4日は終日曇で、山頂付近はずっとガスの中で展望が効かず、一瞬ガスが晴れて見えたのが2-3回、そのときの風景


調査結果は、おざっぱに言うと、塔ノ岳山頂に合計1500人(大倉尾根方面から900人、表尾根方面から600人)が登っている。表尾根のコースは厳しいにもかかわらず600人とは非常に多いと思う。
大山は合計3100人(下社方面から2200人、ヤビツ峠方面から500人、見晴台方面から400人)が登っている。塔ノ岳のほぼ2倍の人数である。

塔ノ岳山頂直下の大倉尾根分岐でカウントする仲間2人


珍しく僧侶が塔ノ岳山頂に登ってきた(丹沢山分岐)