ほはとの日誌

個人の日誌として利用

九州横断徒歩の旅、5日目(阿蘇市乙姫→南小国町瀬の本)

2008-05-12 | ウォーク
5日目 5月12日(月) 9℃~19℃  晴 59%(高森)
出発:8時10分 宿着18:00 34km
国道沿いの旧道を阿蘇神社まで。旧道のソバの家は古く、通りは深閑としている。
自動車時代になったためか、高齢化が進んでいるためか、外で人を見かけなくなった。今回も農作業で働いている人はときどき見かけたが、人家のソバで人はほとんど見ない。
阿蘇神社は肥後一宮だけあって、観光客も何人か見かけた。しかし団体バスでなく、個人のマイカー利用客が多い。


国造(こくぞう)神社で昼食休憩:12:15~12:45 
地図には手野のスギと載っていたが、杉は台風で途中から折れて、根っこと途中の木を保存していた。


昼食後、1時間ほど、自動車道路を登る(外輪山)
宮坂尾篭牧野にでて、牧場に入るため、ロープをまたぐ。
蕨取りをしている夫婦がいた。
回りが牧場--蕨を手にして

牧場の中で道が工事中で行けそうもないので引き返す。
牧場の中は、あとは地図通りにすすむことができた
金網の外を歩いていると、人が珍しいのか牛が寄ってくる


芳ケ宇土で行き止まりとなる(地図をよーく見ると確かに繋がってなくて行き止まりだった)5分ほど引き返す。回り道を行くも、方向を間違えたようで引き返す。
このときは地図通りの道の形でなかった。しかし分岐点で磁石をみれば、おかしいことに気づいたはず。磁石をみなかったのは失敗の原因。しかし5分ほどあるいて磁石を見て
おかしいことに気が付く。合計で30分ほどロスタイムをする。
大きな道路に出ると、「南牧場」にでる。ここで人に会う。
南牧場:牛舎が地図に15-6個も大きく載っている(最初何の建物か分からなかった)
8,000頭の牛を飼育している。
三愛高原ホテルまできて、その先に行くと、YHの案内板があった。
近くまできて、携帯で電話する。すぐ近くまできていることがわかり、すぐYHに着く。

●YHには事前に九州横断の予定表を送っていたので、歓迎される。
阿蘇くじゅう高原YH
http://asokujuuyh.sakura.ne.jp/index.html
主人が19時に車で黒川温泉の露天風呂に車で連れていってくれる。
阿南誠志さんといって、熊本でツアーガイドを30年近くやっている人。
「NPO法人自然を愛する会」を主宰している。
http://www9.ocn.ne.jp/~renzan/
30年間、子供達と熊本から大分まで歩くということもやっている。子供にはリピータも多く、親子二代の人もいるとか。
面白いユニークな人。私たちの歩きを興味をもって迎えてくれた。
YHは昨年の7月に始めたばかり。
ペアレントは登山道具店の店員でもある女性(50台)西沢裕子さん
黒川温泉は「帆山亭」
http://www16.ocn.ne.jp/~hozantei/
という一流どころの宿の露天風呂で400円だった。
(YHに泊まっていると言えば、100円割引)
非常に雰囲気のある露天風呂だった。男性側は阿南さんと二人っきり、女性側は妻一人で、出るときに一人来た。照明はうす暗い、照明を消すこともできる。露天風呂の側を川が流れていて、そこに入ることもできる。入ってみたが川の流れは少々濁っていた。
帆山亭の露天風呂の前で


●YHには福チャンという犬がいた。
鎖に繋がれていない。犬小屋はあるが決して小屋にははいらない。またYHの中(玄関)にも決して入ってこない。
翌朝YHを出発するが、7-8分ほどもついてきて困る。
少々言い聞かしてもついてくる。困ってYHに電話をすると、追い返せと言われたので、強く追い返したら着いてこなくなった。

●YHにはオーストラリアの青年とその連れの女性が泊まっていた。
青年は日本が気に入っていて何年か日本にいたが、3年ぶりに日本にきた。
4月はネパールに行っていたとのこと。

宿泊料金:4,700-/人2食