ほはとの日誌

個人の日誌として利用

鳥海山・月山(山形県鶴岡市)4/4

2010-08-26 | みろく
最終日は月山に登り、そこからぐるりと回り、湯殿山へ。湯殿山神社からバスに乗り、湯殿山ホテルに、そこで温泉に入り、カラダを洗って、昼食をとり、あとは山形駅までマイクロバスで送ってもらい、新幹線で一路東京へ帰る。

朝はお握りを作ってもらい、4:50に出発、まだ薄暗かったが、晴れていて、ライトは不要だった。

出発直前(4:40ころ)


仏生小屋を過ぎ、7:45に月山山頂に着く、

仏生小屋を下に見る


月山頂上の全員写真


山頂は神社となっており、500円のお祓い料をはらい、神社にお参りする。ここは写真撮影禁止となっている。
8:15に山頂を出発し、下山開始。湯殿神社の近くの月光坂というところは鉄はしごが何個かあり、ちょっと危険だが、それ以外は歩き安い道だった。

月山の下山中(よく晴れていた)


湯殿神社に11:30につき、今回は神社のお参りはしないで、バスに乗り、ホテルに向かう。
ホテルでは予約していたので、温泉に入り、昼食をゆっくりとることができた(12:00~14:00、1時間温泉、1時間食事)

ホテルで食べた食事の一部、よもぎの麦きり


そして予定通り、15:57発の山形新幹線に乗り、18:48東京に全員無事帰る。
今回の山行はグルメあり、急な岩山あり、なだらかな湿原ありと、バラエティに富んだゆっくりした山行で非常に楽しいものとなった。

月山の地図


鳥海山・月山(山形県鶴岡市)3/4

2010-08-25 | みろく
きょうは羽黒山へ行き、月山の八合目の小屋に泊まる。

山行名は「鳥海山・月山」となっているが、「鳥海山と出羽三山」が正確である。
出羽三山とは、月山、羽黒山、湯殿山の総称であり、古くから山岳修験の山として知られている。開山は1400年前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ、羽黒山に登拝し、羽黒権現を感得、山頂に祠を創建したのが始まりとされている。

羽黒山の地図(鶴岡市羽黒町)


夜明け前から雨が降っている。
9時にホテルを出るときは雨はやんでいたが、羽黒山に着く頃にまた雨が強く降ってくる。
表参道の杉並木の麓についても雨が降っており、雨具を着けるが、傘を借りる(麓の食堂より)。
10:10に歩き始め11:10に頂上の出羽三山神社(三神合祭殿)に着く、この頃には雨があがる。頂上には、おみやげ物屋がいっぱいあり、ひやかして、駐車場にまっていたマイクロバスに乗る。

杉並木の入口(画像をクリックし拡大すると雨足が見える)


杉並木の階段


麓まで帰り、食事をする。モロヘイヤ麦きりを食べる(11:30~12:30)。「麦きり」とは庄内地方独特の言葉で、ほぼ、冷やムギと同じである。

モロヘイヤ麦きり


羽黒山付近からの月山


食事の後、月山の八合目へ。13:35に八合目駐車場に着く。こから歩いて15分のところに今日の泊まり宿、御田ケ原参篭所があった。
観光客は駐車場でバスをおり、参篭所にある神社に参り、近くの「弥陀ヶ原湿原」を30分ほど散策して帰るのがパターンのようである。
われわれがいる間にも何組もの団体がガイドに連れられて来ていた。
われわれも湿原を散策し、外のベンチでビールを飲み懇談をし、18時から夕食をとり、早く寝る。

御田ケ原参篭所


弥陀ヶ原のみろく美人連


鳥海山・月山(山形県遊佐町)2/4

2010-08-24 | みろく
夜の間は相当、強い風が吹いていた。
朝食は5:30の予定だったが5:15くらいに食べ、5:45に小屋を出発。風が強く吹いていて、なおかつガスがかかっている。
歩くときに隊列を離れないようにリーダーから注意がある。

ガスの中を登山中


七五三掛(しめかけ)といいう分岐まで1時間。昭文社の地図通り。ここで尾根を歩くルートと千蛇谷を歩くルートに分かれる。

雪渓を横断中


我々は千蛇谷ルートを行く。谷をトラバースしながら登って行く。だいぶキツイ登りの後、大物忌(おおものいみ)神社に着く。御室という場所だ。ここにはトイレもあり、一休憩をしたあと、頂上のピークを目指す。

御室からピークを目指す(ガスが一瞬とれる)


歩いて20分とあったが、ここからはゴツゴツした岩ばかりで、風も強く、注意をしながら歩いていくので、40分ほどもかかる。
頂上に9:18に着く。一瞬ガスが切れて下界が見えるときもあった。

ピークで全員写真(風も強くピークは狭い)


ピークから日本海側の景色(ガスが一瞬きれる)


ピークから御室に下山中(岩ゴロゴロ)


このあと、来た道を帰る。途中、風の通る場所があり、強風のため歩けなくなる場所もあった。きょうは昨日に比べると登山客は非常に少なかった。御浜小屋に12:50に着き、昼食をとり13:20に小屋をでる。鉾立には14:50に着く。
今日の泊まりは遊佐町の鳥海温泉遊楽里(ゆらり)。すぐそばにある、道の駅で「銀カレイ」の焼いたのを食べる。これはマイクロバスの運転手のすすめだったが、安くて美味かった。
ホテルではゆっくり風呂に入り、夕食をとり、早く寝る。

道の駅「ふらっと」で食べた、「銀カレイ」を焼いているところ


鳥海山・月山(山形県遊佐(ゆざ)町)1/4

2010-08-23 | みろく
みろくの会山行で、鳥海山、月山に行く。どちらの山もいつか行って見たいと思っていたので、いいチャンスだと思い参加する。

鳥海山の地図



朝一番の東京駅発、6:08の新潟新幹線とき301号で13人のメンバーが出発。
新潟駅に8:16着。ここで奥羽線、新潟駅発8:33のいなほ1号(秋田行き)に乗り換える。酒田駅に10:46に着く。
途中車窓から、黄色い稲穂の田園風景や日本海の海を見る。







酒田駅には事前に手配していたマイクロバスが待っていた。トイレ休憩のあと、マイクロバスで、遊佐町の近くにある鉾立登山口(高度1160m)へ。
約1時間で着く(12:05着)。ここからも少し、鳥海山の頂上が見えた。ストレッチをしたあと、12:25に歩き始める。
途中、賽の河原で休憩(13:35~13:45)。
東北の日本海側の山は落葉広葉樹林帯からいきなり、高山帯のようになる。1300mを越えると、笹だけが繁っている貧相な景色となる。
鳥海山は登りが、非常になだらかである。きょうの御浜小屋までも1160mからたった400mくらい登るだけだ。
最初は晴れていたが、ずんずん曇りとなってくる。御浜小屋には14:25に着く。
景色を十分楽しむ。またこのあと16時くらいまで、下山する人が多かった。
御浜小屋は50人ほど泊まれる小屋だが、我々以外は2人しか泊まっていなかった。
夕食は18時。

御浜小屋の直前(高度1697m)


御浜小屋のすぐそばの鳥海湖


御浜小屋からみえる鳥海山(左が頂上の新山:2236m)


剱岳・立山連峰・黒部平4/4(富山県立山町、長野県大町市)

2010-08-11 | みろく
4日目。昨夜は結構雨が降っていたので、朝はどうかと心配だったが、天気予報通り曇り。
台風4号が日本海を近づいているようだが、きょうの午前中は雨が降らない予報。

一ノ越山荘から富山湾方面を望む(海岸線がすこし見える)


一ノ越山荘から大日岳(左)と奥大日岳(右)を望む。手前は室堂。



一ノ越山荘から室堂と反対方向へ降りていく。
東一ノ越まで来ると、後立山連峰がよく見える。素晴らしい景色だ。

東一ノ越から白馬岳、唐松岳、五竜、唐松がよく見える


そこからは高度をぐんぐん下げ、黒部平駅近くまできて、今度は湖を目指して降りる。
ところが黒部湖は一度も見えず。

キヌガサソオウ


黒部湖畔に降りると観光客がいた。
ダムの堰堤を渡り、黒部ダム駅へ。

黒部湖にかかる吊り橋を渡り堰堤へ


そこからトロリーバスに乗り扇沢へ。
扇沢から路線バスに乗り、大町温泉郷で降り、薬師の湯に入り、体を洗って、着るものもすべて着替えをし、生ビールで乾杯し、すっきりして帰途に就く。