ほはとの日誌

個人の日誌として利用

九州横断徒歩の旅、6日目(南小国町瀬の本→九重町宝泉寺)

2008-05-13 | ウォーク
6日目 5月13日(火) 9℃~21℃ 晴一時曇(南小国)
出発8:15 到着16:10 24km

阿蘇くじゅう高原YH(看板は古くて瀬の本YHとなっている)犬の福ちゃんと一緒

最初は雨が降りそうだったので、上着は雨具を着た。ところが9時から大粒の雨が降るのがズボンもザックカバーも付ける。

八丁原の地熱発電所までひたすら車道の横の歩道を歩く。丁度大分県と熊本県の県境を歩く。八丁原発電所は地熱発電所だけあって、湯煙がモクモクと出ていた。まだ小雨は降っている。
発電所入口

ここから筋湯へ山道を下る。しかしこの道は温泉のパイプを敷設するための道で、通常はだれも歩いていない感じで少々あぶない感じがした。

筋湯の温泉街に入り、そのまま抜ける。日本一のうたせ湯の看板があった。
ひぜん湯、河原、湯坪の手前で左に分かれる。

12:00~12:30昼食休憩をする。弁当はYHで作ってもらった。
(しかしYHを出てのすぐの所にコンビニがあった)

このあたりから道路はいいが、人家がほとんどないところを歩く。
左側が涌蓋山(わいたさん)のようだ。曇っていて、山の方はガスで景色は見えず。

地蔵原を過ぎ、「柴やかた峠」というところを過ぎる。菅原道真と関係した名前のようだった。
ここを過ぎると見晴らしの良いところで下の風景が一望できるところがあった。

正面の特徴のある形の山は「万年山」(はねやま)と言うらしい


そのあとジグザグ車道を歩く。
途中から山の中を地図では点線の道があったので、そちらに入る。
しばらくは良かったがすぐにブルドーザの通った跡で、杉を伐採して取り出したようだ。
そのうち道が行き止まりとなる。しばらく地図の道を探すがないので、元の地点に引き返す。

そのあと、また車道がジグザグして近道が地図にあった(点線の山道)ので、またそちらに入っていく。すると椎茸栽培をしていた。それでも構わず歩いていく、大分あるいて、良さそうだったが、最後のあたりで道がヘアピンで左に曲がっていた。構わず歩いていくと田圃に出た。田圃は棚田になっており、あぜ道をたどり元の方へ戻る。すると田圃で農作業している人に出くわす。串野の方へ行きたいといったら、そのまま行くと県道にでるからと言われる。

棚田に出てきたところ。


そのあと、県道を歩き、途中から串野の中をとおり、宝泉寺へ向かう。
宝泉寺には早く着いた。
「民宿山彦」へ着くと、年輩のおばさんが迎えてくれる。
自宅で温泉がでているので、いつでも入って良いと言われる。美人の湯と言われているとか。たしかに、透明で無臭で下呂温泉のようだった。皮膚がすこしつるっとする。夕食は女将さんの居間でコタツにはいって恭子さんと二人で食べる。
食べ切れないくらい量が多かった。
女将さんは今は一人住まいのようで、いろいろ昔話をきいた。
現在は発電所関係の人が単身赴任で長期間泊まっている。土日になると田川に帰るとか。
朝食はいつでも良いと言われたが、7:30にお願いした。
宿泊料金:6,200-/人2食