本日は歌舞伎座夜の部観劇~。
梅玉さんの源太勘當、吉右衛門さんの籠釣瓶、時蔵さんと松緑さんの舞踊、小ふじ此兵衛 浜松風恋歌。
三階A席に学生の団体さんが来てました。どんな感想持ったのか、ちょっと聞いてみたいな~♪
籠釣瓶なんて、観ててどう思うんだろう(^_^;)
さて、たまには最後から。浜松風恋歌。初っ端から松緑さんのメタルな月代が気になって仕方なかったんですが、それは置いといて(^_^;)
時蔵さんは最初、天秤桶かついで赤い着物で烏帽子と箕つけて出てきます。道成寺みたいな乱拍子の振りもあったし、なんか色々ミックスされた感が。
引き抜いてからの後半は手踊りに松緑さんの此兵衛と刀と櫂で立ち回りしたり、色々あって、最後はお立ち台でフィニッシュです。最後までほぼずっと動きまわってるような。疲れそう(^_^;)
松緑さんはやっぱり声がちょっと大きすぎるかな~。なんか力んでるように思えちゃうのはもったいない。
声の大きさといえばふたつ目の籠釣瓶。最初の方、吉右衛門さんの声が小さめでけっこう聞き取りにくかった。後半はそうでもなかったんですが…
あと、正座と立ち座りがけっこうあるので、吉右衛門さん、おひざがちょっと大変そうでしたが、自然に見えるよう、うまく工夫されてる気がしました。
座る時、椅子に座ったり、四角い箱入れたりしてサポートできればいいけど、時代ものならまだしも、世話物だと座っても結構すぐ動くし、黒子さんも出さないからなぁ。うーん。
お膝悪くされて舞台から遠ざかる役者さんが少なくて済むような、世話物のいい演出、なんかないかなぁ。
あと、籠釣瓶は菊之助さんの八ツ橋。キレイ!なんだけど…うーん、ちょっとまとまりすぎて小さくなってるというか…あとちょっと冷たい感じが。
八ツ橋はそれで正解なのかもだけど、吉右衛門さんの次郎左衛門の相手としては、なんか、もちょっと情味が欲しいような。
そういえば、今回もやっぱり八ツ橋の微笑みは、個人的には怖かった(^_^;)
もう、これは、誰がやっても、私は怖く感じちゃうんだろうなぁ(^_^;)
あ、今回、菊之助さん、わりと花道入口近くでやってくれたんで、3階席からもしっかり見えて嬉しかったです♪